2008年06月30日

見返り美人

江戸浮世絵の先駆者、菱川師宣(ひしかわもろのぶ)は千葉県鋸南町(東京湾沿い)の出身です。
その代表作「見返り美人」は、戦後初の記念切手の絵柄になり、大人気となりました。ご覧になった
方も多いと思います。
生地の道の駅「きょなん」に隣接して菱川師宣記念館がありますが、その前庭にあるのが写真の
ブロンズ像で、若き頃の女優真野響子さんをモデルとし、千葉県鴨川市出身の長谷川昂氏が制作
したものです。

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2008年06月29日

夏の思い出


今年の尾瀬ケ原は雨でした。そして、実は去年も今頃行きまして雨でした。梅雨の時期を承知で出掛けて行くのですから、晴れを望むのは虫がよすぎるというものでしょう。
負け惜しみではなく、雨もまた佳しでしたが。

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2008年06月28日

鳴き砂

鳴き砂という現象を聞き及んでいる方は大勢いらっしゃると思います。 もう既に泣かせた方もーー。
残念ながら記事にした本人は未体験です。 と言いますのは関東には鳴き砂の浜がありません。
調べましたところ、東北の太平洋側、北陸から山陰、九州は福岡県(集中しています)とこんな分布でした。 
呼び方は地域によって、鳴り砂、鳴き砂、あるいは泣き砂とも呼ばれているようです。

関東にも、その周辺にも無いならせめてイメージでと思ったわけです。
舞台に選んだのは、南伊豆の弓ヶ浜です。 去年伊豆周遊ドライブで撮ったものです。

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2008年06月27日

踊り子姉妹

梅雨晴れ間 そぞろ歩きの収穫を 愛機に納め 口笛吹きぬ

撮ってきた写真を眺めて早速句作り、車のフロントガラスに吸い付ける人形がぴたりなんですが、
句になりません。 結局こうなりました。 無季句なんでしょうね。

「かたはらで」のこよみさんがこの花の和名を教えてくださいました。

「釣浮草」といい、夏の季語だそうです。感謝!

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2008年06月26日

芸術の香り


去る梅雨の晴れ間の日、ある宗教法人が海外のオークションで落札して話題になった日本の仏像を
見ようと思い、上野の国立博物館へ行ったのですが臨時休館でした。
折角の上京ですから、いままでは通り過ぎるだけだった東京芸大のキャンパスをゆっくり見て回ろうと
思いたちました。 そして、ちょっぴり得をした気分で帰ってきました。

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2008年06月25日

お万の方

昨日に続き、安房勝浦の話です。

戦国時代勝浦の岬に里見氏(館山城主)の重臣正木氏の城がありましたが、徳川家康軍に攻められて落城しました。 そして、城主正木頼忠の娘お方は、のちに家康の側室となって,和歌山城主頼宣,水戸城主頼房を生み、将軍御三家発祥の基となりました。。

城跡に立つお万の像は、安房の海越しに、遥かなる江戸城を見詰めて感慨に耽っているように見えました。

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2008年06月24日

朝市

安房勝浦の朝市です。 歴史は古く、輪島・高山とともに日本三大朝市と言われています。
概ね朝6時から11時頃までで、お客は、早いうちは地元の人たち、続いて愛好家、観光客の順でしょうか。
私は2年ほどブランクがありましたが、そのうちの2番目の客筋として年に3・4回、10年ほど通っています。 
ブランクの前は結構よい客だったと思いますが。そのあとは冷やかし客です。
ここから海沿いに南下しますと、和田浦という房総唯一の鯨の水揚げ漁港があります。
その町でくじら料理の昼飯を食べて帰るのがお定まりの行程です。

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2008年06月23日

あじさい寺


地元松戸市の古寺、日蓮総本山 長谷山(ちょうこくさん)本土寺、通称「あじさい寺」です。
あじさいのほか花しょうぶの名所でもあります。秋の紅葉も素晴らしく、その時期には
見ていただこうと思っています。

今日は梅雨の晴れ間、しかも見頃とあって、平日にもかかわらずかなりの人出でした。

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2008年06月22日

水面の顔

文目(あやめ)と杜若の花がどう違うかを知ったのはごく最近のことです。
今までは、アヤメと言われれば「あ、そう」杜若と言われれば「あ、そう」と、こんな調子でした。
花は好きで関心はあるのですが、それ以上には進まずにいたのです。

