2009年06月30日

猫ごころ梅雨の座敷を転びをる



★ 交心俳句42801


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猫ごころ梅雨の座敷を転びをる


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 雪割草さんより、 『 五月闇まなざしに光よみがえれ 』 に良寛さんの手紙文を寄せてもらいました。
 雪割草さん、いつもあい風ありがとうございます。


 5度も低い気温だと、過ごしやすいでしょうね。
 筑後は雨続きで、ムシムシです。大雨警報も出ています。梅雨本番。


 昨日は琥珀さんの看病で大変でしたね。
 もう気分いいのでしょうか・・・お部屋で寛いでいるのでしょうね。
 琥珀の恩返し・・・さて、どんな物語がはじまるのやら。
 雪割草菩薩の慈心にはお返し不要でしたね。琥珀さんが元気になって、遊び回ることが最高のお返し。



 猫ごころ梅雨の座敷を転びをる   仁



 雪割草さんも、今日はのんびり寛いで、座敷に寝転んでくださいね。
 心を空っぽにして、観自在、幸せな時を遊泳しましょうね。



 矢の如き光陰湧かせ夏座敷   仁



  白麦りんご酒一樽恭しく受納仕候 涼しくなり候ハバ一夜がけに参上度仕候 以上   良寛



 。。。
 「白麦りんご酒一樽恭しく受納仕(じゅのうつかまつり)候 涼しくなり候ハバ一夜がけに参上度仕(つかまつりたく)候 以上」
 六月晦日 斉藤伊右衛老宛 頂戴物の礼状。
 簡単な手紙の見本のような候文。
 文末に以上、宛名は〇〇老が慣例。
 詩歌を添えたり、詩歌だけの手紙も多く、大切に保存された。(全国良寛会)
 。。。



 良寛さんのつつましやかな暮らしの一端が伺えます。
 托鉢でもらっただけでは食を十分にとることはできず、いろいろなパトロンのお世話にもなってきたのですね。良寛さんのお布施行はたくさんの村人を救済しましたので、人々も良寛さんを尊敬し、その庇護を惜しみません。そのお返しに、良寛さんは、お礼の手紙を書きます。この手紙が、また、重宝がられるんです。
 手紙は270通残っているそうですけれど、その大部分は食料やお酒をもらったお礼の手紙だそうです。
 無一物の良寛さんは自分の足跡さえ残さない人ですから、余程のことでないと記録も残していないようです。食べることが生きることの一番大切なことだから、生かしてもらうお礼は、丁寧にお返ししたのでしょうね。
 ひとり遊びの達人で、お茶目な良寛さんは、お返しの手紙にも、人を楽しませる工夫をいろいろ考え出していたようです。
 良寛さんの手紙そのものが愛語なのですね。



 梅雨繁し籠もりに届く心かな   仁



★★★ 『 五月闇まなざしに光よみがえれ 』 ★ 交心俳句42701 へどうぞ!!! ★★★



 向日葵が見事に生長していますね。
 勢いがいい。
 さぞ大きな花を咲かせるのでしょうね。
 道行く人が楽しんでくれるのが嬉しいという雪割草さんの心が良寛さんになりましたね。


 ネットサロンでも楽しませてくださいね。
  ネット吟行が楽しみです。




★ 交心俳句42804


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ひまわりや待たるゝこゝろ待つこゝろ


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☆☆☆ 『 向日葵に何時の間にやら見下ろされ 』 へどうぞ!!! ☆☆☆

★。・。・゜♪゜・。・。★ 交心俳句 ★。・。・゜♪゜・。・。★



2009年06月30日

五月闇まなざしに光よみがえれ



★ 交心俳句42701


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五月闇まなざしに光よみがえれ


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 雪割草さんより、 『 梅雨本番遊行本番心清浄 』 に良寛さんの詩歌を寄せてもらいました。
 
 おはよう、雪割草さん。


 そうですね、何でもないことを祈っていますけれど、
 琥珀さん、
 早く診断してもらって、原因がわかった方が安心ですよ。
 琥珀さん、
 いろいろありそうだけれど、
 雪割草さんに巡り会えて、幸せですよ。


 まだまだ、幸せが待っているから、
 早く元気印の琥珀さんに戻りましょうね。


 琥珀さんに、ちっごから、あい風いっぱい送ります。


 五月闇まなざしに光よみがえれ   仁



 野生が戻って、近所の黒猫と縄張り争いしたとき、爪が頬に食い込んでいて、その傷から黴菌が入ったんだそうです。



☆☆☆  『 固まりて背筋涼しき台の上 』   へどうぞ!!! ☆☆☆



 琥珀さん、お帰り。
 よかったね、もう安心だよ。
 雪割草お母さんに、感謝のニャオしましたか。


 若いから、快癒も早いよ。
 真夏を青春しようね。


 琥珀さんの青春力もらって、
 仁も、老旬力発揮するよ。


 梅雨なんぞ吹き飛ばそうね。


 老旬や心の黴も吹き飛ばす   仁




  老病覚め来て 寝ぬるあたはず 四壁沈々として 夜すでに深し   良寛



 。。。
 「老病覚め来て 寝(い)ぬるあたはず 四壁沈々として 夜すでに深し」
 老病の身には、一度目がさめるとなかなか眠ることができない。
まわりの壁は静まり返って、夜もすっかり深まってきた。
 老人になると、よく眠れることが幸いだという。(全国良寛会)
 。。。



  夜眠れなくなった良寛さんがいます。
 高齢者の辿る道ですね。
 それで、独り、庭に出て、枯れ木に星座が花のように咲いているのを観、
 遠くの谷を流れる音が音楽に聞こえた、というんです。
 この感受性は、高齢者でないと享受できないものかもしれません。
 ここに高齢者固有の世界が開かれていくのです。



 夏木立広がり銀河を花と為す   仁



★★★ 『 梅雨本番遊行本番心清浄 』 ★ 交心俳句42601 へどうぞ!!! ★★★



  【 資料 良寛 】
 。。。
  老病覚め来って寝ぬる能わず。
  四壁沈々として夜まさに深し。
  燈に焔なく炉に炭なし。
  只だ凄凉の枕衾に積もるあるのみ。
  知らず、何を似て我が心を慰さめん。
  暗かに烏藤を(藤の杖)をひいて庭陰を歩む。
  衆星羅列す禿樹の花(枯れ木に花)。
  遠渓流れ落つ無弦の琴。
  此の夜此の情いささか自ら得たり。
  他時異日、誰に向って吟ぜん。
 。。。



☆☆☆  ぜろから交心09t062905☆『 泣く躍り笑う躍りや夜の虹 』 へどうぞ!!! ☆☆☆

★。・。・゜♪゜・。・。★ 交心俳句 ★。・。・゜♪゜・。・。★



2009年06月28日

梅雨本番遊行本番心清浄



★ 交心俳句42601


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梅雨本番遊行本番心清浄


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 雪割草さんより、 『 如意宝珠心に遊べ夏の庭 』 に良寛さんの詩を寄せてもらいました。


 おはよう、雪割草さん。
 おそいおはようで、ごめんなさいね。


 雪割草さんは、コミセンの清掃ですか。
 仁は、家の水洗を交換で、万屋の田さんのお手伝いです。一日がかりで、結局不備。
 明日メーカーに来てもらうことになりました。
 雪割草さんは郷土の縁で、百合30本もらいました。
 つながり愛に支えられて、Happyですね。
 仁は、水洗の展示会でくじを当て、3000円の商品券をもらいました。
 たまたまの幸運に恵まれてHappyですよ。


 普通の日常が、普通に過ぎていきます。
 普通に流れていく日常がいいですね。


 今日は沖縄が梅雨明けを宣言しました。
 いよいよ九州に本格的な梅雨が襲ってくるのでしょうね。夕方から降りはじめました。



 梅雨本番遊行本番心清浄   仁



  国上の下 乙子の森 中に草庵有りて 残年を寄す   良寛



 。。。
 「国上の下 乙子の森 中に草庵有りて 残年を寄す」
 10年ほど住んだ五合庵から下り、里に近い乙子神社の草庵に移る。
 托鉢の出入りや知友の訪問も楽になる。
 自らを語らず文にも残さずとされるが、問わず語りに詩歌で吐露する。(全国良寛会)
 。。。



 1816年に、遍澄さんが良寛さんの法弟になって、良寛さんお世話をはじめます。
 その遍澄さんの計らいで、五合庵を離れることになりました。良寛さんにはお気に入りの終の棲家だったのでしょうけれど、体ももう弱りはじめたのでしょうね。
 良寛さん、59才です。遍澄さん、16才。ちなみに貞心尼さんは、19才。
  良寛さんが出家したのは18才。
 遍澄さんに、青年時代の自分の姿を見ている良寛さんがいるのかもしれません。


 もし、同じように、貞心尼さんが良寛さんに弟子入りしていたら、どういう物語になっていくのでしょうね・・・
 疾風怒濤の青年たちの群像として描かれてもいいのでしょうね。



 さくらんぼ食べて疾風怒濤かな   仁



★★★  『 如意宝珠心に遊べ夏の庭 』 ★ 交心俳句42502 へどうぞ!!! ★★★



★★★  『 朝顔や一日一生連ねけむ 』 ★ ネット吟行 09t062701 へどうぞ!!! ★★★



 【 資料 良寛 】
 。。。
国上の下乙子の森
中に草庵あり残年を寄す
朱門黄閣久住むに懶く
清風明月縁あるに似たり
偶児童に逢うて毬子を打ち
更に逸興に乗じて頻に篇を成す
他日秀才相問取せん
安にか在る旧時の痴兀蝉と
 。。。



★。・。・゜♪゜・。・。★ 交心俳句 ★。・。・゜♪゜・。・。★

2009年06月27日

如意宝珠心に遊べ夏の庭



★ 交心俳句42502


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如意宝珠心に遊べ夏の庭


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 雪割草さんより、 『 七変化紺のままなることもある 』 に良寛さんの詩歌を寄せてもらいました。
 雪割草さん、いつもあい風ありがとうございます。


 朝露が少なくなりましたか。
 叔母の35日の法事で、今まで冷房の部屋にいましたけれど、ほんとうに今日は蒸し暑いですよ。むしむしじとじと。クールビズ。エコライフを守って、汗流れるままですね。



 平常の下の心のクールビズ   仁



 庭は木陰がたくさんあって、風がながれると涼しいのでしょうね。
 庭というちっぽけな世界に遊んで、命という摩訶不思議に巡り合う楽しみは最高ですね。
 足下の世界に感動を見いだせなければ、どこへ行っても珍しさを見るだけです。
 珍しさは、一回切り。
 感動は、反復です。
 珍しさは、目で見るけれど、
 感動は、心で観ます。


 七変化の花蜘蛛さんも、太陽の道の蜘蛛の囲のトンネルも、きっと、雪割草さんの心の目が観つけだすものなんでしょうね。
 心の目が求めれば、見慣れた庭にも、まだ知らない命の摩訶不思議がいっぱいあるんですね。



 如意宝珠心に遊べ夏の庭   仁



 今日は雪割草さんが何を見つけ出すだろうと、楽しみですよ。



 0771 かれこれと何あげつらむ世の中は一つの珠の影と知らずて   良寛



 。。。
 「かれこれと 何あげつらむ 世の中は 一つの珠(たま)の 影と知らずて」
 あれこれと何を議論しているのか、所詮この世の物はみな姿や形など持ってはいない。
 思いのままに願いを叶えるという、
 霊妙不可思議な如意宝珠(にょいほうじゅ)に映し出された物にすぎない。(全国良寛会)
 。。。



