2009年07月31日

時は移る

  
  
  
  

  
  
  
  
  
  
 
  
見ておれば雲行くところ夏の果

  
  
 
  

 
 
誠に勝手ながらここではコメントの返事をしておりません、
お許しください。   
 
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今日の一曲。
   
http://www.youtube.com/watch?v=ecrE80rnjhw
  
  
  
  
  
  
  
「 夜の蝉 」
  
  

  
うだるような今日が終る
街灯に止まり蝉が鳴く
風は死んだ
賞味期限の切れた煙草を吹かし
何かが生まれようとする
闇を見詰めて
歩く男の背中が遠ざかる
一匹の蝉が鳴く
今夜限りの命を鳴いている

 
  
  
 

2009年07月30日

竹落葉

  
  
  
  
 

 
  
  
  
  
  
 

手伝いの褒美は重き真桑瓜
  
  
  
  
  
  
誠に勝手ながらここではコメントの返事をしておりません、
お許しください。 
  
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今日の一曲。 

http://www.youtube.com/watch?v=5P3OJD70Pfc
 
  
  

  
  

「 怒りの葡萄 」
 
  
それは実に明日は誰にも分からない
昨日の幸せは誰の明日も約束しない
痛み続けた者だけが
他を労わりあっても虚しいばかり
今年の葡萄が熟れる時
農夫の安堵は計り知れないだろうが
それは今年の休息でしかない
私等の繰り返す怒りのことは
いつも無視され続けてきた
今この国が変るのを
信じてみたいと
どれだけ思ってきただろう

  

 
  
 

2009年07月29日

緑のカーテン

  
  
  
  

  

  
  
  
  
  
  
夕飯はゴーヤチャンプルービール付き
 
  
  
  
  
    
 

  
私の郷ではゴーヤは、ニガゴリと言いました。  
  
 
誠に勝手ながらここではコメントの返事をしておりません、
お許しください。  
    
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今日の一曲。

http://www.youtube.com/watch?v=FSi-7lxTtcU

  
 
 
  
  
  
 
 
「 レクイエム 」
  

   
遥かな山に陽が入る
もう一歩も動けないほど
気力は萎えた
まだ力は残っているのか
早くに別れた者たちの声は
既に聞こえない
背中の荷物を負い直し
眉を上げる
鳥達はシルエット
風は止んだ
汗を拭き水を呑み
今はさて立たねばならない

 

2009年07月28日

秋支度

  
  
  
 

  
  
 
  
    

  
  
  
  
不快指数嬉々と這えるはなめりくじ(蛞蝓)

 
  
 
   
 

  
  
誠に勝手で申し訳ありませんが、
コメントの返事はここではご容赦願っております。

実は明日の予約分まで投稿されてしまいました、
一部の方にはコメントまで頂き誠に申し訳ありません。  
  
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今日の一曲。
 
http://www.youtube.com/watch?v=y6705e4uHwA
  
 
  
 
  
  
  
 
「 遥かな故郷 」
 
 
 
とうきびが茹であがる
猫の顔は竈の煤に汚れてる
カナカナが鳴く
窓は真っ赤に染まっている
誰も帰って来ない
ご飯も炊けた
豆腐の味噌汁も作った
おかずは
ニガゴリと茄子の味噌炒め
僕は昔から
いつでも誰かを待っていた
決して帰る事の無い
何かを今でもやっぱり
待ち続けている
角付けの坊主が経を唱う
本物にはどこか癖がある
訛りであったり
臆する心の揺れがある
 
 

  
 
 
 
  
  
  

  

2009年07月27日

泣こよかひっ飛べ

  
 

  
 
 
 
 
 
 
 
ひっ飛んで転んだ末の入道雲
 
 
 
  
  
 
 
誠に勝手ながらここではコメントの返事をしておりません、
お許しください。 
  
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今日の一曲。
  
http://www.youtube.com/watch?v=NJhCl2eX6j0

  
  
 

 
 
 
「 長い坂 」 
 
  
 
坂を登ると
海が見えた
海が見えると駆け出した
夢に見れば
さて
記憶の坂は長い
始めに死んだのは祖父でそれから
3年に一度は誰かが普通に死んだ
そうするうちに
みんなみんな行ってしまった
今では皆で並んで海を眺めてる
見る事と聞く事での他に
世の中と関係を結ぶしかない不条理
ロスコの絵画に行き着けば
人は果たして
幸せなのだろうか
郷の記憶が薄くなる時は
私の彼岸もそう遠く無い
長い坂の向こうには
今でも確かに海がある
海の色を問われても
答える言葉はありはしない
万化するそれを無理やりに
承諾しなければならない
理由は何処にもない
 
