2009年03月31日

三月尽

三月尽軽き歩みの人見ゆる

 早いものでもう三月も終わりです。公私ともに忙しい年度末でしたが、何とか平穏に終わりました。
 11月29日投稿した、手押し車で散歩するお婆さんが、遊歩道に帰って来ました。心配していましたが、別れの月に再会できました。寒い冬の間は家の中に閉じ籠もっていたのでしょう。朝晩寒いとはいえ、歩く人の動きから、やはり季節が変わった事がわかります。
 明日から4月。人は旅立ちの時を迎えます。

2009年03月31日 »

2009年03月30日

菜の花

生きんとし川瀬に咲きし花菜かな

 荒川の浅瀬に菜の花が咲いていました。種が流されてきたものと思いますが、子孫を残す為に、逆境の中で芽を出し、頑張って咲いていました。仕事を失い、経済的に追い込まれて自殺をする人が増えているとテレビで報道していました。何とか頑張って欲しいと思いますが、私などは、そういうところまで追い込まれていないから言えるのかもしれません。
 白鷺と川鵜も、不思議そうに首を傾けて見ているように思えました。

2009年03月30日 »

2009年03月29日

春祭

今日だけは地蔵粧して春祭

 毎年3月の最終日曜日に、秩父鉄道野上駅からほど近い、長瀞の六地蔵の縁日が行われます。
 縁日といっても、露天が出るわけでもなく、地元の人々がテントを張って、持ち寄った手料理と用意された酒を酌みかわし、親睦を深めるお祭りです。
 普段は道の端にひっそりと立っているお地蔵さんですが、今日だけはおめかしして、綺麗に飾られます。
 ここの桜は一番早く咲くといわれていますが、温暖化の為か他の桜も咲き始めているか、蕾が膨らんでいます。
 3月の最終の日曜日という縁日の開催日も、後数年経つと早まるかもしれません。

2009年03月29日 »

2009年03月28日

雪柳


雪柳風に任せて揺れ光る

 庭の雪柳が咲き始めました。
 このところ出掛ける機会が多く、ゆっくり花を観賞する事もありませんでしたが、ふと落ち着いて見ると、雪柳の白い可憐な花が風の吹くままに揺れていました。
 私も雪柳のように、自然の成り行きで生きたいものです。

2009年03月28日 »

2009年03月23日

たんぽぽ

たんぽぽや咲いて客人もてなせり

 今日は彼岸明けで、最後のお客が仏様を拝みに来てくれました。こういう機会でしか会えないお客なので、随分長いこと話し込んでいました。
 帰りがけに車に乗ろうとする側の雑草の中に、一輪のたんぽぽが咲いていました。また一頻り春が来た話とか、随分暖かくなって楽になったとか、たんぽぽの花を話題にして車に乗り込みました。

2009年03月23日 »

2009年03月22日

黄水仙

手みやげの一つは庭の黄水仙

 連休が終わって、遊びに来ていた孫一家が帰りました。畑の野菜や地元のお菓子などをおみやげに持たせましたが、庭に咲いた黄水仙の花束も車のドリンクボックスに立てられていました。
 ホッとしたような、淋しいような、じじばば二人だけの夜です。

2009年03月22日 »

2009年03月21日

馬鈴薯植える

馬鈴薯を玩具並べる如く植う

 お彼岸になったので馬鈴薯を植えました。ちょうど春休みで遊びに来ていた孫に、一畝だけ手伝って?もらいました。
 半分に切った断面に草木灰を付けて防腐、殺菌をして植えます。体験学習のつもりでしたが、玩具で遊ぶように並べ、土を掛けるのも遊びの一環で、最後には「花咲子供?」のように、余った草木灰を辺りにまき散らしていました。
 この一畝は、特に気を付けて管理する責任を負わされたようです。

2009年03月21日 »