 人は誰でも如意宝珠を心に持っているのですよね。
 願いをこの如意宝珠に念ずると、願いがこの如意宝珠に映って、そのイメージが、世界を映していくんですよ。その映し出される世界の中に、自分の願いを満たすものが現れてくるんです。
 イメージできるものは、実現できる。


 同じように、人は誰でも、自在鏡を、心に持っているんですよ。
 世界を自分が願うように観る鏡です。


 如意宝珠や自在鏡は、持っていた方が、生きる力になるんです。
 何より、これらのものを持っていると楽しくなりますよ。
 遊行仁は、これを持っているから、もう、退屈というものを知らなくなりました。いつでも不思議ランドをワクワクドキドキ遊泳できるんです。


 憂きことも、悲しいことも、苦しいことも、如意宝珠に映し出された影だから、
 喜び、楽しみの影に変えることができるんです。
 良寛さんは、これを持っていたから、人々の苦しみや悲しみを受け容れて、喜びや感謝に変えていくことができたんですね。



 短夜や命を映せ如意宝珠   仁



★★★  『 七変化紺のままなることもある 』 ★ 交心俳句42401 へどうぞ!!! ★★★

★。・。・゜♪゜・。・。★ 交心俳句 ★。・。・゜♪゜・。・。★

2009年06月26日

七変化紺のままなることもある



★ 交心俳句42401


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七変化紺のままなることもある


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 雪割草さんより、 『 紫陽花も蜘蛛も心の色に染む 』 に良寛さんの詩歌を寄せてもらいました。
 雪割草さん、いつもあい風ありがとうございます。


 越後の魔女は、十分に七変化。
 七変化のサロンが豊かな人たちを呼びこんでいます。


 仁は、相変わらず、すてきな人たちの中に、入れなくて、
 縁の外から、
 蟇蛙になって、
 眺めさせてもらっています。


 老仁もサロンに溶け込める蜘蛛さん色を身につけなくっちゃぁ・・・



 七変化紺のままなることもある   仁



 0846 世の中は術なきものと今ぞ知る背けばならし背かねば憂し   良寛



 。。。
 「世の中は 術(すべ)なきものと 今ぞ知る そむけば疎(うと)し 乖かねば憂(う)し」
 人に逆らえば相手がよそよそしくなり、人に従えばこちらが嫌な思いをする。
 世の中とは、個人の思い通りに行かないものだと、今はよく分かった。
 「愛語」「戒語」に学ぶ。(全国良寛会)
 。。。



 18才で出家し、22才で国仙師匠と出会い、34才まで円通寺で修行しています。
 円通寺を出た良寛さんは西国行脚。『高僧伝』を読み耽って、高僧と同じ生き方をしようと苦行したのでしょう。
 それは出世街道ではなく、反逆の道でした。寺を持たず、非僧非俗。独り単独者の道を歩いたのでした。
 ぼーっとして、ただお人好しのような青年良寛さんを観て、国仙さんは、俺にはおまえのすごさがわかったよ。おまえはおまえらしく、ゆっくりゆらゆら、天の道を歩いていくがいい。天がおまえをいいところへ運んでくれるよ。
 おれはいつでもおまえさんといっしょだよ。この藤の杖がわたしだよ。
 そういって良寛さんに印可の偈をやったのでした。



 騰騰とゴーヤの成るを待ちにけり   仁



 遊行する老仁は、もう、世間と交わることも少なくなりましたから、世渡りの術も必要じゃなくなりましたけれど、
 雪割草さんは、これからが、やわらかく、ゆるやかに、世間と交わっていかなければなりませんね。もうその術も身につけて、あとは、楽しみの魔法を覚えればいいですね。
 蜘蛛さんのように、どこへでもさ迷って行き、逢うものの色に変身していくようになれればいいですね。
 天上大風。
 風のように、水のように、光のように、
 七変化。



 蜘蛛の糸風に任せて身を運ぶ   仁



☆☆☆ 『 蜘蛛の圍に紅い夕陽も誘ひけり 』 雪割草さん へどうぞ!!! ☆☆☆



  にしても、雪割草さんが見つけた蜘蛛の囲のトンネルはすばらしいですね。
 あの蜘蛛の囲のトンネルをくぐると天上大風。
 良寛さんの愛語世界に行き着けそうです。




★★★ 『 紫陽花も蜘蛛も心の色に染む 』 ★ 交心俳句42302 へどうぞ!!! ★★★

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2009年06月25日

紫陽花も蜘蛛も心の色に染む



★ 交心俳句42302


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紫陽花も蜘蛛も心の色に染む


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 雪割草さんより、 『 ゴーヤ生る思いは植えし子に走る 』 に良寛さんの詩歌を寄せてもらいました。
 雪割草さん、いつもあい風ありがとうございます。


  越後の大水害からもう5年になるのですか。
 中越地震のあった年に、大水害もあったのですね。
 筑後は二八大水害がありました床上浸水。襖の半分までくらい浸水しました。今はもう堤防決壊というのは起こらないようです。
 良寛さんの時代は、大水害も大干魃も頻繁に起こっていますね。
 なりきり良寛さんは、苦しむ農民といっしょになってあれこれ行動しています。その心と行動によって、良寛さんは村の人たちに尊敬されていったようですね。
 『 寛政甲子の夏 』という詩では、「この世に神があるなど疑いたくなるよ」と嘆き、農民の苦しみを誰がなくしてくれるというのか、と叫んでいます。



 神仏は不仁早苗田海と化す   仁



  1127 遠方ゆしきりに貝の音すなり今宵の雨に堰崩えなむか   良寛



  。。。
 「遠(お)ち方(かた)ゆ しきりに貝の 音すなり 今宵(こよい)の雨に 堰崩(せきく)えなむか」
 遠方から、しきりに危険を知らせる法螺貝(ほらがい)の音が聞こえてくる。
 もしやまた今宵の雨で堰が崩れ、田畑や家が浸水したのか。
 常に治水に苦しむ村人たちへの深い同情の念。(全国良寛会)
 。。。



 【 資料 良寛 『 寛政甲子の夏 』 】



★★★ 『 ゴーヤ生る思いは植えし子に走る 』 ★ 交心俳句42101 へどうぞ!!! ★★★


 庭の墨田の花火はもう花期を終わりました。
 雪割草さんの額紫陽花は色が仄かで、可憐ですね。心も仄かになります。


 それにしても、
 こんなあっぱれな蜘蛛を発見した雪割草さん、
 あっぱれ!


 ほんとうにすてきですね。
 紫陽花の色もすてき。
 蜘蛛の色もすてき。
 初恋のほのめきのようなハーモニー。



 紫陽花も蜘蛛も心の色に染む   仁



  この蜘蛛さんも、良寛さんのようですね。周りの色に染んでしまう。
 良寛さんが、この蜘蛛さんに似ているのでしょうか・・・



 回帰する命は同期七変化   仁



 越後の魔女さんも、七変化ですね。
 七変化は、化けるんじゃないんです。変化するんですよ。
 蜘蛛さんのように、あなた色に変化できたら、楽しいでしょうね。

★。・。・゜♪゜・。・。★ 交心俳句 ★。・。・゜♪゜・。・。★

2009年06月25日

ゴーヤ生る思いは飢えし子に走る



★ 交心俳句42101


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ゴーヤ生る思いは飢えし子に走る


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 雪割草さんより、 『 いつの日か見たし夕焼け越の海 』 に良寛さんの詩歌を寄せてもらいました。
 雪割草さん、いつもあい風ありがとうございます。


 ほんとうに自然は恵みであり、また不仁ですね。
 だから恵みにありがとう。


 無駄を当たり前にしてきた飽食の流れをすこし変えていくようにしたいものですね。
 消費者が、もったいない、もったいないを、大事にしていけば、ずいぶん変わるのでしょうけれど・・・


 今日、10億の人々が飢えぬ苦しんでいるのですね。



 ゴーヤ生る思いは飢えし子に走る   仁



★★★ 575で平和を交心09t062401『 九条に魂預く夏帽子 』 へどうぞ!!! ★★★



> 今日を咲く愛しき花の夏椿   雪割草さん



 夏椿なにゆえかくも愛おしや   仁



 はかなきは命の常かなつつばき   仁



 夏椿は大好きです。
 夏は、一日花が多くなりますね。
 もうすぐ酔芙蓉さんも咲き始めるでしょうね。
 去年、小さな苗を植えました。枯れずに、ちゃんと葉をつけはじめています。けれど、一向に成長していません。花を咲かせてくれると嬉しいのですけれど・・・
 実生から植えた芙蓉さんは、切り戻しはしていなかったのですけれど、去年のままで葉を茂らせています。今年もいっぱい咲いてくれますように。



 酔芙蓉飢えし子らには食が命   仁



☆☆☆ 『 夏椿一日花の哀れなり 』 雪割草さん へどうぞ!!! ☆☆☆



  0171 手もすまに植ゑて育てし八重草は風のこころに任せたりけり   良寛



 。。。
 「手もすまに 植(うえ)て育てし 八重草(やえぐさ)は 今宵(こよい)の風に まかすなりけり」 
 丹精込めて育てた数多くの草花は、今宵の暴風雨のただただ成す術(すべ)もない。
 文政12年、越後を襲ったこの大風は、随所に甚大な被害をもたらした。(全国良寛会)
 。。。


 
 1237 わが宿に植ゑて育てし百草は風のこころに任すなりけり   良寛



★★★ 『 いつの日か見たし夕焼け越の海 』 ★ 交心俳句42003 へどうぞ!!! ★★★

★。・。・゜♪゜・。・。★ 交心俳句 ★。・。・゜♪゜・。・。★



2009年06月23日

いつの日か見たし夕焼け越の海



★ 交心俳句42003


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いつの日か見たし夕焼け越の海


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 雪割草さんより、 『 塩もみの紫蘇の香りの夜を越す 』 に良寛さんの詩歌を寄せてもらいました。
 雪割草さん、いつもあい風ありがとうございます。


  池もいっぱい水が溜まりましたか。
 さて、何が棲みはじめるのでしょうね・・・
 観察発見雪割草さんの出番ですよ!
 でも、蚊に食われると難儀ですね。柳川はブン蚊の街です。外に出たら、もう、蚊が食らいついている。膨れて動けなくなるまで食らいついていますよ。


 でも、いちばんに何を見つけ出すか楽しみですね。
  家の池は住み心地いいよ。ボウフラもいっぱい湧いて、栄養も豊富だし、食べ物に事欠くことはないよ。命さんたち、早く戻っておいでよ。
 ザリガニさんも復活しますように。



 五月雨に命の池や蘇生せよ   仁



 筑後は雨です。
 那呼はハーブの本を二冊持ってきてくれました。那呼はハーブではぼくらの大先輩なんですよ。今日も久留米のナーセリーまで行って、また、ハーブを買ってきました。四畳半畑がハーブで占領されるかもしれません。けっこう繁茂するんですよね。



 こころにもただよえハーブのすずしさよ   仁



  0854 越の海ひとをみるめはつきなくにまた帰り来むと言ひし君はも   良寛



 越後の人情と風土が良寛さんは大好きなんですね。
 分かち合い、支え合い、つながり合って、やさしさがいっぱいですよ。はやく故郷へ戻っていらっしゃい。


 温かい人情に包まれて、余生を自在に、幸せに生きた良寛さんですから、
 身も心も全てを郷土の人たちにお返ししたいのでしょうね。



 。。。
 「越(こし)の海 人を見る目は つきなくに また帰り来(こ)んと 云(い)ひし君はも」
 縁があったらまた帰ってこようとあなたは言ったけれど、
 越後の海には海藻の「海松布(みるめ)」が尽きないように、
 ここは決して人を「見る目」が尽きない優しい土地ですよ。(全国良寛会)
 。。。