この日、杜若をじっくり眺めたあと、水面に揺れ映る己が顔とこんな対話をしました。

「3月に写真俳句を始めてから、結構草花の名前を知ったなぁ」
「そうそう、いろいろな面で豊富なものを持っている人たちとの交流はじつに素晴らしいと思うよ」
「それでも、まだ、名知らぬ花という画像ファイルが結構あるな」
「それなんだよ。今度、それらを館に置いて、来てくださった方に教えて貰おうと思うんだがどうだ」
「そういう安易な考えは止めておけ。 お前さんが調べ尽くして、どうしても分らないというものが残
 ったらの話だろうが」

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2008年06月21日

宝物

 梅雨篭り 本箱にある 宝物

10年前に、茨城県笠間市(稲荷神社ややきものの街です)の骨董市で買いました。

所謂書画骨董の類には興味のない人間ですが。 がらくたは好きです。そんな事を言いますと
この妙齢のアメリカ婦人が悲しむでしょうが、骨董商にとってはあくまでも駄物です。

異国の街で、地べたに敷かれたシートの片隅に置かれた、場違いな置物が可哀想になりました。
よく見ると目を伏せて切なそうな顔つきをしているではありませんか。

朝鮮戦争の前に日本で作られてアメリカに輸出されたもので、一部は駐留軍のPXなどにおかれ、
GHQの将校たちが自分のデスクにおいていたそうです。
これはそのどちらかでしょう。

それがいつしか私の宝物になりました。

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2008年06月20日

ユーカリの木

親善の 大樹となりぬ 夏の空

私の住む千葉県松戸市は、オーストラリアのホワイトホース市(当時
はボックス・ヒル市)と姉妹都市になっています。そして、松戸市の
市の木はユーカリです。また、JR松戸駅の駅ビルはボックス・ヒルと
言います。

その発端は、1958年市立中学の女生徒が、オーストラリア大使館
にユーカリの種を所望したことでした。
それから半世紀、ユーカリは運動公園の周囲を中心に市内の多くのと
ころで、足長おじさんのような姿を見せています。

前の記事で見ていただいた「誰も居ない野球場」の背後の飄々とした
木立はユーカリです。

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2008年06月19日

梅雨晴れ

何年振りかで、市営球場まで散歩の足を延ばしました。ところが、見たものはご覧のような
静まりかえった空き地でした。
私が地域の草野球倶楽部に居た頃は、トーナメントの決勝でしか使わせて貰えなかった
憧れの球場の無人の姿、何か寂しい気持ちで暫く佇んでいました。

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2008年06月18日

続・花のファンタジア

河骨エリアの隣には、睡蓮が水面に可愛い顔を覗かせていました。
まだぽつりぽつりの状態なので、こんな句になりました。
日本で遠泳といえば本来舞台は海でしょうが、川育ちの私は経験がありません。
水泳帽を被って赤い褌をきりりと締め、引率の教師の先導で泳いだのは、「河童の川流れ」だったようです。

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2008年06月17日

花のファンタジア


千葉県野田市の「花のファンタジア」という植物園です。
かなり広い池があり、水生植物が池面に広がってて、少し離れた池の端には大型の和舟が舫ってありました。
みずすましのように池面を歩きたいと思うのは妄想ですから、せめてあの舟でと、これも叶わぬ事を考えながら水面を眺めて過しました。

(下の写真は図鑑をスキャンしたものです)

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2008年06月16日

花摘み女

東京都葛飾区の「都営水元公園」です。
都内有数の花菖蒲の名所です。
折りよく花摘み作業に居合わせました。男女二人が両側から田に入り、萎れた花を摘みながら進んで行きます。途中すれ違うとき二言三言交わしてまた離れてゆきます。
初夏の風物詩です。
が、ご覧の皆さんは何か物足りなさを感じていらっしゃる筈です。
青い絣の仕事着と紅い手甲・脚絆、菅笠、首には豆絞りの手ぬぐい、見物客は喜ぶし、PR効果も大きいと思いますが。

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2008年06月15日

割烹着

ゆりのおけ かかえて かほの かっぽうぎ

割烹着を着て立ち働くご婦人を見ると、幼い頃の母親の姿がダブリます。
行きつけの花屋の女将さんはリズミカルな動きで、働き者です。私が目的を言いますと、
彼女はいくつかの組み合わせをさっと助言してくれます。

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2008年06月14日

菖蒲田

菖蒲田を琴の調べの渡りけり

東京・明治神宮菖蒲園です。
深い木立の狭間を、細長い田が段差をつけて緩やかに上っています。神苑の奥まったところで、勿論
ビルや無粋な建造物は一切見えませんから、都会の喧騒を忘れて、暫し優雅な気持ちにさせてもらいました。

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2008年06月13日

雨の尾瀬


昨日尾瀬ヶ原に行ってきました。 せめて曇りであってほしい、と言う願いは届きませんでした。
奇しくも、去年同月同日に行ってまして、昨日と全く同じ天気でした。
願わくばやおよろずの神よー来年は心を開いてくだされ、と祈るのみです。

