2008年08月31日

檜原神社 ( 山辺の道 )

大神神社から山辺の道がはじまり、小一時間ほどで、狭井(さい)神社
玄賓庵を経て、檜原(ひばら)神社 に辿り着くことができます。
この檜原神社は、大和国中(くんなか)が一望でき、さらに眼下に
箸墓の森や美しい二上山(二神山)の姿も眺めることができる台地に
あります。
また、万葉集などで『三輪の檜原』と数多くの歌が詠まれた場所でも
あります。

天照大御神(あまてらすおおみかみ)を祀る伊勢神宮の内宮が
ありますが、檜原神社は天照大御神を祀っていた時代があり、
この神社は「元伊勢」の名で広く親しまれ、高い社格をいただいて
います。また、檜原神社には本殿はありません。

春分・秋分の頃、この檜原神社の注連(しめ)鳥居からの夕照は
たとえようもない美しさがあります。
まだまだ日が高いうちに、ここを去らなくてはいけませんでした。   125

        夕照の二神こがれ秋の風
        ☆二神 ( ふたかみ )・・・・・・二上山 < 二神山 > ( にじょうざん、ふたかみやま )

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2008年08月29日

灸花

日本国内では、政治をはじめ、しゃきっとしなし、情けないことばかり、
世界のあちこちでの物騒な出来事、こころが萎えてしまいます。
衆生のなかで、最も愚かもの、それは ・・・・・・   124

       灸花据えてやりたし空け者
       ☆灸花 ( やいとばな ) 、 早乙女花 ( さおとめばな ) 、 屁糞葛 ( へくそかずら )

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2008年08月27日

昼顔の絆

実家の空き地を、定期的に草刈り機で刈るのですが
毎年咲いてくれる昼顔があります。
一度、庭でも昼顔を楽しみたいと種を探したのですが
見つかりませんでした。
昼顔は結実することは希で、地下茎で増えると聞き、
だから種は見つからなかったのだと納得しました。

まほろばも同じように、目には見えないところでの
繋がり(おかげさん)があって今あるのだと・・・・   123

        昼顔のほだし絆され今盛り

        昼顔をひるがえしたや紙風船
        ☆ snowdrop さん から新しい視点をいただきました。

2008年08月23日

国中 ( くんなか )

大神神社(おおみわじんじゃ)は、大和の東南に位置する円錐形の 優美な山、三輪山そのものを御神体として、
大物主神を祀る神社です。 <写真の右端の山> その三輪山の真上に、形のよい綺麗な雲の峰ができたので、
車を 走らせ、飛鳥時代から広がる青田の撮影ポイントに辿り着きました。 このポイントは民家も少なく、
三輪山が綺麗に眺めることができる お気に入りのところです。   122

        国中の千千の青田面三輪の山         
        ☆国中 ( くんなか ) ・・・・・ 奈良盆地一帯の称。         
        ☆千千 ( ちぢ )    
  
             
      
       ☆20mmのレンズ(30mm相当)を使いました。

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2008年08月22日

小鷺の技

足の指にあたる部分が黄色いので、小鷺だと思っています。
首を竦めながら、ワイヤーにバランスよく留まって、魚やカエルを
捕食するところでしょうか。

小鷺はかなり魚とりの巧者と聞きます。獲物をとらえる時は
足でつつくようなしぐさをしたり、羽で影をつくって魚をおびき
寄せる行動をとります。   121

        影仕立てしかと定めし秋の幸

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2008年08月21日

菜の花畑の今 (飛鳥の稲渕)

今年の4月6日に紹介しました稲渕の菜の花畑は、今はこのような
たくましい青田になりました。順調に育っているように見えますので、
稲穂が垂れるころが楽しみです。

まほろばは、一つのことを一途にやってしまう癖があり、今までも
数々の失敗をしてきました。一途にしてきたからこそ、当然、
いいこともありました。稲渕の棚田を見て、”くねり”ながらしなやかに
前に進むのもいいなぁ~と、歳ですし・・・・・   120