2009年03月20日

彼岸とSL

秩父路に警笛響くお中日

 十二月から運休していたSLパレオエクスプレス号が、今日から運転を再開しました。久し振りに聞く警笛の音は、お彼岸のせいもありますが、哀しい響きに聞こえました。

2009年03月20日 »

2009年03月19日

合格通知

封を切る胸高まりて合格す

 二月十四日に受験した「ちちぶ学検定」初級の合格通知が郵送されてきました。
 何十年ぶりに受験を経験しましたが、適度の緊張感を味わいました。出来は今一と思っていましたが、マークシート方式だったので、賭のように記入した内容がたまたま合っていたようです。
 来年、上級試験を予定していると案内がありましたので、惚けた頭をフル回転して、受験しようかと思っています。

2009年03月19日 »

2009年03月18日

卒園

幼子のハンカチ濡れて卒業す

 上の孫の卒園式がありました。ついこの前に年少さんで入園したと思ったら、もう卒園して、四月から小学校に行く事になりました。
 園児も、先生も、父兄もハンカチを目にする場面がいくつもありました。孫も普段の反抗期の突っ張りが嘘のように泣いていました。卒業は幼い子供でも、やはり何かを感じるようです。

2009年03月18日 »

2009年03月16日

春の霜

作付けの手順狂いぬ春の霜

 今朝も霜が降りました。梅の花がやっと満開になり、やっと春本番と思いきや、寒い朝が続いています。
 馬鈴薯の植え付けの為に畑の準備は済んでいますが、遅霜が心配なので、もう少し後に予定を変更しました。

2009年03月16日 »

2009年03月15日

桜草

ふんわりと日にぬくもれる桜草

 桜草が咲き出しました。今朝は霜が降りていましたが、日中は暖かい日差しが桜草に降り注いでいました。 
 この一週間忙しい日々を過ごしました。久し振りに何もしないでゆっくりと過ごせました。
 心身共にリラックスできた貴重な一日でした。
 

2009年03月15日 »

2009年03月14日

坂東三十三観音小田原勝福寺

先急ぐ祈りの浅き夕遍路

 坂東三十三観音五番小田原勝福寺です。曽我兄弟が仇討ちの成功を祈った仁王門等、歴史を感じさせるお寺です。 
 本堂の前に、二宮金次郎の本尊礼拝の像がありました。十四歳の時に、旅僧の訓読する観音経に深く感じ、「利他」に生きる事を決意したとありました。真剣に祈っている姿が印象的でした。
 それに比べて、宿を鎌倉に予約していた為、夕方が近付くと、気持は鎌倉に飛んでいて、真剣に祈る事をしなかった私は恥ずかしい限りです。
 

2009年03月14日 »

2009年03月13日

坂東三十三観音巡り神奈川編

相模路の坂東遍路二人旅

 坂東三十三カ所観音は一都六県にまたがっています。昨年秋に日光を旅行した時に、たまたま立ち寄った中禅寺の立木観音に魅せられ、納経帳に御朱印を頂いたのが始まりです。
 秋以降何かと忙しく、そのままになっていましたので、妻と三十三カ所巡りを再開する事にしました。
 神奈川ルートは鎌倉を中心に九カ所あります。弘法大師様と同行二人の旅に出発しました。
 

2009年03月13日 »

2009年03月12日

鎌倉大仏

一心に祈る人あり古都の春

 11日、12日と、坂東三十三観音巡りで、神奈川ルートの九ヶ所のお寺を巡ってきました。
 その途中で、鎌倉の大仏様にもお参りしてきましたが、一人の外国の女性が、コンクリートに跪き、長い時間ひたすら祈っていました。大仏様は、優しいお顔で見下ろしておられました。
  

2009年03月12日 »

2009年03月10日

風光る

水の上に日の色返し風光る

 今日は久し振りに晴れて暖かい一日でした。夕べの雨が駐車場に水溜まりを作っていました。太陽がキラキラ輝いていました。
 遅まきながら、山国にも春がやってきたようです。

2009年03月10日 »

