2009年11月27日
時雨【冬・天文】
イルミネーション
帰ると告げて小夜時雨
FinePix F200EXR | f=14mm, F4.1, 1/6sec, ISO-400, +1EV
時雨かな家路のままに道光る
FinePix F200EXR | f=25mm, F4.7, 1/8sec, ISO-400
誰にって、家族にですがね( ゚Д゚) ←なにそれ
というわけで、酉の市(二の酉)の夜の新宿でございます。少し写真を撮っていたら雨が降り出しました。すぐにやみはしたようなんですけれども(電車に乗ったのでよく分からない)。
この日は仕事で新宿に来ていたのですが、作業にかかる時間が予定より大幅に伸びてしまい、予定よりだいぶ遅れての帰宅になったので、家族に「帰るコール」をしたのですが。
それと「時雨」の感覚が結びついたのが一句目です( ゚Д゚) 上句が字余りですが、「ション」の音が鋭く切れていくので、あんまりもたついた感じはしないんじゃないでしょーか。などとテキトーぶっこく。
二句目は、イルミネーションから発想したものです。実は冬は好きな季節でして。いえ、気候は好きでもなんでもないんですが、冬がもたらす“風情”が大好きなのです。その中に、こうしたイルミネーションのあたたかさというのがあります。いいですね、イルミネーション。(参考→[冬の夜を待ちわびているゆきだるま])
二枚目の写真がまったくどこにもピントが合っていないことには触れるな。約束だ。
2009年11月26日
星冴ゆ【冬・天文】
星冴えて流れてゆくや右左
PENTAX K20D & smc PENTAX DA L 50-200mm F4-5.6 | f=125mm, F5.6, ISO-320, -0.7EV
東京では、年中どこかで、その季節なりのイルミネーションが飾られ、夜の街を明るく楽しく彩ってくれますが( ゚Д゚) これは秋葉原で撮影してきたものです。大規模ビルの2階の高さに、歩行可能なデッキがありまして、その頭上部分に雪の結晶をかたどったイルミネーションが輝いています。
形は雪ですが、写真から連想したのは『流星』でした。そのままですと秋の季語になっちまいまして、写真と齟齬を来たすように思えたので、『星冴ゆ』にしてみています。
こうして見ていますとね( ゚Д゚) なんとなく、星が迫ってくるように見えませんか。見えますよね。てゆーか見て。お願い。←やめんか
2009年11月25日
凍蝶【冬・動物】
凍蝶を死すべき場所へ運びけり
PENTAX K20D & smc PENTAX DA L 50-200mm F4-5.6 | f=125mm, F10, 1/8sec, ISO-400
一つ前のエントリの投句と同じ日。日暮れ頃に、秋葉原の歩道橋(というか二階デッキ)で蝶を見つけました。すでに動けない状態になっているのか、飛ぶこともなく、ただ地面にしがみつき、続けざまに吹き抜ける風に必死で抵抗しているように見えました。
おまえはもう死ぬよ。でも、おまえが死ぬべき場所はここではないよ。
俺はその翅をつまみ、植え込みの枝に止まらせました。
冷たいコンクリートの上で、乾いて砕けていくのは、お前の死に様ではないよ。せめて、土の上に落ちて死んでいくといい。いつか、お前の体が糧となり、草木を強くさせるだろう。そこで、お前の子孫が翅を休めるだろう。
死ぬのなら、そういう風に死ぬのがいいんだよ。それが、時の巡りというものなんだ。
2009年11月23日
小春日和【冬・天文】
小春の日砂漠の菓子を貰ひけり
PENTAX K20D & smc PENTAX DA L 50-200mm F4-5.6 | f=87mm, F11, ISO-200
Retouched by Photoscape Ver3.4
先週土曜日、秋葉原へ出向きました( ゚Д゚) 別ブログを持っている俺は、そこでの人的交流もあるのですけれども、このたびそちらの方の縁で、ネットで知り合った人と、初めての対面を果たしてきたのです。
日ごろ、別ブログでは「金がない」「なにか恵んで」的なビンボーっぷりを赤裸々に語っているせいでしょうか、よく人様から土産物を(おもしろネタとしても含んで)頂くんですけども、今回も、お土産ということで中東土産のアラビア産お菓子を頂戴しまして。
