2009年12月31日

歳の火

 
 

 
 

 

 
 
 

 
 
 

 
 

 
煩悩の尽きる世でなし除夜の鐘
 

 

 

 
 

 
 

 

いつも勝手ですがここではコメントの返事をご容赦願っております。 
 
本日より新年四日までは留守に致しております。

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今日の一曲。

http://www.youtube.com/watch?v=waxat-_tRH8
 
 

 

 

 
 

 
「 みんなありがとう 」

  

皆様には本年中は何かとお世話になりました
しかも歳も詰まってからの病にてコメントも出来ませず
心より御礼とお詫びを申し上げます
ここに来てようよう鬼籍より奇跡の帰還を致しました
これもひとえに皆様方の物理的精神的な支えが
あったればこそと衷心より感謝申し上げる次第でございます。

さて来たる新年よりは何かを変えなくてはと思うのですが
とりあえず今日の一曲と書き下ろしの詩を
止すことにしました。
一曲の方は日頃より著作権のことなども考えていたので
この機会にきっぱりと止しにします
詩の方はちょぃと負担が大きくて不定期にさせて頂こうと
決断致しました
素直に写真俳句ブログの原点に立ち帰り
俳句を精進してみようかと考えておりますが
まぁどうなるかは未だ私にも分かりません。

それとこれは提案なのですが、コメントも
毎日でなく緩やかにやりとりしようではありませんか
恐らくかなり負担になって居られる諸子もあろうかと
存じますのでもちろんコメントは大歓迎なのですが
私のところに限ってはコメントがなくても
必ず皆様の絵や句は拝見致しますので
どうか真に書きたいことが有った時だけにして
下さいますようお願い申し上げます、私も今後はそのようにしたいと
思います。

俳句と冠のついたブログは多けれど
ベテランも新人もなくまた句も歌も詩も差別なく
受け入れてくれるこのブログは私は大好きです
どうか皆様におかれましては
新たなる年がきっと良い年である事を
お祈りいたしております、
みんなー良いお年を~!。 
 

2009年12月30日

霜の朝

 

 
 
 

 
 
 


 
 
 

 
 
 

 
 
 
 

北塞ぐもとより異議は無けれども

 
 
 

 
 
  

  
 

いつも申し訳ございませんが、
ここではコメントの返事をご容赦願っております。 
 

本日より新年四日まで留守を致します。

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今日の一曲。

http://www.youtube.com/watch?v=zX3AgzCNUqs
 
 
 

 
 
 
 
「 冬牡丹 」 

  
 
ああまるで納豆のような寒牡丹
 
 

 

 
 
 

 

ご愛顧頂きました書き下ろしの
詩は終了致すことになりました
今後は不定期掲載とさせて頂きます
長い間のご購読誠に有難うございました。

 
 
 
 
 

 
 

2009年12月29日

近松忌

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 
  
  
 
その花が紅を留(とど)めし近松忌
 
 

 
 

 
 
 
 

いつも勝手ですがここではコメントの返事をご容赦願っております。  

ただいま風邪でダウン中でありんす。

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今日の一曲。
  
 
http://www.youtube.com/watch?v=pW3THquOsiM

次はおまけ、知る人ぞ知る伝説の歌、
ハコちゃんも大好きなのだ。
皆さんにご無沙汰してるのでサービスなのだ。

 
(http://www.youtube.com/watch?v=S8sDwJq0g10)

  
 

 

               「 七転八起 」

~ For a righteous man may fall seven times, and rise again ~
  
 
  

七転八倒に似ている
七転八起
生きる事は起きることだから
たとえば倒れても
何度転んでも
明日はまた
私は起きるつもりだ

 
 
 

  

 

 
 

2009年12月28日

仲冬

 
 
 

 
 

 
 

 
 
 

 
 
仲冬の公園の遊具は笑わない
 

 

 
 
 

 
 