        うらうらとくねて時過青田かな
        ☆時過 ( ときすぐ )

       ☆比較のために4月6日の写真もアップしました。

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2008年08月20日

木槿 ( 飛鳥の稲渕 )

木槿は7月上旬から咲き始めるので、当初、”木槿”の季語は
夏とばかり思っていました。しかし、歳時記や皆さんの俳句を
拝見していて季語は秋だとわかりました。

底部だけが赤い底紅が、ちょうど居間から見えます。流石に、
真夏の花数は減り大きさも小ぶりなりました。
木槿は正直なもので、朝夕が涼しくなれば花数も増え、色つやも
でてきました。木槿の花も今暫く楽しむことができます。

この木槿は、稲渕の農道脇の畦に咲いていて、9時ごろまでは
山陰になっています。
木槿との関わりも、蜘蛛の糸程度でしょうか?!   119

        嫁ぐ日の影踏むばかり木槿かな
        ☆影踏むばかり ・・・・・ きわめて近いことのたとえ 

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2008年08月19日

気まぐれ入道雲

俳句に関心を持つようになり、雲の峰 (入道雲) の形や大きさを
意識するようになって眺めるようになりました。快晴の昼下がりごろから
入道雲は目を見張るような勢いで大きくなり、気がつけば実に表情の
豊かな雲の峰になります。

立秋を過ぎた、快晴のある日の午後、じっくりと入道雲を観察する
機会をえました。雲の形や濃淡、また色合いも微妙に違い、観賞
する価値は十分にありますね。   118

        気まぐれや我が物顔の夏の雲

        五輪すみ 白き胸板 奈良二郎
        ☆snowdrop さん から新しい視点をいただきました。
        ☆奈良の方角に出る入道雲を奈良二郎と呼ぶそうです。

午後3時の撮影
目を離した間に形が変わり、その成長する勢いに心が動きました。


    ☆50mmのレンズ(75mm相当)で撮影しました。
    ☆上2枚はトリミングしました。

2008年08月17日

巨大かかし ( 飛鳥の稲渕 )

棚田百選にも選ばれた稲渕の棚田を見渡せるところに、
今年のテーマ「明日香にふさわしい『むかし話』」にちなみ、
一寸法師を肩に乗せて金棒を持った高さ約6メートルの
赤鬼の案山子(広告塔としてのメイン案山子)が立ちました。

かかしコンテストは今年で13回目で、田んぼの風景の象徴で
ある「かかし」を広く募集し、展示することで、明日香らしい
田園風景を醸し出すのが目的だと聞きます。

8月31日(日)より11月下旬までの間、稲渕のかかしロードで展示し、
彼岸花祭り9月21日(日)に各賞が、来村された方々の投票によって
決定されます。また、入賞すれば、稲渕の新米(30kg)がプレゼント
されます。また、参加賞もありますよ!

ちなみに昨年度は、約60体の案山子が出品され、多くの旅人と共に
棚田を賑わしました。   117

        村興し明日香と歩む案山子かな

        山よりも大き案山子や明日香村
        ☆道州さんから、新しい視点をいただきました。

2008年08月16日

秋口の蓮 ( 飛鳥寺 )

飛鳥寺近くの蓮池には、咲いたばかりの蓮、いろいろなはちすなど
この時期でしか味わえない光景があります。
ここの蓮を拝むためには、畦道を進まなくてはいけませんし、
朝露をたっぷりと含んだ草をかき分ける必要があります。

もう!今年の蓮の見納めかもしれません。
柔らかい朝日をいただき、蓮は微笑んでいるように見えました。   116

        白露の飛鳥路わけて白白と
        

偶然に、蜜蜂さんの朝のお仕事をおさめることができました。

2008年08月15日

色なき風 ( 飛鳥寺 )

飛鳥寺近くの蓮池に行くには、畦道を進まなくてはいけません。
たっぷりと朝露を含んだ下草で、ズボンの裾はもう!ずぶ濡れ
です。
夜明け前に完成したのでしょうか?蜘蛛の巣が、もう!9月の風を
思わせるような緩やかな風を孕んで、朝日をいただきながら、
ゆらりゆらりと揺れていました。   115

