2008年09月28日
棚田の学校ー収穫



稲刈りや背な伸ばしては屈み込む
稲を刈る鎌の音ある棚田かな
秩父市の隣、横瀬町にある寺坂棚田学校が、収穫の時期を迎えました。
6月1日に、子供達が泥に汚れながら田植えをしましたが、今日棚田の学校の稲刈りが行われました。利鎌で稲を刈る音が心地よく聞こえました。
はじめて稲刈りを体験する人もあり、腰を屈めた姿勢が苦しくなって、時々背中を伸ばして、自分で腰をトントンと叩いていました。
残念だったのは、どういう訳か子供の姿が一人もなかった事です。田植えの時は、あんなに喜んで植えていたのに、収穫の喜びを体験できないとは、可愛そうな気がしました。
今日も大勢のカメラマンが訪れていました。中には田圃の中に入り込んで、稲を刈る人に「こういう姿勢を取ってくれ」と注文しているカメラマンもいましたが、子供達はそんな事が厭で来なかったのかと、うがった考えをしてしまいました。
もしそうだとすると、私も責任の一端があるような気がしました。
収穫の喜びなのに、少し気落ちして帰ってきました。
2008年09月24日
間引菜



間引菜や摘まれし命菜に託す
種を蒔いた大根が芽を出し、掛けた寒冷紗に当たるほどに成長しました。そろそろ間引きの時期です。大根は植え直しが効かないので、リスクを覚悟して多めに撒きます。しかし、このまま放っておくと全部の大根が育ちません。間引いて一本立ちにして、成長を促します。
抜かれた菜は、残された一本に命を託します。抜かれた間引菜の命を活かす為にも、人間の世話が必要になります。責任は重大です。
そして、間引いた菜はおしたしにしていただきました。
2008年09月23日
秋分の日

秋彼岸好物供へ偲びけり
今日は秋分の日。秋の彼岸の中日にあたります。お盆の時は盆飾りをし、曾孫が作った瓜の馬や、茄子の牛を作って飾りましたが、秋の彼岸はあれから時間がそう立っていないので、お墓参りはしますが、仏壇を飾る事もありません。仏壇を掃除して、新しい花を飾る程度です。
亡くなった父は甘いものが好きでした。母は「俺が死んだら、あるもんでいいから進ぜてくれい」と生前言っていました。
中国産のあんが問題になっていますが、北海道産の小豆を使って、父が好きだった手作りのぼた餅(春は牡丹餅、秋はお萩という所も)と、母が好きだったキンピラを作って供えました。そして、少しの間だけ、父母の事を話題にしました。
こんな話を聞いた事があります。
余所から泊まりに来ていた客が部屋で寝ていると、隣の部屋で夫婦のヒソヒソ話が聞こえました。
「せっかく遠くから来てもらったんだから、明日は半殺しにすべえか、それとも手打ちにすべえか」
その話を聞くと、客は心配で寝られなかったということです。
ぼた餅は、うるち米と餅米を半分搗いてあんこでくるむので、半殺し。
手打ちは、もちろん手打蕎麦か手打ちうどんの事です。
ぼた餅を見ていたら、昔聞いた話を思い出しました。
2008年09月22日
2008年09月19日
奥日光


薄紅葉奥日光にはや届く
18日、19日と、沼田から金精峠を越えて、湯の湖、湯滝を見学して、戦場ヶ原の赤沼から遊歩道を歩いてきました。
台風13号の接近で、天気が心配されましたが、曇り空でしたが、雨に降られることはありませんでした。
戦場ヶ原には初霜が降りたと報道されていましたが、早くも草紅葉が届き始め、湯川の側の木も、紅葉し始めていました。
修学旅行の小学生の団体が来ていて、木道を後から歩いてきましたが、道を譲ると「こんにちは」と元気な声を残して追い抜いて行きました。4組のクラスが、後から後からやってきて追い抜いていきました。何回あいさつをしたか分かりませんが、木道の端に寄って見送りながら、若いって良いなあと妻と話していました。
2008年09月17日
棚田の学校-実り