いつも勝手ですがここではコメントの返事をご容赦願っております。  

ただいま風邪でダウン中なのです。

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今日の一曲。

http://www.youtube.com/watch?v=bxv88-euQtE
 
 

 
 
 
 
 

 
 
「 一筆啓上仕り候 」
 

 
 
ホオジロは手紙を書かない
味噌ラーメンも食わない
されど、鶯は鳴きやまず
何のこっちゃ猫八じゃ
色物はどこまでも色物で取りは取れぬのに
親の跡は取るらしい
私は心底分からない
親の名を継ぐ子供が全く分からない
草食よりも何よりも
七つの光で良いと云う
親のある子はいいようだ
食いはぐれがなくて良いようだ
 
 

 
 
  

  
 

2009年12月27日

一陽来復

 

 
 
 

 
 
 

 
 
 
 

 
 
 

 
 
戸の前に冬至南瓜の眠りこけ 
  
 

 

 
 

 
 

 
 
 

 

勝手ですがここでのコメントの返事はご容赦願っております。 

 
ほんとに死ぬかと思った、なかなかシブトイのでまだダイジョブ。


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今日の一曲。

http://www.youtube.com/watch?v=0qFpQPX7vEA

 

 

 

 

上井草狡猾そうな冬没日(ふゆいりひ) 

 

 

「 愛の大地 」

 

 

私が立っていたのは

夜も明けきらぬ

小さな山の前だった

それはもう

ちっちゃな頃から見飽きたほどに

見馴れた山の下だった

疑うことを許さない

優しく厳しいそれだった

海に果てあなたの褥に眠るのが

元より私の夢でした

木偶の命が何ほどか

あなたは決して云いません

かつても明日も

云いません

 

 

 

 

  

2009年12月26日

寒坊主

 
 
 
 


 

 

 
 
 
 

 
 
 

 
 

  
炉話の終いはいつも寝息なり

 
 
 
 

 
 
 
 

 


いつも勝手ですがここではコメントの返事をご容赦願っております。 
 

ただいま風邪でダウン中ですが何とか生還したようであります

憎まれッ子はなかなかに逝かないのですね。


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今日の一曲。
 
 
http://www.youtube.com/watch?v=KF3ppWYZles
 
 
 

 
 

「 故郷の歌 」

  
 
 
恨み未練の無くありに
再びとまみえぬ者の多くして
如何にも遠きあの里や
凧の架かりし電線の
彼方の山に雪の来る頃
貧しきとても隔てなく
持ちきれぬほど夢のありし
その郷こそは恋しかる
食い詰めてたとえ何処(いずこ)に
果つるとも
利のみを食うて
愛を忘れる事の無し
木枯らしの音を異郷に
聞くなれど
果たせぬ夢の寝るところ
嗚呼我は常に
山野の君が
児であれば

 
 
 

 

2009年12月25日

今朝の冬

 

 
 
 

 
 

 
 

 
 
 

  

 
 
香箱の角度が違う今朝の冬

 
 

 
 
 
 
 

 

 
 

いつも申し訳ございませんが、
ここではコメントの返事をご容赦願っております。 
 

また鼻ムズムズに戻ってしまいました、風邪はついに無限ループに

嵌ってしまいました、今しばらくコメントの方はご勘弁願います。

  
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今日の一曲。 

http://www.youtube.com/watch?v=QhNxRoMW1-U
 
 

 

   
 
 
「 国のかたち 」
 
 
 
夢に見た
この国の美しさ
あれは何処へ行った
未曾有の阿呆にもうんざりしたが
ここだけの話し
私は昔しから
鳩の目が嫌いなのだ
もともと底意地の悪い
あの目には寒気がする
云っておくが
平和に仮託したうそが
許された事はない
金に従いた者が
満たされた事もない
媚びた言葉はもういらない
この国を憂う者は
鷹の目で猫の肉球を持ち
あくまでも直球の
そのように爽やかなら
いいなと思う

 
  