        ゆらゆらり色なき風の抜けゆきて

        きら星のごとき水玉喜雨されり
        ☆道州さん から新しい視点をいただきました。

        きらきらり書濡れ濡つハンモック
        ☆snowdropさん から新しい視点をいただきました。
        ☆書 ( ふみ )
        ☆濡つ ( そぼつ )

        飛鳥路のあかつき露に分濡
        ☆分濡 ( わけそぼつ ) ・・・・・ 露に濡れる

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2008年08月14日

盂蘭盆会

大和の朝5時は、昼間の蒸し暑さと比べ、実に涼しい!
早速、明日香へ朝の日射しをいただいた蓮・木槿・案山子などを撮りに行ってきました。
この時間ですから、飛鳥寺や稲渕にはカメラマンはいません。
草木は、たっぷりと露を含み秋を思わせるような佇まいの中、すでに野良仕事を
はじめている里人を発見し、爽やかな挨拶を交わしました。

お正月よりもお盆のときの方が、仏壇の前に集う家族は神妙になり、この一時だけは一つになります。

盂蘭盆会は、インドのサンスクリット語の ” ウラバンナ ” を漢字で音写したもので、”逆さ釣り”という
意味です。その後、「逆さまに釣り下げられるような苦しみにあっている人を救う法要」という意味に
転じました。
盂蘭盆会の切っ掛けを作った方は、お釈迦さまの弟子の一人、目連尊者(もくれんそんじゃ)で、
母を救う話に由来しています。   114

        盂蘭盆会みな手を合わし息揃う
        ☆盂蘭盆会 ( うらぼんえ ) ・・・・・ お盆の正式名称

2008年08月12日

山下公園の大道芸

横浜公園を通り、山下公園にもどってきた頃には、真夏の日射しがかなり
西に傾き、浜風もやや心地よく感じることができました。
停泊中の氷川丸近くの広場には、なにやら人だかりがありました。
近寄って覗いてみると、大道芸が行われていまして、話芸には目を見張る
ものがあります。子供は正直なものでただ一点を魅入っていました。
ここでも若い方から元気をいただき、横浜でのよい想い出になりました。   113

        話芸冴え童魅入るや夏の夕

        浜涼し話芸ひと筋咲きにけり

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2008年08月12日

横浜公園のヴァイオリニスト

横浜公園の片隅に日本庭園があり、時間に余裕があれば、
この独特の雰囲気をじっくりと味わってもらいたいものです。
大きな白花の百日紅もありました。

木陰で風通しのよく、こころもち涼しいところで、若きヴァイオリニストが、
背筋を伸ばし、凛として一心にヴァイオリンを弾いていました。
座っているところだけが、陽ざしが差し込み明るかったですが、
本物のスポットライトの中で是非とも弾いて欲しいものです。

この場所で練習するために、わざわざ自転車でこられたのでしょうね。
特に、若者だけが持っている明日を信じる志を感じ、こころが動きました。
邪魔をしてはいけませんから、遠くからそっと2枚撮影させて
いただきました。また、元気をいただき、夕暮れ時の横浜散策を続行しました。   112

        夏木立熱き若人いつの世も

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2008年08月11日

炎天の大観覧車

横浜の ” みなとみらい21 ” 地区にある 「 コスモクロック21 」 の大観覧車
( 全高112. 5m 、定員 480名 ) には、誰も乗っていませんでした。
乗ってしまえば、きっとこの暑さで、育んできた恋ごころも融けてしまうのでしょうね!   111

        恋ごころ融けて流れて浜の夏

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2008年08月11日

横浜公園の噴水

関内駅を南口から出て、海縁の方へ(山下公園に)歩いて行くと、横浜公園に出くわします。
この公園は、1876年(明治9年)に完成・開園し、日本人にも解放された西洋式公園として
日本初だと聞きます。今は、横浜スタジアムがあることで広く知られています。

