秋雨の暮れゆく街を過ぎゆけり
今日は秋雨の寒い一日でした。
身に入むや彩りゆかしビーズ玉
(みにしむやいろどりゆかしびーずだま)
ビーズワークを趣味とされていらっしゃる友人から 指輪をプレゼントされた! 大きなビーズ玉が、私の好きな色に彩どられていて、感激!
手入れをしていない私の手が、恥ずかしい! これから冬に向かって美しい手になるべく お手入れをしなければ!
磯渡り石踏みゆけば雁渡る
清澄庭園の磯渡り
庭園の池に飛び石が並べられ 磯を渡るように歩を進めて行くと 庭の景観の変化を楽しむことが出来ます。
立待の帰国せし娘の肩越しに
(たちまちのきこくせしこのかたごしに) 4年ぶりに娘夫婦が帰国しました。 娘と並んでキッチンに立つのも久しぶり…
※「立待」の月は、満月を過ぎると月の出が遅くなり、月の出を立って待つと言うことから。
十六夜のグラスに月のしづくかな
十六夜の月はまん丸です! 時折叢雲が影を刷いてゆきます。
新総理新内閣や月今宵
住みよい日本を願って!
十字架に朝陽満ちくる草の花
清里高原にて
小鳥の囀りだけが聞こえる朝 水に映して静かな十字架
星飛んで眠れる姫にふれゆけり
ポーセリンミュージアムにて
マイセンはこんな童話の世界にも! 愛らしい寝顔に思わずシャッター!
秋風や昨日のことは昨日のこと
昨日のことにしてしまいたいけど なかなかそうはいかない… 秋風は身に沁みます
ふるさとのもろこしの風ありにけり
玉蜀黍畑に子供の頃を思い出しました。 同じ風が吹いていました!
マイセンのカップに秋の陽を注ぎ
清里ポーセリンミュージアムにて
マイセンの作品が展示されているというので行ってみました。 入ると薄暗くて奥の方の梱包の山の中から声がして 「今電気付けますから!」って。 神秘的な雰囲気から、華やかな耽美の世界まで… 個人の蒐集と聞いて驚き! 気さくなご主人とお喋りしながら見せて頂きました。 帰りにダージリンの紅茶を一杯お土産にいただいちゃいました!
秋光に少し傾くガラス瓶
森の中、ガラスの美術館
アールヌーヴォーのガラス工芸品が、 窓の外に拡がる高原の森をバックに 秋の日差しを浴びて!
高原の風に抱かれ秋の薔薇
高原のリゾートホテル お洒落な心意気がすみずみまで行き渡っていて、 ホテルの中を散策するだけでも楽しい! 心を休ませてくれる!
頬杖に少女の秋思ありにけり
森の中、八ヶ岳美術館の園内には あちこちにブロンズ像が置かれている。 秋の日差しがブロンズ像に囁いていた。
木洩れ日の芭蕉の句碑やつくつくし
ここにかの有名な芭蕉の句 「古池やかはづ飛び込む水の音」 の句碑が刻まれている。 江戸の豪商、紀伊国屋文左衛門の屋敷跡。 「回遊式林泉庭園」 静かな庭園に初めて法師蝉の声を聞いた。
夕風のいざなふ先の吾亦紅
八ヶ岳山麓、高原の美術館への道を辿ると 木洩れ日の中に吾亦紅の花がひっそりと! 私の大好きな花に出会えました!
山並みへ稲穂の続く旅日和
小さな秋を見つけに旅に出掛けました。 土砂降りの中の出発でしたが、こんなに素晴らしいお天気になりました! あきこちで見つけた秋を、これから少しずつ紹介してゆきます。
旅立ちの朝餉に秋雨しきりなる
関東地方は午前中大雨の予想。 ゆっくり構えて出掛けることに! ”旅立ちは嵐にせよ”と言うぐらいですから きっと素晴らしいお天気が待っていると…
九月の雨音はショパンのささやき
満天の星空を仰ぎに 明日から小旅行へ出掛けますので、しばらくお休みします。 お天気が心配!
爽やかに席ゆづられてしまひけり
時には譲られて哀しくなることも… まだまだ私は立っていたいのです!
池の面にふれたがりては風の萩
新蕎麦をすすり夜風をもどりけり
久しぶりに外へ食事に出た。 近くに新しく開店した蕎麦屋へ。 ”石臼粗挽き挽きたて手打ち蕎麦” この看板がこの間から気になっていた。
う~ん!まあまあとい言ったところ! たまには二人で夜風に当たりながらの散歩もいいものだ。
台風一過ボーリングはぢけたり
台風一過、今日もボーリングレッスンへ!
雨脚の激しき窓や髪ほどく
いよいよ東京にも台風接近! 無事に通り過ぎてくれますように!
(「髪ほどく」は”ヘップバーン新季語”で秋の季語です)
長き夜のアルバムにある父の文字
父は子供一人一人にアルバムを作ってくれていた。 そこには白いインクで説明書きがしてある。 私のアルバムはもう表紙もボロボロで、 新しいアルバムに貼り替えようかと思ったが 父の文字を残したくてそのまま大事にしまってある。
夕路地へ秋の風鈴小止みなく
秋の風鈴は何処か寂しい 夏の忘れ物を探して いつまでも鳴り続ける
秋草や風の届けしハーモニカ
一昨年の故郷の秋です。 九十歳になる母が「ハーモニカ始めたの」と吹いてくれました。 ”旅愁”だったかな… 今も元気で色んなことに挑戦しています!
飛石の連なる先の虫の声
林芙美子記念館にて
飛び石伝いに歩いていると静かな庭に虫の声が… すっかり秋の佇まい。
竹の春芙美子を偲ぶ深庇
芙美子は生前、孟宗竹を好んで庭に植えていたそうである。 竹は秋になると緑鮮やかな色をなし元気な姿を呈するため、 「竹の春」と言い、秋の季語である。 又、深い庇(ひさし)を好んだとか、深庇が印象的である。