 
***
病気は恐い、休んで治せばいいのにそうもいかない
医者にかかる金が無い、今はただ手負いの熊のごとく
じっと耐えております。

出てくるものは句でも詩でも何でもない
それでもいい、こんな事を思ったのだから仕方がない
まぁつまり殆んど病気なんです。

 

 
 

 

 

2009年12月24日

戸毎の幸

 

 
 
 

 
 

 
 

 
 

 

 

 

 
 
 
炭斗(すみとり)に主はちんまりとおわすなり
 

 

 
 
 
 

いつも申し訳ございませんが、
ここではコメントの返事をご容赦願っております。 
 

今しばらく皆様へのコメントをご勘弁ねがいます、

詩も句も壊れておりますなぁ。

メリー・クリスマス!

  
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今日の一曲。

http://www.youtube.com/watch?v=_G8KzKA1vwo
 

 

 
 

「 この帝国の幻影 」

 
この空想の国にいて
皆が見たるの幻よ
嘆きの空の淡い月
契りもなくに抱き合うて
ちりちり尻を焦がすのは
いつしか変えてしもうたの
難波節にも似たるかな
立つも座るも
変節のそれを云わない仕組みのように
いかにも嘘をつき合うて
万年死なぬと思うたら
なかなか
ゆかしのその夢も
さて捨てるを恥じて行方なし
未練が少し残るとも
捨てて惜しいと
云えもせず
さあ笑うて送るぞ
誰も彼も
肩を叩き合い頬擦り寄せて

 
 
 

 
 

 
 

2009年12月23日

寒鯉

 

 
 
 

 
 

 
 
 
 

 
 

 
 

 
朝からは一尋動かず寒の鯉
 

 
 

 
 

 
 

 
 

いつも申し訳ございませんが、
ここではコメントの返事をご容赦願っております。 
 
  
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今日の一曲。
 
http://www.youtube.com/watch?v=TfP0DCZELno
 

 
 

 

 

 
「 動いたものは 」

  

誰が泣く
あんたが死ねば
俺が泣く
俺が死んだら
あんたが泣く
たったそれだけ
動いたものは僅かな時間
手にしたものは
至福の想い出
その環を離せ
その刃を捨てよ
人が命を厭うなら
私の始めは何だろう
あんたの親はなんだった
こればっかりは
残念ながら
あんたが決めることではなくて
任せるものが他に居る
今死ねば
あんたは何にもしなかった
あんたは生まれる前から死んでいた
だったらあんたは何故に
生まれた
まだ一夜
見知らぬ明日が残ってるのに
 

 
 
 

 

 

2009年12月22日

金目鯛

 
 

常磐線三河島駅大嚔

 

 
 

 

 

 

 
 

 
 

  
金目炊く甘辛き匂(かざ)部屋に充つ
 

 

 
 
 
 
 
 

 
 
 

 
 

いつも勝手ですがここではコメントの返事をご容赦願っております。  

ただいま風邪でダウン中です。四年に一度の大きな風邪に
真底参っております、今日までは予約分で賄っております。

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今日の一曲。
 
http://www.youtube.com/watch?v=QJp8cRLmqb0
 

 

 

 
 

 
「 未必の故意 」

 

愛の縺れに傷付いて
やがてあなたを罵倒する
こんな筈ではなかったと
私のどこかが云うけれど
逢うたが初めこの世には
戻せぬ時間がありまして
進まぬ時刻がありまして
意図していたかは分からない
それでなくても
仕舞うまで
私の行方は闇だもの
あなたの明日も見えなくて
生きて通して死ぬまでは
誰にもそれはあるけれど
誰も未必の明日だもの

 
 
 
 
 

 

 

2009年12月21日

納大師

 
 
 
 
 

 

 
 

 
 

  

 
 
 

 
どの足も終弘法に向ふなり
 

 

  

 

 
 
 

 

 

いつも申し訳ございませんが、
ここではコメントの返事をご容赦願っております。 
 

ただいま風邪でダウン中です。 

 
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今日の一曲。
 
http://www.youtube.com/watch?v=eLOig_N14Dg
 
 
 