山峡の雲居の棚田稲の秋
秩父市の隣り横瀬町の寺坂棚田学校です。子供達が泥にまみれて植えた稲も実りの秋をむかえました。(6月1日投稿棚田の学校ー田植)
先日NHKの昼の番組(ふるさと一番)で生中継していました。
古代米(紫黒米)を作ろうを合い言葉に植えた稲は、その穂も普通の稲と違って黒ずんでいます。後は稲刈りを待つばかりですが、横瀬町観光協会に問い合わせたところ、9月28日(日)の9時に生徒達が集合する予定になっているそうです。
田植をした子供達が、今度は鎌を持って稲刈りをする姿が棚田に登場するのを、楽しみに待つ事にします。
2008年09月16日
茗荷の花

見落とせる株間の茗荷花咲けり
秋茗荷が収穫時期を迎えました。茎の間を縫って茗荷を探しますが、茗荷の茎が密集していて、その中に蛇や蜂がいるような気がして、及び腰になってしまいます。蚊は遠慮無く攻撃してきます。よく見た積もりでも、どうしても見落としてしまいます。
次の収穫の時、よく見た筈の場所に茗荷の花がひっそり咲いていて、見落としたことに気付きます。
この写真のような花の咲き始めなら、花を取り除けば食べられますが、花が茶色がかると、茗荷は水を含んでぐしゃぐしゃになってしまいます。
秋茗荷が終わると、朝晩寒さを覚える季節がやってきます。
2008年09月06日
水引の花


何故今朝に水引咲くや法事の日
水引の花が咲き出しました。花の形が水引に似ているので、この名前が付けられたと言われています。
紅白の色はお目出度い事に使われるとありますが、今日は亡くなった隣のご主人の一周忌です。
そういえば、去年の9月9日に亡くなった時も、庭に水引の花が咲いていたような気がします。
一周忌の法要は無事に終わりましたが、水引の花は、故人を偲ぶ為に、咲いてくれたのかもしれません。
2008年09月04日
長瀞秋の七草寺-洞昌院(萩)


萩の花越しに聞こゆる僧の声
華やぎはちと早過ぎし萩の道
長瀞秋の七草寺-洞昌院。萩の寺と呼ばれています。参道の両側に萩が群生していました。何組かの人達が訪れていました。駅から時間を掛けて歩いて来た人は、「あ、ここだ。ここだ」とホッとして一息ついていました。
お詣りをしようと寺の正面に向かいました。すぐ横に納経所があり、萩の花の向こうで、住職さんが筆を動かしていました。「お詣りさせて下さい」と言うと「どちらからお出でですか」と声を掛けてくれました。「秩父市内からです。写真も撮らせて下さい」と言うと、「まだ早いですよ。10日からお彼岸くらいが見頃ですよ」と教えてくれました。
ただ、また行けるかどうか分からないので、写真を撮ってきました。
帰りがけに「ありがとうございました」と声を掛けると、萩の花の向こうで「ご苦労様でした」と、この寺でも労いの言葉が返ってきました。温かい気持をいただいて帰ってきました。
2008年09月02日
蟷螂

左に見える尻尾はトカゲです

目の前に蟷螂迫り後ずさる
秋蒔きの野菜の種を蒔こうと畑の準備をしていたら、大きな蟷螂がいました。7月14日投稿の蟷螂の赤ちゃんが大きくなったのかもしれないし、別の蟷螂かもしれません。
カメラを持ち出し写真を撮りました。正面から迫力のある顔を撮ろうと、マクロに切り替え、カメラを近づけた瞬間、大きな斧が画面一杯に迫ってきました。
ビックリして見ると、レンズを伝わり、カメラの上に乗って斧を振りかざしていました。「わーっ」と言って、あわてて払い除けようとした瞬間、カメラを手から放してしまいました。カメラを首に掛けていたので、落とさずに済みましたが。
蟷螂といえば、こちらも慌てたかのように草の中に消えていきました。
どうも私は臆病者で、プロのカメラマンにはなれそうもありません。しかし、大きな蟷螂は近くで見るとやはり不気味ですね。




































