2009年02月17日
降る雪の命に帰れと呟きぬ

★ 交心俳句29101
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降る雪の命に帰れと呟きぬ
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雪割草さんより、 『 冴え返るなかに造化の妙ありぬ 』 に良寛さんの歌を寄せてもらいました。
雪割草さん、いつもあい風ありがとうございます。
昨日の雪がすごかったのに、
今日もまた大雪ですか。
寒の戻りというのはすごいのですね。九州では想像できないほどです。
車は動けますか?
大自然が、休息を促しているのでしょうね。
自然に戻って、草木さんのように、しっかり命力蓄えて下さいね。
ご自愛下さいというのは、
自分の中の命力、
自然力、
宇宙力に
戻って、
無理をしちゃいけませんよ、
ということなんですね。
ご自愛下さい。
降る雪の命に帰れと呟きぬ
漢歌(からうた)を 作れつくれと 君は言へど 神酒し飲まねば 出来ずぞありける 良寛
原田鵲斎ともよく漢詩を詠んでいるようです。
鵲斎さんは花盗人の逸話で、良寛さんは長歌も詠んでいます。風変わりな人であったのでしょうね。そこが良寛さんに似ているのかもしれません。
何ごとも皆昔とぞなりにける花に涙を注ぐ今かも 良寛
鵲斎さんが亡くなって詠んだ歌です。
。。。
「漢歌(からうた)を 作れつくれと 君は言へど 神酒し飲まねば 出来ずぞありける」
学友原田鵲斎(じゃくさい)との対酌は、李白や陶淵明など、話題は尽きることがない。
君は漢詩を作れつくれというが、ほどよい陶酔が詩情を誘ってくれるまでは、
まず一杯、さらに一杯。(全国良寛会)
。。。
日常の一つひとつを楽しく、おもしろく過ごせる良寛さんを、やっぱり、真似したくなりますね。
心身脱落して、命一つに帰らなければ、真似もできないことなのでしょうか・・・
凡仁には凡仁なりの真似の仕方もあるかもしれません。
つきぬけて春のおぼろや575
春の月下戸の酔いどれ遊行かな
★★★ 『 冴え返るなかに造化の妙ありぬ 』 ★ 交心俳句29004 へどうぞ!!! ★★★
2009年02月16日
冴え返るなかに造化の妙ありぬ

★ 交心俳句29005
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冴え返るなかに造化の妙ありぬ
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> 冴え返る 造花の薔薇の まだ蕾 花呼さん
まっかせときなさいの花呼さん、おはようございます。
まだ、歯痛止みませんか・・・寒戻りのように、歯痛がぶり返すのはいやですね。親知らずの痛みは仁は知らないのですけれど、(ちゃんと親の恩知っていましたからね)、歯痛の辛さは、もうこりごりです。48歳の抵抗で、それまで、歯医者に行ったことないほど丈夫だったんですけれど、気で治すなんて気張りすぎて、歯科医に駆け込んだ時はもう手遅れです。寒の戻りは春までですけれど、歯痛の戻りは年から年中ですよ。
親知らずの歯痛は、一度っきりだから、いい経験で、後では懐かしい想い出になりますよ。痛ければ痛いほど、哲学できるんですよ。ドストエフスキーさんは、この歯痛を治してくれるなら、地球と引き替えにしてもいいと言ったそうですからね。そこまでぎりぎり耐えると、世界観も変わって、いい俳句が生まれるようになるんですよ。
苦境はチャンス。
苦境は、句境。
いい俳句が溢れますように。
冴え返る中の歯痛に耐えきれず
歯痛得て変わり目つかめ冴え返る
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苦は鍛え歯痛に耐えよ寒戻る
入れ歯にも虫巣くうらし夜の梅
★★★ 『 冴え返る荒れ地に虹の架かりけり 』 ★ ネット吟行 09y021603 へどうぞ!!! ★★★
2009年02月16日
山の音遠く谺す冴え返る

★ 交心俳句29001
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山の音遠く谺す冴え返る
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寒の戻りといっても、
この雪は、すごいですね。
春一番の後でも、この積雪ですか。
今更ながら、雪を怖いと感じました。
雪が即刻凍っていくんですね。
凍る雪愛でる心の凍りけり

ちょっと間延びした文になりますけれど、
下は、朝書いていた文です。
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雪割草さんより、 『 雪も月も君も私も仏かな 』 に良寛さんの歌を寄せてもらいました。
雪割草さん、いつもあい風ありがとうございます。
やっぱり越後は雪が降りましたか。
うっすらと春の雪に覆われた越後の山野が偲ばれます。筑後にいるとそんな情緒を偲んでしまうのですけれど、雪国の人にとっては、ただただ早く春が来てほしいのでしょうね。
筑後は晴天ですけれど、すこし冷えてきているようです。
寒の戻り、雪割草さんもご自愛くださいね。
山の音遠く谺す冴え返る
養老の 滝の白玉 ためおきて 君が齢を ありかずにせむ 良寛
今日は義母の誕生日です。
92歳になります。すごい長寿ですよね。まだ近場の旅はついてくるんですよ。正月の雲仙も一緒でした。まだご飯の用意もするし、美味しく食べて、歩けるから、百歳を超える勢いです。
仁も、その元気もらって、あと10年は、遊行の楽しみ味わいたいなぁと念じています。せめて良寛さんの歳まで生き延びて、良寛さんの心を辿りつづけていきたいですね。
すこしは良寛さんの真似が上手になるかもしれません。
寒戻る中をいそいそ庭手入れ
★★★ 『 雪も月も君も私も仏かな 』 ★ 交心俳句28902 へどうぞ!!! ★★★
2009年02月16日
水鏡雪吊り水面の天を突く