 

 
 
 

 
 

「 風は今来る 」
 ~  龍馬伝  ~

  
 

諦めて朽ちて行くのが時代なら
間違うちょるのは時代ぜよ
百姓だろうが公家だろが
まして国を守るの武士なれば
民とあらずに何とする
土佐に居て
台風(あらし)に幾度も逢うたがは
今こん時の為と知れ
生きる世の
人に違いはありもせず
姉が形見の差料も
要らぬ明日にしなければ
龍馬誓いの28
まだ明けもせぬ東の
空に3日の月が出る 

 
 

 

 
***
  私の嗅覚が福山の龍馬伝を期待している
  これは面白いと今から疼くものがある。

 
 

 

 
 

 
 

 
 

 

2009年12月20日

空を飛べたら

 

 
 
 

 

 
 
 

 
 
 
 

 
 
 

冬の夕とても赤い燈が恋しい

 

 
 
 
 
 

 
 

 
いつも勝手ですがここではコメントの返事をご容赦願っております。  

殆んど絶望的に死にかかっております、(んなオーバーな)

動けないので今日は本当に失礼させていただきます。

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今日の一曲。

http://www.youtube.com/watch?v=yaNdan1SBr4

 
 

 
 

 
 
 
 

「 更なる蒼き空に 」 

 

 

金曜の朝に 漂う雲のごとく
頼りない 居心地の悪さよ
目的も惰性さえも持たず
読み止しの本を窓辺に置き
精一杯の伸びをしよう
彼方の更なる処を
目指さなければ
陰画のように
見え難い
暮らし

ほんの
少し前に
チョークを引いた
飛行機は 既に見えず
更なる蒼き空に溶けて行った
ここまでおいで 怠けるなよ と云うごとく

  
  

誰ひとりものも云わずに雪見鍋

  
 

 
 
 
 

 
 

2009年12月19日

温石

 
 
 

 

 

 
 

 
 
 

 
 
  

綿入れを叩く祖母の手その温さ

 
 

 
 
 

 

 
何年振りかで風邪を引いてしまいました、
熱は無いのですが頭と喉が痛くて辛いです、
本日は皆様のところにはお伺いできないかも知れません。

いつも申し訳ございませんが、
ここではコメントの返事をご容赦願っております。 
 
  
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今日の一曲。
  
http://www.youtube.com/watch?v=ggUzgNL7Kqk
 
 
 

 

  
 
「 鵙日和 」

 
 
休め田に鵙釣りてある児は寂し
祖母身罷りし空の蒼さよ
  
頑なに葬儀の参列を拒否した児は
冬の田に釣り針の蚯蚓を持て余していた
泣けばきっと彼女が悲しむと思ったから
額縁の写真は見たくなかったから
ただひとり祖母の好きだった
鵙を釣ろうと思っていた
思い出が寄せて来て
視界がぼやけて
餌が付けられなくても
肩も叩けない
もう足も揉めないので
その児は鵙を釣ろうと思った
ずっとそう考えていた
 

 

 

 

 
 

 
 

 
 

2009年12月18日

家族

 

 
 
 

 
 
 

 
 
 

 
 
 
四百里の彼方の村に山眠る
 

 
 
 
  
  

 

 
 

 
いつも勝手ですがここではコメントの返事をご容赦願っております。  

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今日の一曲。
 
http://www.youtube.com/watch?v=_a35UwZlFvs
 

 
 
 
 
「 私の仏 」
 
 
 
愛しい者を奪い去る
愛しい者から連れてゆく
どうして私を後にする
高い柿の木に登って見たら
貧しい家の窓がある
肥料の袋で塞いでる
家族の窓がそこにある
私の仏は情が無い
置いて行かれる寂しさばかり
もう持ちきれぬ
耐えられぬ
私の仏は意地悪で
私の夢を摘むばかり
 
 

 

 

