2007年07月30日
雲海

これは去年の社内旅行で香港に行ったときの機内からの写真です。
ちょうど九州を通過し、南シナ海に差し掛かった時に窓から撮りました。

秋天(しゅうてん)を横一文字(よこひともじ)に飛行雲
これはまだ日本の領空を飛んでいるときの写真です。左に見えるのはキャセイ航空の飛行機の翼です。
そこから白いものを出しながら右へと移動する飛行物体は別の旅客機です。私の目の前を過ぎていきました。私はしばらく呆然としていました。空の日常茶飯事。
2007年07月29日
2007年07月29日
遠花火

昨夜立川かどこかで花火の打ち上げをやっていました。ちょうど帰宅途中で背中から炸裂の音が静かに響いてきました。音だけでも楽しめる花火です。蝉が鳴き始めました。本格的な夏の到来です。
2007年07月28日
麦酒

ビールの季節となりました。この時期のビールが一番うまい。よく冷やしたビールを一気に飲み干すと
きの爽快感は何ものにも代えがたい夏の醍醐味。夏の風物詩でもあります。ビールはワインよりも歴
史が古く、古代エジプトのころから愛飲されていたようです。麦の歴史は人類の歴史そのものです。
2007年07月27日
夕立

昨日の午後、夕立がありました。傘を用意していない人もいて、濡れたまま歩いている人も見かけました。そんな時ふっと浮かんだ句です。ほんとに相合傘の高校生がいたわけではありません。想像句です。
2007年07月26日
木漏れ日

猫も梅雨の長雨は鬱陶しいのか、朝晴れると庭に出て日向ぼっこをします。今は日差しが強いので桂の木の木漏れ日が一番のお気に入りです。なんだか瞑想でもしているような顔つきです。
2007年07月25日
糸蜻蛉

我が家の庭の常連客となった感のある糸蜻蛉だが、蝶や蜂のように花の蜜を吸うでもなし、かといって蟷螂のように獲物を捕らえて食べるでもなし、図鑑を見ると肉食性とあるが、いつ、どこで、何を食べているのかよくわからない。こんな細い胴に消化器官があるのだろうか? ひらひらと庭を遊弋徘徊する。
2007年07月25日
草いきれ

作ってから気がついたのですが、この句、季語が重なっています。「草いきれ」と「糸蜻蛉」はどちらも
夏の季語です。俳句は一句一季語が原則です。だからこの句はいわゆる季重ねの句です。でも、糸
蜻蛉の涼やかな姿と草いきれのむんむんする熱気との対比が面白いと思ったので、季重ねは承知で
UPすることにしました。ちょっと言い訳めいてますが。
2007年07月24日
木漏れ日

風ありて木漏れ日とまる百合の花
落葉樹下のカサブランカ。風が吹いてきて落葉樹の枝葉がゆれると、木漏れ日も揺れる。木漏れ日
がおしべとめしべの先に来た時にシャッターを切った。キリスト教では、天使ガブリエルがマリアに受
胎を告知する際、百合の花を手にしていたとされたことから、百合は純潔の象徴となった。
2007年07月23日
酒場放浪記


私のお気に入りのテレビ番組の一つに吉田類の酒場放浪記というのがある。酒場詩人を自称する吉田さんが見つけた下町の酒場を紹介する番組で、大衆酒場の人間味がとてもよく伝わってきます。訪れるお客も常連客、ふらり客、老若男女さまざまで、店の主人も、板前上がり、シェフ上がり、寡黙、饒舌、芸人タイプとこれもさまざま、人間観察にはもってこいの番組です。酒が入っているので初対面なのにみんなすぐに打ち解けてしまうのは、ちょうどそう、あの昔懐かしい銭湯の雰囲気に似ている。全国チェーンの若者向けの居酒屋ではなく、あくまでも「酒場」にこだわっているのだ。男客が多い中、時々若いOLが混じっていたりすると、吉田さんの中年の恋が芽生えることも。吉田さんは俳句愛好会も主宰する一面もあり、番組最後の画面に、吉田さんが飲み終えて夜の巷に消えていく姿にダブらせて吉田さん自作の俳句がテロップで流されて終わる。ドラマよりもドラマチックな人間模様が垣間見えてくる。吉田さんが訪れる酒場は大都会の砂漠の中のオアシスのような存在なのだ。
2007年07月22日
英語俳句ジョーク