  いつの日か見たし夕焼け越の海   仁



★★★  『 塩もみの紫蘇の香りの夜を越す 』 ★ 交心俳句41901 へどうぞ!!! ★★★

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2009年06月23日

塩もみの紫蘇の香りの夜を越す


★ 交心俳句41901


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塩もみの紫蘇の香りの夜を越す


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 雪割草さんより、 『 踊れ踊れ明日なき身にも盆踊り 』 に良寛さんの詩歌を寄せてもらいました。
 雪割草さん、いつもあい風ありがとうございます。
 
 越後は蒸し暑いですか。
 筑後も同じです。生ぬるい南風は吹いていますけれど。


 きれいな梅ですね。
 雪割草さんがもぐの?
 琥珀さんたちに声援送ってもらって。
 怪我ないように。


 うちも梅三瓶作りました。義母の仕事。昨日は道の駅から新しい紫蘇を買ってきました。
 いい色が出ますように。



 塩もみの紫蘇の香りの夜を越す   仁



 昨日買ったハーブ。
 レモンゼラニューム
 レモンタイム
 ローズマリーピンク
 チャイブ
 野菜は、レタスと胡瓜。
 花は、睡蓮木とオミナエシ。


 胡瓜は、20日くらいずらして植えておくと、順番に実って、長く食べれると聞いて、
 試しに一本買ってみました。
 今年は三本植えていたのですけれど、今日で20本目を収穫しました。66本の収穫を目指していますけれど、なんだかもう枯れかかっているような気もするんですよ。
 レタスもまだ植えていいというので、2本買ってきました。


 これらを植えているうちに雨になり、
 それでも、全部植え終わりました。
 よくやったと、自分を褒めてやりたいところです。



 ハーブが楽しみです。
 ハーブティまで作れるように一大変身。



 ハーブの香部屋にながして涼しさよ   仁


 


  1155 いざさらば蓮の上にうち乗らむよしや蛙と人はいふとも   良寛



 。。。
 「いざさらば 蓮(はちす)の上に うち乗らむ よしや蛙(かわず)と 人は言ふとも」
 弟由之が「極楽の蓮の花びらによそひてみませ麻手小衾(こぶすま)」の一首を添えて、
 ふとんを贈ったときの返しの歌。
 スマートに悦びの気持ちを伝えている。(全国良寛会)
 。。。



  やっぱり良寛さんは無邪気ですね。
 無一物の良寛さんは蒲団もたいした物は持たないようです。病気がちの良寛さんに由之さんは蒲団を送ったのですね。座布団だったというはなしもありますけれど。
 喜んだ良寛さんは、その喜びを、子どものような心でお返しするんです。座布団の柄が蓮の花だったので、その座布団に蛙のように飛び乗って、そのまんまの姿を歌に詠むんです。


 由之さんの心遣いに感謝して、ほっと安心もしたのでしょうか。
 豊かな心の内に蓮の台に乗れて幸せだよ、とも言っているのでしょう。
 もういつでも死と隣り合わせの良寛さんなんですね。



 蓮の葉に載りし蛙の動かざり   仁



★★★  『 踊れ踊れ明日なき身にも盆踊り 』 ★ 交心俳句41802 へどうぞ!!! ★★★



 【 資料 良寛 】
 。。。
 蒲団たまはり恭しく納めまゐらせ候。春寒信にこまり入り候。
 ・・・み歌の返し(山本由之宛手紙)
 
 御はらからなる由之翁のもとよりしとね奉るとて「極楽の蓮の花の花びらによそひて見ませ麻手小衾」御かへし(蓮)


 しとねを奉るとて
 1154 極楽の蓮のうてなを手にとりてわれにおくるは君が神通   良寛
 。。。



 



★。・。・゜♪゜・。・。★ 交心俳句 ★。・。・゜♪゜・。・。★



2009年06月21日

踊れ踊れ明日なき身にも盆踊り



★ 交心俳句41802


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踊れ踊れ明日なき身にも盆踊り


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 雪割草さんより、 『 どこにでも降りて遊泳夏の空 』 に良寛さんの詩歌を寄せてもらいました。
 雪割草さん、いつもあい風ありがとうございます。


  長い旱の後、今度は大雨洪水注意報ですか。
 天地不仁。荒ぶる神は何を怒っているのでしょうね。


 今日は父の日でしたね。
 ええ、いい日でした。緒呼は昨日帰り、那呼は明日来ます。
 今日は久留米の緑化センターとナーセリーでハーブとか、レタスとかの苗と、睡蓮木を買ってきました。睡蓮木は花期が長くて、紫の花が大好きなんですけれど、鉢植えだからすぐ枯らしてしまうんですよ。夏は一週間旅をするとほとんど枯れてしまいます。何かいい知恵はないものでしょうか・・・ペットボトルの給水装置を作ってみましたけれど、一日もてません。雨乞いするしかないのでしょうね・・・



 旅にいてひたすら喜雨を待ちにけり   仁



 去年も夏の旅で、睡蓮木を枯らしてしまいました。



  0262 鳴るかみの音もとどろにひさかたの雨は降り来ねわが思ふとに   良寛



  。。。
 「鳴る神の 音もとどろに 久方の 雨は降り来ね 我が思ふとに」
 この年、文政13年は日照りが続く大干魃(かんばつ)であったという。
 苦しむ農民の許(もと)に雷を伴った雨が降ってきて欲しいとひたすら神に祈り、
 農事に心を寄せる。(全国良寛会)
 。。。



  文政13年の夏は大干ばつで、10月には米価が高騰し、新潟では一揆が頻発しています。伊勢おかげ参りも流行って、政情不安がつのります。
 なりきり良寛さんは、農民の苦しみになりきって、雨乞いを念じるんですね。
 もう、良寛さん自身の体も、癌で蝕まれているんですけれど、農民といっしょに盆踊りもして、踊り明かします。もう死期を覚悟していたのでしょうね。



 踊れ踊れ明日なき身にも盆踊り   仁



 真似良寛を生きようと思い、いろいろ道標にしますけれど、
 子どもたちと無心に遊びつづける良寛さんと、
 死の前年に徹夜で踊り明かした良寛さんのスタンスが、
 大きな道標です。




★★★ 『 どこにでも降りて遊泳夏の空 』 ★ 交心俳句41603 へどうぞ!!! ★★★

★。・。・゜♪゜・。・。★ 交心俳句 ★。・。・゜♪゜・。・。★




 

2009年06月20日

どこにでも降りて遊泳夏の空



★ 交心俳句41603


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どこにでも降りて遊泳夏の空


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 雪割草さんより、 『 桜桃忌ゴーヤひとつに歓喜する 』 に良寛さんの詩歌を寄せてもらいました。
 雪割草さん、いつもあい風ありがとうございます。


 越後も30度を越す暑さですか。筑後も同じです。久留米は日本一の暑さを記録しました。もう節水が呼びかけられています。
 世間も自然も異常続きですね。
 せめて心は異常にならないように、平常心を保ちましょうね。


 老いてなお盛んの良寛さんに学んで、命力、菩薩力を養成しましょう。
 佳妙の地への遊びもできなくなって、ただネット吟行を遊ぶばかりですけれど、
 体を動かすよりも、佳妙の地を知ることができて、Happyになれます。老仁には行けない所は無限にありますけれど、人はちゃんと行けるんですね。ちゃんと行った所を、そのまんま公開してくれるので、ネット吟行は、ほんとうにありがたいですよ。


 雪割草さんの日記で、良寛さんの越後を呼吸することもできてHappyです。


 「 老来 頻りに動く 遍舟の興 」 を真似て、いよいよネット遊泳を楽しむことにします。



 夏の空どこにでも降りる遊泳心   仁


  壮年 曽って遊ぶ 佳妙の地 老来 頻りに動く 遍舟の興   良寛



 。。。
 「壮年 曽(か)って遊ぶ 佳妙(かみょう)の地 老来 頻りに動く 遍舟(へんしゅう)の興」
 壮年の時、すばらしい絶景の地を訪ね歩いた。
 老い来り、その感興が沸々と湧いてくることだ。
 鈴木牧之の山水画に、この良寛讃の軸装が全国良寛会総会を記念して公開される。
 (全国良寛会)
  。。。


 文政13年(1830)鈴木牧之は自筆の山水図に良寛の賛を頼んだそうです。
 良寛さんがこの山水画に賛を書いたのは、12月6日頃といいます。
 翌年1月6日に良寛さんはなくなりました。



  旅に病んで夢は枯れ野をかけ廻る   芭蕉



 牧之さんの山水画に触発されて、良寛さんの夢が甦ります。苦行とはいえ、西行さんや芭蕉さんの足跡を辿って、歌枕の地は踏破していたのでしょうね。
 芭蕉さんは枯れ野を、良寛さんは遍舟の境を、かけ廻るのでした。



 夏の宵夢は廻りぬ銀河の外   仁



 昼間も妄閾を遊泳し、宵も、未明も、終日終夜、夢は宇宙をかけ廻るばかりです。
 銀河の外まで一回りしてきて、
 日常のど真ん中に、どこへでも降ります。
 全受容。
 愛浄土。
 そんな世界が開かれていきますように。



 どこにでも降りて遊泳夏の空


★★★ 『 桜桃忌ゴーヤひとつに歓喜する 』 ★ 交心俳句41501 へどうぞ!!! ★★★


★。・。・゜♪゜・。・。★ 交心俳句 ★。・。・゜♪゜・。・。★


ただひとつきみのこころにおりられず



夏の霧ぬければむなしき心在り



つきぬけてきみかけめぐるなつの星


★。・。・゜♪゜・。・。★ 瘋癲老仁妄詩051 ★。・。・゜♪゜・。・。★

2009年06月20日

桜桃忌ゴーヤひとつに歓喜する


★ 交心俳句41501


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桜桃忌ゴーヤひとつに歓喜する


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 雪割草さんより、 『 ゴーヤひとつぶらさがりたる夏の色 』 に良寛さんの詩歌を寄せてもらいました。
 雪割草さん、いつもあい風ありがとうございます。


  今日は桜桃忌ですね。
 生誕100年。生きていて100才です。
 太宰を精神の栄養に生きていた愚仁も33才までの人生しか考えていなかったのに、なんともうその倍も生き残ってしまっています。
 生き残って、真似安吾じゃなく、
 生き残って、真似良寛のはじまりです。


 20世紀の旗手たらんとした太宰は、「私」壊しの人だったので、
 愚仁も「私」壊しの旅をはじめたのでした。
 ついに「私」を壊せなかった太宰は、「私」に命を壊されてしまったのですね。
 すこし「私」を壊せた凡仁は、すこし命に戻ることができているようです。
 弱さを弱さのまま、平凡を平凡のまま、生き存えて、今日も、一日、生きもうけ。
 今日は定期検診日でしたけれど、「いいですよ」と、若い先生に太鼓判押してもらってきました。ごてづくりの四畳半畑菜園の楽しみが命力を保持してくれているのでしょうね。



 桜桃忌ゴーヤひとつに歓喜する   仁



  0107 見ても知れいづれこの世は常ならぬ後れ先だち花も残らじ   良寛



  。。。
 「見ても知れ いづれこの世は 常ならむ 後れ先だつ 花も残らず」
 見ての通り、何れこの世のことはすべて儚く移ろいやすいもの。
 後に残る花も、先に散る花も、やがてみな残らず散ってしまうのだから。
 今、この一瞬を「懸命に生きよ」と。(全国良寛会)
 。。。



★★★  『 ゴーヤひとつぶらさがりたる夏の色 』 ★ 交心俳句41401  へどうぞ!!! ★★★



  0110 たまきはる命死なねばこの園の花咲く春に逢ひにけらしも   良寛



  今夜、緒呼が帰ってきて、結婚記念日と父の日のプレゼントもらいました。
 結婚記念日をいつにしようかと探して選んだのが、桜桃忌だったのです。この日は一泊祈念旅行をつづけていたのですけれど、仕事止めたら、毎日が結婚記念日みたいなもので、一泊旅行もしなくなっていたのです。
 『 ほっとする良寛さんの般若心経 』加藤キ一著
 こんな本が出ていたんですね。
 また、良寛さんといっしょに空即是色していく楽しみが増えました。



