2008年10月31日

暮の秋

めんうちの てにつかぬひび くれのあき

彫りの工程がほぼ終わりに近い頃、見ていただいたものが、数ヶ月経っても、遅々として進みません。
それでも後退することはありませんから(笑)ご覧のところまできました。
一緒に撮りました画集の右側が完成面です。 気が乗ったときには一気に行きたいと、気持ちだけは
高揚させています。

面打ちの 手につかぬ日々 暮の秋(漫歩)
月明かりにて そっと促す            阿国さま     連歌ありがとうございます。

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2008年10月30日

秋惜む

おうかせし すずなりのみ あきおしむ

ご覧のとおり,超小粒の柿(だと思いますが)ですが、まだ一個も落ちていません。生り誇っています。
そこで、浅野内匠頭の辞世「ーーーーーはるの名残をいかにとかせむ」を思い出しました。
季節は違いますが、この柿も、歳時記の季語を恨めしく思っていることでしょう。

(21世紀の森自然公園にて、10月30日撮る)

謳歌せし 鈴生りの実 秋惜しむ(漫歩)
別れはいやじゃ 袖ひく未練       阿国さま       連歌ありがとうございます。
子犬のコロも まとわりついて      しじみさま      連歌ありがとうございます。
 

鈴生りの 柿鈴鳴らし 神送り      ヒコさま        ありがとうございます。

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2008年10月29日

石仏

だいじにも ざしてどうぜず あきびさす

うすもみじ うごかざること やまのごと

「万冶の石仏」

信州下諏訪の隠れ名所です。
あえて隠れとしたのは、見物客が極端に少ないからです。
下諏訪は上諏訪と共にユニークな共同風呂が在る人気の温泉地ですが、町から離れた此処まで足を延ばす人が居ません。何回か訪れましたが、一人も見物に来た人に会いませんでした。

(万冶三年、諏訪大社の安全を祈願して、地元の石工が作ったものだそうです)

大事にも 坐して動ぜず 秋日差す(漫歩)
肝太し士の 背に寄り添う         阿国さま        連歌ありがとうございます。

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2008年10月28日

かりん

ちょうじゅまゆ かりんなるやの ろうふうふ

少し遠出の散歩に出ました。その途中、農家の庭先で出合ったのがこのかりんです。
わが庵の辺りには無いものなのでカメラに納めていたら軽トラックで老夫婦が戻ってきました。
「どうにもならねえよこれは、落ちたのを始末すんがてえへんだ!」

長寿眉 かりん生る家の 老夫婦(漫歩)
鶴亀鶴亀 十返りの松           阿国さま       連句ありがとうございます。
相老いの松 めでたかりける      イワンさま         連句ありがとうございます。

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2008年10月27日

わが行方

わがゆくえ ぞうきもみじの ひざしかな

水戸市立植物公園

水戸市中より遠く離れていて、交通の便がよくないのであまり知られていません。
と言うことは、私にとってはのんびり楽しめる場所なのです。
近くの自然公園とはまた違った趣があり、しばしば車を飛ばします。

わが行方 雑木紅葉の 日差しかな(漫歩)
日の足の先 面差し求め           阿国さま      ありがとうございます。
池の浮き葉も ゆらゆら揺れて        しじみさま     ありがとうございます。 

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2008年10月26日

アメリカヤマゴボウ

ざっそうを かりてのこせし あきのたま

春に、刈り取った雑草や木の葉などを埋めて、土饅頭に盛り上げました。そのうちそこに背の高い雑草が密生しました。 月初めに土饅頭をスッキリさせようと思い、雑草を抜いていましたら、サツマイモ色の太い茎が出てきました。茎を手繰っていくと先端に青い実の付いた房がぶら下っていました。とりあえずそれだけ残したのが、現在この姿になっています。

(調べた結果)
ヨウシュヤマゴボウ(洋種山牛蒡)   別名 アメリカヤマゴボウ(亜米利加山牛蒡)
根は有毒だそうです。
黒紫の実は、軍手に付いた色は赤紫で洗っても落ちませんでした。

背の君と 情け交じわす 玉いだく   阿国さま       ありがとうございます。
土饅頭 破り天突く 秋の草       流星さま       ありがとうございます。

