2009年11月30日

ほそぼそと花愛で冬を迎えけん



★ 交心俳句09n113002


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ほそぼそと花愛で冬を迎えけん


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 おはよう、雪割草さん。
 今朝も越後は青空が見えましたか。ニャンたち、うれしいですね。今のうちですものね、外で駆け回れるのは。けれど、同じパワーで、冬籠もりの部屋を駆け回るきららさんが幻えてきますよ。つられて、琥珀さんも、大暴れ。雪割草さん、こりゃぁ、大変ですぞ!



 宙を翔ぶごとき小春のきららかな   仁



 筑後はどんより雨催い。
 朝から今日は久留米へお出かけしてきました。ついさっき帰宅した所です。
 茶花の里も見てきましたけれど、福寿草は買うの控えました。去年もとうとう花咲かせることできなかったし、・・・と挑戦放棄。半分、もう一度、の未練は残っていますけれど。
 財布が空っぽになると、インフルにかかりやすくなるから・・・。


 せっかく来たのだから・・・小花の、赤色のジキタリスを二ポット買いました。



 ほそぼそと花愛で冬を迎えけん   仁



 もう火祭りの用意でしょうか。
 そういえば、大善寺の鬼火のポスターがもう貼ってありました。
 三大火祭りの一つです。


 どんど焼きには竹を立てますけれど、
 越後では、何と呼んでいますか。
 柳川では、ほんげんぎょうと呼んでいます。
 地域ごとに呼び名が変わるんですよね。



 無支度に冬を迎ゆるばかりなり   仁



 温暖な筑後はのんびりですね。
 


 さざんかやよくもわるくもあるがまま   仁



 老鴉 故林に宿り 斜雁 遙天に没す   良寛



 秋の入り陽は寂しいものだね。
 家を出てみると、風がやや寒く感じるよ。
 遠くにある村には霧がかかっていて、
 今農夫が仕事から帰ってくる所のようだ。
 老いた烏たちが森の古木に帰って来る。
 大空を雁が斜めに並んで飛んで行くよ。
 そんな暮れゆく大川を前にして、
 独り墨染めの衣を着た僧が佇んでいる。



 秋の暮れ、大河を前にして、立ち尽くしている良寛さんがいます。
 みんな家路に向かって帰っていくのですね。
 やがて動く物は何もなくなって、静寂が広がっていくのです。そしてそれらの光景も夕闇の中に消えていきます。良寛さんの姿も静寂の闇の中に溶けこんでしまいます。



【 良寛 資料 】  秋日江晩眺


秋日何蕭索
出門風稍寒
孤村烟霧裡
歸人野橋邉
老鴉聚古木
斜雁没遥天
唯有緇衣叟
立盡暮江前

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2009年11月29日

夢ならず身にも咲かせよ返り花



★ 交心俳句09n112902


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夢ならず身にも咲かせよ返り花


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 おはよう、雪割草さん。
 小春のニャンたちハイテンション。
 庭駆け回れ。


 命が弾んでいるのの傍にいると、それだけで、心が弾んでくるでしょう。気がかり、拘りを、消して、のんびり、小春の平和を楽しんでくださいね。



 大根にほくほく光さしにけり   仁



 それにしても、昨日の牛の炙り、美味しそうでしたね。
 炙り寿司が食べたくなりましたよ。


 筑後は朝の内小春日でしたけれど、薄曇りになってきました。
 ハーブが伸び放題になっていたので、切って、ポットに、挿し芽してみました。
 植物力の凄さは、花の過剰さにもありますけれど、この再生力には驚きますね。切り端からでも根が出ます。意志で動けないから、風に折れて吹き飛んだ所に、根を生やそうという命の戦略でしょうね。


 林檎の木に、一輪、返り花が咲いていました。
 林檎さんも、小春にニャンたちのようにテンション上がってしまうんでしょうね。



 夢ならず身にも咲かせよ返り花   仁



 返り花も植物力でしょう。
 あらゆるチャンスを逃さず、命を繁殖させるんですね。
 落ち零れても、どこででも、どうにか生きていけそうな老仁も、すこし、植物力を活かせているのかもしれません。動物力はとんと低下してしまいました。
 そうか、良寛さんも、植物系人間なのでしょうね・・・



 今から、中村哲さんのペシャワール会の報告を聞きに行ってきます。


  1049 良寛に辞世あるかと人問はば南無阿弥陀仏といふと答へよ   良寛



 0940 おろかかなる身こそなかなかうれしけれ弥陀の誓いにあふと思へば   



 0958 世の中になにが苦しと人問はばみ法を知らぬ人と答へよ



  宗鑑はどこへと人の問ふならばちと用ありてあの世へと言へ   宗鑑



 0953 草の庵に寝てもさめても申すこと南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏    良寛


 



  南無遊行今日を笑うて小春かな   仁



 小春風明日も笑うて南無遊行   仁



  もう仏の座が咲いていました。
 こんなにも小さな花が霜を被りながらも冬を越えていくんですよね。
 命は生きぬくようにできているんですね。


 日本も不況で就職難だというけれど、日本くらい国土の豊かな国はない。それなのに減反だの休耕田だの、いっぱい農地が遊んでいる。もったいない。農業やれば喰っていけるし、農業製品で世界の食糧難に貢献できる、というお話を、聞いてきました。遊行仁が、もう、いう話ではありませんけれど、砂漠化した大地を村人が水路を人力で掘って、6年もかけて農地に変えていくアフガンの人々の姿を、ほんとうに尊く感じました。
 命は生きぬくようにできているんだから、老仁も、死ぬ間際まで、生きぬく力を楽しんでいこうと念じます。





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2009年11月28日

解き放つ心に羽あれ冬銀河



★ 交心俳句09n112805


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解き放つ心に羽あれ冬銀河


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 お帰りなさい、雪割草さん。
 そうでしょうね、日帰りは強行軍でしょうね。地理がよくわかりませんけれど、群馬はずいぶん遠いのでしょうね。お疲れ様です。
 でも、牛肉は美味しいし、兄妹の久しぶりの談話楽しかったでしょう。
 いいお話、いっぱいアップしてくださいね。
 お天気で、いい写真も撮れたでしょうね。


 楽しみですよ。
 
 ニャンたちが飛びついてじゃれる様が目に浮かびます。
 おりこうさんのハグしてやってくださいね。
 そして、今夜は、早目に、おやすみなさい。


 ゆるやかに、ゆるやかに、いい夢を。



  解き放つ心に羽あれ冬銀河   仁




  草の庵に 寝ても覚めても 申すこと 南無阿弥陀仏 南無阿弥陀仏    良寛


 
 山の中の草庵で、
 気楽な独り暮らしだよ。
 けれど、心にはね、
 村人の今日の暮らしがいつもいっしょなんだ。

 ただ、ただ、村人の幸せを願うのみだよ。

 今日は親鸞聖人さんの命日なんですね。
 良寛さんは、禅宗を極めた高僧なのですけれど、寺を持たなかったと同じように、宗門にも頓着しなかったようです。村人と苦楽を共にするなりきり良寛さんですから、頼まれれば、浄土真宗の村人の家では南無阿弥陀仏を唱名し、日蓮宗の村人の家では南無妙法蓮華経を唱名して、供養したようです。
 つきぬけた良寛さんの面目ここにありという感じで、こんな良寛さんが好きですね。



  善人にはならず気ままに親鸞忌   仁

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2009年11月28日

吾が道を貫けきらら空っ風



★ 交心俳句09n112802


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吾が道を貫けきらら空っ風


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 雪割草さん、おはよう。
 ええっ。
 群馬県まで牛肉食べ、ですか。
 すてきですね。


 兄妹が揃って、食事会も、すてきです。
 腹も心も、しっかり堪能してきてくださいね。



 記事の方は、いつでもいいですよ。
 のんびりで、お幸せを。



 牛鍋のザクに手作りゆうことなし   仁



 といきたいところですけれど、
 わが家の菜園では、白菜も白葱も作れないんです。なにしろ四畳半菜園と袋菜園ですから。でも春菊は作っています。もうすき焼きの季節なんですよね。



 琥珀さんたち、お留守番で、お家の中ですか・・・今頃何しているのでしょう。
 でも、ほんとうに、琥珀さん、メタボになりましたね。どてどて琥珀の異名をあげたくなりますよ。きららさんは、きっと痩せ形のような気がしますけれど、ひょっとすると先輩のマネをして・・・



 吾が道を貫けきらら空っ風   仁



  とはいえ、仁も、子どもの頃は、従兄の真似ばかりして育ちました。
 従兄が越境入学して中学行ったから、仁も真似。従兄が伊藤彦造さんのペン画を描いていたから、仁も真似。従兄が自動車の免許とったから、高校の時、バイクのメグロで練習。スクーターで軽自動車の免許を取りました。軽自動車免許がなくなって、持ち上がりの普通免許になりました。ミゼットというオート三輪の軽自動車で石炭配達の手伝いをしました。従兄の真似をして、普通車のオート三輪車に乗っていて、無免許で捕まったりしましたけれど。ともかく従兄は器用な人で、何でもやりこなし、会社を起こして、一段落したらさっさと譲って、クルーズで日本一周する冒険をしましたが、仁は、これは、もう、真似できなかったんです。そんな器用さはなく、無能無才のままでした。
 今は、無能無才のまま、良寛さんの真似をしはじめている愚仁になっています。
 生涯真似人間で終わる仁ですから、きららさんに、先輩の琥珀さんの真似をして、知恵と技術は学んでも、己の個性は見失うなよ、と声かけている愚仁がいて、滑稽ですね。



 空っ風無能無才も楽しけり   仁

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★★★  TAO交心09n112701★『 芒野のゆらぎに起こる愛浄土 』 へどうぞ!!! ★★★
 



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2009年11月27日

万葉の恋の熱さよ小六月



★ 交心俳句09n112501


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万葉の恋の熱さよ小六月


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  おはよう、雪割草さん。
 今日もあい風ありがとう。
 越後はいいお天気ですね。筑後も今朝も暖かいいいお天気です。
 きららも喜んで庭を駆け回れるようになったのかしら・・・琥珀さんという頼もしい庇護者がいるから安心だし、遊びも覚えるんでしょうね。
 そんな小六月。
 けれど、間もなく寒さが押し寄せてくるんですね。



 万葉の恋の熱さよ小六月   仁



 帰って来た那呼のおごりで大川のインドカレーを食べに行ってきます。
 満腹して、ひなたぼっこでうたた寝したら、至福ですね。瘋癲老仁の恍惚を夢の中でも遊んできましょう・・・



☆☆☆ 『 爪を研ぎ見つめる先に冬の鳥 』 へどうぞ!!! ☆☆☆



 良寛さんのようにナイーブな琥珀さんだと思っていたけれど、
 烏さんを睨む琥珀さんは、やっぱり、野性の眼が光っていますね。
 楽園にいても、野性は失われないのでしょうね。


 人間も同じでしょうけれど・・・
 老仁は植物系野性を生きてきたようです。



 どてどてと小春を琥珀転びをる   仁



 老仁は枯葉に載って舞いをりぬ   仁



 1086 なれなれて何を憂へむあし田鶴のみ園に遊ぶ鶴のゆゆしき   良寛



  葦辺の鶴たちは
 もう人に馴染んでしまって
 何も心配することはなくなっているよ。
 ここの家の庭に遊ぶ鶴も
 ほんとうに立派だね。



  鶴の図に
 1085 年へても和歌の浦わにすむ田鶴は君がよはひのためしにぞ見る   良寛



  掛け軸に賛を求められて書いたものでしょうね。
 もうすっかり人気者の良寛さんです。人々はなんとかして良寛さんの書を手に入れたいと思うようになっていました。気むずかし屋の良寛さんですから、そう誰彼に容易く書いてやる人ではなかったようです。
 けれど、心が動けば、いつでも、どこでも、即興で、何にでも、書いたようですね。


