朝の雲 光を浴びて 夏深し
暦の上では夏も終わり、暑さも極まる候草木も繁茂が終り衰えを見せ始め
烈日も盛りを過ぎて夏去りゆくの感慨のある頃となりました。
青鷺や 孤高の姿 朝に立つ
青鷺が、朝の川辺で毅然として、孤高を愛する哲学者のように、
立ち尽くしていましたが、何か考えているのでしょうか。
所謂ジャンボタニシ(スクミリンゴガイ)食用として輸入、その後激増した帰化生物
農家は稲に食害があるため困っています。
このピンク色が卵ですが、日本の田圃には不似合いです。 青田道 田螺の卵 緑の田
毎日暑い日が続きますが、お変わり御座いませんか、お伺い申し上げます。
強い太陽の下、青々と広がる田は、美しい緑に満ち、
吹き渡る風は青田風、風につれて波立つ稲葉は青田波、
もう直ぐ花の咲く時期となります。
朝の日に 隠す物なし 青田風
学校の校庭の横に、新しい石田波郷の句碑を見つけました。
2005年11月21日 波郷忌 石田波郷顕彰会 建立
蝉時雨が降るように聞えてきました。
蒼天に このひと時の 蝉時雨
戦火を 知らぬ世代や 夾竹桃
今日は松山大空襲から、63年目の夏、知らない世代が大半を占める時代となりました。 この夾竹桃も戦後生まれの若い木です。
不戦を誓い実現するために、語り継ぐべき大切な事の一つと思います。
夏休み ラジオ体操 鳴り渡り
夏休み恒例の、ラジオ体操が始まり子供たちが、集まって元気にやや眠たそうに、
ラジオ体操、電線で燕が、不思議そうに見ていました。
白猪の滝に、子規と漱石の句碑がありましたが、句碑は苔むして読めませんが、
下の看板のような内容でした。
そこから滝へ向う滝道に蛙が、滝を守る行者のような面構えで、頑張っていました。
(綺麗な蛙でありませんので見る時は、お気を付けて。)
滝の神 崇める如き 蛙かな
南朝の敗将河野氏の霊が、白猪に乗って山中から現れたと伝えられ
滝の名前の由来になっています。
冬は、氷瀑となり迫力があります。
森蒼し 滝への道や 曲がり行き
滝しぶき 齢伸びたる 心地して
桐始結花(きりはじめてはなをむすぶ)
今日は大暑の初候(桐の実が生り始めるの意味]
皿ヶ峯連峰の白猪の滝を見に行き、周辺の草花を撮りましたが、 名前を知りません、御存知の方は教えてくださいませ。
滴りて 滴りゆきて 花の下
朝。、太陽の復活、 鳥は喜び唄い、草木は、嬉しさに身を震わす時に、 朝となる。
夏暁や 鳥鳴く声に 日は昇る
瀬戸の夕凪で代表される夕方には、風がピタッと止まります。 これは暑くて堪りません。
夕凪や 堪らず猫も 背を伸ばす
近くの蓮根畑の蓮の花が咲きだし見に行きました。
朝まだき 天と地とを つなぐ蓮
愛媛花卉センターにて。
アメリカ原産の大輪の白い紫陽花。
アナベルの 花の白さや いつまでも
3000メートル級の高山に咲くという、ヒマラヤの青い芥子が、
ここ東温市の風穴で栽培されています。
標高950メートルの風穴からは、14度~17度の、冷たい風が出て 気温20度を越えるとと枯れると言われる青い芥子の生育に適しているそうです。
6月の、初め頃から咲いているそうで、見に行ったのが遅かったようで少し痛んでいました。
青い芥子 神秘に満ちて 此処に咲く
ヒマラヤの 幻の芥子 今咲けり
皿が峰の中腹950㍍に風穴という,年間を通して14~17℃の 涼しい風の出る場所があります。近づけば、汗がすっと引き夏でも涼しく
気持ちの良い場所です。