★ ネット吟行09y021602
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水鏡雪吊り水面の天を突く
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☆☆☆ 『 花呼さんの写真「水鏡」 』 ☆☆☆
をネット吟行してきました。
雪の兼六園を見たいというのは数ある願いの中の一つなんですけれど、まだ、実現できないままです。ネット吟行をしたお嬢さんの干物さんも、雪の兼六園を見たかったようですけれど、異名の晴れ女だから、やっぱり晴れてしまったようです。
。。。 ≪ 晴れ女さんを証明してくれるような美しい空ですね。
風もない水面が、また、うつくしい。
雪のない雪つりの風情も、また、おもしろい。
少し期待を裏切って、
しかし思いがけぬ発見のおまけをもらって、
旅は、意外性も、おもしろいのですね。
冬の兼六園、仁も、いちど、この目で、見たいものだと念じています。
ありがとうございます。
水鏡雪吊り水面の天を突く ≫ 。。。
なぜか、
立ち止まって、
足踏みして、
『水鏡雪吊り水面の天を突く』
を、書き直してみました。
初めての試みです。
少しは、俳句らしいものを作ろうとでも考えはじめたのでしょうか・・・
表現する楽しみを覚えようとでもしているのでしょうか・・・
★★★ 『 雪なしの雪吊り水面の天を突く 』★いろはにほへと俳句を遊ぶ09y021602z02 へどうぞ!!! ★★★
良寛さんは、よもすがら、定珍さんと、詩歌を語り合ったり、歌を作って、遊んでいます。定珍さんの歌に手を加えて、何度も書き直したりしています。
その様子が、とても楽しそうです。
そんな語り合いの友達がいることは、どんなに幸せなことなのでしょう。
帰ろうとする定珍さんを、何度も、何度も、引き留めようとするんですね。
俳句も、ただ作るよりも、
語り合いの中で作る方が、楽しいに決まっていますよね。
本質的には、ひとり遊びですけれど、
それをサポートするものとしての、
語り合いや、交心があった方が、楽しいに決まっていますよね。
そんな良寛さんの真似をしたくなったのかもしれません・・・
春の宵幻でいい貞心来よ
2009年02月15日
雪も月も君も私も仏かな

★ 交心俳句28901
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雪も月も君も私も仏かな
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雪割草さんより、 『 幻の人現れぬ春の夢 』 に良寛さんの歌を寄せてもらいました。
雪割草さん、いつもあい風ありがとうございます。
太陽が眩しい越後の空なんですね。昨日につづいて筑後も暑いくらいの陽気です。また寒気が戻るなんて、考えられませんね。
けれど、明日からまた寒くなるそうです。
春を喜んだり、寒の戻りに身を引き締めたりして、発芽のウオーミングアップして、したたかに、うつくしく、なっていくのでしょうね。それが命と自然のリズムなんでしょう。
冴え返り鉢の野菜の身構える
夜もすがら 草の庵に 柴たいて 語りしことを いつか忘れむ 良寛
耐え難く長い孤独の冬。隙間だらけの草庵の独り暮らしは、それだけでも苦行ですね。10年もこの暮らしを貫くことは並の修行者にできることではありません。ましてや俗人にできることではありません。
これだけの苦行を貫いて、それでも良寛さんは普通の人でいるんですね。気さくで、無邪気な、お坊さんです。親しみやすいおじいちゃんです。
普通に子どもたちと遊びに耽り、お酒を楽しみ、一晩中詩歌を語り合うんです。
死ぬまで普通の人、ただの人を貫いたんですね。
柴を焚いて、それでも寒さに震えながら、夜を徹してあなたと語り合ったことを、いつになっても忘れることはないよ。こんなわたしにつき合ってくれてありがとう。 定珍さんに、心から感謝している良寛さんがいます。
雪も月も君も私も仏かな
ここにも常不軽菩薩を生きようとする良寛さんがいるのですね。
目の前にいる人を、自分と同じように大切にする。つき合っている人にどんな差別もありません。子どもでも大人でも、お年寄りでも女性でも、お金持ちでも貧しい人でも、坊さんでも、役人でも、みんな同じ大切な人なのです。この人達一人ひとりから生かしてもらっているんです。そのつながり合いの中で生かしてもらっているんです。
一衣一鉢の行が、もう行ではなく、良寛さんの暮らしそのものになっているのですね。
。。。 ≪ あしびきの いは松が根に 宴して 語りしをりを いつか忘れむ 良寛
万葉の人は、巌に這う松の根を枕にして旅寝をしながら、遠い故郷にいる妻のことを偲んだものだね。わたしも遊びに来てくれた定珍さんとこうしてお酒を酌み交わし、詩歌を語って、一夜を楽しんでいるけれど、こうした幸せなひとときも、いつの日か、忘れてしまうようになるんだね。
だから、今日は、今日。この今とここの、このひとときを、大切に生きようね。 ≫ 。。。
昨日は、「語りしことを いつか忘れむ」を、「いつか忘れてしまうんだね」と訳しました。色即是空で訳したんですけれど、「いつか忘れてしまうだろうか、いや、決して忘れはしないよ」と訳するのが正しいのでしょうね。
今日は、空即是色で訳しました。
良寛さんにとっては、忘れてしまうことも、死ぬことと同じで、確かなことなのでしょう。大切なことは決して忘れないというのも、お釈迦さんの教えがずっと残っていくことと同じように、確かなことなのでしょう。
そして、また、良寛さんにとって、消えることも、残ることも、死んでいく自分にとっては、同じことなんでしょうね。
愛あれば残りにけりな春しぐれ
雪割草さん、3月1日が、待ち遠しいでしょうね。
「逢いたきものを」・・・
逢いたい時に、逢いたい人の所へ飛んでいけることはすばらしいことですね。
春風に逢いたき心飛ばしませ
★★★ 『 幻の人現れぬ春の夢 』 ★ 交心俳句28701 へどうぞ!!! ★★★

2009年02月15日
『 赤と緑 』 by 光呼

☆ 光呼の世界09y0212
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『 赤と緑 』 by 光呼
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曇り空は
晴れる日のことを想わせてくれるための
そんな、空色
晴れの日は
雨が降る日のことを想わせてくれるための
そんな、空色
その独特な色が魅せてくれる世界は
その色だけでなく
その向かい側にある色を魅せるための
色なのかもしれない
いま、ここにあって
いま、ここで見えているものは
いま、ここになくて
いま、ここで見えないもののために
いつだって
此処と向こうにあって
いつだって
此処と向こうを照らすもの
いつのときも、いまとここに
2009年02月14日
幻の人現れぬ春の夢

