キッチンに対のエプロン去年今年
きっちんについのえぷろんこぞことし
いよいよ、今年最後のアップとなりました。 6月30日より初めて、何とか毎日更新を続けることが出来ました。 皆さんの温かい言葉や励ましのお陰です。
写真俳句ブログ事務局の方々、 そして写真俳句の仲間達、それからこのサイトを見に来て下さった皆さん 沢山の感謝の言葉を捧げます。 有り難うございました!
来年も又皆さんと一緒にブログを楽しんで行きたいと思いますので、 どうぞ宜しくお願い致します。
鰭酒に酔ふて今年を語り合ひ
ひれざけにようてことしをかたりあiい
いよいよ今年もあと一日になりました。 主人の誕生日のプレゼントに頂いた鰭酒のセット。 頂きました! ふわ~っと温かく、今年の楽しかった思い出が甦りました。 皆さ~ん、有り難うございました!
盛り場を少し離れて飾売
さかりばをすこしはなれてかざりうり
極月の二人の時間灯しをり
ごくげつのふたりのじかんともしおり
先日の晩白柚の皮の砂糖漬を作りました。 ちょっと甘すぎたかな(いつもの私の悪い癖) それとブログで教えて頂いた柚子茶で頂きました。 柚子を輪切りにして氷砂糖に漬け込んだだけのもの。 三日程ですっかりお砂糖が溶けて美味しい柚子茶になりました。 夜のひとときに良いですよ~
数え日のショーウィンドーに夢の数
かぞえびのしょーうぃんどーにゆめのかず
冬枯れの道行く人の背中かな
ふゆがれのみちゆくひとのせなかかな
シュトーレンの口溶けやさしクリスマス
シュトーレンは ドイツでは欠かせないクリスマスのお菓子とか レーズンが一杯の優しい口溶け。 厩で誕生したキリストのゆりかごになった飼葉桶の形をしているとか 産湯を湧かす時に使った薪の形をしているとか… 色んな楽しい説があります。
ポインセチア聖書に古りし革表紙
ぽいんせちあせいしょにふりしかわびょうし
推敲の窓より覗く十二月
すいこうのまどよりのぞくじゅうにがつ
(2007年12月20日写)
推敲に推敲を重ねてもまだ満足出来ないけれど 思い掛けなく、素敵な写真が撮れたので 写真でカバーして貰います。 夕月が何とも言えず儚くて…
次々と便りの届く冬至かな
つぎつぎとたよりのとどくとうじかな
今日は朝からピ~ンポ~ンと三回も鳴った玄関ベル。 最初は息子のお嫁さんから柊の葉のカード付き珈琲豆、 次は句友からもカード付きサンタクロース、 そして先程、熊本の弟から、パワーの出るニンニク玉なるもの。 弟へは主人にお礼状を託して、 私は早速二枚のカードを作成してお礼状とした。 これからポストへ!
雪止みてジャズこぼれくる街明かり
ゆきやみてじゃずのこぼるるまちあかり
シカゴの街並みのミニチュア。 まだ、仮り置きのままだけど撮させて貰った。 雪の上に載せたらもっと素敵になるでしょうね!
ふるさとの香りの届く冬日和
ふるさとのかおりのとどくふゆびより
熊本から果物が届いた! 待って~待って~写真を撮ってからよ~ 最近は先ず写真を!!
娘の部屋にともる聖樹の灯のありて
このへやにともるせいじゅのひのありて
四年ぶりに帰国してきた娘たちの部屋に 今年はクリスマスツリーが瞬いています。
まだ何か忘れ師走の人混みへ
まだなにかわすれしわすのひとごみへ
(銀座にて 2007年12月16日写)
クリスマス飾りのショーウィンドー 巨大な柊の葉っぱに赤い実は 何と真っ赤な風船!
師走になると何か忘れ物をしているような気がしてならない。
銀座四丁目に大き松飾る
ぎんざよんちょうめにおおきまつかざる
デパートで松飾りをしているところに出会いました。 回りの景色とのコントラストが面白い
冴えわたる空に銀座の灯のともり
さえわたるそらにぎんざのひのともり
今日は、月に一回の句会を銀座で。 句座を囲むのは楽しい!
やはり大人の街、派手なクリスマスの飾りはない。 黄昏時の銀座は大好き!
フォークよりすべりしパスタ冬うらら
(湯河原にて 2007年11月25日写)
密柑畑を見下ろす小高い丘の上 真っ白い瀟洒な建物のイタリアンレストラン 新鮮な魚貝を使ったランチコースは美味しくてお腹一杯!