この公園を何度も駅に向かって素通りしていましたが、炎天の中、昔の思い出を確かめつつ、
カメラを持ってじっくりと撮影する一日でした。   110

        噴水の飛沫止めるや吾が想い
        ☆飛沫 ( しぶき )

2008年08月10日

空蝉

友人宅にお邪魔したら、梅の葉に油蝉の抜け殻がたくさんあり
その一つに的を絞り撮影させていただきました。
たくさんの油蝉はひっきりなしに鳴いていますが、この空蝉は
葉にしっかりとしがみついて、ただただ黙って聞くばかりでした。

8月上旬になり多くの庶民の涙を見るにつけ、やるせなさや
空しさがこみ上げてきます。   109

        空蝉やこの世の末を見抜きをり

        ひぐらしの耳に切りこむ山棲まひ
        ☆snowdrop さん から新しい視点をいただきました。

2008年08月09日

ヨコハマ・ヨーヨー

ランドマークタワーとクイーンズ・スクエアの間に、ステンレス製のとても大きなオブジェがありますが、
多くの人は淡々と前を向いて歩いて行きますから、このオブジェをあまり意識していないと思います。
このオブジェは、最上壽之氏の『モクモク ワクワク ヨコハマ ヨーヨー』という作品です。   108

        ワクワクとヨーヨー舞い踊る浜の夏

2008年08月09日

赤レンガ倉庫

横浜における、ふ頭の倉庫として1913年に完成したと聞きます。
また、”横浜赤レンガ倉庫”としての商業施設が、開業してから5周年を迎え
ますます元気になっているように感じました。

テラスのガラスに、東京湾に浮かぶ雲の峰が映っていました。
山下公園から横浜赤レンガ倉庫までは、日陰がなくてトボトボとただただ
歩いていました。
しかし、日陰に入れば、浜からのそよ風があり爽やかでした。   107

        雲の峰影を踏みつつ陰に入る

2008年08月08日

浜茄子

”みなとみらい21”地区 にある「横浜ランドマークタワー」は、開業して15年を迎えます。
横浜のシンボルとしての“ランドマーク”は、現在も日本一の高さ(296m)を誇り、親しまれています。
20年前の繁華街としては、元町・桜木町・伊勢佐木町(関内)があり、そして横浜駅界隈でした。
三菱重工業(株)の造船所跡地と埋め立て地からなる土地で、地下鉄も開通し、文化的な環境を
兼ね備えた、巨大な複合商業地域として生まれ変わりました。

赤レンガ倉庫わきの公園に、浜茄子(はまなす)の実が熟していました。
炎天の暑さは耐え難く、撮影後はすぐに涼しいところへ潜り込みました。   106

        浜茄子や 空き地に鋼 帆を立てて

2008年08月08日 »

2008年08月05日

桃色・紅色の百日紅

この時期、百日紅が明日香のあちこちで咲いています。
早朝から明日香へ出かけ、ちょっと汗だくになりましたが
白色・桃色・紅色の三色の百日紅を探し出し、撮影してきました。   105

        ひとときの煌めき在りし百日紅

桃色をした百日紅を見つけました。

2008年08月04日

白花の百日紅

明日香で、白花の百日紅 ( さるすべり ) を見つけました。
ファインダーで覗いて観察していましたら、雲の峰に思えてきました。
蕾は次々に開いて咲いていきますが、炎天下、それぞれの花の盛りは
とても短く、清楚なものを探すのに苦労しました。
炎天の季節、雲の峰も瞬く間に大きく力強く成長しますが、
夕方になれば・・・・・・   104

        束の間の咲かせし夢も雲の峰

        ぷるうすとの愛でしレエスよ百日紅
        ☆snowdrop さん から新しい視点をいただきました。

2008年08月02日

蟻の道

一度は蟻に関する俳句を詠んでみたいと思っていました。
今年も咲き始めた我が家の朝顔を眺めていて、蟻さんを発見!   103

        蟻の道透かして観れど謎のまま