 存えて空即是色桜桃忌   仁

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2009年06月18日

ゴーヤひとつぶらさがりたる夏の色



★ 交心俳句41401


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ゴーヤひとつぶらさがりたる夏の色


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 雪割草さんより、 『 夏の空鳥の飛び行く佐渡島 』 に良寛さんの詩歌を寄せてもらいました。


 雪割草さん、おはようございます。
 今朝もあい風ありがとう。
 良寛さんの愛語風もいっぱいもらいました。ありがとう。


 越後はしとしと雨ですか・・・
 北の方はずいぶんの雨が降っていたようですね。
 筑後は、晴天のからっから。
 いよいよ暑くなりますね。
 ご自愛くださいね。


 良寛さんも、歩いていても足を挫くようになってきました。
 老仁も同じです。足を挫いたり、手を押し潰したり、皿を割ったり・・・
 畑していて、ブロックで潰した右手の中指が爪真っ黒ですけれど、やっと痛みが取れました。養生、養生。



 ゴーヤひとつぶらさがりたる夏の色   仁



  ごてづくりに畑をいじってきます。



☆☆☆ 『 夏景色波と戯る千の風  』  へどうぞ!!! ☆☆☆



 この橋は、何の橋ですか・・・
 橋の先に立てば、佐渡島が目の前にあるのですね。
 立ってみたい・・・



 千の風波も笑顔の夏の色   仁



 彼女も夏の色になって、
 雪割草さんにあい風送ってくれていますね。




★ 交心俳句41403


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すいへい線まぁるくみえるなつ景色


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  1125 ぬばたまの今宵もここに宿りなむ君がみ言のいなみがたさに   良寛



  。。。
 「ぬばたまの 今宵もここに 宿りなむ 君がみ言の いなみがたさに」
 托鉢の途中に足を挫き、「藤原一斎医師の云う様にもう、二,三日養生しては」
 との親友阿部定珍の優しい言葉に甘え、今宵も宿泊することに。
 二人のほのぼのとした唱和歌。(全国良寛会)
  。。。




★★★ 『 夏の空鳥の飛び行く佐渡島 』 ★ 交心俳句41301 へどうぞ!!! ★★★

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火美呼病む五月の闇を同期する   仁



愛語愛語届け愛語や卯月波   仁



木下闇蝶の命の蝶となる   仁



★。・。・゜♪゜・。・。★ 瘋癲老仁妄詩050 ★。・。・゜♪゜・。・。★



2009年06月17日

夏の空鳥の飛び行く佐渡島



★ 交心俳句41301


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夏の空鳥の飛び行く佐渡島


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 雪割草さんより、 『 山ごぼう花に日傘を差しかける 』 に良寛さんの詩歌を寄せてもらいました。
 
 出雲崎の旅、いっぱい御紹介くださってありがとうございます。
 空にも海にも、良寛さんがいて、あい風が溢れているように感じます。


 良寛さんの時空を独り占めできて、Happyでしたね。
 生家跡は初めてだったのですね。ひとつひとつが心に親しんでくるのでしょうね。
 誰もいなくて、ゆっくりできて、良寛力いっぱいもらえましたか。


 良寛さんのあい風、こちらへも、いっぱい、いっぱい、流してくださいね。



 花が落ちても、観音様。
 鳥が鳴いても、観音様。
 あなたも、わたしも、観音様。
 いっしょに、幸せ、分かち合おうね。



 夏の空鳥の飛び行く佐渡島   仁



★ 交心俳句41302


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母恋の心は尽きず夏の海


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 来る日も、来る日も、
 良寛さんは佐渡に向かって座っているのですね。
 春も、冬も、
 佐渡に向かって、座り続ける良寛さんがいるのですね。


 わたしがいなくなっても、
 佐渡に向かって座り続ける良寛さん。



 母恋の心は尽きず夏の海   仁



☆☆☆ 『 夏日陰お堂の中を覗き見る 』   雪割草さん へどうぞ!!! ☆☆☆



☆☆☆  雪割草さんの日記『 夏の海そっと眺むる背中越し 』 へどうぞ!!! ☆☆☆



  風定まりて 花猶落ち 鳥鳴いて 山更に幽なり   良寛



 。。。
 「風定まりて 花猶(なお)落ち 鳥鳴いて 山更(さら)に幽(しずか)なり」
 「風が止んだのに花が散り、鳥が鳴いて山はいっそう静かだ。
 「観音の妙智力なり 咄(とつ)」と結ぶ。
 「咄」は叱る、驚く、嘆く声とか。「ううん!」とでも表現したい。(全国良寛会)
 。。。



  観音の妙智力というのは、自意識を捨てて、心を空っぽにすると、自分の中の観音さんが甦って、世界があるがまんまに見えてくるし、あるがまんまの世界を享受し、遊ぶことができるよ、ということです。
 良寛さんが花を見れば花になり、鳥の声を聴けば鳥になるということなんです。


 遊行良寛さんの時空なんですね。
 真似良寛の老仁も、まだ、想像力の領域ですけれど、観音の妙智力を遊ぶことにしました。そんな異時空を想定するだけで、心は驚嘆して、わくわくHappyになっていくんですよ。



 赤い夏水平線を鳥と飛ぶ   仁



★★★ 『 山ごぼう花に日傘を差しかける 』 ★ 交心俳句41201 へどうぞ!!! ★★★

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2009年06月16日

山ごぼう花に日傘を差しかける



★ 交心俳句41201


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山ごぼう花に日傘を差しかける


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 雪割草さんより、 『 その花のきよらかさがすき山牛蒡 』 に良寛さんの詩を寄せてもらいました。
 雪割草さん、いつもあい風ありがとうございます。


 今朝は、暑くなりましたか。
 紫外線にも、暑さにも、弱いのですね。
 外出もちょっと億劫に・・・


 でも、ちゃんと武装して、いってらっしゃい。



 山牛蒡さんは真っ白な花ですけれど、日射しをまともに受けて、ほのかに紅潮します。
 太陽さんに射られて、羞じらうのでしょうか・・・



 山ごぼう花に日傘を差しかける   仁



  花人さんに、寺田寅彦さんの山牛蒡の句を寄せてもらいました。



★★★ 『 その花のきよらかさがすき山牛蒡 』 ★ 交心俳句41101 へどうぞ!!! ★★★



 。。。 ≪ > 山牛蒡の葉陰ほのかや紅の茎   寺田寅彦



 寅彦さんの珍しい句の紹介ありがとうございます。
 紅の茎が艶ですね。


 こんな妄閾へ誘ってくれるような句は好きです。



 > 雨さそふ房の小花や山牛蒡   花人



 山ごぼう花にほのめく紅さしぬ   仁 ≫ 。。。



 。。。 ≪  山牛蒡深き眠りの底に咲く   仁


 もう一句、妄に、咲いてくれました。 ≫ 。。。



  むくつけき掌に花を摘むやまごぼう   仁


  これ昔 棲遅せしところ 孤錫 たまたま独り行く   良寛



 。。。
 「これ昔 棲遅(せいち)せしところ 孤錫(こしゃく) たまたま独り行く」
 棲遅は人目につかぬ所で静かに暮らすこと。
 かつて昔棲んでいた家に、独りで訪ねてみる。
 誰も住まなくなった家は荒れ放題、たまらない淋しさを感じる。
 五合庵であろうか。(全国良寛会)
 。。。



  良寛さんは五合庵がお気に入りだったんですね。
 けれど加齢で、健康も思わしくなく、お弟子さんの計らいもあって、麓に下りてゆくことになります。
 その後、木村家にお世話になることになります。
 木村家では、暮らしの心配はなくなりましたけれど、自由気ままができず、つらかったのかもしれません。


 木村家に移ってから、貞心尼さんとも巡り合うのですから、
 不自由も、最後には、至福の時に変わっていくのですね。


 工藤さんは、良寛さんが五合庵にいたら、汚れっぱなしの良寛さんでいたのでしょうから、さすがに貞心尼さんもあそこまで良寛さんへの愛を高まらせることはなかったかもしれない、と書いていました。


 仁は、逆です。
 汚れっぱなしの良寛さんだったから、貞心尼さんはもっと激しく良寛さんを愛して、
 五合庵で自在な愛浄土を生きていたでしょう。


 五合庵で、貞心尼さんの腕の中で死んでいくもう一人の良寛さんを、観自在、つぶさに見届けていきたいと念じます。



 山牛蒡の花に逢いけり五合庵   仁



 深い森の中に密やかに咲く山牛蒡の花のように、
 貞心尼さんも、焔魔堂で、密やかに暮らしていました。
 そんな二人が、五合庵で、運命的な出会いを持つことになるとしたら・・・




★。・。・゜♪゜・。・。★ 交心俳句 ★。・。・゜♪゜・。・。★

2009年06月15日

その花のきよらかさがすき山牛蒡


 雪割草さんの   『 吹く風に山牛蒡花揺れており 』
 をネット吟行させてもらいました。
 ずいぶん大きく育っています。
 解説がありましたけれど、山牛蒡も、ハーブなんですね。
 染料にもなるし、薬草にもなる。昔の人たちの知恵はすごいですね。



☆☆☆ 『 吹く風に山牛蒡花揺れており 』   雪割草さん へどうぞ!!! ☆☆☆



★ 交心俳句41101


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その花のきよらかさがすき山牛蒡


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 山牛蒡の花、可憐ですね。
 仁も鉢植えにしていましたけれど、今年は出てきません。
 水枯れさせたんでしょうね。
 鉢栽培はかかり切りじゃないとだめですね。


 雪割草さんの庭のように広いと、野草の宝庫にもなって、楽しいですね。
 こんなにも大きくなった山牛蒡なのに、花の可憐さは、不思議のようです。実もどぎついくらい実りますしね。


 根には毒があるのかしら・・・雫さん、ご用心!