前にUPした英語俳句に因んだジョーク(冗句)を二題。
冗句その一。
Taking off
sunshine
above the rain (離陸して雨雲抜けば燦々と) の句について。
私の当初の応募句は
Take off
sunshine
above the rain clouds
でした。選者のジャック・スタム氏曰く 「Take offだと命令形と誤解されかねない」
そこで、Taking off (離陸を意味する名詞形) に直されたという次第。危うく、エロ俳句になるところでした。 
冗句その二。
日のあたるほうへところび毛糸玉 という日本の俳句を英訳せよという課題。
私の応募作は
A Knitting ball
rolling down towards
the sunny side
でした。エイドリアン・ピニングトンという選者が 「sunny sideだと目玉焼きを連想する」といって
the sunに直されました。目玉焼き?、あ、そうか、目玉焼きは英語でsunny side upというね。
でも、sunny sideから目玉焼きなんて連想しないでほしいな。そこで、私は選者の「誤解」を逆手にとって、
毛糸玉ころがるさきに目玉焼き
という返礼句を作っちゃいました。これはいわば選者と私の共作です。
2007年07月19日
さより

一の字の清く正しきさよりかな 今富節子
(拙訳)
how straight
how pure and honest
the halfbeak
さよりはキスより細い、体長30センチくらいの高級魚。春先がことにおいしい。春の季語。
2007年07月18日
糸蜻蛉

うちの庭は川が近いためか、糸蜻蛉が何匹もやって来る。糸蜻蛉はご覧の通り細いので、ピント合わせに苦労する。オマケに、近づくと気配を察して逃げてしまうので、抜き足差し足忍び足、息を止めてすばやく撮らねばならない。
2007年07月17日
絶景

Taking off...
sunshine
above the rain
梅雨空が続くうっとうしい日々。その日も雨が降っていた。札幌行きの便に乗り込む。離陸して雨雲を突き抜けると、機内の窓から見える絶景に息を呑んだ。青空と太陽と真っ白な雲海が広がっていた。そのときの感動を詠った句です。
離陸して雨雲抜けば燦々と
2007年07月16日
2007年07月15日
2007年07月15日
2007年07月14日
2007年07月14日
英語俳句(HAIKU)
俳句は海外にも普及しています。アメリカ、カナダ、アフリカ、アラビア語圏、メキシコ、ブラジル、イタリア、ドイツ、スペイン、ロシア、台湾、中国、とほとんど全世界に俳句人口が広がっています。私も今から18年前、ニューズウィーク日本版に連載された「HAIKU歳時記」に自作の英語俳句を投稿し、英語俳句の魅力に取り付かれました。追々掲載句をご紹介したいと思いますが、まずは去年、私のブログに投稿した英訳俳句をご紹介したいと思います。これは、今も読売新聞に連載されている長谷川櫂氏による俳句コラム「四季」に掲載された俳句を私が勝手に原作者に了解なく英語に訳したもので、文責はもちろん私にあります。原作の水準を落とさぬよう努めたつもりですが、そこは素人のやること、ご寛恕あれ。

花あれば西行の日とおもふべし 角川源義
拙訳
while blooming
the Saigyo’s anniversary
cherry blossoms
2007年07月14日
2007年07月10日
猫帰る

三日三晩家出して帰らなかった猫が四日目の朝帰ってきた。家中が大騒ぎになった。
猫は自分の死期が迫るといなくなるというから、ついにその時がきたのかと、半ばあきらめかけていた頃のご帰還とあって、ほっとした。
「今までどこで何してたの?」と猫に問い詰める母。言葉とは裏腹に喜びを隠せない様子。でも、なぜ出て行ったんだろう? 後で冷静になって考えてみると不思議だ。
帰ってきても、がつがつ食べるわけでもない。まさか三日三晩飲まず喰わずではあるまい。猫は、ライオンと同様食いだめが効くのかもしれない。ライオンは一週間空腹を耐えるというから、猫もそうなのかな。でも、なぜ出て行ったんだろう? 猫に聞いてみるしかない。もしかして自分の死に場所の下見にでもいったのかなあ。まさか。しかし、ノンノも推定年齢12歳だ。もうそろそろ「お迎え」がきてもおかしくはない年齢だ。
いつもいるネコが突然いなくなることの非日常性。日常生活にはつねに非日常性が影のように付きまとっている。
