2009年03月09日

分け合う

畑打つは菜を喰う鳥の去りし後


 畑に残った冬菜を全部抜いて、春の野菜を植える準備で、畑を耕す時期になりました。葉の良いところだけを味噌汁に入れたり、浅漬けにします。
 ちょうど二~三羽のヒヨドリが来ていてカブの葉を一生懸命啄んでいました。まだ山は芽吹きには早く、餌となる実もないのでしょう。少しはヒヨドリに分けてやり、ヒヨドリが飛び去ってから畑を耕す事にしました。

2009年03月09日 »

2009年03月08日

春祭り

直会の酒こそ嬉し春祭

 三月の第二日曜日に近くの神社で春祭りが行われます。普段交流が途絶えがちな近所の人が集まり、式典が行われますが、その後に行われる直会という懇親会が、変化の少ない山国の一つの楽しみです。子供の頃にはお日待(おひまち)と言って、どこの集落でも行われていた懇親会が、世代交代と共に廃れていく中、残されている数少ない小さなお祭りですが、伝える人がだんだん高齢になっていく中で、伝承の難しさを痛感しております。

2009年03月08日 »

2009年03月07日

渓流釣り解禁

解禁の竿に届きし遅春かな

 仕事前に昼食の為に立ち寄る荒川の河川敷です。いつもは多くても2~3台しか駐車していない場所に、駐車スペースがない程、車が止まっていました。川の中では大勢の釣り人が思い思いに竿を振っていました。帰宅してから見た秩父漁業組合のホームページには、今日が渓流釣りの解禁日とありました。この栗谷瀬橋には60人、この上流を含めると、500人の人が訪れたとありました。水温は7℃ともありましたが、こういう風景を見ると、春が近い事を感じます。

2009年03月07日 »

2009年03月06日

春寒し

春寒し雨降り暮れる色はなほ

 朝からずっと冷たい雨が降っていて、今もまだ降り続いています。。やっと咲き出した梅の花も、冷たい雨に濡れていました。そんな景色を見るとよけい寒さを感じます。
 なかなか訪れない春です。 

2009年03月06日 »

2009年03月05日

啓蟄

啓蟄や闇から出たき人の世も

 今日は啓蟄です。地中に住む地虫や蟻、蛇などが地上に出る季節だそうです。虫達は正直に生まれてきますが、摩訶不思議なのは人間社会だけです。失言や酔っ払い記者会見、政治資金規正法違反etc。党派を超えて醜い争いが繰り広げられています。まるで真っ暗闇の中です。早くこの暗闇の穴から抜け出したいものです。

2009年03月04日

春の雪

学童のはしゃぐ声来る春の雪

 夕べから降っていた雪も朝には止んでいました。何時もより遅い時間に、集団登校の子供達が坂道を下りて来ました。久し振りの雪に、子供達の楽しそうな声が響いていました。
 大雪という予報でしたが、以外と少なく、子供達の登校にもあまり支障はないようです。

2009年03月03日

雛祭り

病む義母に写真で運ぶ雛飾り

 義母が大切にしている大正時代のお雛様です。今年も飾ることは飾りましたが、義母は入院していて直接見る事は出来ません。せめて写真に撮って義母の枕元に飾り、雛祭りをやりました。

2009年03月03日

紙の雛

子の作のいくらか栄えし紙の雛

 幼稚園の年長組になった孫が、紙のお雛様を作りました。去年まではお雛様の絵を描いて、切り取って別の紙に貼り付けるだけでしたが、今年は台座も出来ていて、少しは成長したようです。
 3月2日に、一日早い雛祭りをやりました。

2009年03月01日

春耕

耕せばガチリと火花また飛びぬ

 梅の蕾もまだ硬いままですが、馬鈴薯を植える準備で畑を耕しました。数年前に山の土を入れたので石が多く、耕すたびに石を拾いますが、まだ残っているようです。鍬を振ると、ガチリと手に響き、火花が散る事もしばしばです。