 その花のきよらかさがすき山牛蒡   仁



★。・。・゜♪゜・。・。★ 交心俳句 ★。・。・゜♪゜・。・。★



 仁の四畳半菜園も、
 胡瓜が、もう、13本目を収穫しました。
 ゴーヤがひとつ、赤ちゃんの実をつけています。
 ミニトマトは15個目。
 ピーマンが3個目。
 春大根はほとんど収穫。残りはもう花を開きはじめました。
 狭い畑に、押し込められて、かわいそうですけれど、健気に、ちゃんと成長してくれるんです。ありがとう、ありがとう。



 耕しつつもぎつつ蕃茄食べてをる   仁



 

 今夜はイカのハーブソテーを食べました。
 鉢で、ハーブにも挑戦していますけれど、ちょっと水を涸らすと、ぐにゃりです。
 菜園はじめたら、四畳半でも、もう、泊まりの旅はできません。
 これは、悩みですよぉ。

★。・。・゜♪゜・。・。★ 四畳半菜園 ★。・。・゜♪゜・。・。★

2009年06月14日

警鐘をたたきつづくや雨蛙



★ 交心俳句41002


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警鐘をたたきつづくや雨蛙


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 雪割草さんより、 『 野茨の小径歩きぬ風の音 』 に良寛さんの詩歌を寄せてもらいました。
 雪割草さん、いつもあい風ありがとうございます。


 明日は朝刊お休みですね。
 新聞少年、お疲れ様です。


 コミュニティセンターの掃除当番も、雪割草さん、お疲れ様です。
 人間の社会というのは、ゴミを出すから、掃除当番もいるんですね。
 さすがに、雪割草さん、雨蛙さんの声が聞こえましたね。
 「せっかくいい気持ちで寛いでいるのに、どうしてそんなに騒々しく自然をかき回すんだよ。自然のものは自然に任せればいいんだよ。ゴミ出さないようにすればいいし、人も来ないくらい草木が茂ってもいいんだよ。夏だからね。人間というのは本にお節介な動物だよ。」・・・



 夏草の広場草刈るコミュニティ   仁



 人間はどうして掃除するの?
 自然界にはゴミなんかひとつもないよ。
 ゴミって何?
 草はどんなに茂っても、冬になるとちゃんと枯れて、大地に戻る。動物の糞尿も虫が食って、分解して、栄養として大地に戻すんだ。枯れた老木は、腐れて、種を育てるんだよ。死んだ生き物はみんな誰かの食事になっているんだ。みんなつながり合って、命を育む元になっているんだよ。何一つ無駄な物なんてないよ。自然界はエコライフで成り立っているんだ。人間もそろそろ見習ってほしいね。
 大地に戻せない物は、あんまり作らないようにしてほしいものだよ。
 人間が要らぬ物作って、放棄するから、大地が不純物で荒らされて、死にかかっているんだよ。大地の生き物には大迷惑なんだ。



 警鐘をたたきつづける雨蛙   仁


 一声の漁歌 杳靄のうち 無限の愁膓 誰が為に移さん   良寛



 春の大川を雪解け水が騰騰と流れているよ。
 岸辺の柳の花が散って靄のようにけぶり、
 ぼろの僧衣に降りかかる。
 暮れなずむ夕靄の中を、漁舟が家路に向かっている。
 船頭の舟歌が哀調を漂わせて流れてくるよ。
 友達もまた一人なくなった。あぁわたしの心も悲しくて、悲しくて、この悲しみを誰と分かち合えばいいのだろう・・・こうして又春は去っていくのだね。



  。。。
 「一声の漁歌 杳靄(ようあい)のうち 無限の愁膓(しゅうちょう) 誰が為に移さん」
 靄のかかった遙か彼方から、漁夫の歌声が聞こえてくる。
 限りなく深い憂い悲しみの心を、誰に伝えたらよいのだろうか。
 漁夫や漁船は見えず、声だけが聞こえる幻のような世界。(全国良寛会)
  。。。



 柳絮飛ぶ君の魂飛ぶ如く   仁



 降りそそぎ袖に止まりし柳絮かな   仁



 【 資料 良寛 詩 】
 。。。
 大江茫々春将暮     たいこうぼうぼうとして はるまさにくれむとす
 楊花瓢々点衲衣     ようかひょうひょうとして のういにてんず 
 一声漁歌杳靄裏     いっせいのりょうか ようあいのうち 
 無限愁腸為誰移     むげんのしゅうちょう たがためにかうつさむ 
 。。。



★★★ 『 野茨の小径歩きぬ風の音 』 ★ 交心俳句40902 へどうぞ!!! ★★★


★★★ しゃぼん玉交心09t061301☆『 しゃぼん玉銀河の外まで飛んでゆけ 』




 


★。・。・゜♪゜・。・。★ 交心俳句 ★。・。・゜♪゜・。・。★



2009年06月14日

しゃぼん玉銀河の外は今のここ



★ しゃぼん玉交心09t061302


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しゃぼん玉銀河の外は今のここ


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★★★ しゃぼん玉交心09t061301☆『 しゃぼん玉銀河の外まで飛んでゆけ 』 へどうぞ!!! ★★★



  > 飛んでゆく 銀河の外は 彼岸かな   花呼さん



 みそいちの帰郷でしたね。
 叔父さんがマンゴーを食べた! 涙を流しながら。
 叔父さんは、菩薩に会えて、心穏やかに迎えを待つことができるようになった。
 菩薩の胸を撫でて、生きている今とここが、浄土だと知った。
 今とここが浄土だから、あの世も浄土だ。
 安堵の笑みが眼差しにあった。


 みそいちの素足を見て、菩薩の愛に包まれた。



  しゃぼん玉銀河の外は今のここ   仁



 『足がそっくりだった』を理屈にしてみました。
 どんな理屈も無意味なものにしてしまう愛浄土なのですけれど・・・


 さらに、理屈をつなげたくなります。
 臨終の良寛さんを、貞心尼さんは、素っ裸になって抱きかかえていました。
 素っ裸の貞心尼さんの胸に抱かれたまんま良寛さんは座った姿で大往生しました。
  外は津々と雪が降っています。



 穴に埋まって生き仏になった先人の生き様を拒否して、
 良寛さんが到達した死に様は貞心尼さんという蓮華の台の愛浄土でした。



 貞心尼さんは、きっと、みそいちに似ていたんでしょうね。




 花呼さん、もう、悲しまないでください。
 叔父さんは、みそいちの素足を抱いて、至福の時をたゆたっているんです。
 至福の時のまんま、あの世へ、移っていくんです。
 あの世から、至福の時の、あい風を吹かせてくれるんです。



 花呼さんのあい風が、
 叔父さんのあい風になって、
 この世という愛浄土を吹きわたっているんです。
 



  千の風吹いてゆらゆらしゃぼん玉   仁

★ 。・。・゜♪゜・。・。★ しゃぼん玉交心 ★ 。・。・゜♪゜・。・。★

2009年06月13日

野茨の小径歩きぬ風の音


★ 交心俳句40901


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地に潜み旱の虫の雨を待つ


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 雪割草さんより、 『 竹皮を脱ぐ吾に六十余年かな 』 に良寛さんの詩歌を寄せてもらいました。
 雪割草さん、いつもあい風ありがとうございます。


 越後は、雨マークのない一週間になりそうですか・・・
 筑後も降るか降らないかの曇り空。
 池に溜まった少しの水に、生き物の動く姿が感じられるんですね。生きる力のすごさですね。



 地に潜み旱の虫の雨を待つ   仁



 明日は新聞お休みですか・・・
 いつもありがとうございます。



 先週は、心を病んだ火美呼と、筑後川の風に当たって、のんびり過ごしましたけれど、
 今日は、故郷の風をいっぱい吸った火美呼は、見違えるほど元気を回復していました。
 故郷の風は、心に淀んだものを、いつの間にか吹き流してくれるんですね。
 今日は、風見呼もいっしょに、耳納連山の麓の茶房で、ゆっくりゆるゆるの時を過ごしました。
 鳥の声や、せせらぎの音や、花や木々の緑とざわめきが、
 心をやわらかくしてくれるんですね。



 野茨の小径歩きぬ風の音   仁



  火美呼の心が夢見る力を回復して、晴れやかな笑顔を見せてくれるようになって、
 筑後風に感謝です。



 明日香風シンクロしたり青嵐   仁


 子規 此の夕べ 声絶えず 夜深く 更に竹林に移りて啼く   良寛



 鳴きますね。鳴きますね。よくホトトギスが鳴きます。
 良寛さんにとってホトトギスはやっぱり夏そのものなんでしょうね。そしてホトトギスを通して先人の思いを辿りつつ、自分の思いの世界を映し込んでいくのでしょうか。
 そして、その先人への思いも、重ねた自分の思いも、いつか消えて、そこには、ただ、鳴きつづけるホトトギスがいるだけになってしまいます。



 。。。
 「子規(しき) 此(こ)の夕べ 声絶えず 夜深く 更に竹林に移りて啼(な)く」
 日暮れになっても子規(ホトトギスの異称)の鳴き声が止まない。
 夜更けてからも竹の林に移って鳴いている。
 この鳥は、きわだって多くの古歌に登場する。(全国良寛会)
 。。。


★★★ 『 竹皮を脱ぐ吾に六十余年かな 』 ★ 交心俳句40804 へどうぞ!!! ★★★



★ 交心俳句40902


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野茨の小径歩きぬ風の音


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★。・。・゜♪゜・。・。★ 交心俳句 ★。・。・゜♪゜・。・。★



2009年06月12日

竹皮を脱ぐ吾の六十余年かな

★ 交心俳句40801


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玉葱を持ち来て一息夏座敷


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 雪割草さんより、 『 梅雨冷えや底見えて池乾きゆく 』 に良寛さんの詩歌を寄せてもらいました。
 雪割草さん、いつもあい風ありがとうございます。


  雨の少ない梅雨になりそうですね。
 お父さんのいないゆっくりの日ですけれど、お客さん。村の人とのおつき合いがいいですね。あったかい人情が流れています。雪割草さんもその人情の流れの中に溶け込んでいるんですね。やっぱり、女良寛です。


 村のおばさんやおじいさんが、手作りの野菜や果物を持ってきてくれる情のつながりいいですね。



 玉葱を持ち来て一息夏座敷   仁


 
 人情でしか生ききらない仁ですけれど、仁は大人の人とのおつき合いができなかったから、今でも、村の人とのおつき合いができていません。真似良寛を生きていて、村の人とおつき合いできないから、真似良寛は失格ですけれど、自分に都合いい所だけの真似良寛を選んでいくんです。


 世間は現実的すぎて、競争原理に乗れなくて、さりとて栄蔵のように、出家もできず、落ち零れ人生を渡り歩いてきました。田舎でひっそりのはずが、BLOGで、ひとり遊びを遊んだり・・・



 栄蔵になお似てをりぬ梅雨の空   仁



 世上の栄枯は 雲の変態 五十余年は 一夢の中   良寛



 どう転んでも、六十余年、泡沫の夢なんだと、良寛さんのように、詠って、遊んで、暮らしましょう。心穏やかがいちばん。心に素直に、弱いまんまを、遊んでいきましょう。
 そんな風に自分に呼びかけて、過酷な世間を、すり抜けてきたのでした。



 夏の雲吾亡き後も変態す   仁



  鄙に、平穏に棲んで、六十余年。
 それでもいろいろのことがあったんですね。
 まだこれからだって、いろいろのことがあるんですね。
 よくも、わるくも、
 それなりに、人間って、おもしろいものです。
 それぞれに、味わいもあるんです。
 人は人。
 わたしはわたし。
 雲は雲。




★ 交心俳句40804


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 竹皮を脱ぐ吾の六十余年かな    仁


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 。。。
 「世上(せじょう)の栄枯は 雲の変態 五十余年は 一夢の中(うち)」
 世間でいう成功や失敗などは、時とともに雲が姿を変えるようなもの。
 五十余年も一場の夢のよう。
 四十、五十、六十、七十代それぞれの感慨を遺偈(ゆいげ)として残している。(全国良寛会)
 。。。


 【 資料 良寛 詩 】
 。。。
 世上栄枯雲変態   世上の栄枯は雲の変態
 五十余年一夢中   五十余年は一夢の中
 疎雨蕭々草庵夜   疎雨小蕭々草庵の夜
 間擁衲衣倚虚窓   間に衲衣を擁して虚窓に倚る
 。。。



★★★ 『 梅雨冷えや底見えて池乾きゆく 』 ★ 交心俳句40702 へどうぞ!!! ★★★

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2009年06月11日

梅雨冷えや底見えて池乾きゆく



★ 交心俳句40702


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梅雨冷えや底見えて池乾きゆく


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 雪割草さんより、 『 梅雨の入りわが輩は猫になれなくて 』 に良寛さんの詩歌を寄せてもらいました。
 雪割草さん、いつもあい風ありがとうございます。


 そうですか、琥珀さん、普段に戻りそうですか。
 よかった。何だったんでしょうね。食あたりかしら・・・
 濡れ落ち葉でも、元気に甘えん坊の琥珀さんの方がいいですね。
 ゆっくり、ゆっくり、芸達者の猫さんたちの日常が戻りますように。



 空梅雨に濡れ落ち葉なる琥珀かな   仁



 それにしても、湿り程度の雨では、池の生き物さんたち再生できませんね。
 裏山のせせらぎとも切れてしまっていたら、雨水だけが頼りですね。井戸水も吸い上げていないのですか・・・?庭、畑の水は井戸水ではないの?