★ 交心俳句28801
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幻の人現れぬ春の夢
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雪割草さんより、 『 善し悪しを選ばず受けよ春一番 』 に良寛さんの歌を寄せてもらいました。
雪割草さん、いつもあい風ありがとうございます。
越後は今朝が春の嵐ですか。筑後は、春一番の後、一段と温かくなって、もう暑いくらいの日和です。
『 まぼろしの邪馬台国 』を観てきました。
ここにも永遠の愛を生きようとする男とそれを丸ごと受け容れていく女の物語がありました。愛は受容ですね。
白き杖倒れて逝きぬ春の夢
ほんとうに、今日の良寛さんの歌は、いいですね。
苦行して、一切を捨ててきた良寛さんが、はじめて求める愛ですね。愛を捨てて、慈を生き抜いてきた良寛さんが、一切を捨てることも捨てて、慈も捨てて、切なく愛を求めるんです。愛の絶唱です。
あづさ弓 春になりなば 草の庵(いお)を とく出て来ませ 逢ひたきものを 良寛
もうそこまで春が来ているよ。その春が来て、山路も歩きやすくなったなら、あなたの庵を早く出ていらっしゃい。ずっとずっろ待ち焦がれていたあなたに、一時でも早くお会いしたいよ。
切ないくらい純情ですね。哀しいくらい無邪気ですね。
愛一つに純化した良寛さんになっているのでしょう。
この純粋な愛を、この純粋のまま、丸ごと抱きしめてくれる貞心尼さんがいるのでしょうね。
二つの魂の美しい交合がはじまるんですね。
幻の人現れぬ春の夢
★★★ 『 善し悪しを選ばず受けよ春一番 』 ★ 交心俳句28701 へどうぞ!!! ★★★

ただ添いし命愛おし春の雪
春の雷愛呼に命吹き込みぬ
2009年02月13日
善し悪しを選ばず受けよ春一番

★ 交心俳句28701
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善し悪しを選ばず受けよ春一番
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雪割草さんより、 『 おぼろなる心うつせり明けの月 』 に良寛さんの歌を寄せてもらいました。
雪割草さん、いつもあい風ありがとうございます。
庭の雪はもうほとんど溶けてしまいましたか。
筑後も昼から雨になりました。朝の内は、予報通り、強い春一番に吹かれました。
レタスにかけていたビニールの覆いも、アロエの覆いも、春一番に剥がされていました。菜花が二本、倒されていました。日本全国吹き荒れたようです。
これからは一雨ごとに温かくなっていくのでしょうね。待ち遠しい春になりますね。
> 春の夕光を放つ水溜り 雪割草さん
刹那の光ですね。
うつくしい。
雪割草さん、すてきな写真をありがとうございます。
身辺りに、気づけば、こんなにすばらしい世界があるんですね。
造花の妙です。
善し悪しを選ばず受けよ春一番
あしびきの いは松が根に 宴して 語りしをりを いつか忘れむ 良寛
万葉の人は、巌に這う松の根を枕にして旅寝をしながら、遠い故郷にいる妻のことを偲んだものだね。わたしも遊びに来てくれた定珍さんとこうしてお酒を酌み交わし、詩歌を語って、一夜を楽しんでいるけれど、こうした幸せなひとときも、いつの日か、忘れてしまうようになるんだね。
だから、今日は、今日。この今とここの、このひとときを、大切に生きようね。
迎える一日一日を、一瞬一瞬を、愛おしんで、大切に生きることが、良寛さんの、ただの人としての、栄蔵に戻って生きる、到達点なのでした。
僧に非ず、俗に非ずの、良寛さんの命の現れなのでした。
万葉集01ー0066
大伴の高師の浜の松が根を枕き寝れど家し偲はゆ 置始東人
儚く露のように消えていくわたしなんだね。何にもこの世に残していくものとてないんだよ。思い出さえも残さなくてもいいんだ。わたしが消えても、ちゃんと自然は残っていくよ。春になれば花が咲き、秋になると紅葉するんだ。
それで、いいんだよ。
儚いから、今日のこの命が切ないね。あなたとの巡り会いが喜びだよ。今日の宴にありがとう。
巡り会う一瞬一生春の宵
★★★ 『 おぼろなる心うつせり明けの月 』 ★ 交心俳句28601 へどうぞ!!! ★★★
2009年02月12日
おぼろなる心うつせり明けの月

★ 交心俳句28601
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おぼろなる心うつせり明けの月
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雪割草さんより、 『 貞心忌吾にも永久の愛ありや 』 に良寛さんの歌を寄せてもらいました。
雪割草さん、いつもあい風ありがとうございます。
朝方の月が見えましたか。
筑後は曇り日で見えませんでした。10日の朝は、5時半くらいに目を覚ましたのですけれど、窓に、まん丸の月が見えました。裏の掘りにも映っていました。しばらく惚れ惚れ眺めていましたよ。
おぼろなる心うつせり明けの月
かくありと かねて知りせば せむ術も ありなましもの かねて知りせば 良寛
前もってわかっていることなら、ちゃんと、それだけのことはやれたのに・・・
そう思うことの連続だったのかもしれません。
後悔は、いつも後から起こるものですよね。しくじりもあやまちも、学びになればいいのですけれど、大切なことは、いつも、その時には忘れているものです。
けれど、何事も、その時にならなければわからないものです。
失敗だって、あやまちだって、その時は、それでよかったんです。
必要なことは、ちゃんと、必要な時に、できるようになっているのでしょうね。
おぼろ夜や命は恵みの中に在る
> 石垣の隙間に覗くふきのとう 雪割草さん
もう、蕗の薹が芽吹いてきたのですね。
自然の恵みは、どんな命にも、等しく与えられているんですね。瓦礫の中にでも、蕗の薹は芽を吹きます。命は、自然の恵みを、すこしでも受け容れて、生きるようにできているのです。人間も、そうだから、そのことに気づいて、命を大切にしていきたいと念じます。
蕗の薹瓦礫を浮かせ顔見せき
傷だらけになって、
血を流しても、
いつだって命は、
息づいているんだよ。
命はやわらかいね。
命は、大切なことは、どんな時にでも、ちゃんと、やりこなしていってくれているのですね。どんなに絶望して泣いていても、ちゃんと呼吸はしているし、心臓は動いてくれているんです。
苦しくても、寂しくても、
命は、ちゃんと、生きていってくれるから、
苦しい時は、
寂しい時は、
なにもかも、命に、お任せしていればいいのですね。
このことは、まえもって、知っていた方がいいのでしょうね。
どんな雨も、いつかは止むように、
どんな苦しみも、いつかは終わる。
どんな青空も、いつかは雨が降るように、
どんな喜びも、いつかは終わる。
待つことの喜びや楽しみを覚えるようにしたいものですね。
待つ力あれば楽しやおぼろ月

