2009年11月30日

冬田道kemm

風なくに流るる雲や冬田道


季語;冬田道(冬)

2009年11月29日

鴨の恋kemm

胸張って求愛ダンス鴨の恋


季語;鴨(冬)
写真は金黒羽白(キンクロハジロ)  カモ科  大きさ 40-47cm  金色の瞳と頭の癖毛(冠毛)が特徴   
ユーラシア大陸北部で繁殖し日本各地に冬鳥として渡来する。

2009年11月28日

翡翠kemm

虎視眈々水面を睨む冬の鳥

(こしたんたんみなもをにらむふゆのとり)





季語;冬の鳥(冬)   
写真はカワセミ(翡翠)

2009年11月27日

黎明kemm

静かさに冬あかつきの声を聞く




季語;冬暁(ふゆあかつき)(冬)

2009年11月26日

浮寝鳥kemm

うらうらと至福の波の浮寝鳥


季語;浮寝鳥(冬)

2009年11月25日

雪嶺kemm

剱岳点の記思ふ雪嶺かな
(つるぎだけてんのきおもふゆきねかな)



季語;雪嶺(せつれい・ゆきね)
写真は登山基地、馬場島から仰ぐ剱岳。現在映画「剣岳点の記」に続きその撮影の記録「剱岳撮影の記」が上映されている。

2009年11月24日

五百羅漢kemm

そよ風に落葉雨降る羅漢寺



季語;落葉(冬)
写真は富山市「長慶寺」の五百羅漢

2009年11月23日

芒と遊ぶkemm

逸れ子の姿いぢらし枯尾花


季語;枯尾花(冬)
(過去写真から)

2009年11月22日

野菊kemm

野中道なほ匂やかに野菊かな



季語;野菊(秋)
野菊とはノジギク・ノコンギク・アブラギク・ヨメナなど野山に咲く菊の総称とされる。写真は「ヨメナ(嫁菜)」 キク科 ヨメナ属

2009年11月21日

冬桜kemm

晴れやかに野中の一本冬桜



季語;冬桜(冬)
冬ざれの田野の中で一本の冬桜が満開、この辺りだけがぽっと明るく感じられた・・・

2009年11月20日

村祭りkemm

村祭り子らも一役獅子を舞ふ



季語;村祭り(秋)
写真は戸数百戸位の小さな集落の村祭り、獅子が各家々の前で舞を舞いながら村中を練り歩く。
小学生の子供らは獅子打ち(退治する役)のほか笛や太鼓・鉦などの囃子方に総出で参加している。

2009年11月19日

片想いkemm

ぼんやりとその人思ふ冬日かな



季語;冬日(冬)

2009年11月18日

翡翠海岸kemm

冬波の引くや探さむ翡翠石



季語;冬波(冬)
新潟・富山県境の親不知~宮崎海岸は翡翠が拾えることから「翡翠海岸」と言われている。
波のある日などは翡翠を探す人が絶えることはない。

2009年11月17日

牛蒡引くkemm

老農は所作あざやかに牛蒡引く



季語;牛蒡引く(秋)
写真上は牛蒡の果実で中に種がある。下はその花(2008.7月撮影)

2009年11月16日

地始凍kemm

初氷ひそと静もる山上湖



季語;初氷(冬)
11月12日~16日は七十二候の地始凍(ちはじめてこおる)に当たり、大地が凍り始める頃とされる。(写真は室堂緑が池 21年10月撮影)

2009年11月15日

神立kemm

神立の朝の立山焔立つ

(かみたちのあさのたてやまほむらたつ)



季語;神立(かみたち)(冬)
今年は閏月もあって11月17日が陰暦10月1日となるが、この10月1日(または9月30日)は全国諸社の神々が出雲大社に集まるといわれる。
その神の出立を「神立」といいこの日から「神無月」が始る。(新日本大歳時記)
写真は11月8日早朝に撮ったもの。神立ちはこの朝にあったのかも知れない・・・。