( ゚Д゚) こんな箱で。いかにも中東というか砂漠地帯っぽいですねー。これでお菓子のパッケージだというんですから。
中身はというと、パッケージ右下に写真がありますけども、干したナツメの実に、各種のナッツを挟んだもの。ナツメのことはデーツといいますね。
デーツはほんのりと甘く、くにくにと柔らかく粘る触感。ナッツの味わいとカリッとした触感と交わると、それぞれの風味が立って意外と調和します。それぞれがお互いの良いアクセントになっている感じですね。おいしかったです。
と、いう( ゚Д゚) 人のつながりはありがたいなぁ、ということを感じる小春日和でございました。なんて句なのでございました。どっとはらい。
2009年11月19日
日記買ふ【冬・生活】
手帳とも日記ともなきものを買ふ
FinePix F200EXR | f=13mm, F4, 1/75sec, ISO-1600
( ゚Д゚) 手帳を買いました。コピーライター、というか今では『なんかよく分からんけど、やたら面白いことをやる人』という感じで著名な糸井重里氏が、自身のサイト[ほぼ日刊イトイ新聞]で監修し発売している、[ほぼ日手帳2010]というものです。いやー使ってみたかったんですわコレ。
季語は『日記買ふ』が本来ですが、これは使い方次第で日記的にも使える手帳ですし、実際、句帖として使えないか試してみようというつもりになっています。一日に1ページ割り振られているので、たくさん書けるんですよ。
これまでは、そういうものが欲しいと思っても実際に買うことはなく、ずるずると時間を過ごして新年を迎えてしまうのが常でしたが、今年こそは( ゚Д゚) なにかしらの変化のきっかけにしてみたいものでありんす。その意味では、『日記買ふ』の季語に込められた思いと、自分の思いを等しくしているのではないか、とは思っています。 ←「思」多い
ま、どうなりますことか( ゚Д゚)
2009年11月17日
冬の夜【冬・時候】
冬の夜を待ちわびている
ゆきだるま
PENTAX K20D & smc PENTAX 135mm F3.5 | F4.5, 1/125sec, ISO-400
Trimmed by Photoscape Ver3.4
もうこんなイルミネーションが店先を飾る季節になりました( ゚Д゚) 冬の厳しく寒い夜にも、こういった小物を見て心のこわばりが解けるということがありますね。
太陽、月、星以外で街中で輝く光に、人の手によらざるはなし。
であれば、それらの光はすべて人のために光っています( ゚Д゚) 寒い夜にあなたの心を温めるために。こわばった我々の気持ちを解きほぐすために、光っています。
そう、この雪だるまも、きっと今夜、誰かの冷たくなった気分を和らげてくれたに違いありません。彼自身も、それを待ち望んでいるのではないでしょうか。
光とは、ぬくもりそのものでありましょう( ゚Д゚) そしてぬくもりとは人のやさしさ。だから人の手で点された灯りは、すべてやさしさによって光っているのだと思います。
それゆえに、青と白に輝く雪だるまも、誰かの心を癒す瞬間を、自ら待ち望んでいるように思えます。
この冬が、みなさん誰もにとって暖かく心安らかな季節となりますよう(´ー`)祈念申し上げます。
(´ー`)
ああいや ( ゚ Д ゚ ) 別に最終回とかじゃありませんから。←何を言って
2009年11月14日
時雨【冬・天文】
しぐるるや雲は明日まで続きおり
PENTAX K20D & COSINA 24mm F2.8 MC MACRO | F4, 1/5sec, ISO-200
Trimmed by Photoscape Ver3.4
( ゚Д゚) 一日寒かったですねー。降り続く雨は時雨とは言わないですが、冬の到来を実感したことですし、つい使ってみたくなりました。
写真は、シャッター切ってる最中に「ああブレた」と分かるくらい体が動いてしまったので、だいぶブレているんですが、寒さと雨で再チャレンジする気にもならず、一枚こっきりのこれをそのまんま使っています。怠惰は良くない。←今更言うな