此処は辺りの気温が低いためか、まだ紫陽花や,釣鐘草などが元気に咲いていました。 この風穴には、ヒマラヤの青い芥子を栽培しています、明日アップさせて頂きます。
風穴に 夏なを涼し 風渡る
山深し 釣鐘草の 白さかな
朝の散歩道にて
百日紅の咲くお宅の中から朝餉の匂いが漂ってまいりました。
松山市の隣の市今治市は、タオルと海運造船の街として知られています、
今治市のタオルの始まりは、明治27年からと言はれ、
現在の織機は約5000台年生産約400億円、全国生産量の約60%を占めると言われています。
此処に、タオルの生産過程の実演、美術館、タオル製品の販売、レストランなどの設備を集約した
タオル美術館があります。
この美術館の庭園には、スペインなどの石造りの椅子等が置いてあり、
その奥に楊梅が生っていました。
夏花摘 仏の恵み 現れリ
夏安居の時に、お供えする花を摘みに行った、小野川の辺で、
自然に生えた桃の実を見つけ、御仏のお恵みと、勝手な理屈で
持ち帰りました。
厚かましくも再び、浄瑠璃寺の蓮の花の蕾だけを集めてみました。
葉陰から のっと顔出す 蓮の花
蓮の葉に 抱かれて眠る 蕾かな
ありがたや 御仏御座す 蓮の台
四国46番札所浄瑠璃寺の蓮の花、
古代蓮の、大賀蓮を初め、18種類の蓮が植えてあるそうです。
夏の沼 水辺に生きる 小さき花
湿地植物の生える湿地帯へ、鷺草を見に参りましたが、
花期が8月~9月との事で、未だ咲いていませんでした。
そこで名前も知らないですが、可愛らしい湿地の植物を
写してまいりました。
鷺草は、その時期に行って参ります。
華やかに 薫りひろがる ローズバス
薔薇の薫りに満ちたローズバスの部屋で
ブリザードローズのケーキ、ローズティをながめ、
リラックスするのは如何でしょうか。
梅雨明けや 香り木の庭 日の匂い
今春オープンした香り植物専門施設は、、ソーラー発電で施設の電力をまかない。 水質浄化できる池で水の循環利用をしているそうです。
バジル(アメリカンブルー)紫蘇のスパシーな香り. 開花時期7月~10月 原産地 インド、熱帯アジア
香りギボウシ ヒヤシンスに似た香り 開花時期6月~10月 原産地 東アジア
空しさや 友好の石 草生して
日本各地にこれに似た記念碑が、多いと思いますが当時の熱気が薄れ、 儘、このような状態が多く寂しい思いが致します。
近くのフラワーハウスで。ミズレンブ(水蓮霧)、英名ウオーターアップルがありました。
マレー半島原産、果実は食用にしますが、樹姿や果実が美しいので観賞用にします。
むかし、日本のいくさびと達が、ここを通り過ぎ
この実を食し空腹を満たした事であろうな。
源平が 仲良く咲くや 夏の花
源平葛,花期夏、
白い苞と赤い花びらを、源氏の白旗平家の赤旗に譬えた名前です。
くちなしの 花永らえて 今日は雨
白いくちなしの花
7月ともなれば、花枯れも見えるが
独特の匂いは、存在感がある
しかし今日は午後雨
紫陽花や 彩鮮やかに 山の邑
山間の栗の名産地に、色とりどりの紫陽花が咲いていました。
色に見せられて写しましたので載せました。
今日は半夏生、関西では稲の苗が、蛸の足のように大地にしっかりと根付くように
蛸を食べる習慣があります。
朱い花 咲いて文月と なりにけり
カンナが咲いています、夏に良く似合う花だと思いますが、
季語は「秋」です、しかしこの姿に負けてUP致しました。
参考の句
赤い花 咲いて6月 了りけり 星野 麥丘人