★★★ 『 貞心忌吾にも永久の愛ありや 』 ★ 交心俳句28501 へどうぞ!!! ★★★
2009年02月11日
貞心忌吾にも永久の愛ありや

★ 交心俳句28501
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貞心忌吾にも永久の愛ありや
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雪割草さんより、 『 はるの塵おだやかにあれ鄙ぐらし 』 に良寛さんの歌を寄せてもらいました。
雪割草さん、いつもあい風ありがとうございます。
お祖父さんの祥月命日と貞心尼さんの命日が重なっているのは、雪割草さんにとっても、深い縁があるのかもしれませんね。あるいは、これから、縁が深くなっていくのかもしれませんね。
> 祖父逝く日ぼんやり見えし春の月 雪割草さん
雪割草さんの短歌や俳句に、貞心尼さんの心がすこしずつ映っていくこともあるのでしょう。良寛さんの愛語が、貞心尼さんにもつながっていくようになればいいですね。
春の月が、だんだん貞心尼さんの面影にも変わっていく・・・
春の月やがて面影濃くなりぬ
今日は、昼から、星野村へ行ってきました。
美味しい抹茶オーレがあると聞いて、求めにいきました。
ソフトな、香りもまろやかな、おいしい抹茶オーレでした。
久しぶりに行ったので、懐かしくて池の山キャンプ場を訪ねてみました。その上の星野天文台でホ-ルヘッブ彗星を見たこともありました。
竹細工館の前に、短く切った竹の筒がいっぱい並べてあります。おもしろい光景でした。
事務所で聞いたら、14日に、ローソクフェスティバルを開くんだそうです。これだけの数のろうそくに灯がともったら、すごいでしょうね。
観に行きたくなりました。
けれど、予報では、雨なんですよね・・・
。。。 ≪ 今日は、貞心尼さんの忌日だったんですね。
知りませんでした。ありがとうございます。
貞心尼さんの永遠の愛を誓う心が受け継がれていくような世の中に戻ってほしくなりますね。
せめて自分の心のひと隅には、そんな心を、大切に生きる時空を守っていきたいと願います。
梅ヶ香やはるかな時より愛の来る ≫ 。。。
雪割草さんより便りをもらうまで、貞心尼さんの忌日を知りませんでした。
貞心尼忌が季語になっているのか歳時記を調べてみましたけれど、まだ、載っていませんね。良寛忌があるのですから、その良寛さんをここまで人々の中に尊敬する人、道しるべとして知らせてくれた貞心尼さんの功績と、その良寛さんに対する愛の永遠性を記念して、歳時記に載せてもいいのでしょうけれどね・・・。
貞心忌吾にも永久の愛ありや
★★★ 『 はるの塵おだやかにあれ鄙ぐらし 』 ★ 交心俳句28401 へどうぞ!!! ★★★
2009年02月10日
はるの塵おだやかにあれ鄙ぐらし

★ 交心俳句28401
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はるの塵おだやかにあれ鄙ぐらし
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雪割草さんより、 『 さわやかにはる風にのれふくの紙 』 に良寛さんの歌を寄せてもらいました。
雪割草さん、いつもあい風ありがとうございます。
越後も温いですか・・・筑後はぽっかぽかですよ。このまま春になるのでしょうね。
地球温暖化は、色々なこと引き起こしていきそうですね。オーストラリアの山火事もあの激しさは異常だといいます。四季の日本から、四季も消えて、亜熱帯の日本になっていくのかもしれません。自然の営みなら仕方ありませんけれど、人間の愚行が引き起こしたことなら、防いで、元に戻さなければいけませんよね。動物界では、オス種が減少し、人間ももう7000万個を下がったそうです。
人類史では、今が、最高にいい時なのかもしれません。
この今を、精一杯享受して、幸せに生きていきましょうね。
越後も筑後も、まだ、田舎だから、おだやかな暮らしがどうにか守っていけそうですね。
はるの塵おだやかにあれ鄙ぐらし
さけさけと 花にあるじを 任せられ 今日もさけさけ 明日もさけさけ 良寛
いよいよ、花の季節になりますね。
花さん大好き人間にとっては、うれしい季節です。
雪割草さんの庭と裏山の花便りも楽しみです。
さけさけとひねもすうかれはなぐるい
★★★ 『 お謡いも新酒も知らず遊行かな 』 ★ 交心俳句27401 ★★★
良寛さんは、お酒が好きなんですね。
無心の良寛さんが酔う姿を想像するのですけれど、・・・まるで子どもたちとまりつきして、得意になるように、お酒で童心に返る良寛さんもいたのでしょうね。
夜になると提灯つけてやってきて、お酒ごちそうになるんです。それで、蛍とも呼ばれるようになりました。
さむくなりぬいまは蛍(良寛)も光りなし。 こ金の水をたれかたまはむ 良寛
そのおよしさんに、無心して詠んだ歌です。
さすたけの君が勧むるうま酒に我酔いにけりそのうま酒に 良寛
定珍さんは、お酒の友達であり、歌の友達です。
良寛さんは、もうずいぶん早くから、遊行期にはいっているのかもしれませんね。
その遊行期のエンディングは永遠の愛です。
散るさくら残るさくらも散るさくら 良寛
エンドレスの愛が、さくらとおなじように、エンドレスに、咲いては散り、散っては咲いて、受け継がれていくのでしょう。
さくらさくら魂まじわる愛とふれ

★★★ 『 さわやかにはる風にのれふくの紙 』 ★ 交心俳句28301 へどうぞ!!! ★★★
2009年02月10日
さわやかにはる風にのれふくの紙

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さわやかにはる風にのれふくの紙
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すばらしい写真が撮れましたね。
こんなアップで見せてもらってHappyです。
リアルに蘇るようです。
さわやかにはる風にのれふくの紙
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春祭り素を顕して踊りけり
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花呼さん、ありがとうございます。
表現されていることはかなり過激なようですけれど、
お祭りだし、公認だし、子どもたちも参加しているものだし、
ユーモラスに、
おおらかに、
表現され、
演じられているようですから、
いいと思いますよ。
花呼さんはお若い人ですから、ためらいもあるでしょうけれど、
この底抜けの明るさが、
人間の本来的なありようなのかもしれません。
万葉の世界の歌垣も、このお祭りの流れの中にあるのでしょうね。
そんな素朴で、自由な世界があったことを、すばらしいことだと、老仁は思っています。
性の世界も
死の世界も、
もういちど、
素朴な原初の姿へ戻るようになればいいなぁとさえ思うほどです。
万葉の歌が、心の故郷だと感じられるのもそういうことなのでしょうか・・・
春祭り素を顕して踊りけり
★★★ 『 万葉集01-0020 あかねさす紫野行き標野行き 野守は見ずや 君が袖振る 額田王 』 ★ 奈良万葉の旅 ★★★
ゆるやかに息づくものよ春はじめ
花呼さん、紹介で、写真お借りしたいのですけれど、
よろしくお願いします。
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万葉の恋湧け春の明日香風
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花呼さん、写真お貸し下さること、感謝です。
仁は、柳川の人間で、奈良のコミュを行きがかり上、仮にお預かりしているんですけれど、使用できる写真が持ち合わせ少ないんです。それで、参加者の皆さんから、お借りすることにしています。
快いご了解、Happyです。
それに、万葉集大好きとは、爽快ですね。
額田王さんの三角関係がいいですね、とは、また、すばらしく自由な発想で、
楽しくなります。
仁も、今から、万葉集入門です。
カテゴリーに万葉集を置きましたので、
花呼さん、
好きな万葉集の歌を披露して下さいね。
万葉集でも交心できるとHappyです。
よろしくお願いします。
回帰する心を明日香に遊ばせて万葉の恋手繰り寄せけり 仁
万葉の恋湧け春の明日香風
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恵方よりたしかに吹き来明日香風
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花呼さん、ありがとうございます。
おもしろそうな本ですね。
万葉集のカテゴリーでご紹介下さるとは、ほんとうにHappyです。
万葉の恋の虜になってしまいそうですけれど、楽しみが増えました。
ありがとうございます。
恵方よりたしかに吹き来明日香風