2009年12月17日

ある晴れた日に

 
 
 

 
 
 
 

 
 
 
 

 
 
 
この村の干菜はめっきり減りにけり

 
 
 

 
 

  
 

 

勝手ですがここでのコメントの返事はご容赦願っております。  
  
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今日の一曲。 

http://www.youtube.com/watch?v=n6BzfL8GPzk

 

 

 

「 夜の口笛 」

  

クリスマスの歌が流れる

その笛は未熟に逝きし父の笛

道に迷うて樹に停まり

今でも私を求めてる

淋しく哀しい短調の

歌を唄わぬ彼のもの

煙草の匂いの染み付いた

大きく見えた父の背に

いつでも聞こえた子守歌

誰も讃えぬそれなれど

抱いて貰った事もなき

触れた事なき髭の色

あの不器用な人生が

私に唄った冬の笛

 

 

2009年12月16日

荒星

 
 

  

 
 
 

 
 
 

 
 
 
 

 
 
 
身一つに冬を越すてふ雌の
 

 
 
 
 
  
 

 
 
 
今日の句には解説が要るなぁ、蜂は交尾後雌だけが
生き残り冬を越すそうです。

ここでの返事は何卒ご容赦くださいますよう、
お願い致しております。

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今日の一曲。

実に可愛いい我が高校の後輩なんです、

新作のアルバム、「corridor」も是非買ってね。

http://www.youtube.com/watch?v=iNjM3pG-VEc

 

 

 

 

「 それが来ても 」

 

 

自分を守る為に

私は生きている

生きている限り身体は生まれ変り続ける

癌だってその為に生まれる

それは

もともとは私を生かす為に生まれた

愛しいものなのだ

おかしなもので奴も随分

憎まれ続けて来たけれど

それなりの訳があって

奴も来たのだ

身体の異常を感知して

彼も必死でやって来た

何を憎み何を呪っても

必要だからそれは来る

身体が生きると決めたなら

癌でもゴンでも呼ぶのです

何にしろ敵ではないからに

あっちに行けとも云えなくて

辛いところもあるのです

それで終わりと決まった訳でもなくて

それで無くてもそもそもが

どうせいつかは儚くなって

誰もが死なねばなりません

慌てる事はないのだよ

やがて呼ばれるその日まで

嫌味なままで生きましょう

あちらが勝つか

こちらが勝つか

どのみち

大したことではありません

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

  

2009年12月15日

馬鹿なんだから

 
 
 
 
 

 
 
 
 

 
 

 
 
 
 

 

麦の芽を確(しか)と踏めども家無き子
 
 

 
 

 
 
 

 

 
ここでの返事は何卒ご容赦くださいますよう、
お願い致しております。
  
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今日の一曲。
 
http://www.youtube.com/watch?v=EsUM7V6Ku_8
 

  

 
 

 

「 だって馬鹿なんだもん 」
 
 
 

あんなに愛してくれたのに
あれこれ優しいかったのに
だって僕たら馬鹿だから
今頃になって気付くのだもの
可笑しくて少し泣きたいな
山に小雪が降る頃は
出会ったみんなが恋しくて
捨てた故郷が愛しくて
酒が足りずにコンビニに
今日も歩いて行くのです
ケンケンパ
いつもビリコの僕だもの
誰も元気でいるだろか
今も歌っているのかな
 

 
 
  

 
 

 

 

2009年12月14日

花も身の内

 

 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 

 
 
 
 

指繰れば万にも足らぬ霜夜かな

 

 
 
 

 

 
 

 

いつも申し訳ございませんが、
ここではコメントの返事をご容赦願っております。 
 
  
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今日の一曲。 

http://www.youtube.com/watch?v=rQUV4EOK4aw

 

 

 

 

 