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2008年10月25日

からすうり

はなみずに ことしもあかき からすうり


わが恋の妖精                                  (植物図鑑より)

からすうりの花は図鑑だけで実物を見たことがありません。
「あの花を見たい!」。 
秋になって赤い実を見ると来年は絶対見逃すまいと思うのです。しかし、有思不実行が2年続いています。
花期は夏、しかも夕方の開花だそうですから、そこを覚えていないとまたの繰り返しです。

恋人よ! 来年夏の黄昏どきに必ず逢いに行くからな。待っててくれよな。

はな見ずに 今年も赤き からすうり(漫歩)
どれほど待って 待ちくたびれて        阿国さま      連歌ありがとうございます。
娘ざかりに 振り向きもせず          イワンさま      連歌ありがとうございます。
恋文ひとつ 結ぶ枝先              あかねさま    連歌ありがとうございます。 

君とらふ 糸を紡ぎし からすうり         流星さま      ありがとうございます。
夜風まで 妖しき烏瓜の花             しじみさま      ありがとうございます。

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2008年10月24日

蒲の穂わた

うらがれや いまだほわたの とばぬぬま

いなばでは がまはほわたに なりしかや


フランクフルトソーセージのような穂が崩れて白い綿のようなものが出ます。
                                (写真は植物図鑑より)

自然公園の蒲の穂はまだ崩れそうにありませんでした。
「蒲の穂」だけですと、季語は夏です。「蒲の穂わた」とすれば秋の季語になります。
折角撮ってきた写真は、今月中に使いませんとお蔵入りです。
日々の題材に苦労しているのに使えないのは如何にも勿体ないので、うんうん唸りながら何とかUPに漕ぎつけました。

白兎 消えて因幡の 蒲穂わた        流星さま    ありがとうございます。 

うんうんと 力みて飛べず 蒲の絮     うららさま    ありがとうございます。 

因幡では 蒲は穂わたに なりしかや(漫歩) 
大黒様の 慈悲の穂わたに           阿国さま    連歌ありがとうございます。

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2008年10月23日

スズムシ

スズムシよ なきにきたかや わがそばに

今取り掛かっている能面の工程が一段落したので、作業台の上を片付けて,椅子に掛けて一息ついていると、いつの間にか彼女?が台の上に乗っていました。

スズムシよ なきにきたかや わがそばに(漫歩)
たれをマツムシ 無事に逢いしや         イワンさま   連歌ありがとうございます。
こだはらぬゆへ 傍据ゑて             阿国さま    連歌ありがとうございます。
終の声かと    心に沁みて             しじみさま   連歌ありがとうございます。

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2008年10月22日

川越まつり

われさそふ おかめのながしめ あきまつり

去年見物した川越まつりです。
川越は小江戸と言われて隆盛した街で、今も古い町並みが残っている観光地です。
今年のまつりは発祥360年記念として、さる18,19の両日に行われました。

われ誘う おかめの流し目 秋祭(漫歩)
下思ひ抱く 火男侘びし              阿国さま     連歌ありがとうございます。

さわやかな おかめひょつとこの しぐさかな  ヒコさま     ありがとうございます。

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2008年10月21日

野菊の墓 その2

たみこまつ まさおのつみし のぎくさく

まつひとは のぎくのごとき きみなりき

ゆくあきや やぎりのさとの ぶんがくひ

渡し場から文学碑のある台地まで歩いている途中で、文庫本を広げて、本と辺りの景色を交互に見ながらすれ違った若い女性がいました。恐らく作中のシーンを確認していたのだろうと思い、微笑ましく彼女を見送りました。

すれ違う 乙女の姿 たおやかで 君を思いて 胸ときめいて    阿国さま
                                             ありがとうございます。

待つ人は 野菊のごとき きみなりき(漫歩)
手に手を取りて 汽車に飛び乗る      しじみさま        連歌ありがとうございます。
手折りし花を 挿頭(かざし)にぞせむ   イワンさま        連歌ありがとうございます