 書でも絵でも詩歌でも、一芸に秀でると、
 生きていくには困らないのでしょう。


 無芸無才の凡仁などが同じ一衣一鉢で草庵独り住まいをしたら、長くなく、餓死でしょうね。人はそれほど寛く、大きくはないでしょう。
 凡仁は凡仁らしく、この平穏な暮らしを喜んで、自足していけばいいんですね。
 平穏に暮らしていけるだけで、どれだけ幸せなことかと、つくづく感じはじめるようになってきました。



 つつがなく無能無才に年歩む   仁



 一足先に老仁には年の暮れとなってしまいました。
 遊行老仁の観自在、いいえ、勘違いとご寛容くださいね。

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2009年11月26日

月という恋人ありき霰古里



★ 交心俳句09n112602


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月という恋人ありき霰古里


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 おはよう、雪割草さん。
 今朝もあい風ありがとう。


  昨夜は雷雨ですか。きららさん怯えたでしょうね。
 それでも暖冬なんですね。蟷螂さんがまだ出回っているからよほど温いんでしょうね。筑後も蝶が舞って、ブロッコリーの青虫取りが日課です。
 人の暮らしは様々だから、誰にでもいいことというのはそうあるものじゃありませんね。分かち合い、譲り合い、補い合いのいい世の中になることを願いましょう。
 大魔女のような人の世はいいですね。



 現れぬあなたあきらむ霰降る   仁


  定珍におくる
 0614 奥山の槇の板屋に霰降りあらたどたどし逢はぬこのごろ   良寛



 この山奥の槇で葺いた板屋根に
 激しい音を立てて、
 今日も霰が降っているよ。
 もうずいぶんと会っていないあなたのことが
 とても気がかりだよ。



 あなたの身を案じている良寛さんがいるのでしょうか、・・・あるいは、もうずいぶん会っていない人を恋しがっているのでしょうか・・・繰り返す独り住まいの寂しい夜です。寝ても、起きても、このさびしさはどうにも紛らしようがありません。想い出すのは昔のこと。湧いてくるのは人恋の心。もうそれらのさまざまなことをさびしさ、人恋しさとして、詩歌に詠んで、時を過ごし、ひとり遊びするしかありません。
 来る日も、来る日も、寒い、寒い、冬の夜です。


 それでも、今は、無一物とはいえ、終の棲家とも思う草庵にいるから、一衣一鉢の乞食行で、それなりに暮らしていけるから自足できるのでしょう。



 有馬の□□てふ村にやどりて
  0340 ささの葉にふるや霰のふるさとの宿にもこよひ月を見るらむ   良寛



  若い頃の行脚の旅の宿でも、おなじさびしさを味わってきました。野晒しを心に抱く日々です。心に甦るのは、やはり、なつかしい故郷の人々だったのですね。家を捨て、天涯孤独の道を貫いた良寛さんですけれど、故郷と愛を捨てることはしませんでした。
 ただの人として、村人と苦楽を共にし、一隅を照らす灯しとして生きたのですね。
 そこに良寛さんが創りだした愛浄土があるのを感じます。



 月という恋人ありき霰古里   仁

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2009年11月25日

光れ光れ光の中を散る紅葉



★ 交心俳句09n112503


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光れ光れ光の中を散る紅葉


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 おはよう、雪割草さん。
 今日もあい風ありがとう。


 今朝は冬うららですね。筑後も深い靄でしたけれど、靄が晴れると美しい青空でした。
 この青空の美しさだけで、もう、生きもうけの喜び満喫です。
 もう何にも要らないよ、と自足しますけれど、
 この自足の長くつづくことを願って、今朝は普通のインフルの予防接種をしてきました。四畳半菜園が世界の老仁には、インフルにかかる機会もないほどですけれど、気まぐれに、時には街にも出たくなるかもしれませんからね。
 今日など、あまりいい天気なので、女(ぞ)山までドライブしたい気分です。清水山の紅葉も新聞に出ていましたから、まだ見頃かもしれません。


 ほんとうにいい季節ですね。
 越後は名残の秋のような感じでしょうか・・・寒さが迫ってきたら、容赦しないでしょうからね。
 雪割草さんも、ニャンたちの世話を忘れて、気まぐれのドライブ楽しんできてくださいね。又時雨がやってくるでしょうから・・・



  > 山里の 寂しさなくば ことさらに 来ませる君に 何を饗(あ)へまし     良寛



 さびしい良寛さんは、人恋の心が募ってくる頃でしょうね。まだ、人が訪ねてきてくれる。もうすぐ雪に埋まって、誰も訪ねてきてくれなくなる。
 けれど、訪ねてきてくれる人があっても、何もおもてなしできないんです。この蕭条とした寂しさをご馳走に、しみじみ行く秋を分かち合いましょうね。
 そんな心でしょうね。



 寂しさは愛のはじまり小夜時雨   仁



  昼からそぞろ神にあおられて女(ぞ)山へ行ってきました。
 卑弥呼のように燃える紅葉ではありませんでしたけれど、清水寺本坊の庭園はそれなりに紅葉してくれていました。今年は温かったから、いい色でなかったのでしょうね。
 冷え込まないといい色出ない。
 安穏とよ~らに生きてきた老仁もついにいい色出ないままに終わります。
 雪割草さんは、これからの酷寒に耐えて、春にはいい花咲かせてくださいね。



 散る紅葉苔の褥に華やぎぬ   仁



  一衣一鉢で苦行重ねてきた良寛さんでしたけれど、散り際は、ほんとうに、華やぎがありますね。命の色が無為自然ににじみ出てくるのでしょうね。
 そしてその無為自然の命の色は愛の色をしているんです。
 その愛の色は宇宙の愛の色です。



 光れ光れ光の中を散る紅葉   仁



  宇宙の愛の色に呼び寄せられて、宇宙の愛の色を共振させた貞心尼さんが現れました。
 水が混じり合うように混じり合い、風が流れるように自然に流れ、光が一隅を照らすように光り、紅葉のように華やぎの中を散っていきました。



 うらを見せおもてを見せて散るもみじ   良寛

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2009年11月24日

短日や夜は独りにさせてよね



★ 交心俳句09n112402


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短日や夜は独りにさせてよね


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 おはよう、雪割草さん。
 といっても、もう、夕方。
 お天気は崩れましたか・・・筑後も朝まだよかったんですが、昼から時雨れました。
 朝のごてづくりをしていたら、隣の苗屋の村さんが、スナックエンドウのポット苗を持ってきてくれました。プランターでいいと言います。土もポット苗用があるから、というので、一輪車一台分もらってきました。ついでに菜園を見せてもらったら、ブロッコリーを鉢植えにしています。大きくなっているんです。うちの袋菜園の花キャベツは、虫に食われるばかりで、一向に大きくなりません。やっぱり土が悪いのでしょうね・・・
 もらったスナックエンドウは、鉢植えで挑戦してみようと思います。土ももらった土を混ぜてみます。明日のごてづくりは、スナックエンドウの鉢植えです。でも、支え垣をどう立てればいいでしょうね・・・工夫しなければ。この工夫が、また、おもしろいけれど。



 冬苗をもろうて畑の狭さかな   仁



 昼から外出で、やっと今、PC前に坐りました。
 返事が遅れてごめんなさい。



 きららさん、やっぱり好奇心旺盛ですね。
 大兄ちゃんの琥珀さんに挑む所がおもしろい。大兄ちゃんも、ちゃんと構ってくれるから、きららさん、幸せ者ですよ。大兄ちゃんを凌ぐ賢者になるのかもしれませんね。
 それにしても琥珀さんはやさしい。大兄ちゃんというより、お母さんという感じであやしていますね。長い冬の間に、ふたりの、どんなコンビに成長するのか、ほんとうに楽しみです。



 短日や夜は独りにさせてよね   仁



 夜までニャンたちに迫られそうな冬になりそうですね・・・
  ニャンたちが眠っている間が雪割草さんの自由時間だというわけです。時には逃亡したくなるでしょうね・・・



  猫のいぬ間にあれこれの冬支度   仁



 0599 この岡につま木こりてむひさかたのしぐれの雨の降らぬまぎれに   良寛



  おぉ、時雨がしばし止んだようだ。
 この間にまぎれて、
 この岡の小枝を切って、
 持ってくることにしよう。
 薪を欠かすと大変なんだよ。



 0600 飯乞ふと里にも出でずこの頃はしぐれの雨のまなくし降れば   良寛



 この頃は、よく雨が降るのでしょうね。
 越後も筑後も同じように時雨がつづいています。
 良寛さんもこれでは身動きできないんですね。托鉢に里へ下りていくこともできません。
 薪を伐ってきて、庭の手作りの菜を採って、自給自足の、あるいは食うや食わずの暮らしぶりなのでしょうか・・・
 そして、長い夜。
 長い、長い、独りの夜。



 0591 おきてみて寝てみてみれどすべのなきひとりぬる夜のさよの長さよ   良寛


  0595 いにしへを思へば夢か現かも夜はしぐれの雨を聞きつつ   良寛



  長き夜や憂き世も遊行三昧す   仁

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2009年11月23日

雪囲い南国の身のありがたし



★ 交心俳句09n112301


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雪囲い南国の身のありがたし


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 おはよう、雪割草さん。
 いいお天気がつづいてくれるといいのですけれどね・・・筑後は深い靄です。
 雪囲い、ほんとうに大変な仕事なんですね。旅の風情を楽しむだけの身を心苦しくなる感じです。あの雪囲いの姿にも、土地土地でいろいろ習慣や習わしが違って、変化しているのでしょうね。
 そうなんだ、雪囲いの下に、鉢物をしまい込むんですね。
 雪割草さんの所の老木は、雪で折れることもあるのでしょうね・・・
 外の冬支度が終わると家の中の冬支度。そして間もなく冬籠もり。
 今は便利に暖をとることができるけれど、良寛さんの時代には、ほんとうに身動きできないほどだったんでしょうね。良寛さんの草庵は隙間風だらけでしょう。そして、独りの夜・・・。ちょっと真似のできることではありません。



 雪囲い南国の身のありがたし   仁



 雪が少なくなって、さびしいなんていっている愚仁を少し慎まないといけませんけれど・・・


  朝は深い靄がかかっていましたけれど、温くなりそうです。
 昨日買ってきた山茶花「初光」というのを植えました。大降りの花ですけれど、白の縁を薄い紫が滲んでいて、その色合いが好きになって買ってみました。狭庭で、もう植える所もないのですけれど、玄関の花壇を掘って、植えました。
 花壇が少しずつなくなっていきます。



 山茶花の花びらに観よ遊行の門   仁



 1126 あまつたふ日は傾きぬたまぼこの家路は遠し袋は重し   良寛



  もう日は西の空に落ちてしまったよ。
 これから家路につくんだけれど、
 草庵までほど遠いんだ。


 今日はお布施物をいっぱいもらったから、
 頭陀袋がずっしり重いよ。



  【 資料 五言詩 】
 。。。
 昨日出城市  昨日城市に出でて
 乞食西又東    乞食す西又東。
 力極覚道永  力極まりて道の永きを覚え、
 肩痩知嚢重  肩は痩せて嚢の重きを知る。
 。。。



  お疲れの良寛さんなのでしょうか・・・喜捨をいっぱいもらって、喜んで、意気揚々と帰途につくはずの良寛さんですけれどね・・・村人は自分たちが食べる米にも難儀しているんです。良寛さんだから、喜んで、なけなしの米を喜捨する。良寛さんが喜ぶ無心の姿を見るとほっとするんです。
 そんな村人の心をもらっているんだから、ほんとうにうれしいし、ありがたい。けれど、もらった自分は、この人達に何をお返しできるんだろう。この人達の暮らしは一向によくなりそうもないし、此の冬を越せない人もたくさんいる。あぁわたしだけが無為徒食、こんなに楽して生きていてよいものだろうか・・・
 頭陀袋がずっしり肩に食い込んでくるほど、心もずっしり重くなるのでしょうね。



 山茶花や良寛忘れて花ぐるい   仁

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★★★  TAO交心09p103102★『 魂の菩薩とまぐわう十三夜 』 へどうぞ!!! ★★★