※ 写真は、花呼さんよりお借りしています。
★★★ 『 奈良の年中行事02月01日 飛鳥坐神社 おんだ祭り 』 へどうぞ!!! ★★★ 
2009年02月08日
飛ぶ鳥の明日が痛まし春の塵

★ 交心俳句28105
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飛ぶ鳥の明日が痛まし春の塵
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花呼さん、おはよう。
つい愚痴こぼして、ごめんなさいね。
いいえ、おちこんだりは、していません。花呼さんの言うとおりが、本当なんです。
山歩きが好きで、秋の花野はもうユートピアでしたよ。広島の吾妻山は、国民宿舎の庭先から花野が広がっていて、あけぼのそうさんの群生があって、毎年観に行ったものでした。子どもたちに灰は吾妻山に撒くように頼んでいました。ずっと後に、霧ヶ峰へ行ったら、湿原まであって、山野草の宝庫。灰を撒く所を、霧ヶ峰に変えました。
まだ、北へ行けば、仁の知らない花野の宝庫はいっぱいあるのでしょうね。
陸奥や北海道の花の季節や雪解けの花を、仁は、まだ、見たこともないんですよ。
そんなに豊かな暮らしをしてきていないんです。
もう、これからでも、行けるのかどうかわかりません。せめて、花の咲き誇る季節に、北海道へは行きたいというのが、仁の贅沢な最後の願いなんですよ。
一度くらい、叶えられますように。
その分、本で見たり、ネット吟行で楽しんだり、園芸屋さんから疑似山野草を買ってきて、自然を遊泳するようなひとり遊びを楽しんでいます。
自然は宝物ですけれど、
仁には、想像力も宝物です。
庭の疑似山野草ひとつに、大雪山の野草を眼前させることもできるんですよ。
落ちこぼれ人生、落ち込みっぱなしの人生を生き延びてきましたので、私かに身につけた知恵と遊びがひとり遊びなんです。
落ちこぼれ人生を生きてきたからできる遊行の世界です。
落ち込みっぱなしで、窖を生きてきましたから、ひとり遊びしかなかったのですね。
今では、落ちこぼれ人生に、ありがとう。
落ち込みっぱなしの人生に、ありがとう。
ありがとうと思っているのに、
時々、やっぱり、愚痴がこぼれることがあるんですね。
ごめんなさいね、花呼さんの、せっかくのアドバイスに、愚痴こぼしてしまって。引かれ者の小唄みたいなものですから、聞き流して下さいね。
それでも、こころやさしい花呼さんに、心を分けてもらって、ハグしてもらって、ありがとう。
> 空はもともとは鳥のものでもあったわけなのに・・・
これは、花呼さんの愛語ですね。
花呼さんの中の愛語に巡り会えてHappyですよ。
飛ぶ鳥の明日が痛まし春の塵
★★★ 『 春風にのって銀河の外も遊ぶ 』 ★ 交心俳句28102 へどうぞ!!! ★★★ 
2009年02月08日
語らいの囲炉裏に往年爆ぜてゐる

★ 交心俳句28102
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語らいの囲炉裏に往年爆ぜてゐる
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雪割草さんより、 『 手間暇のかかりしスープ浅き春 』 に良寛さんの歌を寄せてもらいました。
雪割草さん、いつもあい風ありがとうございます。
> 「娘を連れて遊びに来い」
いいですね。雪割草さん、周りの人たちに愛されていますね。
お父さんをそれほどサポートされてきたのですね。
雪割草さんあってのお父さん。お父さんあっての雪割草さん。
そんな風に周りの人たちは見てきたのでしょうか・・・
お互いに世話になったり、世話したり。友達というのはいいですね。
年を取るといっそう友達が宝物になっていくのでしょうね。
そんな温かい絆が続いていくためには、それをつなぐ人がいないといけません。
お父さんにもお友達人はその大切なつなぎの人が雪割草さんなのでしょうね。
雪割草さんの心も複雑ですね。・・・
大変でしょうけれど、雪割草さんの笑顔が虹でありますように。
春の虹今すこし畑は雪の下
語らいの囲炉裏に往年爆ぜてゐる
・・・にしても、水芭蕉さん、本当に早そうですね。
去年も、庭の池のそばの水芭蕉さん見せてもらいましたね。桜の散る下にあったような・・・
雪割草さんも、もう、花芽、つけていますか・・・
夢かとも またうつつとも 思ほへず 君に別れし 心まどひに 良寛
数少ない親友のお父さんが突然亡くなったのですね。
さすがの良寛さんもその悲しみに心乱してしまったようです。様々な思いが噴き出してくるのでしょうね。
親友の杜皐さんは、片想いだった維馨尼さんの息子さんです。山田紀重さんは、維馨尼さんの旦那さんですね。心の奥は複雑ですね。・・・
唐突に人逝く報せ春の雷
。。。
「夢かとも またうつつとも 思ほへず 君に別れし 心まどひに」
良寛の親友山田杜皐(とこう)の父で、良寛の父以南の従兄弟にもあたる、
与板の町年寄で歌人であった山田重紀の死の知らせをうけて、
その別れの悲しみに心乱れている追悼歌である。(全国良寛会)
。。。
・・・にしても、シロミケさんたち、
やっぱり、頬笑ましいですね。
ミケさんの好奇心がいいですね。
待つのみのシロミケそれぞれ外は雪
★★★ 『 手間暇のかかりしスープ浅き春 』 ★ 交心俳句28006 へどうぞ!!! ★★★
★★★ 『 春浅き蔵にいのちのスープ飲む 』 ★ 交心俳句28005 へもどうぞ!!! ★★★
2009年02月07日
手間暇のかかりしスープ浅き春

