古都の夏エメラルドグリーンのドームかな
ハイカラな三輪車行く古都の街
復興の兆しの街に古屋台
幾代も使われてきし木の扉
道端に模様織りなす鉄扉
夏日受け手作りの壷まぶしけり
喜捨の水素焼きの壷の冷えてをり
秋近し街いつぱいにかがやけり
日盛りの待合室に貼られをり
夏の朝子気遣ふ母列をなす
いくたびも難民を診るレントゲン
武装ヘリじっとしてゐる炎天下
夏の空紛争の地の国連機
夏めくや都市の砂漠のひろがりぬ
生きている緑の帯の続きをり
夏雲やヒンドゥクシュの飛行場
よき道を家族ゆつくり夏の旅
炎天下驢馬ゆつくりと地雷原
炎天下ゆつくりと行く地雷原
湖畔より離れて休む人のあり
学び舎に井戸のポスター目立ちをり
新設の井戸のポンプの目立ちをり
滝の水溜まりて湖の静かなる
花摘みし地雷の恐れ残りをり
岩肌を映して深し湖のあり
いつの日か住む人のなき夏館
行くところ旅定番のランチかな
山裾に白いテントのホテルかな
シシカバブ煙りそぐはぬ青の湖
後日、来日した政府要人に御願いし、この休憩所は湖の汚染につながるので離れたところに移築されました。
子供の日ボートなかなか沖に出ず