2009年11月14日

探訪kemm

秋深む句材探して山歩き



季語;秋深む(秋)
写真は権萃(ゴンズイ)の実   ミツバウツギ科 ゴンズイ属   名前は「役に立たない木」の意とか・・・

2009年11月13日

夕焼kemm

束の間の燃え立つほむら秋夕焼


季語;秋夕焼(秋)

2009年11月12日

デートkemm

寄り添へば言葉はいらず小春空



季語;小春空(冬)

2009年11月11日

ダイヤモンドkemm

賜りしダイヤモンドの今朝の冬



季語;今朝の冬(冬)
写真は昨10日の立山連峰から昇る朝日。「ダイヤモンド富士」とは比べようもないがそれでも美しい姿を見せてくれた。
当地では夕日は海か地平線に沈むので、ダイヤモンドは朝日でしか見ることが出来ない。

2009年11月10日

紅葉見kemm

紅葉見は水の色こそ愛でたけれ




季語;紅葉見(秋)                                                      (撮影場所 高岡城址公園)      

2009年11月09日

赤剱kemm

霊峰の赤く染まれる暮秋かな


季語;暮秋(ぼしゅう)(秋)      
写真は夕映えの剱岳、赤富士には到底及ばないにしても結構赤く染まってくれた。余りないことだけど・・・。

2009年11月08日

立冬kemm

白銀の高嶺はるかに冬の海





季語;冬の海(冬)
海越しに見えるのは北アルプス立山連峰の山並み。(撮影場所 国定公園雨晴海岸)
海の上に3,000m級の山々を望むことができるのは世界でも数か所だけとされる。
「雨晴」という地名は、義経岩に伝わる源義経一行の雨宿り伝説によるもの。

2009年11月07日

妹背鳥kemm

妹と背が逸れきょろきょろ妹背鳥

(いもとせがはぐれきょろきょろいもせどり)


季語;妹背鳥(秋)
写真は白鶺鴒(ハクセキレイ)。鶺鴒は面白い別名をもっているのですね。
妹背鳥(いもせどり)・嫁教鳥(とつおしえどり)というのはイザナギ・イザナミに秘め事を教えたと言う伝説から名付けられたものだとか・・・。

2009年11月06日

花芒kemm

日矢受けて風にほぐるる芒かな


季語;芒(秋)

2009年11月05日

蒟蒻の花kemm

はふはふと熱きこんにゃく濁り酒



季語;濁り酒(秋)
写真は蒟蒻(こんにゃく)の花で季語は夏。 サトイモ科 コンニャク属 
葉茎は知っていたが花を見たのは今回が初めてであった。 この根にある芋からあのこんにゃくが作られる。
「蒟蒻掘る」「蒟蒻玉干す」などはこれからの作業でいずれも冬の季語。それにしても猪苗代町の「濁り酒」はうまかった・・・。

2009年11月04日

白鳥来るkemm

オデットもかくやあるらん白鳥舞ふ



                   





季語;白鳥(冬)
写真は羽根を広げ舞を舞う(?)白鳥と飛来した仲間たち・・・
今年も忘れずにはるばるシベリアの地から飛んで来てくれたコハクチョウたち。灰色っぽいのはその幼鳥。

2009年11月03日

落葉松kemm

過ぎ行ける日々のはやさよ落葉松照葉

(すぎゆけるひびのはやさよからまつてりは)


季語;照葉(秋)
写真は安達太良山(福島県)で見かけた落葉松の黄葉。
落葉松は新緑の頃も大好きだがこの晩秋や冬の裸木の景色もまた素晴らしい・・・。

2009年11月02日

SL只見線kemm

SLの走るみちのく秋が行く


季語;秋行く(秋)
写真は南会津で車窓より偶然見かけたJR只見線を走るSLの雄姿、旅先でのこんな出会いがまた嬉しい・・・。

2009年11月01日

田子倉湖kemm

突如射す薄日麗し花芒





季語;花芒(秋)
写真は田子倉ダム湖(福島県)、日が当たれば下の写真のような紅葉も見られる・・・