  
  
  

  

  
  
 


 

 
 
 
  
  
 
 

2009年07月26日

日に向かう

 
 
  
  
 

  
  
  
  
  
  
  
はんざきの老いの足なお岩を踏む

  
 
 

「はんざき」は山椒魚のことです。

   
  
  
誠に勝手ながらここではコメントの返事をしておりません、
お許しください。    
 
疲労困憊にて皆さんの所を回りきれておりません、
何卒ご容赦のほど。

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今日の一曲。

http://www.youtube.com/watch?v=qz_wnDepqVE

 
 
  
 
 

 
 
「 突堤の少年 」

  
愛した人はもういない
トタンの屋根の錆び色も
ラッキョウの漬物も
アロエの鉢も今はない
旭湯から出ると
待っていたアイスキャンデェも
ありはしないけれど
この港は私のふるさと
優しい言葉もなく
抱いて貰った記憶もないけれど
あなたはいつも私を撫でてくれた
ポンポンポンと船が帰る
母の郷の突堤には
少年が立っている
ばあちゃーん
と呼ぶ少年が
今でもいつまでも
立っている
 
  
 

  
 

 

 
 

2009年07月25日

ようかい

 
  
  
 

 
 
   

  
  
  
  
 
嫌われても生きねばならぬ夏烏

 
  
  
  
  
  
誠に勝手ながらここではコメントの返事をしておりません。
悪しからずお許しのほど。  
  
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今日の一曲。
 
http://www.youtube.com/watch?v=3QCZ_bv9aLc
 
 
 
 
 
 
 
 
 

  
「 憎しみの機を織るな 」

 
他人に何を云われても
私には素晴らしい昨日があった
私がどれほどに情けなくても
私は飯を食う
一切が徒労だったとしても
引き換えに出来無い想い出がある
私は誰も責めない
だから私を責めるな
優しく聞こえる草笛に
今は汚れた川に
それでも生きなければならない命もある
希望を歌わねば闇になる
闇が紡げば憎しみの機になる
その憎しみから生まれるものに
明日は無いのだから

 
 

 
 
 
 

2009年07月24日

蝉爆弾

 
  
  

  
  
  
  
  
  
  
  
  
 
落ちて舞う蝉はなお生にしがみ付く

  
  
  
  
  
誠に勝手で申し訳ありませんが、
コメントの返事はここではご容赦願っております。  
機械の調子が悪いのでコメント書いたり書かなかったりしますが、
気まぐれな事になっております、お許しのほど。

昨日の絵の正体は余所んちの門灯なんです、
一応ばらしておきます。気になって仕方が無い人がいたら困るし。
 
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今日の一曲。 
 

http://www.youtube.com/watch?v=vEA9twjrgRM

  

  
  
  
 
「 もう泣く暇はない 」
 
  
何かを理由に
もう僕等に泣く暇はない
望んだか願ったか
それを理由にしてはならない
億・万の偶然が
既に必然となった今
自らを閉じるのはただの甘えだ
心を開け
君は生きてはいない
生かされているだけだ
人以外に誰が生命を疑うだろう
精一杯に生きよ
それは見事に哀しいが
その末の末まで
見届けるのが
生命を貰ったものの
努めなのだ
そうして老いては何かに
挑戦し続けなければ
果てしなき後退に至る
かくのごとく
人生をまっとうするのが
世界で一番の芸術なのだから
 
  
  
 

 

  

2009年07月23日

夕 顔

  
  
  
 

   
  
  
  
  
  
何もかも信じられぬ日茄子を割る

 
 

  
  
  
 
誠に勝手ながらここではコメントの返事をしておりません、
お許しください。  
  
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今日の一曲。 
   
 
http://www.youtube.com/watch?v=ZXnujMPt30Q
 
 

 
 
 
 
 
「 ぶらんこ 」
 
 
 
おーい
と夕日に声をかける
徒に重ねた月日を怒り
頼りない声には
こだまも帰さない

無能が不能の源
この先も明日も
何にも変りはしない
私が始めなければ
一切は昨日のままだ
公園のブランコは
静かに
風に揺れている

  
  