★★★ 『 この世ではままなりませぬ曼珠沙華 』 ★ 写真俳句 09q092304  へどうぞ!!! ★★★


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2009年11月22日

生きるひとつ来る年来る年雪囲い



★ 交心俳句09n112201


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生きるひとつ来る年来る年雪囲い


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 おはよう、雪割草さん。今日はいいお天気ですか。
 筑後は雨模様でした。花壇を整土して、ローズマリーを植え替え、ポット苗のビオラとレタスも、植え替えました。われながら種から育てている自分に感動しているんですよ。
 植え替えで育ってくれるといいのですけれど・・・
 植え終わったくらいに雨が降り出しました。恵みの雨で、育ちを応援してくれているようです。


 そうですか、きららさんはやっぱりやんちゃですね。あの目の輝きは、きっと琥珀さんもたじろぐほどでしょう。振り回されますね。
 冬支度の雪囲い、雪割草さんがするの!?
 あんな広い庭のいろいろの樹木に雪囲い、大仕事ですね。ごてこわしにならないように、ボチボチやってくださいね。



 生きるひとつ来る年来る年雪囲い   仁



 一つひとつやりこなさなければならないことを丁寧にやりこなしていくことが生きるということなんだと、四畳半菜園を楽しむ中で、納得できるようになってきました。もう、もはや、理想も目的も、求めるものも、得たいものも、特別にあるわけではありませんので、どんな営みにも、心を尽くして、楽しめるようです。



 祈るかにビオラの細き根に触るる   仁



 0011 雪の夜に寝覚めて聞けば雁がねも天つみ空をなづみつつゆく   良寛



 春だというのにまだ雪が降っている。
 あまりの寒さに目が覚めてしまった。
 夜空を雁が鳴きながら渡っていくよ。
 なんと哀しい鳴き声だろう。
 ぶり返す寒さに難儀しながら北方へ帰っていくんだろうね。



  なりきり良寛さんは、春の雪の中を夜北へ帰っていく雁にも心を寄せ、いっしょに飛びながら、つらさを分かち合うんです。雁が鳴けば雁になり、雨が降れば雨になり、独りの夜の良寛さんは、己も消えて、自然や命と一体化していくんです。
 もっとも良寛さんらしい歌ですね。
 模倣良寛老仁も、そんな空っぽの心になりたいと念じるのですけれど、夜は、思い煩うこともなく、ぬくぬく羽布団の中でぐっすり眠りこんでしまいます。



 霜の夜太平楽の世よ続け   仁



 きさらぎの末つ方、なほ雪の降りければ
 0010 ひさかたの雲居をわたる雁がねも羽しろたへに雪や降るらむ   良寛

★。・。・゜♪゜・。・。★ 交心俳句 ★。・。・゜♪゜・。・。★



★★★  TAO交心09n111801★『 足跡のなきもシンクロ雪兎 』 へどうぞ!!! ★★★



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2009年11月21日

鏡餅の如き腹撫で日向ぼこ



★ 交心俳句09n112101


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鏡餅の如き腹撫で日向ぼこ


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 おはよう、雪割草さん。
 今日もあい風ありがとう。


 いよいよ雪起こしの雷ですか。
 仁も、越後の冬の二度目を迎えることになります。おぼろげにその厳しさがわかるようになってきました。
 春を迎える良寛さんのすっぽんぽんの喜びぶりも感じることができるようです。温暖太平の筑後に存えているので、考えることもしなかった北国の冬ですけれど。


 琥珀さんさびしがっているのでしょうか・・・
 きららさんの奔放さについていけないよと引っ込んでしまったのかしら・・・
 琥珀さんナイーブですからね。
 雫さんとぴったり呼吸が合っていましたし・・・


 けれど、CHANGE。
 新しい波に乗らなくちゃね。



 追憶は麻薬の如し雪起こし   仁


☆☆☆ 『 短日の僅かな光心地よし 』 へどうぞ!!! ☆☆☆



 鏡餅の如き腹撫で日向ぼこ   仁



 追想の琥珀さんが愛おしいですね。
 ちっごよりあい風おくって、あい風の手で、撫で撫でしますよ。


 あこふてふところにて天神の森に宿りぬ。小夜ふけがた嵐のいと寒く吹きたりければ
 0603 やまおろしよいたくな吹きそしろたへの衣かたしき旅寝せし夜は   良寛
  ※ 円通寺時代の行脚時の作。赤穂城外に石碑となって刻されている。



 山を吹き下ろしてくる風よ、
 そんなに無情に吹かないでおくれ。
 わたしは旅の途中で、
 薄い僧衣一枚で寝ているんだよ。
 独りの夜は心細いものなんだよ。



 禅の厳しい修業の真っ直中でも、詩歌創りを止めなかったのですね。
 やっぱり、根っからの文学少年なのでしょう。そして気弱な落ち零れ少年。
 歌も、飾りがなく、そのまんま心を詠んでいます。そのまんまにはじまって、そのまんまに終わった良寛さんの文芸です。そのまんまだから、浅いようで深く、どこまでも寛いんですね。あるがまんまだから、自然と同じで、身近な心から、遙かなる心まで、映し出していくのでしょうね。
 良寛さんを読むことは、自分の中に、自分の良寛さんを創りだしていくことだといっていいのかもしれません。
 これが良寛だ、というこれは、どこにもないよううな不思議な人なのでしょう。


 神無月のころ、旅人の蓑ひとつ着たるが、門に立ちて物乞ひければ、古着ぬぎてとらす。さてその夜、嵐のいと寒く吹きたりければ
 0604 たが里に旅寝しつらむぬばたまの夜半のあらしのうたて寒きに   良寛



  そして、心やさしき少年のままの良寛さんがいます。なりきり良寛さんはすぐその人のみになって心配りするんですね。修業時代の苦しさやさびしさが身に沁みて、その苦しさ寂しさを想い出すのでしょう。


 蓑一つ着た旅人が物乞いに寄れば、自分が着ている物を脱いで着せてやるんです。
 夜半に風が強いと、今頃あの旅人はどこら辺で旅寝しているんだろう。この寒さはただごとじゃない。だいじょうぶだろうか、と心配するんです。
 舟に乗っていて、無頼に絡まれ、頭を叩かれて、それでも無頼が下船した後、雨が降ってくると、あの人はもう家に届いただろうか、雨に降られて困っていはしないかと心配する話もあります。気弱な少年栄蔵のまんまの心根なのでしょうね。
  嘘をつくと栄螺になるぞ、といわれて、海辺でじっと栄螺になるのを待っている少年栄蔵が良寛さんの原型なのでしょう。
 少年栄蔵の原型に戻って、良寛さんは貞心さんの腕の中で入寂したのでした。



★★★ 『 哀傷のみうた拝見致不覚落涙致候 すておきがたくて   良寛 』 へどうぞ!!! ★★★



 1057 人の善悪(さが) 聞けば我が身を 咎めばや 人は我が身の 鏡也けり   良寛


 



 なりきり良寛さんは、人の身になりきって、人に起こることはみんな自分に起こること、自分の心が人に映っているのだから、自分の心を顧みて、過ちをなくしていこうというスタンスを持ちつづけてきたのでした。
 鏡の法則の実行者だといっていいのかもしれませんね。



 霜の夜も苦しみ喜び分かちけり   仁

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★★★  TAO交心09n111801★『 足跡のなきもシンクロ雪兎 』 へどうぞ!!! ★★★


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2009年11月20日

つきぬけた愛に遇わんや返り花



★ 交心俳句09n112001


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つきぬけた愛に遇わんや返り花


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 雪割草さん、おはよう。
 今日も小雨ですか。筑後も雨催いです。もうすぐ降り出しそうです。
 そうですか、やっぱり琥珀さん、きららさんを仲間に遊びたいんですよね。でも、案外、きららさん、臆病だったのでしょうか・・・あの眸の輝きは、ただものではないぞ、と思わせるものがあったのですけれどね。そのうち本領発揮。きっと琥珀さんもたじたじ、ですよ。
 雪割草さんも、きっと、鍛えられるでしょうね。
 その上をいって、猫使い魔女になるしかありませんね。きららさんの上をいく知恵を創りだしていくのも、きっと楽しいですよ。
 いよいよ、雪割草魔女ワンダーランド開園ですね。


 良寛さんが鶴になりたいように、猫使いになって、観自在、魔女ワンダーランドを遊びましょう。長い冬の豊かなお遊びが、雪割草サロンの冬のイベントになりますね。



 時雨るるも命変化の時空在り   仁



  雨前のひとごてづくりやってきます。
 美保が関が一輪咲きました。



 しばらく 高檻(こうらん)に倚(よ)って立てば 飄(ひょう)として 雲鶴の翔(か)けるがごとし   良寛



 心を空っぽにして、
 壁に寄りかかって、
 陶然としていると、
 瓢瓢と鶴になって、
 空を翔ているような心になるんだよ。



 良寛さんも、恍惚の人なんでしょうね。
 恍惚となって、妄詩の世界を、心遊ばせるんでしょう。
 長い長いひとりぽっちの冬を、
 ほかにどんな過ごし方があるのでしょう。


 壁に向かって三年も坐っていれば、心は空っぽになり、命は燃焼しますから恍惚となり、命の見る夢がさまざまな愛浄土を繰り広げているのではないでしょうか・・・
 もう瀨惰仁は、座禅を実行して検証することはできませんけれど、想像すれば、やはり空っぽの心に湧きあがるものは愛浄土のHappyな心地よさなのではないかと思います。
 仏画に描かれる浄土絵巻も曼荼羅もその愛浄土の聖化された絵ですけれど、命の燃焼は、おそらくもっと自遊で、解放された世界ではないだろうかと想像します。
 天女のいない浄土を誰が想像できるでしょう・・・


 良寛さんも、天の川に託して、心に理想的な愛の有り様を求め、その心情を歌に詠んでひとり遊びを楽しみました。おそらく菩薩の愛も女人の愛も、良寛さんには同じ愛浄土の愛なのではなかったかと想像します。
 菩薩を愛するように、女人を愛することのできる良寛さんがいても少しもおかしいことはありません。


  空を眺めながら、鶴になって、空を翔るように、
 星を眺めながら、大いなる恋に恍惚と時を流れることが、心無罣礙、無上の喜びであってもいいのだろうと思います。
 生身のリアルな愛だけが幸せをもたらすものではないでしょう。
 花を愛するように、菩薩を愛するように、人を愛することは、心無罣礙、良寛さんでなくてもできることではないでしょうか・・・



 つきぬけた愛に遇わんや返り花   仁



  遊行期の愛は、心無罣礙、野の花を愛するように、命を愛おしむ心の交わり合いなのではないかと感じています。心は、空即是色、時空を超えて、いつでも、どこでも、交わることができるし、往来自遊なんです。


 遊行期の愛は、観自在、あるがまんまで至福の時を共有、共振できるんです。



 吾菩薩汝も菩薩よ冬の草   仁


 われぼさつなれもぼさつよふゆのくさ

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★★★  TAO交心09p102602★『 空蝉に魂もどり色めけり 』 へどうぞ!!! ★★★



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2009年11月19日

今日よりはこころはなやげシクラメン



★ 交心俳句09n111903


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今日よりはこころはなやげシクラメン


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 おはよう、雪割草さん。
 そうなんだ、もうそんなに寒いんですね。
 そうか、ストーブ番はいいですね。部屋の中は暖かいから琥珀さんたち大暴れですね。運動場のように走り回る。誇り高きニャンたちですからね。
 こりゃぁ大変だ。
 一冬、思いやられますね。
 でも、退屈はしませんね。・・・



 北風を厭わぬ猫と躾けませ   仁



 とはいえ、雪割草さんが寒がりですからね・・・



 とにかくももちつもたれつ冬ごもり   仁



 隣町のシクラメン屋さんにシクラメン買いに行ってきました。
 小さめのはもう出荷していましたけれど、大きめのはまだ早すぎだそうです。12月になれば出せるといいますけれど、ハウスを見せてもらって、芽立ちのいいのを見つけて、一鉢分けてもらいました。小さめのハウスも見せてもらって、白を一鉢分けてもらいました。あんまり喜んだので、白はサービスしてくれましたよ。
 いよいよHappy。



