2009年08月31日

芋の露

いくたびも葉表滑る芋の露

 台風11号の影響で雨が降り続いています。
 半月位雨らしい雨がなく、野菜や花が萎れてしまい、朝晩の水遣りが日課でした。里芋は、大きな葉を広げて、太陽の光から根元を守っていますが、乾燥が苦手で、何枚かの葉は黄色く枯れ、倒れてしまっていました。
 昨日からの雨が恵みの雨となりました。倒れかかった葉が蘇り、首を擡げてきました。大きな葉で雨を受け止め、時々溜まった露を零していました。

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2009年08月30日

衆議院選挙

投票を済ませて消えぬ秋思かな

 夜遅くなるかもしれないので、仕事に行く前に、衆議院選挙の投票を済ませました。昨日は選挙の結果がどうであれ、泰然自若としていなければと思っていましたが、いざ投票を終えてみると、サッパリとした気持ではなく、心が晴れません。台風接近や、新型インフルエンザ蔓延の事もありますが、それ以上に、混沌とした、格差の大きい世の中になってしまったからでしょうか。
 民主党大勝の速報ですが、私達の任務はこれで終わったのではなく、今日からは良い世の中になるように、新政権を監視していく必要を感じます。

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2009年08月29日

芭蕉

泰然と空に向き合う芭蕉かな

近所の家の芭蕉が今年も大きくなりました。屋根さえも被うほど大きな葉です。午前中は晴れていましたが、午後から曇ってきて、夜は雨の予報です。
 明日は衆議院選挙で、戦後の歴史が変わるかもしれない情勢ですが、大空にそそり立つ芭蕉は、泰然自若としています。
 どういう結果になるにしろ、私達も泰然としていなければいけないよと言っているようです。
 

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2009年08月28日

残暑

行楽の人去り残る暑さかな
 
 夏休みも終わり、こちらでは今日から新学期です。子供達は前と同じで、ワイワイ言いながら学校に向かって行きました。
 仕事前に立ち寄る荒川の河原は、この間まで家族連れや、カヌーを楽しむ若者で賑わっていましたが、今日は人影はありませんでした。
 人影のない残暑厳しい河原には、行楽客が残していったゴミが散乱していました。

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2009年08月27日

秋海棠

秋海棠夕日に茎のなほ紅し
  
 雨がずっと降っていないので、菜園の野菜や植木が干上がっています。夕方、ホースを出して、水遣りをしました。
 ふと塀際を見ると、今年も秋海棠の花がひっそりと咲いていて、夕日に照らされて、茎が余計紅く染まっていました。
 秋海棠の花は下向きに咲くので、何となくひ弱そうに見えます。ホースで直接掛けるのが憚られて、最後にジョーロでそっと掛けました。
 秋海棠が咲き出すと、秋を感じます。 
 
 

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2009年08月26日

見沼通船堀閘門開閉実演

江戸の知恵見せる堀端秋涼し

 昔の職場の仲間と、1ヶ月に1回のペースでハイキングをしていますが、今回は見沼通船堀閘門開閉実演が行われる、浦和(さいたま市)にしました。
 徳川吉宗の命によって行われた新田開発事業の際に、江戸までの通船によって米を運ぶ為に、木製の関(閘門)によって川を堰き止めて、上の関と下の関の3㍍の水位差を克服する仕組みです。
 この実演を見る為に、大勢の人が訪れていました。人の頭越しに三脚を伸ばして、やっと撮影できる状態でした。
 人は大勢いましたが、比較的涼しい風が吹いていました。
 

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2009年08月25日

葛の花

葛咲くや工事を急ぐ校舎脇

 夏休みも後一週間となりました。仕事前に立ち寄る荒川へ降りて行く道の横に、皆野中学校があります。その校舎脇で、葛の花が咲き始めました。
 夏休みを利用して、校舎の修理と、歩道の新設工事が行われています。夏休みのはじめは、のんびりと工事をしているように見えましたが、秋の七草が咲き、休みも後一週間となった今、工事が急いで行われているように感じます。
 明日は昔の職場の仲間と、さいたま市の「見沼通船掘閘門開閉実演見学とと暑気払いのハイキングに行ってきます。
 
 

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2009年08月24日

朝顔

朝顔や見たいと言う児去りて咲く

 種を遅く蒔いたので、今朝顔が次から次ぎへと咲いています。
 先週遊びに来ていた孫が、朝顔を観察すると張り切っていましたが、蕾が出来ただけで、花は開きませんでした。
 19日に帰って行きましたが、帰った後で朝顔がどんどん花を開いています。
 メールで写真を送ってやろうかと考えています。

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2009年08月23日

処暑

処暑の山はや吹く風の心地よし

 処暑とは言え、今日も暑い日でした。キャベツの植え付けや池の掃除をしていると、汗がぼたぼた落ちました。
 夕方、武甲山の登山口まで延命水を汲みに行きました。水を汲み終えて、ふと辺りを見ると、薄の穂が出ていました。時折風がそっと吹いてきましたが、涼しさを感じる風でした。