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2008年10月20日

野菊の里 その1

わたしばの ちゃみせのひざし あきすだれ

じゅんじょうと ゆふかぜわたり あきすみし

渡し場の 茶店の日差し 秋簾(漫歩)
待ち侘ぶ人の 真悲し後ろ         阿国さま  連歌ありがとうございます。

純情と いふ風わたり 秋澄みし(漫歩)
去りゆく人に 小さく手を振る       しじみさま  連歌ありがとうございます。
密かに抱く 哀し竜胆             遊子さま   連歌ありがとうございます。
橋のたもとに 夢のかずかず       イワンさま  連歌ありがとうございます。

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2008年10月19日

矢切の渡し

かわむこう のぎくのはかの ぶたいかな


東京柴又側の渡し場

あきばれや たいがんをでる わたしぶね


柴又を出て矢切に向かう渡し舟

ー 連れて逃げてよ ついて来るかい -

ご存知「矢切の渡し」です。 江戸時代初期の「農民渡船」が始まりとされ、400年近い歴史を持っています。
渡す川は、利根川の分流である江戸川で、対岸は東京都葛飾区と千葉県松戸市です。
東京側には寅さんで有名な柴又帝釈天が、松戸側は、伊藤左千夫の小説「野菊の墓」の舞台となった矢切の農村です。

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2008年10月18日

秋灯

しゅうちょうや かのひとゆきし けいじばん

輪廻転生

今このときも、生れ出ずる子あれば死に行く人が居る。
生きるものの定めとは言え、同じ地域の知人の死は感慨を呼ぶ。
顔見知りがだんだん少なくなり、住民の顔ぶれも変ってゆきます。

秋灯や かのひと逝きし 掲示板       (漫歩)
涅槃の船で 弘誓の海へ         ぼたんさま    連歌ありがとうございます。
故山に夢の 通い来るらん        イワンさま     連歌ありがとうございます。
幼馴染の その人もまた          しじみさま     連歌ありがとうございます

またひとり 散って己の 歳を知る    れいもんさま    ありがとうございます。

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2008年10月17日

秋日和

あきびより ねむけさしてか ふくろくじゅ

七福神は、一応神となっていますが、ざっくばらんで人間味溢れ、親近感がありますね。

何処にでも在るように、わが住地にも松戸七福神というのがありまして。いつかUPした竹山の裏の
円能寺という鄙びた小寺が 福禄寿 になっています。

この神様の出番は新春ですし、普段は殆どひとが来ない寺なので、今は体を持て余しています。

秋日和 眠気さしてか 福禄寿       (漫歩)
そっとゆするは 弁財天よ          阿国さま         連歌ありがとうございます。
寄る年波じゃ 色恋無用           イワンさま         連歌ありがとうございます

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2008年10月16日

昨日見た月

とじまりを するへやごとに つきありぬ

十五夜の月は見ず、勿論発句なし。
十三夜の月も見ず、勿論発句なし。
これで写俳をやってますとは、我ながら情け無いと思っていましたところ、昨夜、二階の戸締まりの際、正面に月が煌煌と私を見ているではありませんか。「さあ漫歩、お撮りよ」、と言いながら。
戸締りは毎晩やっていたのに今まで何処を見ていたんだ!
拙さはともかく、これで肩の荷がおりました。

戸締りを する部屋ごとに 月ありぬ(漫歩)
天津少女が  誘ふが如し      阿国さま            連句ありがとうございます。
(あまつおとめが いざなふごとし)

名月や 部屋を巡りて 夜もすがら         れいもんさま   ありがとうございます。

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2008年10月15日

いのこずち

ジャンケンを しながらかへる いのこずち

小学6年生は野球に夢中な日々でしたが、それまではよく近くの山で遊びました。今頃の時期は山栗を採って腹の足しにしていたかなぁ。小遣いなど貰える時代ではありませんでしたから。今の子供に比べると素朴で他愛ないことをしていたと思います。
カラスと一緒に帰らずに、暗くなって家に帰り、いのこずちを畳に零して母親に叱られ、脱いだ服とズボンを持って表に出されたものです。

いのこずち カバン持たされ 前後      ヒコさま       ありがとうございました。

なつかしや 立ってなさいと しかられて しょぼんと立つは 思い出の俺      阿国さん  
                                               ありがとうございました。