  

   

2009年07月22日

疑 心

 
  
  

 
  
 

  
  
  
  
猫ひとりゆやけに赤く染まりしは

 
  
  
 

  
誠に勝手で申し訳ありませんが、
コメントの返事はここではご容赦願っております。  
 
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今日の一曲。

実はカラヤンのベルリンフィルとナタン・ミルシテインが最高なんですが
見つけられなかった、これかなり楽団がまずいが、
通称メンコン(メンデルスゾーンのバイオリンコンチェルト)の至高の弾き手は
私にはこの人であります。

http://www.youtube.com/watch?v=LRsqfy1PcsE

 

  
  
  
「 真夏の夜の夢 」
  
 
 
我等は生まれた時に
一対の翼を与えられる
見事に羽ばたくもあり
その仕方を知らぬもある
夏の朝は早い
黎明の色に
背中の痕跡が疼くことがある
ここではないどこかに
行かなくてはならない
それだけはわかっている
羽根を失っても
人は飛びたいと願い続ける

  
  
  
 

 

2009年07月21日

雲の峰

  
  
 
 

  
    

  
  
 
短夜の月は居所あらずして

  
  
  
  
  
誠に勝手ながらここではコメントの返事をしておりません、
お許しください。 
 
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今日の一曲。  
  
http://www.youtube.com/watch?v=Hfj-FQn-2jc
  
  
  
  
  
 
「 雲見事に焼けて 」

   
 

累々と雲は重なる
良き日の夢のそのように
立ち上がる
この果ての知れぬ
ささやかな人生
嘘を付き
傷つけた人に
今更の弁解は云わない
蟹のように横に這い
その見苦しいことを
知っていたのは確かなのに
若い日はそれを勇気と信じていた
あまりに野放図な
それらの始末に追われながら
またあなたに
生まれ代っても会いたいと
今日もまた
ふと思っている

  

 

  
 

 

  
 
 
  

2009年07月20日

土用波

 
  

  
 

 
 
  
  
  
土用丑鰻受難之幟旗  
  

  
  
 

 
誠に勝手ながらここではコメントの返事をしておりません。
悪しからずお許しのほど。
 
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今日の一曲。

丹那のLarry KleinはJoni Michellの元夫/プロデューサーとして知られています
こいつめミッチェルと比べたな、分かる気もするが。
 

http://www.youtube.com/watch?v=MwblLcBuM1M

  
  

「 某日は兄もありけり河鹿笛 」

  
尾鈴の登山口
渓流に河鹿の鳴けり
貧困の極みを共に生きし
兄と聞きし事のあり
我等は何ゆえに兄弟となりしか
今は既に君は語らず
流れ行く水の如くに
そは全て昔日の一刻
大いなる岩に凭れて
君が発せし忠告の声
耳に消えず
この世の迷いに途方にくれて
我のみが生きるの
その哀しさよ

 
  

2009年07月19日

仮の宿

  
  
  
 

   

  
 
 
  
  
 走馬灯しばし回れる仮の宿

 
 
  
 
 
  
  
 
 
誠に勝手ながらここではコメントの返事をしておりません、
お許しください。 
 
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今日の一曲。

村上幸子、新潟県村上市(旧岩船郡荒川町)出身、享年31。

http://www.youtube.com/watch?v=hMPZF1LFuo4

  
 
  
 
 

「 橋の袂に 」

私は橋の袂に捨てられていた
松原と平田の境の橋
ヤマトタケルの神社の側だった
育ての親を憎み実母を恋して
私が生きて来たのは仏坂

それが戯れと知った時の絶望の悲しみ
何を語るも勝手だが
それはいけないよ母ちゃん
だって
貧しい暮らしを絶え忍んだ私の心の日々を
親は知らない
子供達は昔から
そのように親の言葉に傷付きながら
育った
野放図な親に育てられれば
そのように
子供は迷いを抱いて行く
律儀さの欠片もない親故に
既にして世を眇めに見る癖がついたのだ

   
  
  
 

 
  

 

2009年07月18日

帰 省

  
  
  
  

  
  
  
  
  
  
夕立や老犬の尾の重さかな

 
  
  
  
誠に勝手で申し訳ありませんが、
コメントの返事はここではご容赦願っております。  
機械の調子が悪いのでコメント書いたり書かなかったり、
気まぐれな事になっております、お許しのほど。
  