時雨ている時に「雲」といえば、やはりそれはこの雨を降らせている雨雲ということになります。
本来の時雨では、雨は局地的なもの、狭い範囲のものとされるのだそうです。ということは、「明日まで」という言い方は正しい意味での時雨にはそぐわないものです( ゚Д゚) しかしそこをあえて使っている、というところに、これが何かの暗喩であるということを感じ取っていただければ幸い至極。←説明するの野暮ったい
2009年11月13日
冬の虫【冬・動物】
冬の虫風に隠れる処なく
PENTAX K20D & TAMRON SP AF28-75mm F2.8 | f=75mm, F3.2, 1/125sec, ISO-200, +0.7EV
Trimmed by Photoscape Ver3.4
赤とんぼです( ゚Д゚) まだいたのか! と少々驚きましたが。都心部で見かけるのはそもそも稀ですねー。どっから来たのでしょうか。ちなみにリンク先写真は、撮影したまんま等倍の画像から切り抜いています。
秋の風情はどこへやら、の冬らしい寒風の吹く本日撮れたてです。それゆえに、秋らしい句は思いつかず、歳時記を読みながら『冬の虫』という季語に行き着きました。(注:本当はこおろぎ、鈴虫など秋に鳴く虫が、冬にも命を永らえていることを指します)
もうちょっと引いた構図で見ると、こんな状況でした。
PENTAX K20D & TAMRON SP AF28-75mm F2.8 | f=75mm, F3.2, 1/125sec, ISO-200, +0.7EV
Trimmed by Photoscape Ver3.4
よくご覧いただければ分かりましょうが( ゚Д゚) 羽が体の前側に傾いていますね。羽ばたいているわけではありません。さすがに125分の1秒程度のシャッター速度では、昆虫の羽ばたきを止めることは無理でしょう。
これは、強く吹き付ける風によって、羽がなびいているのです。
とても冷たい風でした( ゚Д゚) 立ち止まって撮影しているうちに、こちらの手が冷え切るほどに。
赤とんぼは飛んで逃げるわけでもなく、ただ枝にしがみつき、必死にこの冷たい風の流れが止むのを待っているようにも見えました。
おそらくは、この赤とんぼの命はもう長くないでしょう。こうしてエントリを書いている今、もう生きていないかもしれません。『冬の虫』にはそういう寂しい風情が漂います。
秋を乗り越え、冷たい冬に直面する赤とんぼ。“生き過ぎた”ことは、彼に最後に何を残すでしょう。
彼に何かが残ったか。それは俺にはわかりません。しかし彼は、こうして「俺に」句と写真を残してくれました。風から逃げ隠れることができなかった彼は、隠れなかったからこそ、こうして人の目にとまり俺に写真を与えてくれました。
これは、命の連鎖の、ひとつの形なのでありましょうか。
2009年11月12日
立冬【冬・時候】
冬立ちて電飾ぬくく点り初む
PENTAX K100D & PENTAX-M 50mm F4 | F4, 1/160sec, ISO-1600
秋の句をろくに投句しないうちに立冬も過ぎてしまいましたとさ( ゚Д゚) 俺のバカ。
いちおう十数句とかそんな程度は詠んでいるんですが、なぜかこのところ写真と合わせることがあまりうまくいかず、写真無しの句ばっかりでございます。まぁ、写真無しのカテゴリーもあるのでそこで投句すりゃいいんですが( ゚Д゚) なんとなく「やっぱり写真欲しいしー↑(語尾上げ)」という気分になっております。
で、立冬を迎えはしましたが、気分的に、あるいは陽暦としてはまだもう少し秋だと思いますので、取り返せるものなら取り返してみたい所存( ゚Д゚) いやもうすでに自分でも信じられないですけど、こんな台詞。
2009年11月01日
ハロウィン(万聖節)【秋・時候】
善なるもならぬもよかれハロウヰン
PENTAX K20D & smc PENTAX DA L 50-200mm F4-5.6 |F5.6, 1/160sec, ISO-640 +0.7EV
( ゚Д゚) < 前回の更新でお前なんつった。>自分
というわけで自分に厳しく言い聞かせておきますので、結局十月はそれ以後更新がなかった件は許してつかぁさい。←誰に