ジャンケンヲ しながら帰る いのこずち(漫歩)
村のはずれは 夕焼けこやけ    しじみさん        連歌ありがとうございました。  

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2008年10月14日

若者

                          いしだんに わかものたむろ きりぎりす

もう大分前からですが、若者が何人かで、何処にでも座り込んだり、腰を下ろして寄りかかったりしている姿が気になっていました。 昼間も夜も。 女子の中高生はお互いに携帯電話を開いていることが多いですね。男も同じ姿もありますが、どちらかというと、何やら話たり笑ったり素っ頓狂な声をあげたり。 みんな押し黙って通行人を見上げている姿は、男の私でも気味が悪いです。
電車の車内で素早く座席を確保していることと関係があるのでしょうか。

恥と言う 言葉は雨に 流されて       阿国さま        ありがとうございました。

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2008年10月13日

大内宿

ようしょくも ちゅうかもいらず いなかそば

南会津に大内宿という宿場が在り、近年観光客で賑はうようになりました。
木曾街道の宿場などに比べ知名度が低いですが、本陣や脇本陣も一部残っていまして、ご覧のような風情があります。
名物は「ねぎそば」。箸の変わりに長葱が二本付いてきて、それを齧りながらそばも掬うという変わった食べ方をします。

袖引きが ちょいとにいさん お泊りは ここは大内 あんたのそばよ       阿国さん
                                                  をありがとうございました。

洋食も 中華もいらず 田舎そば(漫歩)
妻にせかされ 銀婚の旅      しじみさま        連歌をありがとうございました。

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2008年10月12日

おどろおどろし

あらはれて おどろおどろし きのみかな

ほったらかしの庭木の中で。白木蓮は形が崩れないようにしていました。 今年もそう思いつつ例の如く先送りしていましたが、幹の中間から出た枝葉が伸び過ぎて、すっきりしていた樹形がむさ苦しくなってしまいましたので、重い腰をあげました。

切り落としを終え、すっきりした木の下で見上げていると、赤い奇妙なものが目に入りました。脚立を立て直して撮ったのがこの化け物です。
何十年も付き合っていて初めて見たものです。
どなたかこの化け物の正体を教えてください。

(「花の歳時記館」のKUMIさまが早速下記コメントのように教えてくださいました。 ありがとうございました。)

現れて おどろおどろし 木の実かな(漫歩)

醜女うらぶる 吾を抱く吾兄        御国さま  連歌をいただきました。ありがとうございます。

美しき 花にも隠し たきものが      KUMIさま    ありがとうございます

古木の下に夕映え匂う           しじみさま     ありがとうございます。

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2008年10月11日

丸齧り

みょうれいの ルージュがかじる りんごかな

山からの帰途、林檎園の横に車を停めて、お土産に写真を撮りました。
そのお土産が今日の材料になってくれました。
信州の林檎園に感謝! 林檎を買わなくてゴメンナサイ。

妙齢の ルージュが齧る 林檎かな(漫歩)

紅のやさしさ 知るや知らずや    阿国さま  連歌をいただきました。ありがとうございます。
甘酸っぱさに 想う初恋         イワンさま 連歌をいただきました。ありがとうございます。
ウインクおくる それは人妻      しじみさま 連歌をいただきました。ありがとうございます

スーパーで 買って味わう リンゴかな           れいもんさま      ありがとうございました。

真白な 前歯の齧る 林檎かな               ヒコさま         ありがとうございました。

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2008年10月10日

中央アルプス(終章)

まんげつの ごときくもわき せんじょうだけ

アルプスを おびまくごとく あきのくも

さりぎわの いけになごりの あきのみね

下山する方向の遥か彼方に、南アルプスが、モノクロ写真のように連なっていました。

拙きものを三回に亘ってご覧戴き、ありがとうございました。

アルプスを 帯巻くごとく 秋の雲(漫歩)

主の思ひで 解く帯こころ         阿国さまより  連歌頂戴しました。ありがとうございます。

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2008年10月09日

中央アルプス(その2)

ひょうがきの くちしほうけん あきのみね

ななかまど もえてさんぷく あきふかむ

きんしゅうの やまにしゃはいの とものこと

画面で緑色をした部分はハイマツです。

武士(もののふ)の 魂持ちて すくと立つ    阿国さまより   ありがとうございました。

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2008年10月08日

中央アルプス(その1)

