万葉の歌を辿りて散り紅葉
まんようのうたをたどりてちりもみじ
まどか先生を迎えての吟行会で湯河原へ。 お天気にも恵まれ、紅葉も見頃、充実した一日を過ごすことが出来ました。
”いつも意識しながら俳句の目で見る、耳を澄まし命の声を聞く、 そして想いを募らせ言葉が溢れ出てくるまで待つ”
私ももっと真摯な態度で俳句に向かい合いたいと思いました。
木洩れ日の微かな音や散り紅葉 こもれびのかすかなおとやちりもみじ
すれ違ふ犬も落葉と戯むるる すれちがういぬもおちばとたわむるる
写真展出でて時雨を帰りけり しゃしんてんいでてしぐれをかえりけり 姪が所属しているJRP(日本リアリズム写真集団)港支部写真展へ。 日常のふとした感動を風の視線で追いかけた写真達、 何か懐かしいような心和むひとときを過ごしてきた。 我が家のPCがダウンして、やっと起動し始めました。 これは24日撮影分
光り合ふ冬の紅葉の神田川 ひかりあうふゆのもみじのかんだがわ 神田川沿いの桜並木の紅葉は、もう散り始めていました。
短日の両手に包むカップかな たんじつのりょうてにつつむかっぷかな(国立新美術館にて)
並びたる椅子に冬日の降りそそぐ ならびたるいすにふゆひのふりそそぐ
冬日暮る光りのシャワー流しつつ
ふゆひくるひかりのしゃわーながしつつ (2008,11,19 六本木ミッドタウンにて)
マフラーを外しピカソの絵の前に
セーターの選ぶパスタにカプチーノ
山茶花や太子堂へと散り敷ける
水音に冬鳥の声ひびきあひ
武蔵野の水に浮かべて散り紅葉
万葉の歌人偲ぶ小春空
キッチンに影の転がる冬の朝
潮の香も届きて卓の牡蠣の飯
縁側にまろき母の背石蕗の花 えんがわにまろきははのせつわのはな
ワイン開く秋の名残の薔薇を置き
診療室の泣きやまぬ子や花八つ手
コーヒーシュガーひと匙ふやし冬に入る
独り居の影のうつろふ九月尽
テーブルに休らふ日差し冬隣
振り返るビル明々と冬支度
オルゴール響きし空やそぞろ寒
さんざめく灯りの中に秋惜しむ
さんざめくあかりのなかにあきおしむ
(恵比須ガーデンプレイスにて)
久し振りの夜のガーデンプレイス、 ここは何処…と言いたくなるような輝きに感激!