「 ふるさと 」

ふるさとの冬の虹はたいてい

火の見櫓の上に立ちました

火の玉を見た時なぞは恐ろしく

誰もみな帰りたいよなことでした

もぐらトントン叩く夜は

霜の立つ音ありそうでした

郷は何しろ嬉しくて

祭り芝居の裏の爺と

憎しみ合った山の婆の

見事な気合のことでした

男衆の殴り合うなぞ茶飯事で

包丁も鉄砲も出たものの

それでも誰も殺されなくて

皆それなりに去りました

思うてみるなら不思議なは

いらない人はありませず

それなりみんなが大事であって

寄り添いあって支えあう

そんな暮らしのことでした

 

 

 

 

  

2009年12月13日

朔風

 

 
 
 

 

 
 
 

 

 
 

  
北風よ君も淋しき声で泣く

 

 
 

 
 
 

 
 

いつも申し訳ございませんが、
ここではコメントの返事をご容赦願っております。 
 
  
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今日の一曲。 

 
http://www.youtube.com/watch?v=0gF-Wzp8Ni8
 
 
 
 

 

 
「 カオスアトラクター 」
 
 
 
フラクタルなが人生だ
繰っても繰っても答えがなくて
そのえもいわれぬ美しさ
誰にも似ない誰にもなれず
ちまちまとした今日を生くれど
一切合切放り投げ
何処に逃げても追うて来る
答えを死ぬると決めてはいても
何やら惜しい明日のような
ほんに決めるはあなたただけ
まだまだ投げるは早過ぎる
混沌の世であればこそ
生きねばならぬ
あなたを育てた父母に
あなたを愛した全てのものを
どうか赦してくるるなら
まだきっと
それは今日ではない筈で
決して明日で無い筈だから

 
 
 
 
 
 

2009年12月10日

寒玉子

 

 

  

 

 
 

 

  

 
  

 
 
 
幼き日はんぶんこにした寒玉子

 
 
 

 

 
 
 

いつも申し訳ございませんが、
ここではコメントの返事をご容赦願っております。 
 
  
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今日の一曲。
 
http://www.youtube.com/watch?v=2diG02cLF7s
 
 

 
 
 

  
 
「 黄 昏 」
 
 
 

冬薔薇の
かすかな微笑

他所の町の黄昏のように
不安な時刻

路地を抜け
ただ広い通りを目指して
走りたいのを我慢して歩く

自分の足音を
追いかけて他の足音が生まれ

山陰に墨が流れ込み始める

店仕舞する
豆腐屋の男には

既に顔が無い

 
 

2009年12月09日

雪の精

 

 


 
 
 
 

 
 

 
 
 

 

凩や負けるか貧乏スパイラル
 

 

 
 

 

  
ここでの返事は何卒ご容赦くださいますよう、
お願い致しております。

大抵はコメントくださった方の所にコメントをしておりますが、

皆様の一句は殆んど拝見させていただいております。
 
 
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今日の一曲。 

http://www.youtube.com/watch?v=oxN4hJYLb8I
 

 
 
 
 

 
「 雪おんな 」

 
冷えた心に
あなたの闇の
気持ちをしっかり染すから
あなたは私の雪女
雪の尾鈴の山に居て
はるばる私が見て来たものと
世間の様の違いなぞ
なんじょうの事もありませず
人は生くるため何人なりと
無縁の者を殺すもの
ころしてろして
尽くしても憎むのあなたは
また現れる
そうして私はまたころす
それでも私は
その山が
確かに生きよと云うたから
命ひとつを抱きしめて
よろよろと生くこの様を
今更あなたに
云うことなんぞはありません
眠りにつけば母の手の
闇にも白き母の手の
温度のことさえ分からない

 
 
 

 

 
 
 

 

 

 

2009年12月08日

春著縫う母

 

 
 
 

 
 

 
 

 
 
 

 
 
 
魴鮄も親の誤り2合

 
 

 

 
 
 

 
ここでの返事は何卒ご容赦くださいますよう、
お願い致しております。

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今日の一曲。
 
http://www.youtube.com/watch?v=aZD9nt_wsY0

 
 

 
 