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今日の一曲。
 
http://www.youtube.com/watch?v=ElTxZT14DMc

  
  
 
  
 
「 尼寺の雨 」
 

  
PL教が村に来た
おしえおやさま宝生袋
そしてその寺は忘れられた
尼さんには名前がなかった
いつも尼さんと呼ばれていた
ささやかなお布施も途絶えた
寺に降る雨はいつもやさしかった
大人達の心の拠り所が移っても
子供達は帰り道にはそこに寄った
甘茶を貰いお菓子を貰い
皆、尼さんの笑顔が好きだった
遠い遠い日の
何でもない記憶のこと
 
 
 
  
  
 

2009年07月17日

昼 寝

 
  
  
 

  
  
  
 
海暮れて玫瑰(はまなす)淋しと呟けり

  
  
  
  
  

誠に勝手ながらここではコメントの返事をしておりません。  
  
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今日の一曲。
  
http://www.youtube.com/watch?v=aHhYk4TgtYU

  
 
 
 
   
 
「 その路地を曲がると 」
  
 
沢山の懐かしい顔がある
気難しい横尾の爺や
夜な夜な道端に泥酔していたとぼじょ
いつも野菜を持たせて呉れたかつあね
夢はいつも丸太の架かった溝を越える
心底憎んで捨てたふるさとが
帰って来る
叱られて一晩を過ごした火の見の櫓
何もかもあかねに染めた
神社の黄昏
トロンの町に続く
おかんの砂利道
心に転写されて
今はもうどこにもない
故郷がゆらゆらと戻る夏の景色
 
  
  
  
  

2009年07月16日

花 橘

  
  
  

 
  

  
  
馬飼いし素子の家の花蜜柑 
 

 
 

  
  
誠に勝手ながらここではコメントの返事をしておりません。
悪しからずお許しのほど。
 
 
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今日の一曲。

http://www.youtube.com/watch?v=VAqimB20tbs
  
  
 
  
  
 
 
 
「 万里海有情 」

  
デッキに寄りて鳥の行方を見る
風に逆らいながら
それでも帰る所のある者はいい
舫いを解きて一旦発つ身なれば
もはや我が明日は知れず
立ち上がり重なる雲を目指して
波に委ねる頼りなきを
誰に云うも虚しければ
今はただ揺られるに任すのみ
航跡一筋
爽として心を押せり

  
  
 

2009年07月15日

波濤を越えて

 
 
  

  
 

 
 
 
  
 

 
 
 
同朋(はらから)の皆生きてありしか朝曇  

 
 
 
 
 
 
誠に勝手ながらここではコメントの返事をしておりません、
見て頂いた方の所には必ずお伺いします。 
  
 
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今日の一曲。
  
http://www.youtube.com/watch?v=H7zX-y24JQE

 
 
 

「 百年の 」
 

いつでも波は繰り返す
終った恋を寄せて来る
蟹の鋏は紅の色
歌を唄ったその海に
私の碇は沈んだままで
万里の夢に鍵をかけ
君が無ければ開かない
鳴くのはいつも一羽の鳥で
水平線に消えてゆく
私が呼べば
帰るよな
魔法の呪文を忘れない
この道で会ったよね
その道に別れても
それだけは百年の恋
約束を果たすために

私はやって来た


しかし何も出来ないままで


おろおろうろうろ彷徨うばかり


魂の渕には黄金の花が


咲くというけれど


未だに見た事がない


人生を垣間見ると


何がなくても


生きてるだけで


いいのかも知れ無いと


この頃


時々そう思うようになった


 

  
 
  

  

 

2009年07月14日

Rhapsody

  
  
  

 
  
  
  
 
  
    
 
 

残る日を数えもせねで蝉は鳴く

  
 
 
 
 
 
