2007年08月31日

お地蔵様

秋草に抱かれ地蔵の笑まひかな

林芙美子記念館にて
広大な庭のあちこちに、可愛らしいお地蔵様が祀られている。
芙美子はどんな気持ちでここへお地蔵様を置かれたのだろうか!
芙美子の姿と重なる。

2007年08月30日

水澄む

静けさを湛へて水の澄みにけり



林芙美子記念館の庭には、
飛び石に添って蹲(つくばい・手水鉢)があちこちに置かれてある。
何とも風情のある佇まい…秋の声が聞こえてくる。

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2007年08月29日

秋の蝉

四の坂に芙美子旧居や秋の蝉

主なき書斎に秋の灯かな

近くに「放浪記」「浮雲」などの代表作で知られる林芙美子の記念館がある。
ウォーキングに丁度よい距離なので、カメラと歳時記片手によく出掛ける。
あまりの暑さにご無沙汰していたが、今日は心地よい涼風に誘われて…

八の坂まである閑静な住宅街の一角、四の坂の途中に、
数寄屋造りの落ち着いた建物が、孟宗竹や紅葉など、
芙美子が愛した木々に囲まれて建てられている。

誰も居ない庭に秋の蝉だけが頻りに鳴いていた。

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2007年08月28日

すれ違ふ

すれ違ふ人もひとりや虫の声

昨夜月の写真が撮りたくて一人で陸橋まで出掛けた。
ちょっと恐かったけど…
陸橋の欄干に載せてシャッターを押してみた。
初めての夜景撮り!
我が町もこんなに美しい夜景に撮れるとは!
(昨日の写真も撮れ立てです)

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2007年08月27日

母に捧げし

月光の母に捧げし調べかな

月の光の中でいつも思い出すのは、一昨年に亡くなった兄のことです。
月光に照らされた縁側で、マンドリンをよく弾いていました。
そのトレモロは母に捧げる調べでした。
中学、高校、大学といつも母から離れた、遠い地で学んでいた兄は、
40代の若さで亡くなった母の死に目にも会えなかったことが、
生涯の悲しみだったようです。

2007年08月26日

少女の巻毛

星飛んで少女の巻き毛匂ひたつ

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2007年08月25日

糸瓜

路地裏の糸瓜の下がる風の道



昨年の百花園にて
今年は萩が盛りの頃に是非行きたいところ

2007年08月24日

お詫び

コメントを開けずにいて秋暑し

今までコメントを入れて下さっていた皆様、
本当に申し訳ありませんでした!!

対応の仕方が分からず、全然見ておりませんでした。
今日、管理人さんに教えて頂き、皆様のコメント全部見させて頂きました!
私は、全然コメントが入らないので寂しくコメント欄を眺めては溜息をついておりました。
初心者とは言え、情けない限りです!!
これからは、必ず対応させて頂きますので、
以前通り宜しくお願い致します。

コメントをお寄せ下さっていた皆様本当に有り難うございました、

2007年08月24日

秋の薔薇

小さき家小さき扉に秋の薔薇

河口湖オルゴールの森にて
薔薇園の中に童話の中に出てくるような可愛らしい家が、
秋の薔薇に囲まれてひっそりと…

2007年08月23日

珈琲カップ

珈琲の香に揺らぎたる秋灯

ボーリング仲良しクラブ5名で暑気払いに出掛けた。
京料理もウイスキーも最高!
とりとめのない話にすっかり暑気払い!

帰りに入った喫茶店には、素敵なカップがずらりと並んでいて圧巻!
その喫茶店もう一つのサプライズ!
トイレのドアが見つからない…
オーナーが指さす方をいくら見ても分からない…
さて、どんな扉だったでしょう?

答:本棚

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2007年08月21日

空色の壺

秋天に染まりし壺の影ひとつ

河口湖オルゴールの森にて
空色に染められた壺に少女の頃に見た夢がふと浮かんだ!

2007年08月20日

夏雲へ

夏雲へ蔓のアートを拡げたり



友人の出展しているデジタル写真展へ行って来た。
”写真でアート”といった感じの写真が多かった。
写真もこのように変化してゆくものなのか?

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2007年08月19日

フォルンの音

秋天へ拡がりゆくやフォルンの音

河口湖オルゴールの森にて。
スイス演奏家によるアルプフォルンの演奏。

2007年08月18日

海へと

石段の秋の海へと誘へり

昨年、城ヶ崎にて。
ホテルから海へ遮るもののない素晴らしい眺めと満天の星空に出会った!