 筑後も今朝から青空です。
 入梅も一日だけの雨でした。
 もう、ダムの、渇水警報が出ているんですよ。



 梅雨冷えや底見えて池乾きゆく   仁



☆☆☆ 『 梅雨空に適度な雨を願ひたし 』   雪割草さん へどうぞ!!! ☆☆☆



 ザリガニは何処に在りやひでり池   仁


 雨が降って、水が溜まったら、
 子どもたちが捕らえたザリガニさんたちを池に戻して、
 又殖えるのを願うようにしていけばいいですね。


 きっと、池に、放しに来るでしょう。
 そうしないと、もう遊べなくなりますものね。
 子どもたちの知恵を信じましょう。


 空梅雨や天の恵みを子らは知る    仁



  山房の五月 黄梅の雨 半夜蕭々として 虚窓に灑ぐ   良寛



 。。。
 「山房の五月 黄梅(こうばい)の雨 半夜蕭々(しょうしょう)として 虚窓(きょそう)に灑(そそ)ぐ」 
 山中草庵の仲夏、梅の実が黄色に熟する時季になった。
 雨が夜半ものさびしくひっそりと窓に降りかかる。
 「回首五十有余年 是非得失(ぜひとくしつ)一夢の中」に続く後半の詩句である。(全国良寛会)
 。。。
 


 いろいろのことが、いろいろのことが生きていると起こりますね。
 いろいろのことが起こって、人生なのでしょう。
 良いも悪いも、入れ替わり、立ち替わり。
 泣きも笑いも、繰り返す。
 いっしょに喜び、いっしょに怒りましょう。
 いっしょに泣いて、いっしょに笑いましょう。
 分かち合って、つながり合って、生きていきましょう。



 良寛さんは、もう、そんなことも超越してしまって、自然と一体化してしまいます。
 人間の世で起こることは、善悪も損得も、儚い夢のようなもの。人間がどうだこうだ言うのも、もう飽いてしまったよ。そんな一喜一憂から遙かに離れて、無為自然、森羅万象に命を解き放って漂うのでした。



 夏の露良寛遊行の道標   仁



 【 良寛 資料 】
 。。。
 回首五十有余歳     首を回らせば 五十有余歳
 人間是非一夢中     人間の是非は 一夢の中
 山房五月黄梅雨     山房五月 黄梅の雨
 半夜蕭々灑虚窓     半夜蕭々として 虚窓に灑ぐ
 。。。


 。。。
 回首七十有余年   頭をめぐらせば 七十有余年
 人間是非飽看破   人間の是非 看破するに飽く
 往来跡幽深夜雪   往来の跡かすかなり 深夜の雪
 一柱線香古窓下   一しゆの線香 古窓の下
 。。。




★★★ 『 梅雨の入りわが輩は猫になれなくて 』 ★ 交心俳句40601 へどうぞ!!! ★★★

★。・。・゜♪゜・。・。★ 交心俳句 ★。・。・゜♪゜・。・。★



汝病めば吾もまた病む梅雨の入り   仁



梅雨冷えの人間(じんかん)に在り遊行かな   仁



人間(じんかん)を汝梅雨の闇行く如し   仁



★。・。・゜♪゜・。・。★ 瘋癲老仁妄詩 ★。・。・゜♪゜・。・。★




 

2009年06月10日

梅雨の入りわが輩は猫になれなくて



★ 交心俳句40601


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梅雨の入りわが輩は猫になれなくて


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 雪割草さんより、 『 旱池子らとザリガニ捕る女 』 に良寛さんの歌を寄せてもらいました。
 雪割草さん、いつもあい風ありがとうございます。



 雪割草さん、おはようございます。
 越後もやっと雨に恵まれますか。
 筑後はいよいよ入梅のようです。昨夜から降りはじめました。


 歳時記と遊ぶ楽しみ梅雨の入り   仁


 たっぷり歳時記の世界を遊泳しましょうね。
 歳時記の世界を飄々良寛さんのように無心に遊び回れるようになりたいものです。想像力の世界だから、自由に想像していいはずなのですけれど、なかなか自由にというわけにはいきませんね。


 凡仁には、先人の真似をして、少しその自由を分けてもらうしか遊びようがないのでしょうけれど・・・真似でも、楽しいから、Happyですよ。


 それにしても、琥珀さんも、雫さんも、自由ですね。
 いろいろ面白い行動してくれるし、思わぬパーフォーマンスが頬笑ましい。天性の芸人なのかもしれませんね。あるいは飼い主の雪割草さんの芸が映っているのでしょうか・・・
 入梅で、部屋遊びが増えますけれど、
 雪割草さんにまとわりついて離れなくなるのでしょうね。



 梅雨の入りわが輩は猫になれなくて   仁


☆☆☆  雪割草さんの日記『 病む猫に寄り添う猫の梅雨曇 』 へどうぞ!!! ☆☆☆



 ところが、その芸猫琥珀さんが、突然、どこかへ消えてしまった!
 雪割草さんの心配はひとしおではありません。
 雫さんも心配しておろおろしています。
 まさか、良寛さんの真似をして、厭世遁世したのではないでしょう・・・
  昨日まで額に落ち葉を飾ってパーフォーマンスを楽しんでいた琥珀さんです。



  でも、お隣の車庫の隅に蹲っていた琥珀さんが見つかりました。


 よかった、琥珀さん、大丈夫らしくて・・・
 心配かけまいとして、心配かけ過ぎましたね。
 おかげで、雪割草さんが、寝込んじゃいそう・・・


 安心のお眠り、おやすみなさい。



 病む猫にただでも非情梅雨寒し   仁



 やれやれと安心に胸をなで下ろした雪割草さんでしたが、またまた、心配。
 雨は降りそうで降らないのです。
 旱の池が干上がってしまいました。
 子どもたちとザリガニ捕って遊んだのに、あのザリガニさんたち生き物はどうなったのでしょう・・・


 雪割草さん、少しは元気回復しましたか・・・


 琥珀さんも早く元気取り戻しますように。
 雫さん、琥珀さんとべったりですね。


 そうなんですか、まだ、降っていないんですか。
 干上がった池の生き物さんたちはどうなったのでしょうね。
 狸に食べられた!
 子どもたちがビデオでは笊に捕っていましたけれど、あのザリガニさんたちがもだ飼われているといいですね。ドジョウは土中ですごせるけれど、ザリガニはどうなんでしょうね・・・
 雨が降って、水が溜まれば、不思議に、池は、生き物でいっぱいになるものですけれど。
 命の戦略は摩訶不思議で、
 いつも生まれ変わり、つながって、豊饒な世界創りだしていくんですよね。



 旱池狸足跡残しけり   仁


  1039 この世さへうからうからとわたる身は来ぬ世のことをなに思ふらむ   良寛



 真似良寛仁の、いちばんの道しるべは、うかれ女と遊ぶうかれ良寛さんなんです。
 超自在境ですね。
 マグダラのマリアさんを愛したイエスさんも老仁の道しるべですけれど、
 一休さんの色ぐるいも道しるべですけれど、
 この良寛さんは、チョー道しるべなんです。



 花に向き合えば、
 花になる。
 猫に向き合えば、
 猫になる。


  うかれ女とうからうからの夏の宵   仁



 。。。
 「この世さへ うからうからと 渡る身は 来ぬ世のことを 何思ふらむ」
 墨染めの衣を着ながら、
 浮かれ女(め・遊女)とおはじきや手まりをして遊ぶうわさを気にした弟由之が、
 それとなく注意した歌のお返し。
 まだ来ぬ死後の世界のことなど心配無用と。(全国良寛会)
 。。。



 。。。
 【 良寛 資料 】
 うかれ女とはじきてふ物したまへるとききて、「墨染めの衣着ながらうかれ女とうかうか遊ぶ君が心は」とある弟由之が歌のかへし
 1038 うかうかと浮世をわたる身にしあればよしや言ふとも人はうきゆめ


 又問ふ、「うかうかと渡るもよしや世の中は来ぬ世のことを何と思はむ」とある同じ人の歌のかへし
  1039 この世さへうからうからとわたる身は来ぬ世のことをなに思ふらむ
 。。。


★★★ 『 旱池子らとザリガニ捕る女 』 ★ 交心俳句40501 へどうぞ!!! ★★★

★。・。・゜♪゜・。・。★ 交心俳句 ★。・。・゜♪゜・。・。★


 

2009年06月09日

旱池子らとザリガニ捕る女


★ 交心俳句40501


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旱池子らとザリガニ捕る女


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 雪割草さんより、 『 凛として月光菩薩の臍涼し 』 に良寛さんの詩歌を寄せてもらいました。
 雪割草さん、いつもあい風ありがとうございます。


 日照りが続いているのですね。
 裏の池が干上がるほどですか。
 池にはザリガニもいて、村の子どもたちが獲りに来るんですね。雪割草さんもいっしょになって、ザリガニ獲りをする。女良寛さんですね。



 旱池子らとザリガニ捕る女   仁



 それにしてもすごいですね。雪割草さんの所は、雨水を溜め水しているんだ。そして、旱の時、池に戻すんですね。
 池の小さな生き物たちは喜ぶでしょうね。
 女良寛となって子らと遊び、菩薩となって水を恵む。
 いいですね。



 天水を旱の池に注ぎける   仁



 筑後は、明日くらいから梅雨に入るかもしれません。
 今日は朝からどんより曇り日です。



☆☆☆ 『 楽しみを鳥に越されし夏の朝 』 雪割草さん へどうぞ!!! ☆☆☆


 そして、庭も裏山も小鳥さんたちの楽園です。
 朝食の添えにジューンベリーを楽しみにしていたけれど、あれ、あれ、鳥に先を越されちゃった!



 ジューンベリー鳥にゆずりし覚えなし   仁


 けれど、鳥さんの大好物なんでしょうね。
 食べた分、ちゃんと、雪割草さんと遊んでおやりよ、と鳥さんにアドバイスしておきますね。



  鳥の来て猫とも遊ぶ夏座敷   仁



 そんな楽園が実現するかもしれませんね。
 生き物は心がシンクロし合うと友達になれるそうですから、
 菩薩の心がシンクロして、ほんとうに、仲良く遊べるようになればいいですね・・・




  「さすたけの君がいほりに来てみれば春ものどかに百鳥のなく」(定珍)への返し。
 0184 百鳥の木伝ふて鳴く今日しもぞさらにや飲まむ一杯の酒   良寛



 さすがに良寛さんでも、鳥さんたちとはいっしょに遊べなかったのでしょうか・・・
 もし遊べていたら、あの人恋しさはなくなるでしょうね。


 良寛さんの人恋しさに呼ばれて、定珍さんがお酒を下げて遊びに来ます。
 小鳥さんたちもあんなに楽しそうに囀って遊んでいるよ。わたしたちもさぁもういっぱいおいしいお酒を呑んで、詩歌を語り合って、遊ぼうよ。


 定珍さんが遊びに来ない時は、良寛さんが定珍さんの所によって、お酒を呼ばれることも多かったようです。
 喜んでお酒を呑む良寛さんは、無心に子どもたちと遊ぶ良寛さんと同じなんでしょうね。
 お酒を呑んで、詩歌を詠み交わして、書にもして、遊ぶんです。
 寄った時の書は、酔ったようになよなよしているそうです。