  
誠に勝手で申し訳ありませんが、
コメントの返事はここではご容赦願っております、
足跡を残して頂ければお伺い致します、ごめんなさい。  

と云いながら、
すぐに映像が消えるPCの不調で、とても皆さんの所に
お伺い出来ません、実に残念です、どうかしばらくご容赦ください。

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今日の一曲。

これがかつて、バイオリンの鬼才の名を欲しいままにしたサラサーテです、
自分の曲を演奏していますが、もはや今では小学生でも遥かにこれを
上回るくらいに弾きます、しかししばらく聴いているとバイオリンとは
これが本当の音だったのではないかと思わされる、やはりこの人は凄い。
  

http://www.youtube.com/watch?v=ABm7nMVyNh4

ハイフェッツ、パールマン、ムター、前橋汀子、
余りにも華やかに弾く人が多過ぎませんか、
実に抑制の効いた
マイケル・レビンMichael Rabin)
私には今でもこの人が一番この曲を理解していたような気がしてならないのですが。
ハイフェッツの指導を受けるレビンの珍しい絵がありました。
  

http://www.youtube.com/watch?v=bhyzk6Ty-Ms
 
 
 
  
  
  

  

 
「 ハングリー狂詩曲 」
 
  
 
喉は乾き
胃は満たされず
幼子の多くが去って逝く
飽食の時代と云うこの時の矛盾こそが
我等に課された命題と云うに
一片の呵責は無いのか
それでいいのか
罪の重さを問う前に
人は皆罪人にあらざるや
一人が一人を救う
それだけでいいのに
君よ
今何かを成すを持たぬ君よ
君が起てば
ひとつの命が救われる
それを知れよ
自らの命を今分けあわずに
いつ君の時代を歌うのか

 
   
  
  

2009年07月13日

Give me Caramel candy.

 
 
  

 

 
 
  

 
 
 
  
雨強し百葉箱は無関心  

   
 
 

誠に勝手で申し訳ありませんが、
コメントの返事はここではご容赦願っております、
足跡を残して頂ければお伺い致します、ごめんなさい。   

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今日の一曲。
  
http://www.youtube.com/watch?v=7MeKZ2MjCJc
 
ここだけならではの特別サービスですこの組み合わせは
他ではまず聴けません。

http://www.youtube.com/watch?v=FagFesVvh74

  
 
 

「 輝いていたUSA 」
  
 
親に隠れて砂糖を舐めていた
少年の夢はUSA
上等舶来
輝いていたMADE IN USA
誰もが豊かで差別が無いと聞いた
あれから半世紀
少年の憧れた国はもうない
大きな何かを引き換えにしてまで
必死で後を追った国も
とうに目標を失ってしまった
幻影の国
魂のガンダーラ
  
  
 

  
 

2009年07月12日

闇の行方

 
 
  
  

  
  
  
  
  
  
日は斜め金魚の泡のふたつみつ

  
  
   

  
  
誠に勝手で申し訳ありませんが、
コメントの返事はここではご容赦願っております、
足跡を残して頂ければお伺い致します、ごめんなさい。
   
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今日の一曲。

イザーク・パールマン、この華やかな音だけは
一度も聴き間違えた事が無い。
  
http://www.youtube.com/watch?v=5bVRTtcWmXI

 
 

 
 
 
  
  
  
「 幻想交響曲 」

  
死に向かう人々の願いは
今一時の栄光か
はたまた帰らざる日の夢の岐路か
なべての祈りも全ては
風に千切れてゆくものを
掌を下にして
今は自らの胸に当ててみんか
絶え間なくき鼓動のそれの制御は
ひとり我等が父に委ねられ
計りの悉くは裏切られしゆえに
何物も蓄えるな
何物も私してはならぬ
全ての粉飾の末は
虚空に描きし幻のごとくなればなり

  
 
  
  
 

  
 

 

  
 
 

2009年07月11日

失われる時代

   
 

  
  
  
  
  
  
乱読を責めてはならじ雲母虫(きららむし)

 
  
  
  
  
誠に勝手ながらここではコメントの返事をしておりません、
見て頂いた方の所には必ずお伺いします。     
    
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今日の一曲。

http://www.youtube.com/watch?v=FwJkJrzr9Xs

  
 
  
  
  
  
 
「 失われるもの 」

  
求める声の大きさと
この期に及んで振りかざす権威のどれも
私等が失った魂の輝きを
蘇らしはしない
それはささやかでも
かつて血の通った暮らしもあった
誰もがなくした箍の厳しさの
その理由(わけ)を説いても無意味なこと
もはや
物を纏める時は去った
四方に散ったものを
惜しんではならない
いつも大切な事は個の内にある
真に無くしたのなら
それもいいが
一片の罪の意識があれば
断固としてしてはならない
そんな事もある筈  
  
  

  
  
  

