2008年03月31日

白木蓮

近所の木蓮が咲き始め、望遠レンズでぐっと引き寄せて、花の盛りを
味わうことが本当に短い、この淡い白さの表現にも挑戦しました。
この純白でない淡くゆらぐ白さに、癒されました。   043

         木蓮の白さあえなし空の色

         白木蓮行き交う人に諭すかな

         白蓮のともしび仰ぐ夕まぐれ
         ☆snowdrop さんから新しい視点をいただきました。

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2008年03月30日

剣池(飛鳥)の糸柳

橿原神宮駅から飛鳥を目指して真東へ10分ほど歩きますと剣池に
辿りつきます。剣池の土手には柳の新芽と花があり、ほとんど風は
なく水面は鏡のようになっていますが、ゆらゆらと揺れながら春陽を
満喫しているように感じました。

好きなことばに、”怒りは無智、泣くは修行、笑いは悟り”があり、
心がけてはいますが、なかなか実践できていません。
これは、竹脇無我が神田正樹の母である旭輝子から贈られた言葉
だと聞きます。

池の向こうには第8代孝元(こうげん)天皇の御陵があります。   042

         糸柳ゆらめき映す水面かな

         糸柳怒りは無智と教えられ

         花あれど怒りの果ての不貞寝かな
         ☆よし さんから新しい視点をいただきました。

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2008年03月29日

雪柳(2)

写真を眺めていますと、
初々しいカップルが、互いの距離を保ちつつ、
歩幅も意識しながら、麗らかな春風の中、ただただ
あてもなく一緒に歩いている情景が湧き出てきました。

注目している花の蘂にピントをあわし、特に手前の花は
完全にぼかして溶かしました。マクロレンズの特徴を
おおいに活用しました。   041

         風ひかり並み足聞くや夢心地
         ☆”風光る”  一度、使いたいと・・・・・

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2008年03月28日

雪柳

雪柳の写真を見て、春さきに似合う洋服や小物の柄に
見えてきました。
いつも世話をかけている妻にプレゼントするなら
妻がちらっと目に留めた品など、そっと手渡せたら
最高ですね。
しかし、実現できないまま日々が過ぎて・・・・・   040

         打見やる衣あげたし雪柳

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2008年03月27日

木瓜童子

自宅には木瓜が3種類あり、紅い木瓜も咲き始め
花びらが瑞々しい蕊を包み込むように咲いていました。
写真のような上生菓子で、”ねりきり”という和菓子を
創ればよく売れると・・・・・・・   039

         母想い微睡みいるや木瓜童子

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2008年03月26日

ほっこり

草引きの途中、温い沓脱ぎ石に腰掛け、木瓜の花を眺めていたら
カメラに収めたい丁度いい花が見つかりました。
その後、写真にしてみたら、美味しそうな和菓子に思えてきました。
町内には、行きつけの老舗の和菓子屋があり、無性にいただきたく
なりました。
上生菓子の中で、特に”ねりきり”という和菓子を・・・・・・   038

         木瓜ほっこりお抹茶ふくみてひと休み

         まほろばの大和に座して茶を喫す
         よし さんから新しい視点をいただきました。

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2008年03月24日

恋路

三輪の檜原神社近くの井寺池からは、大和三山のうち耳成山だけが見えます。
この井寺池で、二羽の鴨が耳成山に気づかれないように、密かに愛を育んで
いるように思えました。

香具山は 畝傍ををしと 耳成と 相争ひき 神代より かくにあるらし
 古も しかにあれこそ うつせみも つまを 争ふらしき
 中大兄皇子(万葉集)

まほろばは、「雄雄し」説を気に入り、耳成山と香具山が女で、畝傍山が男としています。   037

         耳成にひそみ春辺の道行くや
         ☆耳成(みみなし)、畝傍(うねび)

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2008年03月22日

僕と君

稲渕や甘樫丘の菜の花は、まだまだという感じですが
日当たりのいい職場では、ほのぼのとした光景が
楽しむことができます。   036

         春うららいくいく年に僕と君

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2008年03月20日

神創り

三輪の檜原神社からは、二上山(二神山)と箸墓古墳(約280m)を望むことができ、
あまけに、お彼岸の頃には夕日が二上山に沈むという場所・・・・・・・
また、箸墓古墳は卑弥呼の墓であると言われ、いわゆる邪馬台国近畿説でも有名で
日本書紀には「日中は人がつくり,夜は神がつくった」と記載されています。   035