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2009年08月22日

木の葉隠れの術

草陰に姿隠せぬ飛蝗跳ぶ

 荒川の河原の雑草が動いたように見えました。近付いて良く見ると、それは飛蝗でした。
 保護色になっていて、良く見ないと分からない程でした。こうして身を守っているのでしょうが、見事な木の葉隠れの術に感心しました。 
 もっと近寄って、クローズアップ撮影をしようとした途端、跳んで行ってしまいました。
 木の葉隠れの術が見破られたと思ったのかもしれません。

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2009年08月21日

蓼の花

川渡る風に揺られし蓼の花

 東京は31℃と言っていましたが、こちらの温度計は今26℃です。心なしか風も秋を感じるようになりました。
 荒川の河原で蓼の花が咲いていました。川面を渡ってくる風は心地よく、その風に、蓼の花もゆっくりと揺れていました。

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2009年08月20日

蔓茘枝

疣疣に苦さ覚ゆる茘枝かな

 胡瓜やトマト等の夏野菜はピークを過ぎ、代わってオクラやモロヘイヤ、茘枝が主役になりました。
 黄色い花が最初に咲き出した頃は、天候不順で太陽が顔を見せず、このまま育たないのではないかと心配しましたが、天気が回復すると、花が次々に咲き、赤ちゃん茘枝はどんどん育ってきます。
 育った茘枝は疣疣も青々としていて、いかにも苦瓜という別名が似合うように思えます。

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2009年08月19日

オクラ

 オクラ食うネバネバ嫌う子を前に

 アフリカ原産といわれ、太陽の似合うオクラですが、このところ晴れの日が続き、莢もずいぶん採れるようになりました。この莢を軽く茹でて細かく刻み、鰹節と醤油をかけてかき回すと、納豆のようになります。
 孫とカルタをやると、「ヌルヌル、ネバネバ、オクラに納豆」という一枚があります。孫はこれを良く覚えていて、ほとんど取ります。ではオクラが好きかと言えば、オクラを前にすると、カルタの言葉を大きな声で唱え、顔をしかめます。
 大人でも好き嫌いがあるので仕方がありませんが、夏バテ防止と、食物繊維が豊富で、便秘解消になります。
 遊びに来ていた孫も、今夜帰りました。顔をしかめるのを前にして、笑いながらオクラを食べていましたが、明日からは、静かにオクラを食べる事になりそうです。
  
 

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2009年08月18日

秋耕

季節はや子の手も借りて秋耕す

 遊びに来ていた小学校一年生の孫の手を借りて?、大根を蒔く準備で畑を耕しました。ビニールマルチを敷いてから、種を蒔きますが、もう秋の耕しの季節なのかと思いながら、私も孫も、汗びっしょりになって作業を続けました。
 大根が芽を出し、太くなっていくのはかなり先の事ですが、その時々の様子をメールで送ってやろうと思っています。

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2009年08月17日

燈籠

墓燈籠灯り祈りの時行きぬ
 
 8月16日、秩父聖地公園で第41回あんどん祭りが行われました。それぞれの墓の前に、数え切れない程の墓燈籠が灯され、卒塔婆のお炊き上げと、打ち上げ花火が夜空を染めました。
 私達も、義母と義弟の法事を済ませて帰ってきました。富山の新盆を終えて、孫一家も立ち寄りました。
 この公園には、近所の人も親戚の人も眠っています。写真俳句ブログの方のご家族も眠っているという事を、前に知りました。
 それぞれの場所で、それぞれの家族が亡き人の事を祈っていると思いますが、広島、長崎、終戦、お盆の祈りの8月も、もう半分過ぎました。
 お盆が過ぎると、山国には秋の気配が急ぎ足でやってきます。

 ※ 出掛けておりまして、写真俳句もお休みしておりましたが、今日からまたお世話になります。よろしくお願いいたします。

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2009年08月12日

盆支度

盆支度済みて亡き人思ひ出づ

 今年もお盆になりました。今日仏壇を清め、盆支度を整えました。
 普段は亡き父母の事も忘れがちですが、盆支度を終えて、静かに仏壇に向き合うと父母が心の中に蘇ってくるようです。
 今年は義母と義弟の新盆なので、船橋の方へ出掛けなければなりません。父母の霊が帰ってきても誰も迎える人はいませんが、お盆が終わってからでも、お墓に報告に行くつもりです。

※ 出掛けますので、写真俳句をお休みさせていただき、お盆が過ぎたらまたお世話になりたいと思います。よろしくお願いいたします。

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2009年08月11日

台風一過

台風一過久々空の深さ知る

 台風9号が多くの死者と被害を残して通り過ぎていきました。おまけに震度6という地震もあり、踏んだり蹴ったりの朝でした。
 こちらは幸い被害もなく、前線を台風が運んでいったらしく、午後からは忘れかけていた青い空を見ました。
 ただ被災された方も多く、手放しでは喜べない気持です。
 心より御見舞い申し上げます。
  
 
 