★ 交心俳句28006
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手間暇のかかりしスープ浅き春
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雪割草さん、緒呼も気に入ってくれて、楽しく頂いてきましたよ。
。。。
人の優しさから生まれた
季節の野菜たち
そんな野菜で煮込んだ
いのちのスープ
。。。
★★★ 『 春浅き蔵にいのちのスープ飲む 』 へどうぞ!!! ★★★
城島という筑後川沿いの酒蔵のひとつを改造して作った農家レストランです。
野菜メインの創作料理で、おいしく、楽しく、いのちを頂いてきましたよ。
暇な時、覗いてやって下さいね。
★★★ 『 語りたしされど友なし春の雪 』 ★ 交心俳句28001 へもどうぞ!!! ★★★
2009年02月07日
語りたしされど友なし春の雪

★ 交心俳句28001
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語りたしされど友なし春の雪
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雪割草さんより、 『 凡愚仁雪の高嶺を眺むのみ 』 に良寛さんの歌を寄せてもらいました。
雪割草さん、いつもあい風ありがとうございます。

春待ち顔のシロミケさんがいいですね。
そうだよ、もう、春はそこまで来ているよ。
春の雪がゆるやかに降りつづいているのですね。
雪も、まだ、みんなに見てもらいたいのでしょうね。もう人々の心は春になっていて、雪のこと忘れてしまうのです。今一度、みんなの心に触れたい、残りたいと、雪の精さんたちが、泣きながら、舞っているのでしょうか・・・
その薄雪に、応えて、何か心を止めたくなりますね。
タイヤの跡が鮮やかで、うつくしい。すてきな写真です。瞬く間のうつくしさですね。
春の雪わが足跡は残らざり 仁
残すもの何もなかりき春の雪 仁
ひさかたの 雪踏みわけて 来ませ君 柴の庵に ひと夜語らむ 良寛
雪深い、寂しい草庵ですけれど、ぜひ、訪ねてきて下さい。あなたのお話しいっぱいお聞きしたい。夜を徹して語り合いましょう。
良寛さんは、好奇心旺盛なんですね。幾つになっても少年のように好奇心を全開しています。心を無にできるから、受容力も大きいし、洞察力も卓越しているのでしょう。
招かれる鈴木文台さんも、そんな良寛さんを尊敬しているし、学び取るものも多かったのでしょうね。一夜も二夜も語り明かしたい心が熱く伝わってきますね。
良寛さんのこの熱い心を、千分の一でも、真似たくなります。
語りたしされど友来ず春の雪
緒呼が帰ってきましたので、今日は、今から、城島の農家レストランへお昼を食べに行き、その後、三ツ瀬へ水を汲みに行き、農産物も仕入れ、福岡へ下って、緒呼を送っていきます。楽しみのひとときです。
★★★ 『 凡愚仁雪の高嶺を眺むのみ 』 ★ 交心俳句27901 へどうぞ!!! ★★★
※ 写真は、雪割草さんからお借りしています。
久留米で買ってきた山野草を植えました。
今年は、ちょっと知恵を使って、
鉢植えをして、その鉢を花壇に埋め込むことにします。これで、夏を持たせることができるのではないかと私かに思っているのでした。私かに願っているのです。
黄色・・・節分草
紫・・・・イワカガミダマシ
色なし・・赤花大根草
2009年02月06日
凡愚仁雪の高嶺を眺むのみ

★ 交心俳句27801
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凡愚仁雪の高嶺を眺むのみ
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雪割草さんより、 『 独りの夜独りの世なり真白き雪 』 に良寛さんの歌を寄せてもらいました。
雪割草さん、いつもあい風ありがとうございます。
そうですか、また越後は雪になりそうですか。まだ寒さぶり返しますね。
知床の流氷も少ないようですね。
網走まで流氷観に行ったこともありましたけれど、だんだん少なくなっていくのでしょうね。北極の白熊さんたち生存が厳しくなってきたようです。
白熊のべったり腹這う春の海
人間の暮らしは、自然の厳しさはありましたけれど、良寛さんの時代までくらいが良かったのかもしれませんね。ヨーロッパではその頃から羊が人間を食う時代に突入して、戦争技術が飛躍的に発展し、米国の強欲資本主義に至ってしまったのです。
良寛さんの心を生きる人が増えていくことを願います。
かきくらし 降る白雪を 見るごとに 室(むろ)の高根の 昔思ほゆ 良寛
その良寛さんは、その時代が、もう人の道を見失って、人々も世の中もおかしくなってしまった。仏道の世も、娑婆と同じになって、おかしくなっていると嘆くんですね。あの良寛さんが憤慨するんです。
そして、良寛さんは自分の道しるべを辿り直していくんでしょうね。
凡愚仁雪の高嶺を眺むのみ
★★★ 『 独りの夜独りの世なり真白き雪 』 ★ 交心俳句27801 へどうぞ!!! ★★★
露の命 消えなましかば かくばかり 降る白雪を 眺めましやは 後白河院
人の命の儚さが詠まれています。
先人達の無常観です。だから今日のこの命が切ないと感じる伝統を受け継いできているのでしょう。
けれど、良寛さんは、そんな無常観を突き抜けているんでしょうね。
眼前に降る白雪を眺めるにつけても、その白雪の如くに純真に求道、解脱に生きた先師たちの生き様に思いを馳せるのでした。
本気で生きようよ。
本気で生きたら、
この世は愛に満ちているよ。
自然の愛語を享受し、
分かち合い、
一緒に、幸せに、生きていこうよ。
お釈迦さんだって、
達磨さんだって、
わたしと同じだよ。
本気で、幸せを生きようと願ったんだよ。
そして、そこまで生きたんだよ。
わたしにも、できないことじゃないんだよ。
わたしといっしょに、
本気で、生きようよ。
わたしといっしょに、
本気で、幸せになろうよ。
。。。
「かきくらし 降る白雪を 見るごとに 室(むろ)の高根の 昔思ほゆ」
空が暗くなるほど激しく降る白雪を見るたびに、
昔中国の嵩山(すうさん)で禅宗の開祖・達磨に入門を乞うて許されず、
左腕を切断して求道を示した二祖慧可(えか)の厳しさが深くしのばれる。(全国良寛会)
。。。
独りで生まれ独りで死ぬる春の星
独り故おのれが光春の雷
2009年02月06日
独りの夜独りの世なり真白き雪