 下戸吾は書も嗜まず夏の夜   仁



★★★  交心俳句 06001 『 酒くみて語る浮き世の流れ水濁り澄めるもさもあらばあれ  良寛 』 へどうぞ!!! ★★★



 。。。
 「百鳥(ももどり)の 木伝(こづた)ふて鳴く 今日しもぞ さらにや飲まむ 一杯(ひとつき)の酒」
 枝から枝へと数多くの鳥たちが鳴くのどかな一日、
 酒を持参して現れた阿部定珍の歌に対する返歌という。
 大歓迎、さあ飲もう一杯の酒。(全国良寛会)
 。。。



★★★ 『 凛として月光菩薩の臍涼し 』 ★ 交心俳句40204 へどうぞ!!! ★★★



★。・。・゜♪゜・。・。★ 交心俳句 ★。・。・゜♪゜・。・。★



 

2009年06月08日

凛として月光菩薩の臍涼し



★ 交心俳句40204


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凛として月光菩薩の臍涼し


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★★★ 『 単衣なる天女に臍のありやなしや 』 ★ そのまんま575で交心40203 へどうぞ!!! ★★★

★。・。・゜♪゜・。・。★ 交心俳句 ★。・。・゜♪゜・。・。★


2009年06月08日

すずしさの麩まんじゅうそっと手をのばす



★ 交心俳句40301


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すずしさの麩まんじゅうそっと手をのばす


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 雪割草さんより、 『 なつあざみ山小屋に灯のともりけり 』 に良寛さんの歌を寄せてもらいました。


 おはよう、ヽ(´▽`)/~♪、雪割草さん。
 雪割草さん、今日もさわやかな笑顔ヽ(´▽`)/~♪のあい風ありがとうございます。


 それでも、朝から、蛇口と格闘したんですね。
 懸命の姿が浮かびますよ。
 断念は、ちょっと悔しいですね。



 すずしさの麩まんじゅうそっと手をのばす   仁



 筑後は蒸し暑くなってきました。
 朝は入院した姉の書類の提出をして、三ツ瀬へ水を汲みに行って、帰ったのは夕方です。
 ほんとうに時間はたっぷりあるようでも、迅速に過ぎていきますね。
 猫さんたちの時間は、ゆっくりのようですけれど・・・
 臆病くらいがかわいいままでいいですね。近所の黒猫さんがいるから、臆病猫を貫き通していくのでしょう。



 臆病に生きて不争の赤き夏   仁



  もも鳥の鳴く山里はいつしかもかはづのこゑとなりにけるかな   良寛



 。。。
 「もも鳥の 鳴く山里は いつしかも かはづのこゑと なりにけるかな」
 春のきざしとともに、繁殖期のいろいろな鳥がさえずる山里も、
 いつのまにかカエルのにぎやかな声に変わった。
 草庵にいても、托鉢の行き帰りにも、季節を楽しみ詩歌に詠む。(全国良寛会)
 。。。



 麦の刈り入れも終わり、筑後平野も田植えがはじまります。
 三瀬峠は、早苗ももうずいぶん伸びていました。越後も田植えはすっかり終わっているのでしょうね。水田に蛙は鳴いていますか・・・
 小さな命たちの躍動する夏です。
 雪割草さんの庭も、いろいろの命の感動に出会えますね。



 蛙鳴く夜を良寛と遊びをる   仁



★★★ 『 なつあざみ山小屋に灯のともりけり 』 ★ 交心俳句40201 へどうぞ!!! ★★★

★。・。・゜♪゜・。・。★ 交心俳句 ★。・。・゜♪゜・。・。★



 

2009年06月07日

なつあざみ山小屋に灯のともりけり



★ 交心俳句40201


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なつあざみ山小屋に灯のともりけり


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 雪割草さんより、 『 鉢の子を形見と眺む夏の月 』 に良寛さんの詩歌を寄せてもらいました。
 雪割草さん、いつもあい風ありがとうございます。


 見晴らしのよい山小屋で、若者達との集い、最高ですね。
 でも、賄い方プロパーで、お疲れ様。でも雪割草さんの、心のこもったお料理いただけて、盛り上がって、よかったですね。若者達が喜んでくれるのがHappyですね。
 ALTさんには最高の想い出でしょう。
 ハグして、チュンのお礼も、最高ですね。


 仁も、ハワイから来たALTのマリーさんとお友達になって、去年の夏には、マリーさんのお家に、遊びに行く予定でしたけれど、病気に見舞われて、キャンセルしてしまいました。たくさんのすてきな想い出をいっぱい残していってくれました。


  お疲れの雪割草さんに、筑後の地から、あい風のハグとチュンを送ります。



 なつあざみ山小屋に灯のともりけり   仁


  1047 ももなかのいささむら竹いささめのいささか残す水茎の跡   良寛


 。。。
 「ももなかの いささむら竹 いささめの いささか残す 水茎(みずぐき)の跡」
 地震の死者供養に、与板藩主の行為を賞賛した漢詩を残したが、ほんの少しばかり、
 わずかな竹の茂みのようなわたしの筆跡が遺されて、いささか本望であった。(全国良寛会)
 。。。



 「ももなかの」という言葉が、意味がわかりません。
 どなたか知っている人いたら、教えてくださいね。
 良寛さん独特の万葉語なのか、本歌取りもあるのか、ただの言葉遊びなのか、わからないものが多いんですよね。
 要らぬ修辞を嫌う良寛さんでしょうけれど、けっこう幼稚に遊んでいるような気もします。凡仁の踏み入ることのできない「教養」の深い世界が背後にあってもおかしくはないのでしょうけれど・・・


 ともかく何でも在りの良寛さんだから、おもしろいのですけれど・・・



 薫風のいささむら竹こえてくる   仁



 良寛さんという薫風を味わうには相当の教養を必要とするのでしょうね。


★★★ 『 鉢の子を形見と眺む夏の月 』 ★ 交心俳句40001 へどうぞ!!! ★★★


 ※ 写真は、雪割草さんよりお借りしています。

★。・。・゜♪゜・。・。★ 交心俳句 ★。・。・゜♪゜・。・。★



★★★  『 単衣なる天女に臍のありやなしや 』 ★ そのまんま575z40203 へもどうぞ!!! ★★★


 

2009年06月06日

鉢の子を形見と眺む夏の月



★ 交心俳句40001


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鉢の子を形見と眺む夏の月


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 雪割草さんより、 『 万緑の空億千の風渡る 』 に良寛さんの詩歌を寄せてもらいました。
 雪割草さん、いつもあい風ありがとうございます。



 国上寺の一つ松、見せてもらっているのでしょうね。
 記憶力のほとんどない老仁は、感動しても、覚えきらないんですよ。
 ごめんなさい。


 また、行く機会があったら、アップしてくださいね。
 いつもお願いばかり。
 ありがとうございます。


 
  鉢の子を形見と眺む夏の月   仁



  0140 鉢の子を我が忘るれども取る人はなし取る人はなし鉢の子あはれ   良寛



  一衣一鉢の良寛さんにとって、鉢の子は、唯一の所有物で、ほとんど携帯していたのでしょうね。これがなければ喜捨を受けられないのですから、食事もできなくなります。けれど、この鉢の子も、疲れて横になる時は、枕の代わりにもなるんですね。良寛さんにかかると物も名前も役目も自由に変化していくものなんでしょう。良寛さんの心のままに、物も変化していくんです。
 そんな大事な鉢の子も、菫で遊ぶと、もう菫になりきってしまう良寛さんですから、菫になったまま家に帰るんですね。
 さて、食事しようとすると、あれ、鉢の子がない。どこへいったんだろう、と一生懸命探して、そして、菫を摘んだ所に忘れてきたことに気がつくんです。
 そんな良寛さんを村人はよく知っているから、見つけた村人が、届けてもくれるんですね。照れくさそうに笑って礼を言う良寛さんが、また、無心で、温かくて、そんな良寛さんを村人はこよなく愛していくんです。



 夏夕べ吾失せ物を遊びけり   仁



 吾は消え菫の時が流れゆく   仁



 。。。
 「鉢の子を 我が忘るれども 取る人はなし 取る人はなし 鉢の子あはれ」
 鉢の子は托鉢で米やお銭を受ける鉢のこと。
 鉄製も見受けられるが、良寛はもっぱら木製のかわいらしい小ぶりの型を愛用していた。
 ほとんど身体の一部のようであった。(全国良寛会)
 。。。



 0139 道のべに菫つみつつ鉢の子を忘れてぞ来しあはれ鉢の子   良寛
  0141 道のべに菫摘みつつ鉢の子を忘れてぞ来しあはれ鉢の子   良寛
  0141 道のべに菫つみつつ鉢の子をわが忘るれど取る人もなし   良寛
  0142 鉢の子をわが忘るれど人とらずとる人はなしあはれ鉢の子   良寛



★★★ 『 万緑の空億千の風渡る 』 ★ 交心俳句39801 へどうぞ!!! ★★★

★。・。・゜♪゜・。・。★ 交心俳句 ★。・。・゜♪゜・。・。★



 

2009年06月06日

万緑の空億千の風渡る



★ 交心俳句39801


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万緑の空億千の風渡る


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 雪割草さんより、 『 忍冬の耐え抜いて今花盛り 』 に良寛さんの詩歌を寄せてもらいました。
 雪割草さん、いつもあい風ありがとうございます。



  0694 山陰の荒磯の波のたち返り見れども飽かぬ一つ松の木   良寛



 「一つ松」というのが今でもあるんですね。
 弘法大師のいわれを持つとすれば、良寛さんの時も、もう、相当の古木だったのでしょうね。朽ちないように、今では、幹に、屋根を被せているのですか・・・
 すごい。
 雪割草さん、「一つ松」写真、アップしていましたか?


  国上山まで、遠いのですか?
 国上山の空気を吸うと、また、良寛さんの心も深く感じるようになるのでしょうね・・・


 今、新井満さんの『千の風』が生まれる背景がテレビであっていました。
 英語詩を訳する時、思いあぐねていたのだけれど、森を歩いていて、風が見えたそうです。吹きわたってくる風が見えたそうです。それで、風をテーマに『千の風』が流れるようにできあがっていったといっています。
 現場に立つ、ということがもつ特権のようなものでしょうね。


 現場に立てない仁は、今、ネット吟行で、なりきり「現場に立つ」心を試みていますけれど、真似良寛を試みていますけれど、
 それはそれ、楽しみ三昧に終わってもいいことですけれど、
 もう一方では、「現場に立つ」と同じリアル体験を創りだすこともできるんだとも信じているんですよ。想像力が現実をよりリアルにするものだと考えるんです。


 観自在力というのを有効にできたら楽しくなるでしょうね・・・


 なりきり良寛さんは、観自在力で、万葉集の世界を呼び寄せていたのではないかとも考えています。辿り直しという追体験から、一歩グレードアップして、観自在で観える世界を生きるんです。



  「一つ松」を見ても、見ても、見飽きないというのは、「一つ松」に重なる過去未来が観自在力によってさまざま観えてくるのでしょうね。
 一木一草皆仏というのは、一木一草に宇宙が宿っているということでしょう。
 一粒の露に、宇宙を観ずることができるようになれば、良寛さんのように、無心に、自在に、生き生きと生きられるようになるのでしょうね。


 「天上大風」も観自在力によって観える世界、愛の世界だろうと思います。
 千の風、万の風の吹きわたる世界です。



 万緑の空億千の風渡る   仁



 。。。
 「山陰の 荒磯(ありそ)の波の たち返り 見れども飽かぬ 一つ松の木」
 国上寺お堂の前に立つ一つ松は、弘法大使いわれの松という。
 気高く厳かに立つ一つ松は、波がくり返し寄せるように、くり返し見ても飽きることがない。
 一つ松礼賛。(全国良寛会)
 。。。



★★★  『 忍冬の耐え抜いて今花盛り 』 ★ 交心俳句39801 へどうぞ!!! ★★★



★。・。・゜♪゜・。・。★ 交心俳句 ★。・。・゜♪゜・。・。★



 

2009年06月05日

忍冬の耐え抜いて今花盛り



★ 交心俳句39801


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忍冬の耐え抜いて今花盛り


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 雪割草さんより、 『 夏の夜は心に星を抱きませ 』 に良寛さんの詩歌を寄せてもらいました。
 雪割草さん、いつもあい風ありがとうございます。


  越後は日差しが暑くなりましたか・・・
 木陰はさわやかな風が吹いて、琥珀さんと雫さんは、抱き合って、おやすみですね。
 ほんに、ほんに、仲のよいこと。
 スイカズラの甘い香りが流れてきます。
 無為自然は愛のど真ん中ですね。



☆☆☆  『 木下闇香りを放つ白き花 』  雪割草さん へどうぞ!!! 夏の夜は心に星を抱きませ
♭♭♭



 忍冬の耐え抜いて今花盛り   仁



 冬を越えて、喜びの花を咲かせるその素直さは、
 まるで良寛さんのようですね。
 溢れる愛語のように花を咲かせます。


 忍冬の花言葉は、「愛の絆」。


 素朴な植物力の強さが愛の力なのでしょうね。 


 。。。
 「天上大風」
 良寛の書の中でも最も著名で、清雅な書。
 宇宙に大きな慈愛の心が満ちみちている、意味という。
 凧の文字にと、子どもにせがまれて揮毫(きごう)したもの。
 白根の凧合戦も始まる。(全国良寛会)
 。。。



 出雲崎は海風がさわやかなのでしょうか・・・
 子どもたちは凧を揚げて遊んでいたんですね。
 今でも「白根の凧合戦」というのがあっているのですか?


