ビル街を抜けきて青き踏みにけり
びるがいをぬけきてあおきふみにけり
春寒の両手に包むカップかな しゅんかんのりょうてにつつむかっぷかな
をちこちに彫像の影春夕焼
北窓を開き花瓶の置きどころ
きたまどをひらきかびんのおきどころ
今日は銀座で句会でした。 兼題は「北窓開く」…難しかった!
帰りに皆で甘味処に入り二次会、 これは若松の「元祖蜜豆」なるもので~す。 面白がって注文した人も…美味しかったようですよ。 私は断然クリーム餡蜜で~す。
贈られて来て気付くバレンタインデー
おくられてきてきづくばれんたいんでー
何気なく贈られてきたチョコレート。 「いつも有り難うございます」のコメントが添えられて、 可愛いチョコレートが… アァ 今日はバレンタインデーだったんだなって。 女性が男性に愛の言葉を贈るだけじゃなく こんな何気ない温かな心遣いって嬉しい!!
春一番小さき花舗の開かれて
はるいちばんちいさきかほのひらかれて
駅前を歩いていたら花束のプレゼント。 何かと思ったら、花屋さん開店の宣伝でした。
春の夕彫像の馬歩き出す
はるのゆうべちょうぞうのうまあるきだす
春燈の灯り初めたるハイウェイ
しゅんとうのともりそめたるはいうぇい
ミュージアム出て春色のティータイム
みゅーじあむでてはるいろのてぃーたいむ
「十二の旅:感性と経験のイギリス美術」という、 ちょっと面白いタイトルの美術展へ行って来た。 ここ世田谷美術館は、ゆったりとした木々に囲まれた閑静な場所。 人影も少なく心癒されるひとときを過ごしてきた。
遺句集を開く文机春寒し
いくしゅうをひらくふづくえはるさむし
水の上の葉影に揺れて夏蜜柑
みずのえのはかげにゆれてなつみかん
「夏蜜柑」って、春の季語だったんですね!!
商ひをしてたんぽぽの日溜りに
フリーマーケット初体験! 娘が区の清掃事務所のフリーマーケット出店を応募して 獲得した4㎡の日溜りで初めてのフリーマーケットを体験した。 昨日とは打って変わって暖かな日差しが嬉しい。 10時、昨夜娘と二人で値札付けをした品物を並べる側から そろそろ人が集まってきて緊張の一瞬。 お客さんとの会話を楽しみながら値引きをしたり… 「もう一声!」「ウ~ン、じゃあ半額にするわ!」 でも、12時を過ぎると人影はさっぱり… 午後二時までの開店は、12時半で終了。 初体験はあっけなく終り!!
四の坂の木洩れ日の窓冴え返る
しのさかのこもれびのまどさえかえる
セピア色のスチール写真春暖炉
せぴあいろのすちーるしゃしんはるだんろ
ヴェネチアングラス紅をこぼして春立てり
う゛ぇねちあんぐらすべにをこぼしてはるたてり
窓に倚り冬の名残のアペリティフ
まどによりふゆのなごりのあぺりてぃふ
風止んで天を指したる枯木立
かぜやんでてんをさしたるかれこだち
木枯や鴉一声落しゆく
こがらしやからすひとこえおとしゆく