2008年02月24日
旅立ちの日に
旅立ちの歌歌われし卒業期
春の日や若者の夢結びけり
ここは、秩父市の西、長尾根丘陵にある、ミューズパークの一角にある、旅立ちの丘です。ここに立つと、秩父市街が一望できます。円形のドームを潜ると、センサーが関知し、「旅立ちの日に」が流れます。 卒業期を迎え、この歌が全国で歌われるという事を聞いた事があります。 秩父市影森の中学校が、荒れに荒れた時代があって、当時の校長と音楽の先生が、歌で学校を立ち直らせようと作った歌だそうです。 今では、蛍の光に変わって歌われているそうで、SMAPがコマーシャルで歌ったのを機に、全国に広まったといいます。 3月から、お昼を知らせるエーデルワイスに変わって、秩父の町に、「旅立ちの日に」が流れます。 若者が旅立つ決意を書いた、絵馬や、鍵、鈴が春の日に輝いていました。
2008年02月23日
夢見る人々
春の寺古今夢見し人あまた


早春の風に揺られし祈願札

札所23番松風山音楽寺。市街を見渡せる丘陵に立っている。明治17年に起きた秩父事件の際、この音楽寺の鐘の音を合図に、市内に攻め寄せたという。その梵鐘は今も残っている。逆に名前も残っていない農民も、この寺で世直しを夢見た事だろう。
現在では、音楽寺という名前から、ヒット祈願にお参りする歌手もいる。将来のスターを夢見て。
昔から、夢を追い求めている人の何と多い事か。この寺にはそうした人々の歴史がある。
ヒット祈願に訪れた新人歌手の祈願の為に張られたポスターが、早春の風に揺れていた。芸能界は厳しいと、テレビで言っているが、早春の風より厳しい風が、彼らに襲いかかるだろう。
それを乗り越えるのも、また夢見る人々である。
2008年02月14日
バレンタインデ-
今年亡き人にもバレンタインの日

妻が「隣の奥さん泣かしちゃった」と言って帰ってきました。昨日の事です。
親しくしている隣と、この時期、チョコレートを贈り合っていました。それも、リボンもないスーパーの棚に飾ってある板チョコ一枚ですが。それでも、暖かい気分になれました。
その隣のご主人が、昨年9月に他界しました。
妻は、「今年だけは供えさてね」といって、仏壇に供えてきたようです。
奥様は、「まさか今年もいただけるなんて」と言って、涙したそうです。
今年は、私だけが手渡しでいただきました。
生前、私の父母とも親しくしていただいたので、私の家の仏壇に供え、報告しました。
後で、味わっていただきたいと思います。
2008年02月11日
森村誠一先生講演会
春寒や講演聞きし日には無く



秩父で、森村誠一先生の「人生と小説」という文芸講演会がありました。
人生の岐路には扉を押し開ける鍵があり、自分で鍵を開ける時、人に鍵を開けてもらう時、今は忘れて仕舞いっぱなしの鍵もある事。人生は自分だけでは歩けないこと。ご自分の、熊谷で空襲にあった時の戦争体験も交えて、話してくださいました。
人との出会いは一期一会。次にあった時は、同じ人間同士でも、今と同じ条件では会えない事、今を大切にする事など、勉強させていただきました。
高校生の頃、秩父の長瀞で道に迷って駅を聞いたところ、夕日の中で少女が指さしたシルエットの姿が忘れられない事。このシーンは何度も小説の場面に活かされた事など、二時間にわたって講演してくださいました。
日陰には雪がまだ残っていて、寒さはありましたが、心は癒され、寒さを忘れて、会場を後にしました。
2008年02月07日
春よ来い♪ 早く来い♪
人気なく春とは名のみ痩せた川

仕事の前に昼食をとる、いつもの川岸に久々立ち寄りました。 人影は無く、冷たい風が吹いていました。
去年の台風の時は、多くのものをさらっていった川も、水量が少なく、痩せているように見えました。
春とは名ばかりで、本当の春が訪れるのは、まだ時間がかかりそうです。
2008年02月01日
枇杷の葉酒
寒明けの前に漬け込む薬酒かな

枇杷は「薬王樹」と呼ばれ、その葉は様々な病気に良いらしい。昔、中国ですべての病気を枇杷の葉に頼っていた時代があったという。枇杷の木のある家には、「葉っぱを下さい」と病人が列を成し、病人ばかり集まって来て、縁起が悪いと「縁起の悪い木」と言われたという。
それだけ、薬効が強いのだといわれ、寒に採れた葉に一番薬効があるといわれている。
今年も枇杷の葉酒を漬けた。葉の表面は綺麗に拭くが、葉の裏面は拭かない。埃を払う程度にする。葉の裏面には絨毛があり、この純毛に薬効があると言われているからだ。枇杷の葉を焼酎に漬け込む。しばらく寝かせておけば、枇杷の葉酒の出来上がる。
同じ中国から、農薬入りギョーザの話が飛び込んで来た。怖いことです。これも現実。





