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独りの夜独りの世なり真白き雪
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雪割草さんより、 『 節分の良寛鬼とも遊びをる 』 に良寛さんの歌を寄せてもらいました。
雪割草さん、いつもあい風ありがとうございます。
本当に暖かい立春でしたね。
悪い温暖化の結果じゃないといいのですけれど。
今年は、梅も早いそうですね。
返事が遅くなってごめんなさい。
早朝に出て、定期検診と胃カメラ。そして久留米で用事を済ませて、夜はNPOの準備会で、帰宅が遅く、PCに向く時間が今になってしまいました。
> 桐の木の蕾も冬を耐えて待つ 雪割草さん
寒ゆえに桐の蕾の柔らかに
厳しくも再びの寒迎えたし
冬ながら 世の春よりも 静けきは 雪に埋もれし 越の里山 良寛
南の方ではもう春が来たと華やいでいるのに、ここ越後の里は一面の銀世界。鳥さえ動かないよ、静かなものだね。
そんな厳寒の静寂の中の孤独が迫ってきますね。
独りの夜独りの世なり真白き雪
★★★ 『 節分の良寛鬼とも遊びをる 』 ★ 交心俳句27701 へどうぞ!!! ★★★
2009年02月04日
節分の良寛鬼とも遊びをる

★ 交心俳句27701
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節分の良寛鬼とも遊びをる
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雪割草さんより、 『 春立つやいよよご飯の美味くなる 』 に良寛さんの歌を寄せてもらいました。
雪割草さん、いつもあい風ありがとうございます。
今朝は、越後はいいお天気ですか。筑後もいいお天気です。
立春が、本当に春になったように暖かいんですよ。昨日は節分。
> 春鰯ちょっと濃い目の味をつけ 雪割草さん
やっぱりいわしを食べることを受け継いでいるんですね。まだどこでもつづけていますか。鰯の頭を戸口に射す所もありますか。
筑後ではほとんど見かけなくなりましたけれど。
恵方巻きがずいぶん流行らせられているようですけれど、越後でもやっていますか。
今まで全く無関心に過ごしてきましたけれど、良寛さんと向き合いはじめて、風俗や風習にも興味を持ちはじめました。
節分の鰯は、越後ではどんな風に伝えられてきたのでしょうね。鰯の日記に、少し解説入れて下さいな。
豆撒くや邪鬼は心に住まうもの
節分の良寛鬼とも遊びをる
越の国 国上の山に 春立ちて 我が袖に吹く 軽き夕風 良寛
春立つとはいえ、越後の2月はまだ寒さの真っ盛りなのでしょうね。
それでも、もうすぐ春になるんだという希望が湧いてくるのでしょう。温暖な筑後仁には体感できない待春の情です。
息白く一呼吸ごとせつなしや
猫の鼻供花を離れず春立ちぬ

※ 写真は雪割草さんよりお借りしています。
★★★ 『 春立つやいよよご飯の美味くなる 』 ★ 交心俳句27601 へどうぞ!!! ★★★
節分の夜にあそびをる鬼ごっこ
春来るを愛呼と鬼と喜びぬ
2009年02月03日
春立つやいよよご飯の美味くなる

★ 交心俳句27601
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春立つやいよよご飯の美味くなる
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雪割草さんより、 『 旧正のやわらか餅搗く便りかな 』 に良寛さんの歌を寄せてもらいました。
雪割草さん、いつもあい風ありがとうございます。
雪も溶けて、春景色らしくなりますね。
筑後は今日は雨です。あちことで豆まきやっているのでしょうけれど、あいにくの雨で難儀ですね。
鬼は内。福は外。
鬼はどんどん家に入れて、遊ぶんです。
福は、ありあまるほどあるから、分けてやるんです。
鬼は内豆撒いて鬼呼び寄する
恵方より雪の野菜の便りかな
春立つやいよよご飯の美味くなる
そうですか、越後でも、雪の野菜栽培されるんですね。
そうなんですか、雪が少ないと、野菜は腐るんですか。
命は微妙ですね。
中途半端が一番いけないということなのでしょうね。
あづさ弓 春さりくれば み空より 降りくる雪も 花とこそ見め 良寛
春になったんだから、降ってくる雪も、花に見立てようよ、という良寛さんは、やっぱりいいですね。プラス志向の先駆者です。
この心を持っているから誰とでも友達になれるのでしょうね。
いっしょにいて、飽きることもないのでしょうね。
春の雨鉢の野菜と歓喜する

★★★ 『 旧正のやわらか餅搗く便りかな 』 ★ 交心俳句27501 へどうぞ!!! ★★★
草木も野菜も、命力が躍動し、
猫も人も、動きが活発になります。
静寂の冬から、喧噪の春へ、
忍耐の冬から、飛躍の春へ移行します。
自然の流れは緩急あるけれど、留まることはありません。
人生の流れも善悪あるけれど、常に変化していくものです。
草木にも野菜にも、命が宿り、
猫にも人にも、仏が宿る。
命を頂いて美味しく食べ、
愛を蓄えて、喜んで分ける。
分け合って、食べ、
つながり合って、生きる。
命を頂いて、ありがとう。
今日も生かしてもらって、ありがとう。
雨が降って、花が咲く。
雨が降って、ありがとう。
光が射して、実が実る。
光が射して、ありがとう。
今日もゆっくり、息をする。
一呼吸、一呼吸、ありがとう。
節分の鬼も愛呼と来て遊べ
豆ひとつひとつの君を食べてゐる
2009年02月02日
旧正のやわらか餅搗く便りかな

★ 交心俳句27501
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旧正のやわらか餅搗く便りかな
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雪割草さんより、 『 はるかぜにすこしにんげんまぁるくなぁれ 』 に良寛さんの歌を寄せてもらいました。
雪割草さん、いつもあい風ありがとうございます。
> 底冷えの餅搗く音に昇る湯気白き息吐く子らは楽しき 雪割草さん
つきたてお餅で、身も心もまぁるくなれましたか。
子どもたちの心ももらって、身も心も、やわらかくなったでしょうね。
でも、良寛さんのように、暴飲、暴食。無心になって、留まること知らず・・・これは、すこし、解放しすぎかもですよ。
たまには、いいですけれどね。
旧正のやわらか餅搗く便りかな 仁