2009年07月10日

Shut Up

 
  
  
 

 
   

 
 
皆黙れ生きるとはそれ白い靴

 
  
  

  

  
  
誠に勝手で申し訳ありませんが、
コメントの返事はここではご容赦願っております、
足跡を残して頂ければお伺い致します、ごめんなさい。   
 
******************************************************************************************

今日の一曲。
 
http://www.youtube.com/watch?v=e9oor9fVOcg

  
 
 
  
 
 

「 命の明日 」
  
 
未練の深さよ
道連れが無ければ死ねないのなら
まだ君達は死の栄光に値はしない
限りなく生きるのが避けられないように
君の自棄は永遠に
誰の支持をも得ない
それを最も忌むのが神である事を
知り得るまでは這いずりながら
生き続けなくてはいけない
若者よ神を呼んではならない
神が君の傍に来る時を
待たねばならない
命を与え給うた者は
必ず迎えに来るのだから
命の先を疑ってはいけない
それだけは
貴重な命を既に引き換えに生まれた
私たちの確かな約定なのだから

 
  
 

  

 

2009年07月09日

藍浴衣

  

  
 

 
  
  
  
  
  
  
藍浴衣母の寝姿終(つい)の郷

 
    
  
  
 

  
誠に勝手で申し訳ありませんが、
コメントの返事はここではご容赦願っております、
足跡を残して頂ければお伺い致します、ごめんなさい。   
 
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今日の一曲。
 
http://www.youtube.com/watch?v=JrvdGvqzNQw

  
  
  
 
  
 

「 後追い 」

  
日向に今年の豆が生った
何故私を連れて行かなかったの
希望も夢もないのに
私の眠れない夜を
いつもあんなに優しくしてくれたのに
ああ高く立つ雲が見える
置き去りにされた子は寂しいよ
私は愛を思う
哀しい時
喜びの時
私はもう泣かない
それだから
わたしは愛を唄う
残された者の
義務のように私は

 

  
  

2009年07月08日

なお生きる

  
 
  

 
 
  
  

 

生活(たつき)をば御しかねてさえ祭笛

   
 
 

  
 
 
誠に勝手で申し訳ありませんが、
コメントの返事はここではご容赦願っております、
足跡を残して頂ければお伺い致します、ごめんなさい。  
   
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今日の一曲。
たまには、ジョン・スコフィールドのギターもいい。
  
http://www.youtube.com/watch?v=aEMX64u7RNo
 

  
 
 
  
 
「 雨 音 」
  
  
 
しかして
夢の中にも降り続く雨よ
いま新たなる絶望の朝は来たれり
蝉も鳴かず
子鳥もいない
何を探しても無駄なこと
元々手ぶらで歩き始めし旅路なれば
落し物は元よりありはしない
生まれ落ちてこの方より
額に押されし烙印は
我が死出への片道切符なり
何を徒に恐れる
この先はもう迷いはないのだから

  
 
  
  

2009年07月07日

夏の約束

  
  
  
 

 
  
  
  
  
  
  
  
雨の夜は夕顔胸に消え残る

 
  
  
  
  
  
誠に勝手ながらここではコメントの返事をしておりません、
見て頂いた方の所には必ずお伺いします。  
 
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今日の一曲。
 
http://www.youtube.com/watch?v=Uj_JNGKA-Hg

  
  
  
  
  

「 偽りの未来 」
  
  
その手によって用意された
偽善と悪意の明日は
誰ひとり避けることが出来ない
寂しく孤独な黄昏の道
鉦も太鼓も確かに鳴るだろう
その笛の音は懐かしい過去のものにも
似てはいるけれど
その棺はオーダーメイドではない
粗悪に大量生産されたものだ
やがてそこに貼られるべき名札だけが
僅かな相違なのだ
愛を以って迎えられた日はもう遠い
去るのを惜しむ人もなく
歓呼の迎えもありはしない
今はただ従容と目を閉じて
背中を押す風に任せるだけだ

 
  
  

 

2009年07月06日

鳳仙花

  
 
  
 

 
  
  
  
  
 
  
  
  
  
葬列を横切ってゆく行く桃日傘

 
 
 
 
 
誠に勝手ながらここではコメントの返事をしておりません、
見て頂いた方の所には必ずお伺いします。     
 
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今日の一曲。
  
http://www.youtube.com/watch?v=777CaM8Jzac

 
 
