只管に滝落ちにけり石地蔵(ひたすらにたきおちにけりいしじぞう)
季語;滝(夏) 写真は「岩室の滝」(富山県天然記念物) 滝の裏側に室があり石地蔵が祀ってあったが・・・。
日面にすっといで来し蜥蜴かな
(ひおもてにすっといできしとかげかな)
季語;蜥蜴(トカゲ 夏) 写真はニホンカナヘビ トカゲ亜目 カナヘビ科 全長160~270mm 頭胴長50~70mm 分布 北海道~九州
空回る議論が続く夏の暮
万化する雲眺めをり夏の暁
2009.6.25 am5:06 日の出
季語;夏の暁(夏)
好きだよと微笑み交はす薔薇可憐
束の間の晴れに精出す梅雨の蝶
季語;梅雨の蝶(夏) 写真はモンシロチョウとヒョウモンチョウ花はダイアーズカモミール キク科 マトリカリア属 原産 ヨーロッパ~アジア西部 花言葉 逆境の中の活力
あぢさゐや日々の粧ひ楽しまむ
季語;あぢさゐ(夏) ユキノシタ科 アジサイ属 花言葉 辛抱強い愛情
五月雨の滾つ流れや剱岳
(さみだれのたぎつながれやつるぎだけ)
剱岳を源流に持つ雨の早月川です。晴れていれば霞む山の向こうに剱岳が見えるのですが・・・撮影場所は「剱岳 点の記」でも出てきましたが剱岳登山基地のひとつ「馬場島」の少し下流です。
野中へと誘ひ込むかや挵蝶
(のなかへとさそひこむかやせせりちょう)
季語;挵蝶(セセリチョウ 夏) セセリチョウ科 オオチャバネセセリ(上) イチモンジセセリ(下) 大きさ 16~21mm 分布 北海道~九州
山峡に五彩閃く菖蒲園
(やまかいにごさいひらめくしょうぶえん)
季語;菖蒲園(夏) 写真は花菖蒲 アヤメ科 アヤメ属 花言葉 伝言・優しさ 三重県花
人気なき路傍のベンチ夏茜 ☆
季語;夏茜(夏) トンボ科 アカトンボ亜科 大きさ35~40mm 分布 北海道~九州
叢雲の湧き立つ空や花樗
(むらくものわきたつそらやはなおうち)
季語;樗(おうち)の花(夏) 植物名は栴檀(センダン) センダン科 センダン属 花言葉 意見の相違「センダンは双葉より芳し」 のセンダンは別種で白檀(ビャクダン)のこと・・・
手毬花ほのと祇園の匂ひあり
季語;手毬花(夏 紫陽花の傍題) 写真は「舞妓紫陽花(マイコアジサイ)」 花の形が舞妓さんの頭に挿すかんざしに似ているところから名付けられたらしいが不詳
庭石菖河原吹き抜く風と舞ふ
季語(夏);庭石菖(ニワゼキショウ) アヤメ科 ニワゼキショウ属 原産地 北アメリカ東部(明治中期に渡来) 花言葉 豊富
匂やかに七段花咲く梅雨入かな
季語;梅雨入(ついり)(夏)写真は「七段花」(シチダンカ)」で幻の花と呼ばれた紫陽花。江戸時代末期に日本を訪れたシーボルトが「フローラ・ヤポニカ(日本植物誌)」で紹介したものの絶滅したと考えられていた山紫陽花の変種。昭和34年(1959)に約130年ぶりに六甲山で発見されたが、今は増殖されて日本各地で見られる。額が七重と言うのが名前の由来とか・・・。
ほうたるの一筆書きの競ひ合ひ ★
今年は蛍は昨年に比べ数が少ないですね。写真は今年のは絵にならなくて昨年撮ったものを使いました。
ときめきを隠せぬそぶり額の花
季語;額の花(夏) 和名 額紫陽花 ユキノシタ科 アジサイ属 花言葉 謙虚
しじまなほ風の香うまき夜明けかな
左奥が剱岳、映画「剱岳 点の記」・・・当地では今日(6月13日)から公開されます。
けふもまた命かぎりと豹紋蝶
季語;豹紋蝶(夏) 写真は褄黒豹紋(ツマグロヒョウモン) タテハチョウ科 体長27~38mm 分布 本州~沖縄
さり気なくシャルウィダンスと水馬
季語(夏);水馬(アメンボウ) 傍題 あめんぼ・川蜘蛛・水澄まし(関西)他
ご無沙汰していましたが今日から復帰します。よろしくお願いいたします。