「 草の花 」

時が来るまで草であり
ときが来たなら花が咲く
時になるまで咲き続け
ときになったら花は散る
そのトキ決めるは
草よあなたじゃありません
それは気紛れ風であり
それは気ままな雨であり
野にあればこそ草の花
急がないから草の花
慌てる事はないのだよ
自ら解(ほどけ)てしもうたら
親の思いを何とする
種を結んだ両親の
愛の記憶が可哀相
時が来て
ときに任せて草の花
時が来るまで
生きてみよ

 
 
 

 
 
 

  
 

 

2009年12月07日

篝火草

 
 
 

 
 
 

 

 

 
 

 
 

 
 
 
 
 
茶の庭に孤独をかこつ藪柑子

  

 

 
 
 

 

 

 
 

勝手ですがここでのコメントの返事はご容赦願っております。  
  
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今日の一曲。

http://www.youtube.com/watch?v=J35YpRU4AYI
 
 

 
 
 
 

「 聖夜 」
  
  
 
 
二人最後のクリスマス
霙が雪になるまでは
麻布十番のカフェテラス
どちらも云えないさよならが
肩抱きあったあの日のことを
たまには思い出してくれるかい
轍に映るツリーの燈り
深夜シネマの恋人達が
頬寄せ合って過ぎて行く
Sleep in heavenly peace

Sleep in heavenly peace
 

 

 
 

 
 

 

2009年12月06日

蝋八会

 

 

   

 
 

 
 
 

 
 

  

  

  
粥啜り風の音聞く成道会
 
 
 

  

 
 
 
 

 
 
 
いつも勝手ながらここではコメントの返事をご容赦願っております。  
  
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今日の一曲。

http://www.youtube.com/watch?v=QyVWqEAmxyg
 
 
 
 

 
 
 
 
la chanson

  
 
時雨が降っている
別れの歌はもう唄えない
公園の鳩さえも
これみよがしに
手を取り合って
私の前を過ぎてゆく
あの若き日のシャンソン
帰らない人々よ
雨のベンチに貼りついた
桜落ち葉の淋しさ
知らなかった
人生は
泣いてるうちはまだ良くて
行き着く最後は
涙さえも出ないなんて
あの若き日よ
ラ・シャンソン

 
 

 

2009年12月05日

湯ざめ

 
 
 
 

 

 
 

 

 
 
 

 
 
鰭酒の来れば宴も終いなり

 
 
 

 
 

 

 
いつも申し訳ございませんが、
ここではコメントの返事をご容赦願っております。 
 
  
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今日の一曲。

http://www.youtube.com/watch?v=zhU3FM_-Jo4

 
 
 
 
 

 
 
 
 
「 冬の星 」

 
 
億万の星は輝く
人ひとり助くることの無きしまま
汝れはそも何を為すかや
寒柝の路地を巡りて遠く去る
我が生のただ果つるまで
さらばえて掌見れば
哀しくも
烏は餌をば漁りけむ
ああそれの良きこと
それこそが実
凍て星の物言わぬこそ
万感の情(なさけ)ありとぞ
思ひけむ

 

 
 

 

 
 

 
 
 
 

 
 
 

2009年12月04日

為(し)果つ月

 
 
 

 

 
 
 

 
 
 
 

 
 
 

 
 
容赦なく我を引き連れ年歩む
 

 
 
 
 

 
 

 
 
 

いつも申し訳ございませんが、
ここではコメントの返事をご容赦願っております。 
 
  
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今日の一曲。

歌も曲もこんな風にシンプルなのがいい
しかしこれにも詩的には破綻はあるのだ
なかなかにシンプルなことも案外難しいのである。

http://www.youtube.com/watch?v=ZcEdPcxjtQ0
 

 
  
 

 

