2009年02月28日

二月終わる

凡々と波風もなき二月果つ

 もう二月も終わりです。写俳の新システム移行に付いて行けず、戸惑った以外は何事もなく、平々凡々と過ぎた日々に感謝したいと思います。
 私達老夫婦も、このカモのように寄り添って、労り合って生きていきたいものです。

2009年02月27日

芽吹く

 動かぬは我が身木の芽は動きけり

 朝から冷たい雨が降っていました。馬鈴薯を植える準備で、畑の残渣を片付け、畑を耕そうとしましたが、寒いので家の中に閉じこもっていました。さぼっているのは私だけで、木々は寒い中でも確実に芽吹いているようです。

2009年02月26日

明日葉

明日葉や少しは育て明日には


 新システムへの移行がありましたが、パソコンに弱い私にはなかなか理解できず、苦労しています。未だに理解できず、不安です。
 今年も庭の隅の明日葉が芽を出しました。南の島の植物ですが、厳しい寒さの中で芽を出しました。これから暖かくなれば少しずつ育っていくでしょう。
 私も、明日葉の頑張りに負けないように、少しずつ慣れていきたいと思います。軽い気持で付けた武甲山というブログ名は、私には重すぎましたので、家の側にあるお堂から「薬師堂だより」に名前を変えました。
 

2009年02月26日 »

2009年02月19日

生き延びよ

 

2月15日撮影


まだ二月生まれたからは
生き延びよ 

2009年02月19日

蝌蚪の卵

水あれば蝌蚪の卵の息づけり

 小さな水溜まりがありました。その中にお玉杓子の卵がありました。やがてこの黒い粒々の数だけお玉杓子が生まれ、この数だけ蛙になっていきます。
 早春の水溜まりで、小さな命が息づいていました。

2009年02月19日

春の鷺

春の鷺光の空へいざ翔よ

 魚を狙っていた鷺が、何度か嘴に光るものを銜えていたので、収穫があったようです。
 しばらく見ていると、大きく羽ばたいて空に向かって飛び立ち、川の下流に消えました。
 今までは羽を硬くして、動きも鈍く感じましたが、春になって動きも活発になってきたようです。

2009年02月15日

長瀞宝登山蝋梅園

花よりも人の目多き春の園

 昔の仲間と月一回のハイキングをしていますが、2月は長瀞の宝登山の蝋梅園にしました。
 天候にも恵まれ大勢の人が訪れていました。花の数より多いと言えば少しオーバーになりますが、ゆっくり花を見る事が出来ない程でした。
 登山道の両側に杉の木があり、皆さんくしゃみが止まらずに苦労されていました。

2009年02月15日 »

2009年02月14日

ちちぶ学検定試験

今ひとつ出来ぬ試験や春なのに

 今日、第二回ちちぶ学検定試験があり受験しました。何十年ぶりに受けた試験は、年を重ねても緊張しました。 
 今日は久し振りに暖かな春の日差しでしたが、試験は難しくお寒い結果でした。いくら春でも勉強不足の人間には厳しいようです。

2009年02月14日 »

2009年02月13日

梅咲く

咲いたねと話す梅まだ二三輪

 遅ればせながら山里にも梅の花が咲き始めました。まだ二三輪ですが、花を見るのは嬉しいものです。
 「寒いんねえ」「今日は幾らか暖かいんねえ」という挨拶から、「やっと梅が咲いたんねえ」と挨拶の話題が増えました。

yoshiyoshi 様からいただきました

鄙里に梅の灯れば風柔し    よし

ありがとうございました

2009年02月13日 »

2009年02月12日

蕗の薹

火山灰消えぬ土割る蕗の薹

 浅間山の噴火で降った火山灰がそのまま残っていて、地面が白くなっています。その白い土を割って蕗の薹が顔を出しました。いつもはもっと緑が濃い筈なのに、火山灰のせいで薄汚れているように見えますが、春を知らせるように出てきてくれて、元気をもらいました。

2009年02月12日 »

2009年02月11日

建国記念日


2月10日撮影

曇りなき国でありたし建国日

 今日は建国記念日ですが、不安ばかりが募ります。経済もどん底、政治も何かふわふわしているように感じます。
 夕べの月は冴え冴えとしていて、緊張感さえ感じます。この澄んだ光で、日本の将来を明るく照らして欲しいものです。

2009年02月11日 »

2009年02月10日

野焼き

消えるまで地蔵動けぬ野焼きかな

 畑から煙が上がっていました。煙の側に人がいるものと思って、行ってみましたが、人の姿はなく、時々風が来て煙が流されていました。この煙りの主は、ちょっと用事を足す為に、そこを離れたのかもしれません。
 一段と高い所に、お地蔵様が立っておられましたが、火の用心は大丈夫かというような表情に見えました。

2009年02月10日 »

2009年02月09日

花粉症

杉赤み黄信号点く花粉症

 秩父歌舞伎正和会の萩平舞台を見に行きました。ちょうど散歩で通り掛かった地元のお婆さんが、この萩平舞台の由来を話してくれましたが、私は舞台を囲んでいる杉の木が赤くなってきた事が気になりました。
 そろそろ杉花粉が飛び始める頃です。

