花冷えや暮るるあはひの神田川
はなびえのくるるあわいのかんだがわ
ついばみつ空へ舞ひつつ鳥の恋
柏手のひびく社の花の冷え
かしわでのひびくやしろのはなのひえ
近くの神社の枝垂れ桜が満開でした。誰も居ない静かな拝殿でしっかりお詣りをしてきました。
手のあひふれてより覚むる春の夢
風にのり光にはじけしゃぼん玉
場所替えてお喋り続く日永かな
ことことと揺られ蛙の目借り時
カタカタとミシンの音や蝶の昼
春の雨太宰治とカフェの窓
待ち合わせの時間を間違えて2時間も早く来てしまった。仕方がないので、本屋へ行き文庫本を買うことに。散々迷ったあげく買った本は…内緒(太宰治の「斜陽」フフフフフ)本を抱えてスターバックスへ。窓際に座りしばらくはじっと外を眺めていると…いいなぁ~たまにはこういうことも!
白木蓮恋に恋していた頃の
永き日のかすかな風を捉えたり
春の灯をともす小さな店先に
クロッカス待ちくたびれてをりにけり
先日のミッドタウンにて。若いパパが乳母車の番をしていてもカッコイイ!!お店の中もイタリアへ来てしまったかな…と思うぐらい。
三月の店の扉の開かれて
今日は自由が丘で句会。兼題は「浅蜊」キッチンの闇につぶやく浅蜊どち
帰りに店を覗きながら写真をパチリ。素敵なお店はいっぱいあるけど、こんな洒落たお店も好き。
日溜りの一服の茶に水温む
ツアー最後は浜離宮、菜の花が満開でした。(何と撮影失敗)ちょっと休み過ぎて、ここから駆け足…で。
亀の鳴く百段階段軋みをり
友人を誘ってバスツアーへ。『目黒雅叙園「百段階段」全室公開&旧鳩山邸「音羽御殿」見学』百段階段は全部撮影禁止の為、写真はパンフレットより。昭和6年着工、10年に完成した百段階段は、大工を始め、庭師、左官、建具師、塗師、蒔絵師、画家など数百名が参加したと言われている。階段で結ばれた各部屋にはそれぞれ趣向を凝らした破格の豪華さに彩られている。しばし誰しも憧れた竜宮城へタイムスリップ!(最初の天井絵は、雅叙園が自慢の一億五千万円のトイレの天井絵なり)
カーテンを透かす日溜り白木蓮
旧鳩山邸の応接間。このソファーには自由に座ってゆっくりと見学出来ます。庭の池の周りや、屋根の上には鳩の彫像が置かれて…
鳩を置くステンドグラス春の風
文京区音羽の丘にそびえ立つ旧鳩山邸。日本の近代政治と教育界に偉大な貢献をした鳩山家。鳩をモチーフにしたステンドグラスが「友愛」の精神を象徴している。温かな春の日差しの中心鎮まるひとときを過ごした。
春愁の穴より覗く六本木
蝌蚪生れて水動かしてをりにけり
池の面を風の光りて走りけり
クリスマスローズ言葉を溜めて俯けり
迷い来て梅の香りの中にかな
東京タワー風の光りてとどまれり
法要の香華手向けむ二月尽