 今日よりはこころはなやげシクラメン   仁

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★★★  『 秋風や朝の紅顔愛しむ 』 ★ TAO交心09r082401 へどうぞ!!! ★★★



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2009年11月18日

寒月やときにはひとり咆吼す


★ 交心俳句09n111802


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寒月やときにはひとり咆吼す


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 おはよう、雪割草さん。
 今日もあい風ありがとう。
 越後は雨ですか。筑後は昨日と打って変わってきらきらの冬日和です。昨日こんないい天気だったらきらきら紅葉も見れたのですけれどね・・・


 きららさんはもうひとり遊びを覚えましたか。雪割草さんにまとわりつかず、独立独歩?!すごいね。でも、そのうち・・・ですね。
 琥珀さんが退屈して、きららさんにいろいろ仕込みを入れるんでしょうね・・・
 一時ののんびりですよ。



 何もせず自足は至難宵時雨   仁


 高歌長吟す 白髪の老中宵杖に倚って まさに彷徨す   良寛



 髪は真っ白くなり、
 すっかり老人になってしまったよ。
 独りの夜は侘びしいね。


 詩歌を吟詠して、
 真夜中も杖を頼って彷徨っているよ。



 ひとりぽっちの良寛さんです。
 人恋しさ募るばかりの良寛さんです。



 寒月やときにはひとり咆吼す   仁



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 良寛さんは、師の大忍国仙禅師から「印可証明の偈」と杖をもらっています。



 良寛庵主に附ふ


良や愚の如く道転寛し
騰々任運誰か見ることを得ん
為て附ふ山形爛藤の杖
到る処壁間午睡の閑


 寛政二庚戌冬
 水月老衲大忍



 国仙さんは越後で良寛さんを拾って円通寺に連れて行きますけれど、よほど良寛さんが好きだったのでしょうね。どこか風変わりで、ものに頓着しない、昼行灯のような良寛さんに、若い頃の自分を重ねてみていたのかもしれませんね。
 死ぬ間際に、「印可証明の偈」を与えて、おまえは自遊人だから、好きなように自分の道を歩くがいい。独りで生きていけ。わたしもそうして生きていきたかったけれど、こんなお寺に治まってしまった。本意じゃないんだよ。
 良寛よ、おまえさんは、わたしのようにこんな治まり方せんでも、独りの道を貫けそうだね。そんな大愚の良寛に、わたしは特別の印可を与えるよ。これはわたしの魂だよ。
 良寛、誰もおまえのことを理解できる者はいないだろうけれど、運は天に任せて、ともかく悠々とのんびりと、おまえの心のままに生きて生きなさい。この杖は、わたしの魂だよ。この杖をいつもそばに置いておくようにしなさい。いつもわたしは、おまえといいっしょにいるんだよ。
 いやいや、良寛、わたしがついているんじゃないんだ。良寛に、いつまでも、どこにでも、わたしを連れて行ってほしいんだよ。おまえの中で、おまえといっしょに、わたしは、いつまでもいることができるからね。
 こんな愚かなわたしの願いを聞いてくれるのは、良寛、愚かなおまえしかいないからね。
 たのんだよ。



 国仙さんと良寛さんはそんな約束をしていました。
 だから良寛さんはこの「印可証明の偈」と国仙さんの杖は生涯傍に持っていたといわれています。



 散るさくら残るさくらも散るさくら   良寛



 良寛さんは、同じような約束を貞心尼さんと交わしていたのではないでしょうか・・・
 国仙さんも良寛さんも、ただの人になって、そんな愚かで幼稚な夢を、ひそかに生きたかったのではないかと思うのですけれど・・・



  老仁は誰に語らん露の夢   仁



 寒の宵一呼吸ごと愛浄土   仁

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★★★  TAO交心09p103102★『 魂の菩薩とまぐわう十三夜 』 へどうぞ!!! ★★★


★★★  『 雲海やいとおしきこの水の星 』 ★ ネット吟行 09p101006 へどうぞ!!! ★★★



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2009年11月17日

束の間の雲の谷間の紅葉狩り


★ 交心俳句09n111701


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束の間の雲の谷間の紅葉狩り


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 雪割草さん、ただいまです。
 越後も雨催いですか。九州も全体雨催いですね。
 九重方面は雪になるかもしれないという予報でした。雨催いの中着込んで出かけました。


 最初の観光地日本一の大つり橋は、運良く、雨は止んでくれて、谷間の雲も、不思議に消えて、紅葉も滝も眺めることができました。紅葉は、もう、二度目の紅葉だそうで、気温の変化で、こんなこともあるんだそうです。やっぱり一度目に競べると葉っぱが落ちていて、見栄えも劣るそうですけれど、これからもう少し赤や黄色が濃くなっていくだろうということでした。吊り橋で警備している人の話です。
 ほんとうに運がよかったんですよ。ゆっくり眺めて、橋を渡り終えた頃にはまた雲が迫ってきて、小雨が降りはじめました。もうほとんど視界は真っ白になってしまったんです。
 二番目の観光地は、仙酔峡で、ここは名所なんですけれど、もう全くの雲の中で紅葉は眺められません。昼食のバイキングを食べて、昼からの長者原、牧ノ戸の紅葉見物コースは取りやめになり、湯布院の温泉で遊ぶかただドライブするかになりましたけれど、結局、ただドライブになりました。久住高原をドライブです。もうすっかり冬山になっていました。菊池高原回りで帰宅。なんと7時を過ぎてしまうのんびりドライブとなりました。


 家で聞いたのですけれど、やっぱり長者原は雪が降って、樹氷もできたそうです。
 雪が見れるのではないかとひそかに期待していたのですけれど、久住高原ドライブでは、雪になりませんでした。


 去年は阿蘇へ雪を見に来て、外輪山の雪原で夕陽を撮って遊んでいたら、菊池高原コースは道が遮断され、かろうじて一宮コースをスリップしながら帰ることができたという怖い想い出があります。
 長者原に行っていたら、紅葉と雪が見れたかもしれませんね・・・



 束の間の雲の谷間の紅葉狩り   仁



  冬ざれた庭で琥珀さんほんとうに退屈そうですね。
 きららさんとはまだ遊び慣れていないのでしょうね。きららさんはもうお籠もりですか。
 これからもっと寒くなるのでしょうね。
 暖を取ってご自愛くださいね。



 終年遇わず穿耳(せんに)の客 ただ見る 空林に葉を拾うの人   良寛



  とうとう今年もまた
 達磨さんのような人に巡り会えなかったよ。
 けれど、裸木になった山路で、
 落葉を拾う人を見たよ。


 こんな人に巡り会ってもほっとするね。



  「 空林に葉を拾うの人 」というのは、どんな人のことをいうのでしょうね。
 「 世間に在って、空しき名利を追う人 」と訳している人もいます。
 全国良寛会の解説は「 但し良寛は「葉を拾う人」をこよなく敬愛しているのである 」となっています。
 良寛さんは、僧は厳しく批判しますけれど、庶民はあんまり批判しないんですよね。庶民は救済される人なのでしょう。常不軽菩薩行を生きていますから、「葉を拾う人」には、無為自然を生きる人と考える方がいいのかもしれません。



  寒林にさがすともなく歩みいる   仁




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★★★  TAO交心09p102602★『 空蝉に魂もどり色めけり 』 へどうぞ!!! ★★★



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2009年11月16日

北風や仔猫に野性目覚めんか



★ 交心俳句09n111601


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北風や仔猫に野性目覚めんか


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 おはよう、雪割草さん。
 越後は朝から、雨。筑後は、雨催い。間もなく降りはじめそう。明日の紅葉狩りバスツアーは、夢の大つり橋、長者原、牧ノ戸コースですけれど、雨は避けられないようです。バスの中からの眺めになるのでしょうね。それも一興と楽しむしかありません・・・


 そんなに風が強かったんですね。きららさんが怖がるくらいの荒れ模様でしたか。



 北風や仔猫に野性目覚めんか   仁



 荒らされた庭の掃除大変ですね。
 片付けても、片付けても、北風が吹く季節になりますね。
 仁の狭庭も、チューリップの木の落ち葉が激しくなりました。隣の駐車場に散るので、拾いに行かなければなりません。遊歩道に散った落葉は風に吹かれて川に吐き込まれますけれど、これも違反なんですよね。川底はコンクリート張りにされて、川じゃなくなって、用水路みたいななっているんです。川だと川底で腐敗して、栄養素に戻って、微生物を培養し、魚を肥やしていくのでしょうけれど・・・。



 猫も人も北風にもう抗えず   仁



 ほんとうに、新型インフルでなければいいのですけれどね・・・
 寒くなればまた広がるでしょうから、自衛自愛でいきましょうね。



  ちちんぷいぷいインフルこっちへ寄せ来るな!



 掃除しなければならない人間の暮らしは不便なものなのかもしれませんね。
 自然においては、北風さんが、清掃屋さんなんですよね。落花や落葉で埋まる大地を掃き清めて、まんべんなく命の残滓は大地に戻すようにしているのでしょう。人間の暮らしは、大地を区切り取って私有化しました。私有区画は綺麗に整備していく習慣になりました。落花も落葉も汚物になってしまったんですね。大地のものは大地に帰らなくなったんです。だから命の要素は化学肥料で補給しなければなりません。庭も畑も、もう大地と呼べないのかもしれませんね。



  0851 むらぎもの心さへにぞ失せにける夜ひるいはず風の吹ければ   良寛



  夜もなく昼もなく
 ひっきりなしに北風が吹き荒れるよ。
 木の葉も落ち葉も吹き飛ばし、
 わたしの心までも吹き飛ばしてしまうよ。


 だれかわたしの心を引き留めてくれないだろうか・・・



 独居老人の孤独がしみじみですね。
 もう慣れたよ、ということもないのでしょう。年が重なれば重なるほどさびしさは大きくなっていくのかもしれません。存在の孤独を、自ら求めて、草庵独居を生きているのですけれど、人間ですから、そのさびしさ、心細さを、受け容れることはしても、乗り超えることはできないでしょうね。受け容れることが、乗り超えることまででしょう。
 この独りのさびしさを、語り、分かち合い、詠い、共振し合う、そんな心の友だちがいれば、存在の孤独も味わい深いものになるという価値軸の転換を創りだしていけば、それがひとり遊びの楽しみ、喜びにもなっていきます。
 良寛さんは、そんな詩歌を語り合える仲間に巡り会えました。彼らはセレブで、良寛さんの保護者にもなってくれました。良寛さんは、独り、孤独な一衣一鉢を貫きましたけれど、一方では、恵まれた環境にも暮らしていたともいえるのかもしれません。
 人が放って置かないほどの人徳が備わっていたことの証しでもあるのでしょうけれど・・・



 もちろん、良寛さんは、そんな意味づけ、価値創りも、必要ないのでしょうけれど、
 真似良寛の愚仁は、
 良寛さんのひとり遊びを真似して、少欲知足の幸せ浄土を、愛浄土を享受していきますので、愚仁風意味づけをして、自足するのでした。



  北風に翻弄さるゝ吾恋し   仁

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★★★  TAO交心09n111501★『 夜を歩く夜露が欲しくなりければ 』 へどうぞ!!! ★★★



★★★  そのまんま575で交心09p103001『 ままならぬ身も愛おしき白木槿 』 へどうぞ!!! ★★★

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2009年11月15日

空蝉の銀杏黄葉と散りにけり



★ 交心俳句09n111501


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黙祷にはじまる紅葉のOB会


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  雪割草さん、ただいまです。
 こちらはまっすぐ帰るのが惜しいくらいのいいお天気です。
 一年に一度のOB会ですけれど、25周年を記念して初の一泊OB会でしたので、夜遅くまで話に花が咲いて、翌朝はさすがにお疲れ様で、紅葉狩りはなしなんですよ。里山の温泉でしたけれど、近くに紅葉の名所もなかったのでまぁ賑わいの高揚で楽しみました。
 初の一泊でしたから、もう司会はいらないくらい語り合いの花が咲きましたけれど、せっかくの司会をもらったので、お話の花を摘み取って、全体に参加させるようにトークを持っていきました。クルーズ日本一周した人の話や800本のブルベリー栽培を屋ってエコ販売はじめた女性の話や、沈黙がいちばん薬の喉頭癌手術した人の話など聞き出せて、それぞれの人生の一端が見えて楽しいものでした。



