終い梅雨 風露咲きたる 通い道
ペチュニアの 枝垂れる向こう 夏の空
下野が びっしり咲いて 夏はそこ
下野は今の栃木県近辺
藪の奥 大口開けた サルビアや
サルビア・グアラニチカ(メドー・セージ)の深い紫は一際目立つ
透かし百合 笹百合ほどの 気品無し
美しき 花にはきっと 毒があり
夏至過ぎて 梅雨の合間に ダリア咲く
赤ら顔 酔仙翁の 乱れ咲き
アカンサス ギリシャ時代の 様式美
アカンサスの花はギリシャのコリント様式の基になったとか?
武蔵野の 木立の奥に 令法咲く
若葉と花は揚げたりゆでたりして食べられる。
七変化 化けて見せよう 七変化
七変化は一つ幹から様々な色の花が咲く。
波斯菊 遥か故郷に 思い馳せ
波斯はペルシャのこと。
梅雨最中 蛍袋も 濡れそぼつ
白と赤 梅雨の最中に 渡来花(わたりばな)
梅雨ゴルフ雨に降られてやむを得ず
山法師白い帽子で身を隠す
オービーとゴルフ楽しむ梅雨の間や
会社を定年退職した仲間と、雨を気にしながら、ゴルフを楽しんだ。 いつまで皆元気でゴルフが出来るのだろうか?
つかの間の梅雨の晴れ間に百合赤く
先ほどまで降っていた雨があがった。近所の花壇に 赤いすかし百合が咲いている。
葉から出る芽がいとおしい親子草
セイロン弁慶草は葉から芽が出る。大きくなると 釣鐘草のような花をつける。まだ咲かした事は無いが。
桑の実を摘んでるうちに手が染まり
今では誰も見向きもしないが、今頃桑の実が熟れる。 懐かしくて摘んでいるうちに手が紫に染まってしまった。
柿の花愛ではされねど梅雨に咲く
柿の花などには誰も興味を示さない。昆虫はどうなのかな? それでも、確実に咲いて実をつけ、長い時間をかけて秋に 熟れる。
花殻を我が身に重ね通り過ぎ
定年を過ぎ、社会から必要とされなくなった我が身に重ね見る。
イソトマや千の花付け競い咲く
イソトマはオーストラリア原産。梅雨の前後に良く咲く。
ゆすら梅君のほっぺは田舎の子
僕の田舎では”ゆすら”と言った。学校から帰るとこれがおやつだった。