 
 

 
「 かくれんぼ 」  
 
  
鬼になったら鬼のまま
隠れてみたら探されず
どこまでいってもほんに
残念な男の子
生まれついての身の不幸
そういう星にあるならば
高く遠くを望まずに
今日一日を無事に終え
夕餉にお酒が在る事を
ただひたすらに感謝して
格差のあらぬ夢を見て
明日も生きていたならば
仏を愛でて花を活け
祖先二親に掌を叩く
分に合うたるちまちまの
暮らしも良けれと思うべし

  
 
 

 

2009年07月05日

優曇華(うどんげ)

 
  
 
 

 
 
 
 
 
 
 
優曇華は破れ障子にひそと咲く

 
  
  
  
 
誠に勝手で申し訳ありませんが、
コメントの返事はここではご容赦願っております、
足跡を残して頂ければお伺い致します、ごめんなさい。
 
 
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今日の一曲。

諏訪内晶子、1990年、チャィコフスキー国際コンクールで第1位
(最年少、日本人初、全審査員の一致による優勝)。
かつてヤッシャ・ハイフェッツが使用していた三大ストラディヴァリウスの1714年製の
「ドルフィン(Dolphin)」を日本音楽財団から長期貸与されているほどの実力者です。
伴奏が名手ニコラ・アンゲリッシュとは何と贅沢な。
 
http://www.youtube.com/watch?v=RjuNyidJ-JM

これが同じ楽器のハイフェッツの演奏だ。

http://www.youtube.com/watch?v=fVSgx7gKc_k
 
 
 

  
  
  
「 ゴーヤ 」

  
するすると屋根に登り
一寸でも太陽に近付こうとしている
朝顔の蔓と競争するように
今年も黄色い花が屋根で咲く
葉陰で猫が転寝をして
大きく伸びてはまた昼寝
風がないので
時も動かない
こんなに長閑な昼下がり
ほんにもう
する事ないのか

  
 
 

2009年07月04日

式部の子

 
  
  

  
  
  
  
  
  
 
孑孒(ぼうふら)の身悶えている古刹かな

  
  
  
  
誠に勝手ながらここではコメントの返事をしておりません、
見て頂いた方の所には必ずお伺いします。 
  
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今日の一曲。
 
http://www.youtube.com/watch?v=YJcMw8e1XjQ
 
 
 
 
  
  
 
「 巷の雨 」
  
  
雨が止むと
傘を忘れる
痛みが去れば
病を忘れる
とにかく人はいい加減
雨の降る日は物憂くて
天道が照れば
ただ暑い
全く人は勝手なものだ
文句並べて
疲れて眠り
起きたら窓を叩く雨
降ったり止んだり
敵も相当
移り気で
にたよなものだと
笑ってしまう
 
  
 
 

2009年07月03日

捕まった雨

  
  
 

  
 
 
  
  

 
降りしきる雨の強さや蜘蛛の留守

  
 
 
   
 

  
  
誠に勝手ながらここではコメントの返事をしておりません、
見て頂いた方の所には必ずお伺いします。     
  
最近PC の調子が悪いので、もしかしてある日パッタリと
消息を絶ったらそのような訳ですのであまり心配しないでください。

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今日の一曲。

http://www.youtube.com/watch?v=uDSWF7AGUmY

  
  
 

  
  
「 私の自由 」 
  
  
母の無い子の黄昏は
どうにもこうにもやるせない
甘えて見たい年頃に
縋る裾さえありもせず
今は二合の酒を呑み
夢見ることも許されず
やがては良くなるものとだけ
信じて生きたけれど
そんなに甘いものじゃない
大志が太子に摩り替わり
久しく眠りを忘れ果て
尽きぬ悩みをまた抱え
覚えた歌を忘れぬように
雨のそぼ降る公園の
取り外されたブランコの
錆びた柱に掴まれば
夜啼く鳥のある事が
ただ懐かしく思わるる

  

  
  
 

2009年07月02日

傳通院前

 
 
 

 
 
 
 
天牛や命の糸を噛むの朝
 
 
  
  
 
指圧療法創始者の浪越徳治郎(なみこし とくじろう)氏の指圧学校は文京区小石川の
傳通院のすぐ前にある、
「指圧の心は母心、押せば命の泉湧く」
マリリン・モンローを触りまくった唯一の日本人である。