 黙祷にはじまる紅葉のOB会   仁



☆☆☆ 『 庭紅葉明日は落ち葉となるみにて 』 へどうぞ!!! ☆☆☆



空蝉の銀杏黄葉と散りにけり   仁



 銀杏の空蝉しみじみですね。
 あぁ、もう吹き飛ばされてしまいましたか・・・



 秋山の紅葉は散りぬ家土産(づと)に子らが乞ひせば何をしてまし   良寛



  あの華やかに燃えた秋の山も
 紅葉が散ってしまって
 寂しくなってしまった。
 子どもたちに紅葉をお土産に欲しがられたら、
 もう持って帰れなくなったよ。



  いいですね。紅葉も、良寛さんにとっては、子どもたちと心をつなぐ愛語だったんです。
 お土産に紅葉を欲しがる子どもたちがいることも嬉しくなります。良寛さんの愛語が伝わっているのですね。愛語が無言の教えとなって伝わっているのでしょうね。



  もみじ葉をしおりに良寛読みにけり   仁

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★★★  TAO交心09p101602『 掌に星の雫を掬いませ 』 へどうぞ!!! ★★★



★★★ 『 面影のみな微笑みし十三夜 』 ★ ネット吟行 09p103101 へどうぞ!!! ★★★



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2009年11月14日

草の露散りし紅葉を映しけり



★ 交心俳句09n111401


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草の露散りし紅葉を映しけり


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 雪割草さん、おはよう。
 今日もあい風ありがとう。
 越後は雨ですか。
  80本の大根と白菜、難儀したけれど、甲斐在りですね。
 自分を褒めてあげましょうね。
 筑後は晴れてきました。今は、もう、青空に変わりました。


 べんり菜が大きくなったので、今朝、抜きました。発芽して、少し葉が出だすと、虫に食われて、裸になっていましたけれど、10本ばかり、生き残ったんです。


 昨日、野の花の郷で、フシグロセンノウの苗を1ポットずつお土産にもらったんですよ。
 今朝、プラ鉢に植え替えましたけれど、芽が出たばっかりの数ミリの苗です。
 こんな小さな苗、植え替えたことありません。まだ根も出ていないくらいで、それに砂利の中に植えてあるんです。寄り合っているから、離してやらねばならないし・・・生まれたての赤ちゃんの世話は難しいですね。
 ちゃんと育ちますように。


 昼から、一泊OB会に出かけます。
 回しの当番幹事に当たって、司会役なんですよ。準備は事務局がしますから進行だけでいいんですけれど、下戸の司会は不似合いですよね・・・
 歌は歌えないしね・・・


 でも、まぁ、楽しく盛り上げてきます。


 昨日と打って変わって、眩しい光が差し込んできました。



 冬日和烏の群の渦を巻く   仁



 昨日の出がけは、虹を見たのですけれど、
 今日は真っ黒の烏です。



 親烏小烏似た者冬の空   仁



 あなたが烏なら、わたしも烏。
 烏が二羽いっしょにいるのはあたりまえでしょ。


 そういった貞心尼さんの心を想っています。



☆☆☆ 『 露抱く草にふわりと落ち葉かな 』 へどうぞ!!! ☆☆☆



 冬の青い草の上に散ったもみじが、ほんとうに、うつくしい。
 冬ざれる前の、ひとときの、鮮やかさですね。



  > 露抱く草にふわりと落ち葉かな   雪割草



 冬草の柔らかさの中に、はかなく露が光り、はかなくもみじ葉が散り落ちて、母の寛い胸に抱きかかえられている、そんなイメージを持たせてくれますね。


 老仁妄詩の愛浄土、光浄土のモードです。
 



 草の露散りし紅葉を映しけり   仁



 命の美しい、最後の燃焼が心地いいですね。



 光をありがとうございます。



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 命の自然も、最後は、きっと、こんなに鮮やかに燃焼していくのではないでしょうか。
 死を恐れ、忌避し、肉体の衰えを絶望してきた人間は、そういう思考回路を権力支配の構造の中でねつ造されてきたと考えることもできます。
 太古の人々の死についての観念はもっと素朴で、自由だったのかもしれません。
 地獄と忌穢のイデオロギーに呪縛されてきた死の歴史なんでしょうね・・・


 その思考回路を無化して、
 もう一度、自然に学び、自然に回帰して、死に向かう心と考えを組み立て直すのは、楽しいことのような気がします。



 自らを光として生きよ、
 このお釈迦さんの言葉は、うれしいですね。



 散るもみじの美しさを、
 魂に留めることができるなら、
 死に、
 地獄はなくなるでしょう。


 命浄土のまま、光になっていくのでしょう。



  散る紅葉大地に騰騰委ねけり   仁

★。・。・゜♪゜・。・。★ 交心俳句 ★。・。・゜♪゜・。・。★


2009年11月13日

一陣の風大笑し枯葉舞う



★ 交心俳句09n111301


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一陣の風大笑し枯葉舞う


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 雪割草さん、只今です。
 今日もあい風ありがとう。
 雨の中を、今、帰った所です。


 朝の内は、晴れで、龍門の滝までは晴れていたんですけれどね、野の花の郷に着いた頃から、雨模様、お昼に雨となってしまいました。
 龍門の滝は、折からの風に吹かれて、黄葉がいっせいに散るさまは、おおっと声が出るほどでしたけれど、紅葉狩りというほどの景観には巡り会えませんでした。仙酔峡が名所なのですけれど、ここには寄らず、野の花の郷がコースです。男の花はもう終わっていて、枯れ草ばかりの野草園。ツアーですからしかたありません。
 こんな近場のツアーははじめてなんです。やっぱり好きな所を自在に回った方が楽しめますね。
 でも、ツアーも利用できるようになっておかないとと思って、トレーニングのつもりで参加してみました。まぁ、それなりに、楽しみもありますよね。



 一陣の風大笑し枯葉舞う   仁



 明日は、一泊OB会です。
 これも近場です。飲み会が中心なんです。昼過ぎには帰って来ます。


 大魔女の大大根と格闘しましたか。
 猫の手借りられる魔法があるといいのですけれどね、・・・きららはやんちゃになるでしょうね。雫さんはしとやかでしたけれどね。



  それにしても80本の大根。
 一冬にも余る大根を持ってくる大魔女の心は深いですね。どんな深い因縁があるのでしょう。今もそんな心を抱いて生きている人がいることに故郷を感じますね。



  柴の戸に 露のたまりや 今朝の秋   良寛



  涼気に誘われて
 庭に出ると、
 柴木戸の上に
 大粒の露が載っているよ。


 秋だね・・・



 大魔女のような人たちが良寛さんにもいろいろ喜捨してくれたのでしょうね。
 ありがとう、ありがとうのつながり愛があるのですね。おかげさまでここまでこれました、の喜びがあるのですね。いつまでも幸せに暮らしてください、の祈りがあるのですね。
 感謝と喜びと祈りのつながり愛が故郷の情なのでしょうね。



 今朝の秋を体感する良寛さんの情にも、この村人達の情がシンクロしているのでしょう。
 一粒の露にも、村の誰彼の暮らしと息づかいを感じとっている良寛さんがいるような気がします。



 やわらかきなごみのひかり木戸の露   仁

★。・。・゜♪゜・。・。★ 交心俳句 ★。・。・゜♪゜・。・。★



★★★  TAO交心09n110601★『 初冬のひかりやわらかき木立かな 』 へどうぞ!!! ★★★



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2009年11月12日

冬桜いずれ散る花愛おしや


★ 交心俳句09n111201


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冬桜いずれ散る花愛おしや


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 今日もあい風ありがとう。
 きららさん、もうすっかり家族になりましたね。琥珀さんもちゃんと弟としてサポートしてくれています。雫さんの時は一緒に育って、競い合いましたから、力五分だったんですよね。だから同じ力で戯れあっていたけれど、きららさんには、ちゃんと手加減して相手をしてくれ、また遊びを譲ってもくれているんですね。親代わりの意識も持っているのかもしれませんね。つくづく琥珀さん、やさしいですよ。
 情愛が細やかです。さすが花ぐるい。



 しぐるるや戯れおぼゆきららきらら   仁



☆☆☆ 『 朝時雨何れ散る花咲ひており 』 へどうぞ!!! ☆☆☆



 滴がほんとうにうつくしいですね。



 冬桜いずれ散る花愛おしや     仁


 散りし雫のまた愛おしき



 明日は日帰りツアーで九重高原に行ってjきます。
 少し天気も回復しそうですけれど・・・


 今朝はとても温くて、利休梅が、一輪、返り花を咲かせてくれていました。
 花の命は素直ですね。気候任せですからね。
 ちょっとした気候の変化も見逃さないんですよね。一所に根付いて、動けないのですから、この一所で、懸命に命を増殖させて、種子を残さなければならないんです。できるだけたくさん。鳥さんや虫さんにお手伝いしてもらわなければなりませんから、できるだけ相手が喜ぶように、おいしく、美しく、花を咲かせ、実を生らせるんです。
 人間の命の営みも同じなんですよね。
 美しく、美味しく、素直に。



 冬にいる余生は遊行の花よ咲け   仁


   つっくりと独立けり秋の庵   良寛



  あの美しかった木々も散って、
 今では寂しげに、ぼんやりと立っているよ。


 今までは、この草庵を訪ねる人もあったけれど、
 もう、誰も、来なくなるんだね。


 独り、ぼんやり立って、郷を眺めることになるのか・・・



 074 悠然と草の枕に秋の庵   良寛



★★★  『 窓に置く篝火花の暮れ残る 』 ★ 交心俳句09n111101 へどうぞ!!! ★★★



 またも蝶来て卵産む小六月   仁



 良寛さんの越後は冬も早いでしょうけれど、老仁の筑後は案外温い日が多いんです。雪も少なくなりました。いつまでも蝶が来て、卵産みつけるんですよ。花キャベツと、ブロッコリーは毎朝青虫探しです。大きくなるの早いんですよ。大食漢ですね。


 冬キュウリが一本、食べられるくらいに大きくなりました。
 初物です。



★。・。・゜♪゜・。・。★ 交心俳句 ★。・。・゜♪゜・。・。★


★★★  TAO交心09p101401★『 挫折よりはじまるいのち酔芙蓉 』 へどうぞ!!! ★★★


★★★  『 果てまでも思い貫け秋海棠 』 ★ ネット吟行 09q092903 へどうぞ!!! ★★★


★。・。・゜♪゜・。・。★ リンク ★。・。・゜♪゜・。・。★



2009年11月11日

さびしさは命の性よ秋の風


★ 。・。・゜♪゜・。・。★ TAO交心 ★ 。・。・゜♪゜・。・。★



★ TAO交心09r082403


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さびしさは命の性よ秋の風


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 雲人さん、ありがとうございます。


 <沢山>は、さすがですね。
 仁も、追いかけて、沢山と言えるようにしますよ。



 さびしさは命の性よ秋の風   仁



 さびしいから、命は命に寄り添うのでしょうね。
 命に寄り添うことが愛なのでしょうね。



 朝に道を知れば・・・
 でも、「いそぎ浄土へまいりたきこころ」をお持ちなんですか・・・?
 仁は、まだ、やはり、生きもうけを願っているのですけれど・・・
 生きもうけが楽しすぎるから、ちょっと困りましたね。
 生きもうけついでに、恋ぐるいもうけまで念じる煩悩具足です。
 煩悩が楽しすぎて、ブレーキもききません。