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2008年06月12日

釣り人

栃木県の南東にある茂木町の那珂川です。 6月1日に鮎漁が解禁になり待ちかねた釣り人で賑わっていました。
こちらは釣り人を眺めにやってきた放浪のドライバーですから、賑わいの場所に長居は無用と、上流に向かって少し走り、車中で握り飯を頬張っているときに川中の孤独な釣師を見つけました。ここでは大分長い間付き合はせてもらいました。

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2008年06月11日

這い上がれ

-ニートの諸君えー
若さと体力があるのに気力がないのは、宝の持ち腐れだと思う。人生なんて長いようで短いもの。
何時までも刹那的に、根無し草で終わっていいのか。やってみなければ何も得るものはない。
やれば必ず何かを手にすることができるよ。  

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2008年06月10日

移り気

水戸市の和風庭園「保和苑」です。土地の人以外には、知る人ぞ知る紫陽花の名所です。
江戸時代、水戸藩に厚い庇護を受けた寺の庭だったものを、戦後地元有志の手によって、純日本式庭園に改修されたと聞きました。

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2008年06月09日

湖畔の宿

上毛三山(東から赤城・榛名・妙義、いずれも旧海軍の軍艦名になりました)の一つ榛名山山頂の湖です。正面は噴火の名残りで、榛名小富士と言います。

夏休み前の梅雨の時期なので、ごらんの通りの静かな湖畔の佇まいです。 湖畔の一隅に、名曲「湖畔の宿」の記念公園が在り、高峰三枝子の歌が流れていました。

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2008年06月08日

青嵐

私の住む千葉県松戸市は、江戸時代幕府直轄の馬の育成地でした。「まつど」という地名も「馬集う」からきていると言われています。
その後陸軍工兵学校が出来ますと軍馬の育成が盛んになり、太平洋戦争では多くの馬が海を渡り戦場で散りました。
我が家の周辺の古い墓地には今も軍馬の墓が多くみられます。

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2008年06月07日

栃木のつつじ


ご覧になった方もいらっしゃると思いますが、NHKが毎年全国都道府県の知名度ワーストワンを発表
しています。 去年は島根県でした。そして今年は栃木県でした。同じ関東に住んで、栃木の観光地には大変お世話になっている者として残念なことです。
正直な話、県内の観光地は有名でもそれが県の即知名度にはつながりませんよね。。
今日の館の出し物を機会に、「栃木県」の名を覚えていただければ幸いです。
「やしおつつじ」は栃木の県の花だそうです。

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2008年06月06日

えくぼ

果実酒作りが趣味のようなものでして、ニンニク・アロエ・ショウガなどの非果実をふくめて現在8種類
あります。 その中でグミはあまり感心しない味です。
そうでした、今日の出し物は果実酒ではありませんでした。 グミの味ではなく印象の話です。

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2008年06月05日

平家大祭

栃木県の湯西川は山峡の温泉場ですが、平家の落人村としても名が知られています。
平家落人の復興を願った大祭は、毎年6月5日から7日まで行われます。
総勢200名余りの村人が、ホラ貝を吹きながら、湯殿山神社から平家の里(テーマパーク)までの道のりをねり歩きます。他にも雅楽などのさまざまな平家に関する催しがあり、平家の栄華を彷彿させてくれます。
数年前に撮った写真に句をつけました。

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2008年06月04日

ブラシの木

犬も歩けば棒に当りますが、私は散歩でブラシの木に出合いました。 今日はついてるぞ。
近くで見ると数十の花が枝先に群がってブラシ状になっていました。ブラシの毛にあたる1本1本は雄蕊だそうです。蕊が落ちて実が生っているものもありました。

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2008年06月03日

ルージュ

昔、女性コーラスグループが 「黄色いサクランボ」 と歌って、男を魅惑しましたね。
しかし、サクランボはやはり紅です。 日本のサクランボは祇園の舞妓。アメリカンチェリーの赤紫は
フラメンコダンサー。

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2008年06月02日

泰山木の花

泰山木泰然自若の花胡坐

季語は5月ですが、子供がようやく手に入れた宝物を見せたがるのと同じ気持ちで出しました。
高木の上のほうに咲いている姿は神々しく見えました。 カメラで引き寄せて見ますと、重量感が迫ってきました。 芳香がするそうですが残念ながらそれはお預けです。

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2008年06月01日

アマリリス

こういう過し方は気持ちがゆったりとして良いものです。 昨日のわが館の「生き急ぐ」とは対照的なものでしょう。 元来日本では、都会でも田舎でもよくあった光景でした。

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