誠に勝手ながらここではコメントの返事をしておりません、
見て頂いた方の所には必ずお伺いします。
  
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今日の一曲。

バッハのオルガンならやっぱりこの人、トン・コープマンだ
ねぇ、
今日は小フーガです。

http://www.youtube.com/watch?v=olfxxNsubwI

 
 
 
 
 
 
「 今闇に帰る 」 

 
白き蝶の羽根は傷付き破れ
もう飛ぶ事もままならない
生きてきて楽しかったか
改めて聞かれても分からないけれど
生まれた頃の妙なる調べを求めて
それに身も心も包まれたくて
今は闇を目指すだけ
ひとつの命が終えても
ギヤマンの向こうに陽は沈んでも
それは何処にもある
日常の風景

  
  

  
  

2009年07月01日

Youth

 
 
  

 

 

  

  

欝の日よ青春こそは夜行虫

 
 
  

  

 

 
 
誠に勝手で申し訳ありませんが、
コメントの返事はここではご容赦願っております、
足跡を残して頂ければお伺い致します、ごめんなさい。

 
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今日の一曲。

http://www.youtube.com/watch?v=etvDKudOFZI

  
 
 

「 Youth 」    Samuel Ullman

Youth is not a time of life,
it is a state of mind.
It is not a matter of rosy cheeks, red lips and supple knees,
it is a matter of the will, a quality of the imagination, a vigor of the emotions,
it is the freshness of the deep springs of ilfe.
Youth means a temperamental predominance of courage over timidity of the appetite,
for adventure over the love of ease.
This often exists in man of sixty more than a boy of twenty.
Nobody grows old merely by a number of years . We grow old by deserting our ideals.
Years may wrinkle the skin, but to give up enthusiasm wrinkles soul.
Worry, fear, self-distrust bows the heart and turns the spirit back to dust.
Whether
sixty or sixteen, there is in every being's heart the lure of wonder,
the unfailing child-like appetite of what's next, and the joy of the
game of living. In the center of your heart and my heart there is
wireless station, so long as it receives message of beauty, courage and
power from men and from the Infinite, so long are you young.

When
the aerials are down, and your spirit is covered with snows of cynicism
and the ice of pessimism, then you are grown old, even at twenty, but
as long as your aerials are up, to catch the waves of optimism, there
is hope you may die young at eighty.

 

以下はこの原詩の訳とはいささか異なるのでかなり迷ったが、やっぱり松永氏の訳が私は好きなので敢えてこちらを付けておきます。この詩の愛好者はマッカーサー氏から、松下幸之助氏に至るまで逸話には事欠きません、興味があったらサミュエル・ウルマンで検索してね。一日分詩が省けてラッキーなどと喜んでいるわたし。もちろんクソみたいに貶す人もいるのもまた事実なのよねぇ。

  

青  春
           サミュエル・ウルマン原作
                    松永安左エ門訳

 青春とは人生の或る期間を言うのではなく、心の様相を言
うのだ。逞しき意思、優れた創造力、炎ゆる情熱、怯懦を却
ける勇猛心、安易を振り捨てる冒険心、こういう様相を青春
と言うのだ。
 年を重ねただけで人は老いない。理想を失う時に初めて老
いがくる。歳月は皮膚のしわを増すが、情熱を失う時に精神
はしぼむ。苦悶や狐疑や、不安、恐怖、失望、こう言うもの
こそ恰も長年月の如く人を老いさせ、精気ある魂をも芥に帰
せしめてしまう。
 年は七十であろうと十六であろうと、その胸中に抱き得る
ものは何か。曰く、驚異への愛慕心、空にきらめく星晨、そ
の輝きにも似たる事物や思想に対する欽迎、事に処する剛毅
な挑戦、小児の如く求めて止まぬ探求心、人生への歓喜と興
味。

 人は信念と共に若く 疑念と共に老ゆる。
 人は自信と共に若く 恐怖と共に老ゆる。
 希望ある限り若く 失望と共に老い朽ちる。

大地より、神より、人より、美と喜悦、勇気と壮大、そして
偉力の霊感を受ける限り人の若さは失われない。
これらの霊感が絶え、悲嘆の白雪が人の心の奥までも蔽い
つくし、皮肉の厚氷がこれを固くとざすに至れば、この時に
こそ人は全くに老いて神の憐れみを乞う他はなくなる。