 秋風や朝の睾丸愛しむ   仁



 冗談抜きに、これは、仁の、最高傑作ですよ。
 PCのおかげです。
 どうして最高傑作かといいますとね、ふっと想像したんです。罰当たりかもしれませんけれど、これは、良寛さんに重なったんですよ。あれほど命を愛おしんだ人ですから、きっと睾丸も愛おしんだでしょうね・・・


 ハルナール錠を検索してみました。
 雲人さん、常備薬ですか。仁も常備薬2種。血液サラサラ。薬の名前さえ覚えないんですよ。これを呑むきっかけが、尿が詰まったことからでした。薬で治してもらいましたけれど、ついでに検査しとこうと友人が、いろいろ検査してくれました。そうしたら、動脈硬化と前立腺癌を発見してくれたんです。前立腺癌は、手術の段取りまでしたんですけれどね、「 今日よりは癌とも遊ぶ虫の声 」なんてそのまんま575を詠んで楽しんでいたら、いつの間にか癌さんがいなくなってしまったんです。
 九大の内藤教授は名医だと信じました。
  「笑いはガン抑制免疫に◎」ですね。
  「いそぎ浄土へまいりたきこころ」もこのことかもしれません。癌を見つけてもらってから、仁の一瞬一生がはじまったんですよ。踊躍歓喜を覚えたんです。



 秋風と踊躍歓喜愛浄土   仁

★ 。・。・゜♪゜・。・。★ そのまんま575で交心 ★ 。・。・゜♪゜・。・。★


★★★  『 秋風や朝の紅顔愛しむ 』 ★ TAO交心09r082401 へどうぞ!!! ★★★


★★★ 『 雲海やいとおしきこの水の星 』 ★ ネット吟行 09p101006 へどうぞ!!! ★★★


★ 。・。・゜♪゜・。・。★ リンク ★ 。・。・゜♪゜・。・。★

2009年11月11日

窓に置く篝火花の暮れ残る



★ 交心俳句09n111101


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窓に置く篝火花の暮れ残る


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 おはよう、雪割草さん。
 越後は雨ですか。筑後も雨催いです。雨の後寒くなるのかもしれませんね。気圧の変化がつらいですか。ご自愛くださいね。
 ニャンたちの攻勢で睡眠不足が重なってもいるのでしょうね。弱り目に祟り目が来ませんように。


 明後日から、三つのOB会の紅葉ツアーがあります。三つとも参加することにしました。でも、天気が芳しくありません。今年はどこも出かけないままだったので、バスに揺られるだけでも、楽しみましょう。



 窓に置く篝火花の暮れ残る   仁



 三瀬峠に水を汲みに行って、都忘れとシクラメンを買ってきました。
 前回もシクラメンは買ってきたのでしたけれど、ほどなく枯らしてしまいました。菊との寄せ植えで、なんとほとんど土が入っていないのです。確かめないといけませんね。
 今度はちゃんと土を埋め込んで、窓際に置きました。
 いいものは2月までくらい咲きつづけるのですけれどね・・・



 名のおかし豚の饅頭花可憐   仁




  074 悠然と草の枕に秋の庵   良寛



  秋の陽が落ちるのは早いね。
 窓から入る風も冷たくなったよ。
 草の枕に
 菰で編んだ床に横たわって
 今日の命を味わうことにしようか・・・



   つっくりと独立けり秋の庵   良寛



 もあるようですね。
 独り良寛の孤愁が漂っていますけれど、「悠然と」と敢えて、表現を遊んだ良寛さんの心の方がユーモラスで好きです。



  良寛さんの時代でも、庶民の暮らしは慎ましいものだったのでしょうね。板張りの床などはなかったようです。土間にそのまんま菰の筵を敷いた居間に寝起きをしていたのでしょうか。真ん中には炉端があって、食事もそこでしたのでしょうね。
 良寛さんの草庵も土間の床だったのでしょうね。


 ほんとうに無一物の良寛さんです。
 蒲団さえないこともあったのですからね。見かねた由之さんや妹さんがいろいろ差し入れはしてくれたようですけれど、それでも無頓着だったようです。
 寒かったでしょうね。
 越後の冬ですからね。
 長い冬ですよね。


 それでも、悠然と生きていくよ、と自慢している良寛さんは、やっぱり、突きぬけて、無心そのものです。
 子どものように無邪気ですけれど、子どもには真似のできない無邪気さです。
 存在のさびしさを極限まで生きぬいた人なのでしょう・・・



 三度三度おいしいご飯を食べて、パソコンで遊んで、羽布団でぬくぬく寝て、温かい朝餉に迎えられる安穏の日々を暮らしていて、良寛さんを真似たいなど、もってのほかですね。良寛さん、ごめんなさい。
 でも、外に真似したい人が見あたらないから、真似させてくださいな。



 これ以上何を求めん秋の暮   仁

★。・。・゜♪゜・。・。★ 交心俳句 ★。・。・゜♪゜・。・。★



★★★  TAO交心09p102501★『 存えて袋菜園秋の行く 』 へどうぞ!!! ★★★



★★★ 『 蕎麦の花合掌造りの窓灯り 』 ★ ネット吟行 09p101301 へどうぞ!!! ★★★



★。・。・゜♪゜・。・。★ リンク ★。・。・゜♪゜・。・。★



2009年11月10日

夜のほどろにじり寄りませこの胸に



★ 交心俳句09n111001


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夜のほどろにじり寄りませこの胸に


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 そうですよね、母恋し、母恋し、なのですよね。
 おっぱい欲しいよ!
 ぬくもり、欲しいよ!
 いじらしいですね。
 仁におっぱいあったら飲ませてあげるのに。
 魔法の如意棒でちちんぴぷいぷいおっぱいぷくぷく。
 まぼろしのおっぱいではきららさんも喜びませんね。


 でも、琥珀さん、温もりだけは与えられますね。
 孤猫にはハグがいちばん安心できるのでしょう。


 ちとちと、琥珀さん、戸惑うでしょうけれど、これも菩薩道。
 声援送りますよ、琥珀さん。


 
 夜のほどろにじり寄りませこの胸に   仁



 071 君来ませいが栗落し道よけて   良寛



 秋も終わりに近づくと、さびしさも募り、良寛さんの人恋は極限にまで達するような切なさです。ほんとうに寂しいのでしょう。誰かと語り合いたいのでしょう。
 そんな良寛さんにつき合ってくれる友だちがいました。
 甘え上手の良寛さんはすぐ歌を詠んで送るんですね。定珍さんは、良寛さんが大好きですから、すぐ飛んできてくれるようです。そして詩歌を語り合い、歌を詠み交わすんです。



 0325 月よみの光を待ちて帰りませ山路は栗の毬のおつれば    良寛



  きららさんが母恋のこころで琥珀さんの懐に忍んでいきます。雄の琥珀さんは戸惑いながらもきららさんのにじり寄りを受け容れてくれるんですね。そしてちゃんとハグしています。猫も命です。菩提心があって当たり前ですよね。
 この求め、応えるこころを愛浄土だと感じます。


 良寛さんと定珍さんの交心も愛浄土なのだろうと感じます。
 男も女もありません。猫も狸もありません。花も月も、交心し合えば愛浄土です。
 求めれば、そして応えれば、この世界は愛浄土です。



 けれど、面白いのは、良寛さんにあっても、定珍さんとの愛浄土と、貞心尼さんとの愛浄土には、やっぱり、大いなる差異が感じられます。
 歓喜の質が違うのでしょうね。
 深い魂のまぐわいが感じられます。



 かくてしはすの末つ方、俄に重らせ給ふよし人のもとより知らせたりければ、打驚きて急ぎまうでて見奉るに、さのみ悩ましき御けしきにもあらず、床の上に坐しゐたまへるが、おのが参りしをうれしとやおもほしけむ
 1112 いついつと待ちにし人は来りけり今はあひ見て何か思はむ   良寛



 良寛さんの至福の時が流れるのです。
 母の胎内に戻った嬰児のような安堵が感じられます。
 この至福の恍惚が肉体の痛苦も消し去るのかもしれませんね。見た目にも明日をも知れぬ死を感じさせない平穏な生が現れているのでしょう。
 映画ですけれど、先日テレビで、鑑真さんを見ました。
 臨終の近いことを聞いた良宝さんが下野の薬師寺から駆けつけてきます。そして柱にもたれかかった師に会うんです。以心伝心。やっぱり魂の交心があって、そのまんまの姿で鑑真さんは入寂します。
 座禅を積んだ人たちはそんな坐死ができるのですね。
 至福の中の輝く死です。



 栄重さんの『良寛禅師奇話』には、良寛さんは、何一つ特別なことはなかった。それほど奇行がめだったわけでもない。ただひとつ人と違ったすごいことがあった。それは良寛さんが棺桶に入って数日して、尼さんが来て、良寛様のお顔を一目拝ませてくれと頼まれて、棺桶の蓋を開けると、そこに、死んだとは思われない、生きたままのような姿をした良寛さんがいたというんです。
 死んだ後も至福と歓喜の良寛さんの魂は細胞を躍らせていたのでしょうね。



 歓喜と至福の死があることは、すばらしい道標です。



 四畳半の春菜の畑に尽きよ命   仁

★。・。・゜♪゜・。・。★ 交心俳句 ★。・。・゜♪゜・。・。★



★★★  TAO交心09n110801★『 冬立つや物みな命蓄ゆる 』 へどうぞ!!! ★★★



★。・。・゜♪゜・。・。★ リンク ★。・。・゜♪゜・。・。★

2009年11月09日

星雫地にはきららのきららかな



★ 交心俳句09n110901


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星雫地にはきららのきららかな


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 雪割草さんと琥珀さんに新しい共生者の参入です。
 雫さんと同じ悲運を背負った母を親に持つきららさんが、お嬢に預かって来られました。孤猫の慈猫院のような雪割草さんの楽園です。
 雫さんに代わるまた新しい物語がはじまるんですね・・・


☆☆☆  『 立冬に母の無い仔を預かりて 』  へどうぞ!!! ☆☆☆



 琥珀さんも、また、戯れ相手が出来てHappyでしょう。
 こんどは大先輩だから、庇護者のように振る舞うのかもしれませんね。どんなおつき合いになるのか楽しみです。


 ほんとうに、しずくさんより、機敏そう。
 小悪魔きららになりそうですね。



 星雫地にはきららのきららかな   仁



 すてきな目の仔でね。
 目が、きらら。
 でも、尻尾も、きらら。
 
 また雪割草さんの新しいファンタージ-ランドが開かれていきますね。
 大魔女になって、琥珀さん、きららさん、雫さんを、のびのび遊泳させてくださいね。
 仁は、らくらく眺める人ですけれど、雪割草さんは、振り回されて、悲鳴でしょうけれど・・・



 きららの目きらきらきらら星雫   仁

★。・。・゜♪゜・。・。★ 交心俳句 ★。・。・゜♪゜・。・。★



★★★  TAO交心09n110601★『 初冬のひかりやわらかき木立かな 』 へどうぞ!!! ★★★



★★★ 『 現身は流され落ちる紅葉かな 』 ★ ネット吟行 09p100501 へどうぞ!!! ★★★



★。・。・゜♪゜・。・。★ リンク ★。・。・゜♪゜・。・。★



2009年11月08日

現身は流され落ちる紅葉かな


★。・。・゜♪゜・。・。★ ネット吟行 ★。・。・゜♪゜・。・。★



  花人さんの写真「燃える情熱」 をネット吟行してきました。
  渓流の両岸に燃える紅葉が迫り、流れ来る渓流は、眼前で、滝となって落下するんです。
 目眩がしそうに圧倒されます。
 またおそるおそるまぶたを開けて、渓流を見ると、体ごと流され、滝に落とされていくのを感じます。次から次、いくつも、いくつも、体が流され、落とされます。
 なのに、仁は、まだ、じっと見つめているんです。
 流されても、流されても、残っている、この老仁は、なんなのでしょう。


  しばらくすると、恐怖も不安も消えて、同じところで、穏やかに、軽々と、紅葉を眺め、楽しんでいる老仁がいます。そのうち、ふわふわ飛んで、渓流の上も、紅葉の中も、遊泳するのでした。