 筑後では、子どもたちの凧揚げは、もう、ほとんど見かけなくなりました。
 それでも、時折、電線に、凧がぶら下がっているのを見ることもあります。



 下界を吹く風は過酷ですね。
 庶民の暮らしはいよいよ困窮を極めていきます。自殺者が3万人を超す現実に、相変わらず消費ばかりを煽る政治が続いています。


 暮らしの知恵も価値も、もう自分たちで、自分たちを活かしてくれるものを見つけ出し、創りだしていくほかありませんね。
 良寛さんの少欲知足と愛語を拠り所に、隣近所の人たちとのつながり愛を大事にしていくようにしたいものです。


 「天上大風」
 心を虚しくして、自然に戻り、命に基づいて生きていけば、宇宙の愛に包まれて、もっとやわらかく、もっとやさしく、もっとあったかく、もっとゆるやかに、もっとしあわせに、生きていけるんだよ、と良寛さんは道しるべを与えてくれているんですね。



 つつがなく茶碗洗いぬ夏の月   仁


★★★ 『 夏の夜は心に星を抱きませ 』 ★ 交心俳句39701 へどうぞ!!! ★★★


★。・。・゜♪゜・。・。★ 交心俳句 ★。・。・゜♪゜・。・。★


 

2009年06月04日

白薔薇の隙を与えず咲きにけり


 



 雪割草さんの日記『 凛として光を弾き白薔薇 』 をネット吟行させてもらいました。


☆☆☆  雪割草さんの日記『 凛として光を弾き白薔薇 』 へどうぞ!!! ☆☆☆



★ ネット吟行09t060301


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白薔薇の隙を与えず咲きにけり


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 白薔薇の隙を与えず咲きにけり   仁

 まるで雪割草さんのように・・・


★。・。・゜♪゜・。・。★ ネット吟行 ★。・。・゜♪゜・。・。★


 

2009年06月04日

夏の夜は心に星を抱きませ



★ 交心俳句39701


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夏の夜は心に星を抱きませ


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 雪割草さんより、 『 山路来て吾も虚無僧花を真似 』 に良寛さんの詩歌を寄せてもらいました。
 雪割草さん、いつもあい風ありがとうございます。


 越後は曇り空ですか。筑後は夜来の雨です。
 梅雨入りも遅れているようですけれど、梅雨に入るのかもしれません。
 昨日は猛暑だったのですか・・・夏には弱いのですね。
 身も心も解放された夏! というわけにもいきませんね。


 けれど、心は、活き活き、自由に遊泳しましょうね。
 心が喜ぶと、細胞も喜びますからね。



 夏の夜は心に星を抱きませ   仁



  0201 春と秋いづれ恋ひぬとはあらねども蛙鳴くころ山吹の花   良寛



 。。。
 「春と秋 いづれ恋ひぬとは あらねども 蛙(かわず)鳴くころ 山吹の花」
 春と秋の、どちらかに心ひかれるのではないが、やはり蛙、山吹の季節が好ましい。
 豪雪の山中草庵の暮らしに、春の陽光、動植物、四季の自然の恵みはかけがえがない。
 (全国良寛会)
 。。。



  春には春の良さ、秋には秋の良さ、
 夏にも冬にも、それぞれの良さが、あるのですよね。
 それでも、やっぱりいちばんを選べというなら、
 仁は、凋落の秋が秋がいい。
 もえながら、朽ちて行く。
 朽ちながら、燃えて行く。
 黒い炎となって、消えていくのです。



 白に黒かさなる炎夏衣   仁



★★★ 『 山路来て吾も虚無僧花を真似 』 ★ 交心俳句39401 へどうぞ!!! ★★★



★★★ 『 そのまんま575で交心しましょう ! 』 へどうぞ!!! 

★。・。・゜♪゜・。・。★ 交心俳句 ★。・。・゜♪゜・。・。★



 

2009年06月02日

山路来て吾も虚無僧花を真似



★ 交心俳句39401


――☆★☆―――――――――――――――☆★☆――


山路来て吾も虚無僧花を真似


――☆★☆―――――――――――――――☆★☆――



 雪割草さんより、 『 衣替えこころも白紙にもどしけり 』 に良寛さんの詩歌を寄せてもらいました。
 雪割草さん、いつもあい風ありがとうございます。


  ぷらっと旅行、いいですね。
 風の吹くまま、気分次第で、あてもなく・・・思わぬいい光景に出会うものですよ。
 いってらっしゃい。
 楽しくも、面白いスナップ、待っています。


 お伴は・・・?



 山路来て吾も虚無僧花を真似   仁



 越後丘陵公園広そうですね。
 底の薔薇園ですか。
 丘陵全体が香りに包まれますね。


 心まで優しく包まれてHappyタイムすごせましたね。



 青空の下りて薔薇園抱え込む   仁



  0065 薪こり此の山陰に斧とりて幾たびか聞く鶯の声   良寛



 。。。
 「薪こり 此の山陰に 斧とりて 幾たびか聞く 鶯の声」
 木を切っていると、たびたび心地よいウグイスのさえずり。
 煮炊きや暖をとるため薪を伐(こ)り、貯える作務(さむ)は禅堂の修行の延長。
 すべての日常雑事をこなす一人暮らし。(全国良寛会)
 。。。



 0596 水や汲まむ薪や伐らむ菜や摘まむ朝の時雨の降らぬその間に   良寛



 生きることは、食べることだ、ということを修業の基本に据えているのでしょう。
 そしてそれは悟りの到達点でもあったようです。
 円通寺で仙桂和尚さんは座禅もせず、お経も読まず、野菜を作ってみんなに食べさせているばかりでした。良寛さんは円通寺修業時代にはこの仙桂さんの閾が見えませんでした。
 薪を伐って、菜を摘んで、炊事、洗濯。閑になると、鶯の声を聞き、鶯になる。風の音を聞き、風になる。雨の音を聞き、雨になる。
 それが、良寛さんの生きるということでした。



 「坊主は食わずに死ぬ覚悟がなければならぬ。ただ食わして貰って頭を下げるのは猿芸だ」と澤木興道老師はいっているそうです。


 良寛さんは、猿芸でもいい、食いたい時は頭を下げてでも食うよ、というのでしょうね。



 薔薇香る虫ともなりて薔薇を喰う   仁



★★★  『 衣替えこころも白紙にもどしけり 』 ★ 交心俳句34302 へどうぞ!!! ★★★

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2009年06月02日

衣替えこころも白紙にもどしけり


★ 交心俳句39302


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衣替えこころも白紙にもどしけり


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 雪割草さんより、 『 梅雨の入り門を閉ざして遊行かな 』 に良寛さんの歌を寄せてもらいました。
 雪割草さん、いつもあい風ありがとうございます。


 今日は、曇り空で、猫さんたちは喜んで庭遊びですね。
 土竜狩りの味しめてしまったのでしょうか・・・



 五月野やくさるを琥珀に煽らるる   仁



  閑見つけて、ドライブしませんか。
 琥珀も雫も、大喜びですよ。
 琥珀さんたちを野に放って、雪割草さんは、木陰で読書する。
 白いパラソルの下、でもいいですね。
 とてもリッチな時が流れますよ。



 衣替えこころも白紙にもどしけり   仁



  1171 我だにもまだ食ひ足らぬ白粥の底にも見ゆる影法師かな   良寛



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 「我だにも まだ食ひ足らぬ 白粥(しらがゆ)の 底にも見ゆる 影法師かな」
 自らの影が映るほどのゆるいかゆで飢えをしのぐ。
 もう少し欲しいと思う日もあったのだろうか。
 仏事や新築祝いに招かれた時の馳走とは対照的な草庵の暮らしぶりが偲ばれる。(全国良寛会)
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 清貧というけれど、良寛さんの暮らしのお粗末さは唖然とします。
 おそらく食べない日も多かったのでしょうね。貰っただけの食ですから、貰えない日々もあったし、追われる日々もあったようです。それを耐え抜いてきたんですね。
 越後に暮らすようになってからは、人望を得て、詩友もでき、パトロンもでき、かなりご馳走にもあずかれるようになっています。そして、苦行も、悟りも、超えていきますから、普通の人になっていくのです。お酒も呑むし、煙草も吸うし。
 それでも、草庵暮らしで、お呼ばれがない時は、粗食だし、底の見えるようなお粥を食べていたのでしょう。なのに、それも苦とはしないのですね。苦は苦ですけれど、苦をそのまんま受け容れることができるし、苦であることは、普通のことなのでしょう。苦もまた友達なんですね。


  「 嚢中三升米 炉辺一束薪 」で足りるのです。



 短夜や庭にただよう影法師   仁



 仁は夜更かしが続いて、朝が遅いのですけれど、
 夏の夜は、良寛さん、どのように過ごしたのでしょう。蚤虱、ダニも蚊も、百足も蛇も、お友達のようにうじゃうじゃしているのでしょうか・・・。殺傷できない良寛さんですから、眠ることも大変なことなのでしょうね。



★★★ 『 梅雨の入り門を閉ざして遊行かな 』



  ※ 写真は、本文と関係在りません。
  柳川の川下りです。

 今日は、キュウリの4本目を収穫しました。


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2009年06月01日

芍薬の白には白の蜘蛛似合う


★。・。・゜♪゜・。・。★ ネット吟行 ★。・。・゜♪゜・。・。★


 雪割草さんの 『 衣更え 』 をネット吟行させてもらいました。


 白の芍薬が咲いています。
 眩しい白の輝きです。
 その輝く白の中に、白い蜘蛛がいました。
 白の花びらを愛でにきたのでしょうか・・・
 白芍薬に集まる虫さんたちを捕らえにきたのでしょうか・・・


☆☆☆ 『 衣更え・雪 』   雪割草さん へどうぞ!!! ☆☆☆



★ ネット吟行 09t0601 


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芍薬の白には白の蜘蛛似合う


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 芍薬の白には白の蜘蛛似合う   仁


 美しいですね。
 白芍薬。
 混じり気なしが、少し怖いような・・・


 白芍薬美しすぎは罪なるや   仁

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