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2009年08月10日

台風来る

台風の雲来る前の医者通い

 台風9号が各地に被害をもたらしながら近付いているようです。
 二ヶ月に一度、検査を兼ねた通院をしていますが、今日が予約した日。雨が上がった合間に病院に行きましたが、空を黒い雲が通り過ぎていきました。
 待合室でも、台風が来る前に急いで来たというお年寄り同士の会話がありました。
 

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2009年08月08日

南瓜

自生せし南瓜地を這い実を結ぶ

 冬の間、生ゴミをコンポスターに入れて、自然堆肥を作っています。何カ所か移動しましたが、その一カ所から5月のはじめ、何本かの芽が出ていました。放っておくと本葉が出てきて、カボチャだと分かりました。元気の良い苗を一本だけ残すと、やがて蔓を伸ばして、花が咲き、実を結びました。
 南瓜は肥料食いと言われていますが、自然の堆肥が効いたようです。天気もあまり良くない時期でも、それなりに大きくなる、植物の生命力を見たような気がします。

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2009年08月07日

立秋



また雨ではじまる朝や今日の秋

今日から暦の上では秋ですが、今朝も雨が降っていました。昼前から雨はあがりましたが、蒸し暑く日差しのない梅雨のような天気です。夕方から雷雨になり、埼玉県全域に大雨、洪水警報が出たと予報していました。
 秋は青空が似合いますが、青空が待たれる立秋です。
 台風8号が猛威を振るっていて、先島諸島が暴風域と報道していました。あまり被害が出ないことを祈りたいと思います。

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2009年08月06日

夏終わる



雨のことばかり気にした夏終わる
 
 昨日はなかった場所に空蝉がありました。遅れて生まれたものと思います。その向こうには、ヤブランが咲いています。
 雨ばかり降っていた夏は過ぎ、明日は立秋です。
 この蝉も、明日からは秋の蝉と呼ばれますが、短い生涯を精一杯鳴いてほしいと思います。

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2009年08月05日

百日草

百日草曲がり立ちをり日の方へ

 去年の秋、近所の人から百日草の種をいただき、初夏に蒔いてみたら花が咲きました。
 花期が長く、夏の末から晩秋の頃まで咲くので、この名があると説明がありました。
 ここ二、三日は、2回目の梅雨明けをしたように、暑い日が続いています。雨に濡れて茎が曲がってしまった百日草が、太陽に向かって起きあがりました。

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2009年08月04日

青柿

青柿の落つる音して振り返る

 柿の実がだいぶ大きくなってきました。去年は鳥にあげる位しか実りませんでしたが、隔年結果なのか、今年は鈴生りになっています。
 摘蕾と摘果をしなければならなかったのに、そのままにしてしまいました。案の定、生理落果をはじめました。
  今日、何年ぶりかで、蛇が庭を這っているのを見ました。近所の家にマムシがいるという話を聞いていたので、緊張しながら蛇が消えて行くのを見守っていました。
 その時、ボトリという音がしたのでドキリとして音のした方を見ると、青柿が落ちていました。
 鈴生りの柿が全部残ればいいのですが、赤くなる迄に、かなりの数の柿が落ちると思います。

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2009年08月03日

ペチュニア

日あたりてペチュニアやっと耀へる

 ペチュニアの花が咲きました。一度刈り込んで暫くは花がありませんでしたが、日にちが立つとまた咲き始めました。
 今日は久々太陽が顔を覗かせました。雨にぬれて冴えなかったペチュニアの花が、日にあたって生き生きとしていました。
天候不順の影響がだんだん出てきたようです。野菜の値段や行楽地の人出にも影響が出ていると報道されていました。
 太陽の偉大さと、ありがたさを実感しました。

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2009年08月02日

昼寝

止まぬかとまず空を見る昼寝覚

 8月に入ってからも、毎日どこかの時間帯で雨が降っています。
 そろそろ大根やキャベツなどの種蒔きの時期ですが、土が湿っていて畑作りができません。
 今日は仕事が休みだったので、畑を掘り返そうと予定していましたが、朝から雨。
 晴耕雨読といくべきところですが、体も何となく怠いし、気持も萎えているので、何も考えずに少し昼寝をしました。
 昼寝から覚めてもまだ雨が降っていました。昼間、久し振りにテレビの前に座り、石川遼選手の優勝の瞬間を見る事ができたました。

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2009年08月01日

傷ついた金魚

傷残る金魚めげずに生き残る

 過ぎし冬、青鷺が金魚を銜え飛び立とうとした時、妻がちょうど用事で玄関を開けました。自分より大きく感じたと言っていましたが、青鷺も慌てたらしく、銜えた金魚を池の外に吐き出して逃げていきました。まさに間一髪の出来事でした。
 投げ出された金魚を、妻が急いで池の中に放り込みました。金魚は赤い色素がずたずたにされて、白い肉を引きずって泳いでいました。多分死んでしまうだろうと覚悟していました。
 半年過ぎた今、傷口に少しずつ赤い色素が戻ってきましたが、まだ完全ではなく色褪せています。
 それでも生き延びた金魚は、他の元気な金魚と撒いた餌を争っています。 
 今日から8月。愚図ついた天気が続き、体調も、気分も優れませんが、負けずに頑張れと、勇気付けられるようです。 

2009年08月01日 »