リヤドロの人形の眼に冬深む
りやどろのにんぎょうのめにふゆふかむ
珈琲の香る店先暦売る
こーひーのかおるみせさきこよみうる
しだりさ~ん!ターシャ・チューダのカレンダー買ってきましたよ! 「ターシャチューダと歩む輝きの十二ヶ月」 輝く年にしたいですね!
日溜りへころがして編む毛糸玉
ひだまりへころがしてあむけいとだま
先日片付け物をしていたら、沢山の毛糸が出てきてびっくり! 出てくるわ出てくるわ~ 子供が小さい頃は、せっせと編んで着せていましたし、 家族の物もよく編んでいましたけど… 最近はめっきり…目も疲れることですし…
でも、広げてみていたら、何だか編みたくなってきました(笑)
アルバムを広げし部屋に柚子香る
あるばむをひろげしへやにゆずかおる
友人から冬至の柚子湯のためにと 頂いた柚子を一つ剥いた。 部屋中を香らせたくて。
故郷の山ありがたき冬の虹
ふるさとのやまありがたきふゆのにじ
(熊本にて 2005年12月3日写)
夕方、急に雨が降り出したかと思うと、ぱぁ~っと晴れてきて あっという間に虹が立ち、車を止めてしばし立ちつくしました。 弟の家族と一緒でしたが、こうして田舎へ帰るといつもあちこち案内してくれます。 故郷の温かさをしみじみと感じながら眺めました。
石垣にここぞと冬の紅葉かな
いしがきにここぞとふゆのもみじかな
(熊本城にて 2005年12月3日 写)
坂の荷の重たし十二月八日
さかのにのおもたしじゅうにがつようか
静けさの水面を揺らす散り紅葉
しずけさのみなもをゆらすちりもみじ
(小石川後楽園にて 11月28日写)
天守閣今黄落を欲しいまま
てんしゅかくいまこうらくをほしいまま
(熊本城にて 2005,12,4 写)
一昨年、草枕大会吟行で熊本へ出掛けた時の写真です。 時折の風にひらひらと舞い散る銀杏はさながら金箔を振りまくよう! 最高の季節に出会いました。
石段に枯葉の匂ふ大山路
いしだんにかれはのにおうおおやまじ
(神奈川県大山阿夫利神社にて 2006年12月3日写)
昨年大山吟行時の写真です。 「俳句は詠めないから」と嫌がる主人を無理に連れ出して行った吟行。 何と私は佳作、主人が秀逸を戴き大喜びでした。 やられた!その句は
数えつつ登る石段冬紅葉
大山路は延々と石段を登ってゆきます。確か200段だったかしら… 主人「門前の小僧で…」と笑ってましたが…
メリーゴーランド黄昏の冬日集めて
めりーごーらんどたそがれのふゆひあつめて
(後楽園遊園地にて 11月28日写)
小石川後楽園の帰り、遊園地の観覧車を見上げていた大人四人 主人、姉、姪と私の四人。 「乗りたい!」「乗ろうか!」「乗ろう!」 だ~れも乗っていない観覧車に四人で乗った。 冬の黄昏の風は冷たかったけど15分間の空中遊泳(?)を楽しんだ。 メリーゴーランドも乗りたかったけど…
ふりかへりふりかへりつつふゆさくら
(小石川後楽園にて11月28日写)
麗らかな日和に冬桜が満開 破れ庇から覗く冬桜も又佳きかな
すれ違ふ銀座に黒きマントかな
すれちがうぎんざにくろきまんとかな
先日亡くなられた俳人秋山巳之流氏の追悼句会が、 俳人鈴木真砂女さんゆかりの「卯波」でありました。 奥様をお迎えしての句会、氏を偲ぶ和やかで温かな句会となりました。 氏はお洒落で黒いマントがお好きでした。
部屋の片隅にひっそりと真砂女さんの遺影が飾られていました。
冬天へ巡礼の旅路は続く
とうてんへじゅんれいのたびじはつづく
俳人黛まどか氏が歩いたサンチャゴ巡礼の旅の映画化である。 日本、ブラジル、オランダ異なった国の三人の巡礼者が同じ一筋の道を歩くことで、 違いとは何か、生きるとは何かを、観る側に問いかける映画である。 「WITH IN THE WAY WITHOUT~内なる道を求めて」より。
過酷な試練の中で、徐々に精神が浄化されてゆく過程が 美しいスペインの風景の中に描き出されいて感動した。 三人の中ではまだ旅路は続いているのであろうか。