檜原神社近くの井寺池には、初老の方が夕焼けを撮るためにすでに待機しておられ
仲間に入れてもらい、一時の間楽しい写真談義をあれこれとさせていただきました。

         神創り薄暮漂う卑弥呼かな

         国中の神創りしや春薄暮
         ☆国中(くんなか)・・・・・奈良盆地一帯

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2008年03月18日

稲渕の綾

棚田(稲渕)の一角に、紅白の梅が数本植えてあり、
すでに満開になっていて、春賑やかでした。
古木の白梅を中心にして、若木の紅梅などをぼかし
ながら、背景として撮影しました。   034

         綾かさね衣もかるしみつる春

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2008年03月16日

八釣の薄暮

飛鳥の八釣は、稲渕と同じように、まほろばの
お気に入りの里です。
この里に行けば、きっと何かが待っていてくれ
そうな気がします。

この日は、春の夕焼けを期待して行ったのですが
期待はずれで、もう!帰ろうかなと思ったころから
この展開が始まりました。
飛鳥坐神社・畝傍山・二上山とのシルエット、
そして薄暮の重なりが・・・・・・   033

         まほろばのとろけし春の薄暮かな

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2008年03月14日

朝風峠

以前から欲しかった、ある35mmレンズをやっと入手し、こころが
軽やかになりました。試し撮りがしたくて、春の稲渕へ行きました。
そして、朝風峠を望みましたが、棚田は確かに春に向かって動いています。
新しいレンズは、趣の違う真新しい歳時記でしょうか?!   032

         春の風雲かるく棚ほぐれけり

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2008年03月12日

犬ふぐり

飛鳥の畦道で、カメラをできるだけ低くできる場所を探し
撮影しました。ここまでカメラを低くすれば、カメラに
土がつきそうでした。でも、大きな春を見つけることが
できました。   031

         土匂いこれぞ秀花や犬ふぐり

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2008年03月10日

棚おこし

啓蟄のころ、稲渕に行って棚田が春を待つ風景を撮影した
のですがなかなか句ができなくて、庭の草引きをしていて、
やっと句らしきものができました。

昼下がり、かみの棚田の畑を起こすために、自転車を押していく
元気な里人を認めたので急いでシャッターを押しました。   030

         せまる春 一畝ばかり とことこと

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2008年03月08日

楚々の里

稲渕の棚田は、ただただ春の到来を待つだけに
なっています。菜の花が棚田を覆い尽くす季節が
もう!そこに・・・・・・・・

菜の花の季節になれば、ほんとうに多くの
カメラマンがここ稲渕に来られます。

まほろばは、今の人のいない稲渕のほうが好きなのかな?!   029

         楚々の里なべて待ちたる春たより

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2008年03月06日

跡の白梅

自宅から、ちょこっと行ったところに”藤原宮跡”があり
藤原宮跡の6割ほどが国の特別史跡に指定されて
史跡公園になっています。
そこの白梅を撮ってきました。
(一辺が1kmのほぼ正方形)

694年に飛鳥から遷都され、710年に平城京へ
遷都されるまでの16年間、日本の首都だったようです。
(持統・文武・元明の三天皇の期間)    028

         藤原の香り織りつぐ跡の梅

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2008年03月04日

栢森の女綱

稲渕から上がること、約2kmのところに女綱があり、
稲渕の里と栢森の里との丁度中間地点にあります。
やはり、ここまで来ると、ほとんど人影はありません。

栢森の神事の特徴は、毎年 1月11日に、全体を
仏式で行い、福石と呼ばれる石の上に祭壇を設けて
僧侶の法要の後、飛鳥川の上に女綱を掛け渡します。

一方、飛鳥川下流の稲渕の神事は神式で行う
ことが特徴です。
飛鳥の時代から受け継がれてきたのでしょうか?!   027

         襟ただすひそと張りにし千の春

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2008年03月02日

稲渕の男綱

         男綱永久に堰かな春の里  

         ☆堰 (せき)

石舞台から南へ飛鳥川沿いを上がっていくと、稲渕・栢森があり、
この地区に伝わる正月行事の綱掛神事があります。
地元では「オツナサン」と呼ばれ、子孫繁栄、五穀豊穣を祈るとともに、
悪疫などこの道と飛鳥川を通って侵入するものを押し止め、住民を
守護するための神事といわれています。
まさに、綱は清浄な領域と普通の領域との区切りの ”結界” でしょうか・・・・・

稲渕の綱掛神事は1月14日(月)成人の日に、稲渕の神所橋にて
神式で行われました。

この日の稲渕は、なごり雪が降りしきっていました。
カメラがかわいそうなので、車の窓を開けて撮影しました。   026

         なごり雪一途に守り男綱  

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