「 片目のとら 」

 
百人町の路地裏に
噂のとらが居ると云う
齢20を越えしとか
生まれは柏木坂下の
八百屋の裏の小屋なれど
幼い頃より暴れ者
手も付けられぬ無法者
恋の勲章片目のとらは
何だか人に愛されて
家無きままにうろついて
二キロ四方のボスになり
蛮勇あまたの猫なりき
見たか果てたかますびしきも
古老は誰も疑わず
我が知るだけで子は二百
孫子足すなら万は越ゆとか
歌舞伎町から小滝橋
稀代の猫が居ると云う
中央線の大久保駅が
東中野に着く前に
噂のとらを見たと云う

 
 

 
 

2009年12月03日

極月

 
 

  

 
 

 
 

 
 
 
 
 

 
極月や蒸しパンひとつ兄の墓

 

 
 

 

 

 
勝手ですがここでのコメントの返事はご容赦願っております。  
  
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今日の一曲。

ギリシャのマノス・ハジダキスの歌をムスタキが
仏語に翻訳したもの。これ結構好きなんです。

http://www.youtube.com/watch?v=I6gtACpw8vA
 
 

 
 
本日はムスタキの歌を訳してみた。

 

「 Le facteur 」

~ 若い郵便屋 ~

 

 

若い郵便屋は17で逝った

手紙は旅を終えてしまった

砲声の後に帰ったものは誰も無い

私の恋人は配達夫

鳥が解(ほど)く季節に

二人の庭に薔薇は咲くけれど

もうあなたには愛を語れない

私の最後の手紙を届ける人はいない

季節が想い出の全てを殺して去ったから

私の心は二度と溶けない

若い郵便屋はもういない

 

 

 

 

** まぁ、例によって勝手な訳詩ですから、原詩とはかなり違っております、

  ええ加減な奴ちゃけん許しちゃってくれんさい。 

  

2009年12月02日

韮雑炊

 

 
 
 

 
 
 
 

 
 
 

 
 
日めくれば師にはあらねど走りたき
 

  

 

 

 
 

 
いつも勝手ながらここではコメントの返事をご容赦願っております。  
  
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今日の一曲。

http://www.youtube.com/watch?v=MYQz8ewTCRw

 
 

 
 
 
「 平田川  」

瀬音も清き松原の
川に子供は誰ぁれもいない
墓地を売り
畦を削り畑田を広げ
炭焼きの懐かしき
柿のそれでさえ

ためらいもなく押し倒し
平田(へだ)川に居たドモクロさえも
とんと今では見当たりません
僕等は何かを間違った
メジロ名人横尾の爺ぃも
パラットさんも
山のトボジョも
バイドンさんも皆逝ったけど
僕等はきっと間違った
累代の昔をみんな質に入れ
ヤマトタケルの神社の神輿
ついには車で披露する
尾鈴の山に云う言葉無し
僕等の村は寂しくなった
寂しくなって悲しくなった

 
 
 
 

 
 

2009年12月01日

暦果つ

 
 
 
 


 

 
 
 

 

 
 
 

 
 
 
 
冬空に我が事終わる機影消ゆ

 
 

 
 
 

 
 
 

いつも申し訳ございませんが、
ここではコメントの返事をご容赦願っております。 
 
  
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今日の一曲。
 
http://www.youtube.com/watch?v=5e38XbNAZOk

 
 
「 Aurora 」

  
 

大地見下ろす空に居て
ひとり寂しい極光の
綾なす時の哀しみや
ヴォータンの嘆きも知らで
哀れジークの産声は
凛々として響くなり
たとえば神の子であれど
赤子に親は心の郷で
生まれ出でなばそもそもが
菩提樹の葉の枯るるまで
命の尽くるその日まで
勇者は生くるの責務あり
あくまで真に辛きもの
空を騎乗のヴァルキューレ
父母が胸今はあらぬも仕組みなら
竜の血の覆い切れぬもまた運命(さだめ)
臥して流るる血の色が
空の光の末となる

 
 

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過日も使ったがここはこれを欠く訳にも行きませぬようで。

http://www.youtube.com/watch?v=Cb5Jm5ylP6c