※ 写真は、雪割草さんからお借りしています。
> 差し入れの熱き焼き芋ほくほくと 雪割草さん
焼き芋もおいしそうですね。
近所のおばぁちゃんが焼いて持ってきてくれるんですか。
うちでも、ばぁちゃんが大好きだから、ストーブにのせて焼くんです。お昼は、焼き芋ですますこと多いんですよ。
我が為に 漁(あさ)りし鮒を いなだきて 落としも敢へず 食(お)しにけるかも 良寛
大坂屋の三輪権平さんは、良寛さんのパトロンのような人ですね。みんなで良寛さんの世話をしてくれたようです。叔父の佐市さんは良寛さんがとても信頼した人で、妹の維馨尼さんは良寛さんの片想いの人です。
良寛さんのためにわざわざ鮒を獲って持ってきてくれる。喜んで食べる良寛さん。
食の喜びをいちばん知っている人かもしれません。
少欲知足ゆえの食の喜びを、飽食世界のわたしたちは忘れてしまってきたようですね。
ビーフステーキの美食を喜ぶよりも、
食べる口があることを喜ぶことができるようになりたいですね。
口あるがしみじみうれし春はじめ 仁
★★★ 『 はるかぜにすこしにんげんまぁるくなぁれ 』 ★ 交心俳句27402 へどうぞ!!! ★★★
米国の死亡率の一番高いのは、肥満になってきたようですね。
糖分の摂りすぎ。飽食世界の最先端で、糖分産業を世界中に押し売りしているんですね。WHOが糖分の摂りすぎに注意しましょうと食品に「警告」を書き込もうとしていますけれど、米国は、大反対です。人の命より、お金儲け最優先の米国だったのですね。
オバマさんには、そんな米国の飽食も強欲も、なくしてほしいですね。
もちろん、日本も、米国よりも先に、エコライフ、スローライフへの転換を図ってほしいですね。世界中から食料を買い漁ってきた飽食日本を卒業しなければなりませんね。
雪の下で育つキャベツや白菜がテレビで紹介されていました。雪害で捨てようとしていて、たまたま食べたら美味しいことに気づいたそうです。大変でしょうけれど、作ってほしいですね。『平泉』展を観に行った時、外食のチャンポン屋さんで、食べました。この白菜、しゃきしゃきして美味しいんです。
ナズナさん、冬野菜は何も作っていないと言っていたけれど、
家庭菜園では、雪の下の白菜は作れないのでしょうか・・・
白菜の長々眠る雪布団
★★★ 『 うれしくて空をものぼる春はじめ 』 ★ 交心俳句27504 へどうぞ!!! ♪♪♪ 

麦の芽をちぎりふたりの草の笛
寄り添うて風のごとくに春はじめ
2009年02月02日
はるかぜにすこしにんげんまぁるくなぁれ

★ 交心俳句27402
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はるかぜにすこしにんげんまぁるくなぁれ
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> 二ン月の 風と思えば 深く吸う 仁
> 二ン月の 風をアタシも 深く吸う 花呼さん
普通、息をしていること、忘れていますね。
普通、鼻のあること、忘れていますね。
忘れていても、天は、ちゃんと、花呼さんを生かしてくれています。
鼻さんに、ありがとうって、言ったことありますか。
鼻がなければ、花呼さん、生きていないんだ。
深く息をするということは、鼻さんに、ありがとうと感謝することなんですよ。
どんなに忘れていても、ちゃんと、花呼さんを生かしてくれていますからね。
ありがとう深呼吸は、鼻からはじまって、目、口、手、足、家、大地、空、宇宙、全てにつながって、ありがとうを実感することなんです。
ありがとう深呼吸すると、この世界に、無駄なものは、何一つないことに、気づくんですよ。
ありがとう深呼吸すると、この世に、せからしい人は、一人もいないことに、気づくんですよ。
鼻は、自分で作ったんじゃありません。
天からの頂き物です。
ありがたいですね。
天は、わたしがちゃんと生きていけるように、何もかも備えてくれているんです。
天が備えてくれているもの、一つひとつに気づいて、
ありがとうを言えるようになると、
人間、まぁるくなるようですよ。
はるかぜにすこしにんげんまぁるくなぁれ
★★★ のぅの自分創りの旅09z0112☆『 こがらしの耳きるいたみ好きみたい 』 ★★★
2009年02月01日
お謡いも新酒も知らず遊行かな

★ 交心俳句27401
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お謡いも新酒も知らず遊行かな
――☆★☆―――――――――――――――☆★☆――
雪割草さんより、 『 麦の芽や踏まれ強さが身の宝 』 に良寛さんの歌を寄せてもらいました。
雪割草さん、いつもあい風ありがとうございます。
越後はまた雪が降りそうなんですか。
少しずつ暖かくなっていけばいいのですけれどね。
クリスマスローズさんが花芽をつけましたか。仁は、大根を植えた時、虫除けに、大根の近くに一鉢植えてみましたけれど、大根葉の陰になってしまって、ほとんど成長しませんでした。先日表の花壇に植え替えましたけれど、花芽が尽きますように。
今夜は新年会のお局さんですか。
良寛さんのように、無心に、なってしまいたいでしょうね。
新室(にいむろ)の 新室の 新室の 祝(ほ)ぎ酒(ざけ)に われ酔ひにけり その祝ぎ酒に 良寛
新聞でも、あちらこちらの蔵開きが紹介されていますけれど、新酒の季節なんですか。
下戸仁は、とんと、無知なんです。
下戸仁だから、良寛さんの真似もできません。今から、鍛えてみようかしら・・・
さけさけと花にあるじを任せられ 今日もさけさけ明日もさけさけ 良寛
人が酔ふ新酒に遠くゐたりけり 加藤楸邨
お謡いも新酒も知らず遊行かな 仁
日陰を歩いて生き延びてきましたので、麦のような踏まれ強さも持たず、なのに妄詩に酔うて、妄の酔いどれ人生も歩いているんです。酒に酔うときついですけれど、妄恋に酔うと、心地よいんです。ひとり遊びの妄恋だから、どこまでも酔いどれることができるんですよ。
幻女忽見我 (野老忽見我)
誘我共交歓 (率我共成歓)
妄句数詠後 (野酌数行後)
陶然枕君眠 (陶然枕畔眠)
また楽しからずや。
★★★ 『 麦の芽や踏まれ強さが身の宝 』 作句日録081222 へどうぞ!!! ★★★
二ン月やほそぼそ妄句瘠せてゆく
道祖神やがて春風吹いてくる