 そんな幻想を体感させてもらいました。



☆☆☆  『 花人さんの写真「燃える情熱」 2009年9月30日投稿 』 へどうぞ!!! ☆☆☆



★ ネット吟行09p100501


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現身は流され落ちる紅葉かな


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 美しい。
 ただ、ただ、ひたすら美しい。
 惚恍遊泳。


 居ながらにして造化の華に巡り会える至福の時をありがとうございます。




 現身は流され落ちる紅葉かな   仁




 そのまんま575で詠ませてください。
 しがらみの現身を捨象して、魂の遊泳するひとときをもらいました。
 ありがとうございます。

★。・。・゜♪゜・。・。★ そのまんま575で交心 ★。・。・゜♪゜・。・。★



★★★ 『 争わず屈せず野にあれ吾亦紅 』 ★ ネット吟行 09p100104 へどうぞ!!! ★★★



★★★  TAO交心09n110602★『 ひとひらのなれにふりけりちるさくら 』 へどうぞ!!! ★★★



★。・。・゜♪゜・。・。★ リンク ★。・。・゜♪゜・。・。★




 

2009年11月08日

冬なれば軽んじめすな猫の愛



★ 交心俳句09n110801


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冬なれば軽んじめすな猫の愛


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 おはよう、雪割草さん。
 お疲れ様です。
 模様替えですか。いいですね。気分転換にもいいでしょうね。
 うちなどずっとそのまんまですよ。狭くて、模様替えのしようもないのです。本読んだり、PC遊んだりするだけですから、気分転換の必要もないのかもしれませんけれど。寛ぎの大広間・・・そんな部屋があったら、もう、本も読まなくなるでしょうね・・・



 それにしても、琥珀さん逞しくなりましたね。
 逞しい上に、知恵もついてきたんですね。ドアを自分で開けて、雪割草さんの部屋へ闖入し、寝ている雪割草さんを起こして、庭の散歩に誘うんですか。甘え上手ですね。
 そして、自分はいつでもどこでも昼寝するんですね。
 あっぱれと褒めてやりましょう。



 冬なれば軽んじめすな猫の愛   仁



  雪割草さんも、こそりと、昼寝をしてくださいね。



  いくつれか 鷺さぎの飛びゆく 秋の暮れ   良寛



 秋の夕暮れは暮れるのが早いよ。
 鷺さんたちも幾組も群れをなして
 塒へ帰って行く。


 そこに命の暮らしがあるんだね。
 わたしは独り、わび住まいへ帰るとしよう・・



  このさびしさ、わびしさが風雅なのでしょうね。
 さびしさ、わびしさでは言い尽くせない存在の孤独と生きていることの切なさ、愛おしさが体に溢れてくるのでしょう。旅は風雅の花といいますけれど、野晒しを心に旅していれば、否応なしに裸の自然に対峙します。命と命が向き合う世界なのでしょう。
 いいことも悪いことも、歓喜も恐怖も、むき出しの命で向き合うのでしょうね。
 芭蕉さんの目指した風雅というのは、日常を越えた根源的な命の響き合いなのだろうという感じがします。
 奈良茶三石食べないと風雅を知ったことにはならないよ、と芭蕉さんはいっています。
 三度三度安穏とおいしいご飯を食べている老仁には芭蕉さんの俳諧は、真似不能の、遙かな世界です。けれど、小私少欲、すこしくらいその心の大切さを学び、真似することは出来るでしょう。
 四畳半菜園の小さな生活空間を自足して生きるには、せめて、このくらいの真似をして、老仁なりに見合った少欲知足の価値軸を創りだしていないと、憂き世がほんとうに地獄の責め苦にもなるのかもしれません。



 良寛さんは、村人の過酷な現実の中に身を置いて、苦しみも喜びも共にしながら、ひとり遊びという魔法を発明して、心に安息を保つことができたのでしょうか・・・
 ついには、真似をしてきた西行さんも、芭蕉さんも、突きぬけてしまう良寛世界を創りあげていきましたけれど。



 安穏瘋癲老仁は、エピキュリアンですから、苦行はくぐらずに、安穏遊行の愛浄土をひとり遊びに耽るばかりです・・・



 身を奮い小春の鳩の求愛す   仁



 なのに牝鳩は素っ気なく飛び去ってしまいました。
 アンテナに残された雄鳩の心境や・・・ええ、ここからも風雅はがじまってもいいのでしょうね。


 西行さんも芭蕉さんも風雅の旅の果てに辿り着いたでしょうけれど、ついに、愛の歓喜を短歌や俳諧に詠むことはなかっやように感じます。
 良寛さんはその入り口で往生してしまいました。
 生き存えていたら、あの無心、無邪気の良寛さんですから、愛の歓喜を詠いつづけたでしょうね・・・



 冬立つや人は無辺の愛にゐる   仁

★。・。・゜♪゜・。・。★ 交心俳句 ★。・。・゜♪゜・。・。★



★★★  TAO交心09p101602『 掌に星の雫を掬いませ 』 へどうぞ!!! ★★★



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2009年11月07日

間引き菜の菜の一茎のこの世かな



★ 交心俳句09n110702


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間引き菜の菜の一茎のこの世かな


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 雪割草さん、おはよう。
 今日も爽やかにあい風ありがとう。


 筑後も温い温い小春日和です。今日から冬なんて思えませんね。天が騙して、遊んでいるのでしょうね・・・



 嘘つきの天の愛嬌今朝の冬   仁



 えええっ、ヤーコン植えたの!自分でぇ!
 畑仕事も出来るんだぁ。弟さんに任せっぱなしかと思っていましたよ。そうか、それじゃぁ、魔女の弟子入りも間近ですね。いいよ、家庭菜園は、愛語の始まり。野菜育てて菩薩となれるんですよ。



 間引き菜の菜の一茎のこの世かな   仁



 雪割草さんの所広いから何でも作れますね。
 仁もヤーコン植えようと思ったんですけれど、馬鈴薯で失敗しましたから、諦めたんですよ。広い土地がないと、外の野菜圧迫してしまいます。袋菜園はやっぱり窮屈すぎるようです。
 雪割草さん、菜園やりましょうよ。
 ごてづくりにもなりますよ。



 仲冬十一月 清暁(せいぎょう)雲霧収まる 旭日青嶂(せいしょう)に上り 輝光高楼を射る    良寛



  もう冬も真ん中まで来てしまったよ。
 暁がとても清澄だ。
 雲も霧もない空に
 今、山の端を旭が昇ってくるよ。
 輝く朝の光が高楼を照らし出しているよ。



 こんな小春日の心地よい日には、
 狭庭の畑耕して、
 冬菜を作ろう。
 自分の作った一菜で
 温かいお汁を作るとしよう。



 初冬や山流るゝも我関せず   仁

★。・。・゜♪゜・。・。★ 交心俳句 ★。・。・゜♪゜・。・。★



★★★  TAO交心09n110602★『 ひとひらのなれにふりけりちるさくら 』 へどうぞ!!! ★★★



★★★ 『 雲海やいとおしきこの水の星 』 ★ ネット吟行 09p101006 へどうぞ!!! ★★★



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2009年11月06日

返り花老いを知らずと嘯きぬ



★ 交心俳句09n110601


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返り花老いを知らずと嘯きぬ


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  雪割草さん、おはよう。
 今日はぽかぽか小春日和ですか。のんびり流れてください。
 昨日は8000歩。お疲れ様。気疲れもあるのかな・・・愛語、愛語で、深呼吸。
 心を弾ませてくださいね。


 今日は定期検診日。前回の摘出ポリプも良好。血液検査も良好。
 なのに、まっすぐ帰ってきました。
 茶花の里とナーセリーに寄って、野の花手に入れてこようと思っていたのに。
 看護師さんが、久留米はインフルエンザが大流行ですよ。なのにマスクしていない人が多いんです、という話をしてくれました。仁もノーマスク。人混みの中にいるのを避けて、帰って来たというわけ。以前は、無頓着、お構いなしにどこへでも行っていたんですけれどね・・・これも、衰弱の兆し?
 野の花欲しい、より、
 風邪引かないように、が、大事になってきたのは、やっぱり、軟弱ですよね・・・



 返り花老いを知らずと嘯きぬ   仁


☆☆☆  『 秋晴れに思ひ立ったが吉日と国上の山へ行ってみよふか 』 へどうぞ!!! ☆☆☆



 斜めの光が、国上山に走らせる。
 いいですね。


 なんだか、恩寵みたいです。


 良寛さんの愛語が溢れているのでしょうけれど・・・


 お友達にも、光在れ!



 友といる国上の山の小春かな   仁


☆☆☆ 『 もみじ葉も染めはじめける国上寺 』 へどうぞ!!! ☆☆☆



 国上寺開山1300年記念ですか。古いんですね。
 平城遷都1300年と同じですね。
 相当の由緒があるんでしょうね。


 これから紅葉するんですね。
 お友達、もう一度、紅葉の時、来たいというのでしょうね・・・
 いい所は何度行ってもいいものですよね。



 八千歩歩く紅葉の国上寺   仁


 園疏(そ)にして 柳すべて落ち 水寒うして 荷(はちす)なかば残る   良寛



  庭園は人影もなく、
 柳は散ってしまって、
 池の水も干上がりそうだね。
 蓮の葉はまだ少し残っているけれど、
 これからいよいよ寒くなってくるんだ。



 この冬ざれの庭園のように、
 私の心も枯れ果てていくけれど、
 ひとつ、命は、しっかり燃えているよ。
 柳も、蓮も、枯れながら、
 もう、新しい命を蓄えているんだね。



 破れ蓮終わりあるゆえ始まりぬ   仁



  それにしても、破れてもなお立ちつづける枯れ蓮は、心に響きますね。
 勇気ある姿にも見えるし、凄惨にも見えるし、ただ哀れを感じさせたり、枯れ色に癒されたり、その折々の心を写してくれます。



  敗荷のかくまで終わり知らしむる 仁



  TVで『唐招提寺』を観ました。
 坐死する場面が心に残りましたね。座禅をつづけていると立ったままでも、坐ったままでも、逝けるのですね。良寛さんも、貞心さんの腕の中で、坐ったまま、逝けたんでしょうね。



 老仁も、逝く時は、坐っていたいですね。
 妄語をおしゃべりしながら逝けたら、最高ですけれどね・・・



 凡愚仁も坐って逝くさ破れ蓮    仁



★。・。・゜♪゜・。・。★ 交心俳句 ★。・。・゜♪゜・。・。★


★★★  TAO交心09p102602★『 空蝉に魂もどり色めけり 』 へどうぞ!!! ★★★


★★★ 『 鹿鳴くを真似てひゅるゝゝわれも鳴く 』 ★ ネット吟行 09p101302 へどうぞ!!! ★★★


★。・。・゜♪゜・。・。★ リンク ★。・。・゜♪゜・。・。★



2009年11月05日

はるかまで波のおだやか冬はじめ


★ 交心俳句09n110501


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はるかまで波のおだやか冬はじめ


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 雪割草さん、おはよう。
 そうですか、お友達と国上山へ。
 いいですね。お天気がよくて、紅葉も綺麗でしょうね。
 見晴らしのいい展望で、ゆっくり心を解き放ち、リフレッシュできるといいですね。
 良寛さんのあい風波動がお友達も包んでくれて、心が開かれていくといいですね。開かれていく心をやわらかくハグしてくださいね。
 良寛さんの愛語もいっぱいもらってきてください。