2007年08月17日

盆提灯

盆提灯たたみて風の過ぎにけり

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2007年08月16日

マジシャン

秋の夜のマジシャンの細き指先



NHKのテレビ「脳は騙されたい?マジックの快楽」を見た。
前田知洋の鮮やかな”奇跡の指先”に感嘆!!
脳科学者の茂木健一郎曰く
「脳はサプライズを好む」フムフム…

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2007年08月15日

水平線に

水平線に置いてきし秋思かな

2003年・地中海クルーズにて

2007年08月15日

終戦日

たまゆらを海に黙して終戦日

8月15日は終戦記念日です。
世界平和を願い黙祷!!

2007年08月13日

生身魂

ジャズが好きバーボンが好き生身魂

千葉にある都の霊園。
お盆にこんな飾り付けで賑わっている。

盆は先祖の霊を祀る行事だが、生きている霊にも仕えるという考えから、
盆の間に生身魂をもてなす風習がある。
生身魂は、まだまだ若くて元気です!

2007年08月13日

鎮魂歌とも

鎮魂歌とも蝉時雨せみしぐれ

先刻管理人さんのブログにもありましたが、
8月12日は日航機墜落事故のあった日でした。
その事故で、ご主人を亡くされた方が
「皆さんは事故から22年もたってしまったといっているけど、
私には毎日が8月12日です」
と涙をこぼされていたのが、印象的でした。
心からご冥福をお祈りします!

2007年08月11日

リフレクソロジー

リフレクソロジー滴りの音夢の中

リフレクソロジーでフットケアー!
小川のせせらぎの音に、小鳥の囀りに
いつの間にか夢の中へ~

2007年08月10日

皿小鉢

皿小鉢ふれあふ音も秋に入る


今日は今年最高の暑さだったけれど、
でも、どことなく秋の気配。
微かな物のふれあう音が心地よく響いてくる。

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2007年08月09日

祈りの句

しろがねの鬢のほつれよ原爆忌

原爆の悲惨さを語り継ぐべき人々がどんどん歳を取ってゆかれる。
忘れてはいけない!
テレビのニュースを見ながら62年の重さを強く感じた。

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2007年08月08日

海よ!

航跡を追ひかけて夏終りけり

久しぶりに加山雄三の「海よ!」を聞いた!
海はどうしてこんなにも心躍らせてくれるのだろう!
青春のときめきを思い出させてくれるのだろう!
夏の終りに!

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2007年08月07日

秋近し

ガーデンプレイス吹き抜ける風秋近し

恵比須のガーデンプレイス、どこを切り取ってもお洒落!!

2007年08月06日

みなづき

俯きて紫陽花白く佇ちにけり


散歩の途中に真っ白な紫陽花を見つけた。
「みなずき」なる札が下げられていた。
幹線道路に面したマンションの入り口のわずかなスペースに
緑がいつも溢れているところだ。
管理人さんは俳句でもやられるのだろうか…
花が咲いたり実がなったりすると
必ずその名前が書かれた札が下げられている。

2007年08月05日

秋近し

秋近し文机に本積み上げて

通販で本を買う。
早い時は翌日には届く。
ついついあれこれ欲しくなって注文してしまう。
積んでおくと何となく落ち着く。

2007年08月04日

新涼の

新涼のイラストに添ふ句集かな



昨日紹介したイラストと俳句のコラボレーションの一部をご紹介します。
簡潔なイラストに想像を脹らませてくれる何かがあります。
涼やかな一陣の風が吹き抜けてゆくような…

2007年08月04日

出会ひ

夏逝くや出会ひし日々のありしこと

思い掛けない方から素晴らしいプレゼントを頂いた。
私の俳句に絵を付けて、冊子にして下さった。
写真と又違った感じで
そのイラストが俳句のイメージを脹らませてくれる。
有り難う!!T氏!!

2007年08月02日

静けさや

境内に人影なくて蝉の声

郵便局へ行く途中に神社がある。
私の前を歩いていた女の人が鳥居の前で立ち止まったので
追い越しながらふり向いたら、深々と頭を下げてお参りしていた。
何かとても爽やかな風が一瞬過ぎていった。
私も郵便局の帰りに境内へ入り拝殿にしっかりとお参りしてきた。
すぐ側の幹線道路を車がひっきりなしに通っているのに
静かな境内は蝉の声だけ、
心が静まるひとときであった。

2007年08月01日

梅雨明けて

髪切りて梅雨明けの風頬を過ぐ



やっと梅雨明け宣言!
美容院からの帰り道、ものすごい夕焼け空に出会い、
走って家に帰りカメラ片手に近くの陸橋へ!
間に合った!!
この場所は電線に邪魔されないで写真が撮れるのだ。

心地よい夕風が頬を撫でて行く。

2007年08月01日 »