2009年02月09日 »

2009年02月08日

芽吹き

照らされて芽吹気配の浮かびけり

 今日も冴え返るような夜ですが、見上げると月が煌々と照っていました。月の光に桜の木が浮かび上がりましたが、ひっそりと芽吹きは進んでいるようです。
 

2009年02月08日 »

2009年02月07日

春光

春光のサービス付で整備待つ

春光に開くページの進まざる

 12ヶ月点検でディーラーに行き、サービスのコーヒーを飲み、本を読みながら整備が済むのを待ちました。外は寒いのに、暖房のせいもあったのでしょうが、窓から春の光が差し込んで、暖かく感じました。春の光は、コーヒーとは別なサービスをもらったようで、得をしたように感じました。
 「お客様」と呼ばれ、気が付いたら読みかけの本の同じページが開いていました。

2009年02月07日 »

2009年02月06日

遠霞

霞む日の無線放送途切れけり

 先日降った火山灰の影響か、武甲山にも霞が掛かっていて、ぼやけて見えます。 
 振り込め詐欺や、年寄りの徘徊を知らせる市や警察の防災無線放送が、スピーカーで町中に流されますが、良く聞き取れません。ゆっくりとマイクに向かって喋っているようですが、最後の「これで放送を終わります」しか分からない時もあります。秋の澄んだ空気だと、何とか聞き取れますが、今のような霞が掛かっている日などは、余計聞き取れません。音が霞に溶け込んでいくようです。
 もっと緊急事態だとどうなるのか、心配になります。
 
 

2009年02月06日 »

2009年02月05日

青む麦

 

一冬を耐えて目覚めし青む麦

 麦が少しずつ伸びてきました。霜が降りたり、零下の気温の寒い冬を、どうにか乗り越えたようです。土寄せもされているようなので、もう麦踏みも済んだのでしょうか。
 種を蒔いた時は、紐でも張って真っ直ぐ蒔いたつもりでしょうが、曲がって伸びていました。背丈が伸びてくれば目立たなくなるでしょう。それまで緑の曲線美を楽しみながら、成長を見守っていきたいと思います。余所の畑の事ですが。

2009年02月05日 »

2009年02月04日

春の使者


2月1日撮影

春立つや季節違わぬ使者来る

 庭の枇杷の花もそろそろ終わりで、少しだけ花が残っています。花や葉の間に、素早く動くものがいました。良く見るとメジロが二羽忙しく花から花へと飛び移っていました。残り少ない蜜を求めてやって来たのでしょう。昨年の今頃は見なかったので、嬉しくなりました。寒い山国へ来てくれた春の使者のように見えました。 
 ただ今朝はまた寒さが戻りました。先日の火山灰と霜で、地面が異様な白色をしていました。本当の春が早く来てほしいものです。

2009年02月04日 »

2009年02月03日

鬼やらい

子の機嫌とれぬ鬼いる鬼やらひ

鬼やらふ顔みな優し鬼さえも

 秩父神社で鬼やらいが行われました。赤鬼、青鬼が悪鬼の踊りをしばらく踊り、年男が参集殿から追儺の福豆を撒き、悪鬼を払い疫病を除くという儀式です。秩父出身の歌手、冠二郎さんも豆を撒いていました。
 知人が鬼になると聞いたので行ってみました。十何人?も鬼がいて、どれだか分かりませんでしたが、「俺だよ」と恐い顔の青鬼が私の背中を叩きました。お馴染みの声でした。
 儀式の後、境内を歩き回って客と握手をしたり、記念撮影に応じていたりで、和やかな鬼やらいになりました。中には子供が泣いてしまい、「この顔じゃあ笑えねえからな」と言いながら、必死で御機嫌をとっている鬼もおりましたが、子供は余計親にしがみついていました。
 

2009年02月03日 »

2009年02月02日

火山灰

これがあの浅間颪か灰積もる

 朝起きたら、車も家の屋根も道も木々も、辺り一面真っ白でした。硫黄の臭いも立ち込めていました。朝のニュースで浅間山が噴火した事を知りました。仕事前に洗車しましたが、その落ちにくい事。
 北颪という季語の中に、浅間颪という文字がありました。浅間颪などは長野県を旅した時に出会うものと、遠い国の事と思っていましたが、秩父市から小鹿野町を通り、志賀坂峠を越え群馬県に入り、少し走って十石峠を越えると長野県に入ります。秩父市の地図の続きを捲ると軽井沢や浅間山がありました。
 降り積もった火山灰を見て、浅間山の近さと、そこから吹き下ろして来る、浅間颪を身近なものとして感じました。 

2009年02月02日 »

2009年02月01日

春を待つ


東武東上線寄居駅

春待たる待ち人の来ぬ駅はなほ

 ちょうど良い時刻の電車がなく、待ち合わせの時間より少し早く着いたようです。連絡通路から降りてくる筈の友人も、電車の姿もありません。田舎の駅舎には人影もなく、ホームには私一人だけがおりました。寒々としていて、春が待ち遠しく感じます。
 
 
 

2009年02月01日 »