 いってらっしゃい。



 はるかまで波のおだやか冬はじめ   仁



 西天(さいてん)に別れしより 知らず 幾個の時ぞ    良寛



 この池の蓮の花は、
 極楽浄土より移ってきたんだね。
 あちらの世界もこちらの世界も
 同じなんだよ。
 花浄土、愛浄土なのさ。



 造化にしたがひて四時を友とす。
 見る処花にあらずといふ事なし。
 おもふ所月にあらずといふ事なし。   芭蕉



 芭蕉さんも風雅の心を持てば、この世も花浄土だよ、と呼びかけてくれています。
 凡仁は、良寛さんにも芭蕉さんにも、同じ世界を観てしまうんです。凡仁にでも観えてくる世界、愚仁でも真似のできる世界として花浄土が在るなら、飛びつきますよね。
 良寛さんに及ばなくてもいい。芭蕉さんを理解できなくてもいい。
 真似して、凡仁風の花浄土が観えてくれば、道楽しますよ。
 真似して、愚仁風の愛浄土が観えてくれば、歓喜しますよ。
  苦行は凡仁の真似できることではありません。悟達は愚仁の憧憬にもなりません。
 けれど、花浄土を生きたいし、愛浄土を享受したい。
 生きることは、むずかしい。
 享受なんて、できるはずもありません。
 瘋癲老仁を遊んで、観自在、妄詩の領野で、ひとり遊びを生きましょう。
 ひとり遊びは、享受できるんですよ。



 観自在、観えてくるものを、そのまんま575で、捕まえましょうよ。
 ひとり遊びの時空を、そのまんま575で、交心しましょうよ。



 雪待月ネットで初雪遊びけり   仁



 初雪を遊べば苦界の観えも来る   仁

★。・。・゜♪゜・。・。★ 交心俳句 ★。・。・゜♪゜・。・。★



★★★  TAO交心09n110202★『 今日よりは遊行時空も枯野かな 』 へどうぞ!!! ★★★



★★★ 『 果てまでも思い貫け秋海棠 』 ★ ネット吟行 09q092903 へどうぞ!!! ★★★

★。・。・゜♪゜・。・。★ リンク ★。・。・゜♪゜・。・。★



2009年11月04日

ありあけの月におもかげ濃かりけり



★ 交心俳句09n110401


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ありあけの月におもかげ濃かりけり


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 雪割草さん、おはよう。


 薄暗い内に庭に出ましたか・・・
 そして、有り明けの月・・・
 絵になりますね。



 ありあけの月におもかげ濃かりけり   仁



  琥珀さんもしみじみ眺めたことでしょうね・・・



  仁はベッドの中から眺めました。
 写真に撮ったけれど、あいかわらず、つきの写真は難しいですね。ただ空に円いものひとつ、ぽっかり、です。



 今朝も四畳半菜園の穴掘りやって、昼を食べたら、珍しく昼寝してしまいました。
 日だまりがもうひなたぼっこ誘ったようです・・・



  恍惚を知らしむ今日のひなたぼこ   仁



☆☆☆ 『 朝寒や猫に誘われ残る月輝き薄れ西に消えゆく 』 へどうぞ!!! ☆☆☆



 有り明けの月がさえていますね。


 無邪気な琥珀さんの姿態を月明かりにしたに遊ばせてみました・・・



 あどけなき腹をさらしぬ月あかり   仁



 遠山飛鳥絶え 閑庭(かんてい)落葉頻(しき)りなり寂寞(せきばく)たる秋風の裡(うち) 独り立つ緇衣(しえ)の人     良寛



  遠くの山を飛んでいく鳥も
 もう見えなくなったよ。
 静かな庭には、ただ落ち葉が散るばかりだ。


 寂しいこの秋の夕暮れ
 独り、墨染めの僧が立っているよ。



  長い冬の、
 良寛さんの独りの日々がはじまるんですね。
 けれど、良寛さんにとっては、人恋しさがしみじみと募り、先人の心を遊泳し、語り合い、湧きあがる詩歌を詠んでひとり遊びに耽溺できる至福の時でもあるんです。


 遊行期の、
 ひとり遊びの、
 最高の道標ですけれど、・・・


 老仁は、無知仁だから、今から本を読まないと、先人たちとの対話ができないんです。
 ちょっと、間に合いませんね。
  先人との対話無しの妄詩ひとり遊びになってしまいます。
 


 枯葉散る独我独存妄語三昧   仁




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★★★  TAO交心09p100701★『 あの世には草の露より入るとしよう 』 へどうぞ!!! ★★★



★★★  『 雲海やいとおしきこの水の星 』 ★ ネット吟行 09p101006 へどうぞ!!! ★★★



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2009年11月03日

初雪を待ち侘び心北国へ



★ 交心俳句09n110301


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初雪を待ち侘び心北国へ


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 雪割草さん、今日もあい風ありがとう。
 山の方は雪ですか。もう降りはじめたのですね。紅葉と雪が重なりますか。重なったら、撮ってくださいね。紅葉に雪の写真、仁、好きなんですよ。でも滅多にそんな場面に遭遇しないんです。
 北海道は昨夜吹雪いていましたね。青森、岩手くらいも相当降ったのでしょうね。
 越後も間もなくでしょうね。明日から、またすこし暖かくなるとはいっていますけれど。
 雪割草さん、やっぱり雪には弱いですか。寒さいよいよ厳しくなる折、ご自愛くださいね。琥珀さんも炬燵派なんでしょうね・・・



 初雪を待ち侘び心北国へ   仁



 雪の少ない筑後にいると、雪が恋しくなるのです。



 いまだ書巻に臨むに堪えざるに暗に催す幽人の詩   良寛



  良寛さんをもっともっと知りたいと思っているのに、老仁も、まだ、本気になって、良寛さんの本を読んでいないんですよ。工藤さんの『炎の女』を、1年半かかって、やっと読了したようなことです。水上さんも読みはじめましたけれど、頓挫。井本農一からさんさんを手に入れましたけれど、頓挫。吉野秀雄さんの『良寛』も頓挫。
 老仁は、学問的に良寛さんを知りたいとか、良寛さんの真実を知りたいとかいう関心はないんです。老仁の真似のできる道標としての良寛さんが好きなんです。その道標になるような良寛さんは、詩歌やエピソードの断片の中にいるんですよね。
 そんな断片の良寛さんに巡り会って、真似良寛を生きて、観自在を楽しんで、遊行世界で、良寛さんの真似を詩歌で詠んでいくのが楽しみなんです。


 本を読むより「幽人の詩」が書きたいよ、という良寛さんが好きです。
 老仁も、本を読むより、瘋癲老仁妄詩を書いている方が楽しいんです。ひとり遊びですけれど、この妄閾で、交心ができれば、もっと、Happyでしょうけれど。



 そのまんま575を交心できる楽しみに耽っているのにすぎないのでしょうね・・・



 薄野に坐れば小町踊りだす   仁



 できれば、『炎の女』のもうすこし突っ込んだ続編ができると楽しみなんですけれどね。


  さびしがり屋の良寛さんが貞心尼さんと愛し合ったことの良寛さんのそのまんまの心を知りたいのが老仁の関心事なんです。ここの領域をそうか、そうか、と納得させてくれるような本に出会いたいのですけれどね・・・
 偉い人たちは偉い良寛さんしか書かないから、ちっとも面白くないんですよ、凡仁には。
 一休さんに近い良寛さんがいてもいいのでしょうけれど・・・



   髑髏叩いて待ちぬ枯尾花   仁

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★★★  TAO交心09n110202★『 今日よりは遊行時空も枯野かな 』 へどうぞ!!! ★★★



★★★ 『 冷さまじやひとり歩いてのこり花 』 ★ ネット吟行 09p102402 へどうぞ!!! ★★★



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2009年11月02日

牡鹿鳴くほどに切なき秋の暮



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★ 交心俳句17703z091102


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牡鹿鳴くほどに切なき秋の暮


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 0559 もも草の乱れて咲ける秋の野にしがらみふせてさをしかの鳴く   良寛



 0544 秋の野にうらぶれをればさをしかの妻よびたてて来鳴きどよもす   良寛



 


★★★  『 明日香風受けてさを鹿鳴きをるや 』 ★ 交心俳句17702 へどうぞ!!! ♪♪♪


★★★  TAO交心09n110202★『 今日よりは遊行時空も枯野かな 』 へどうぞ!!! ★★★


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2009年11月02日

ゆるやかにこころうねりし菊まつり



★ 交心俳句09n110201


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ゆるやかにこころうねりし菊まつり


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 雪割草さん、おはよう。
 今日もあい風ありがとうございます。


 もうストーぶつけてみましたか。
 寒くなりますね。インフルが流行りそうですね。ご自愛ください。
 お友達も、インフルにかかりませんように。


 菊祭りはすごい人出なのでしょうね。
 行きたいけれど、インフルが心配だという人も多いでしょう。


 でも、去年と同じ所へ行きたいというのはいいですね。それだけ、お友達の心に、いいものがいっぱい残ったのですね。国上山がお友達にもきっと生きる希望と勇気を与えてくれたのでしょうね。これからもしっかりサポートしていってくださいね。
 良寛さんの愛語がつながり愛にいい花を咲かせますように。



 ゆるやかにこころうねりし菊まつり   仁



 023 うちわびて草のいほりを出て見れば遠の山べは霞たなびく   良寛



 寂しくなって、
 草の戸を出てみたんだ。


 遠く、弥彦山の麓は、
 雲がたなびいているよ。


 あの寒い寒い冬がやってくるんだね・・・



 待ち人は来ぬもたしかに冬は来ぬ   仁

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★★★  『 返り花わが青春も戻らんか 』 ★ 交心俳句09n110101 へどうぞ!!! ★★★



★★★  TAO交心09p103102★『 魂の菩薩とまぐわう十三夜 』 へどうぞ!!! ★★★



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2009年11月01日

返り花わが青春も戻らんか



★ 交心俳句09n110101


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返り花わが青春も戻らんか


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 雪割草さん、今日もあい風ありがとう。
 そうですか、越後は曇ってきましたか。筑後は朝から雨しとしとです。寒くなるといっていたのでストーブ入れましたけれど、まだそれほど寒くなりませんね。
 雪割草さんの所は桜の花見ができそうですね。
 季節を取り違えてもおかしくありませんね。陽気になると木の花も返り花を咲かせるようになりますね。庭のひめ林檎は、何度も剪定するので、その度に返り花咲かせるんですよ。命の命ずるままなんですね。



 返り花わが青春も戻らんか   仁



   079 松黝く紅葉明るき夕べかな   良寛



  もう庭も紅葉真っ盛りですか。
 落ち葉がすごかったから、もう散ってしまったのかもしれませんね。無常迅速。この頃老いを急速に感じはじめました。せめて紅葉くらいに心は高揚していたいと念じているのですけれど・・・



 いと早き月日なりけりいと早く年は暮れけり我れ老にけり   良寛



 真似良寛仁ですけれど、ここばかりは真似たくありませんね・・・



 0698 弥彦の杉のかげ道ふみわけてわれ来にけらしそのかげ道を   良寛



 良寛さんは弥彦山の森が好きだったのでしょうね。
 良寛さんの神奈備の森なのでしょうね。心安宿の故郷なのでしょう。終の棲家をこれほど愛おしんだ人もいないかもしれません。



 わが終の棲家は四畳半の庭   仁



 今日から、弥彦神社は菊祭りですか。
 そういえば、もう、ずいぶん、菊祭りも見に行っていません。四畳半菜園が現身の身の置き所となってしまって、現実が小さくなるばかりです。その分遊行時空は広がるばかりですけれど・・・



 菊人形幼き日々の香に立ちぬ   仁

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2009年11月01日

形見とて魂刻め十三夜




★ そのまんま575で交心09n110101


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形見とて魂刻め十三夜


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 花呼さん、今日も交心ありがとう。
 
 そうなんだ、美しい十三夜迎えたんですね。
 名残の月のお茶もいただいたのでしょうね。風雅を楽しめてうらやましい。
 老仁は粗雑な妄詩の世界であいかわらずの慰戯耽り。



 慰戯わびてひとの茶事みる十三夜   仁



 いしまささんの茶事を覗かせてもらいました。
 手作りの茶室が風格をかもしています。やっぱり敷居が高くて、遠巻きに眺めることしかできません。けれど、美しい世界ですね。緊張ピンピン。



 > 見んと問い見んと答える十三夜   花呼



 でも、よかった。
 花呼さんさんがしっかり眺めてくれた十三夜が心にワープしてくれました。一夜遅れの十三夜を今宵は反芻することにいたしましょう。



 形見とて魂刻め十三夜   仁


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