もみじせる はこにわのごと 岩の山

ほうけんざん まといしすその もみじして

中央アルプスの宝剣岳に登ってきました。
裾野に広がる地帯を千畳敷カールと言います。見ずらいでしょうが案内板画面を参考になさってください。
紅葉は真っ盛りでしたが、天候とカメラマンの腕の関係でそのものをお見せ出来ず残念です。

宝剣山 纏ひし裾の 紅葉して(漫歩)

諸恋願う 思ひ事成る( 阿国さま)
                           阿国さまより連歌を戴きました。 ありがとうございました。

宝剣山 纏いし裾の 紅葉して(漫歩) 
     
揚巻の恋ふ 粋な助六(イワンさま)

                           イワンさまより連歌を戴きました。ありがとうございました。

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2008年10月06日

初猟

はりおえて はつりょうまでの かりねかな

いろいろな虫と同居していますが、彼らは家主に迷惑をかけません。ところが、蜘蛛の奴だけは仁義を弁えずに、主人をあわやという目に合わせます。 出て行って貰いたいのですが、居住権があるとかで居ついています。

(明日から明後日にかけて休館させていただきます。 後ろ髪を曳かれる思いで出掛けてきます)

競い合い 主の戻りと 蜘蛛の狩り 頬杖ついて 待ちつつ見つつ     阿国 さまより

                                               ありがとうございました。

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2008年10月05日

かぐや姫

ややこいる けはいのありし たけのはる

しゅうてんの ひかりのなかへ かぐやひめ

過日、農家の屋根と裏の竹山をUPしましたが、その竹山で身近に竹を撮りたいと思っていました。
幸い今日は晴れ、秋の空に誘われて出かけて行きました。

蜘蛛の囲には、拙宅の庭で散々やられていますから学習が出来ています。
まず、その対策として、山の入り口で枯れた笹竹を拾い、神主さんがお払いをするようにして奥に進みました。 お陰で被害無し。 まずまずの撮影でした。

抱き姫 月の船のり 往ぬあはれ    阿国さまより       ありがとうございました。

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2008年10月04日

八重垣姫

こいゆへに ひめのわたりし あきのうみ

諏訪湖石彫公園前の湖中にある八重垣姫の像です

八重垣姫は歌舞伎の演目「本朝廿四孝」の中の「十種香」と「奥庭」に登場する姫です。
武田勝頼の婚約者であった、上杉家の娘、八重垣姫は、死んだはずの恋しい勝頼と再会します。
勝頼は、姫に、武田家伝来の「諏訪法性の兜」を盗み出ように頼みます。姫は、諏訪明神に祈願して
奪取に成功し、 諏訪湖の上を狐火に守られながら渡り、勝頼に届けるというお話です。

八重八重に 思ひ乱るる 恋衣    阿国さまより         ありがとうございました。

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2008年10月03日

満席

あずまやは いつもまんせき あきびより

東京都立「小石川後楽園」。 東京ドームすぐ近くです。
水戸徳川家の祖である頼房が、江戸の中屋敷(後に上屋敷となる。)の庭として造ったもので、二代藩主の光圀の代に完成した庭園です。

近くまで来たので昼飯はここにしようと思いました。平日で紅葉には早い時期なのに結構な人がはいっていました。昼食には少し早い時間でしたが、お目当ての四阿は満席でした。仕方なゆっくりく一回りして戻りますと、同じメンバーで満席でした。空く気配がありませんでしたので、別のところで済ませて、すごすご退散しました。

天気良し 景色良し 腹の空き方これも良し されど座がなし つまらなし いっそ印籠翳そうか           

                               阿国さまより         ありがとうございました。

座すとこなし 四阿よこめに 腹なりぬ     博多のたけしさまより   ありがとうございました。

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2008年10月02日

閑居

かんきょして かもくでおりぬ いわしぐも

今日の主夫は多忙でした。
雨続きだったので洗濯槽は満杯です。
週一回月曜日と決めていた部屋掃除は、先延ばしで十一日目、見た目でももう限界です。
玄関から門扉までは落ち葉が散り積もっていて空き家の如し。

夕方洗濯物を取り込んで、やれやれと缶ビールを開けながら、そういえば今日は一言も会話をしないで過ごしたことを知りました。

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2008年10月01日

すすきみみずく

ほすすきや みみずくつくる こうしゅうかい

休日に珍しく娘夫婦がやってきました。
「お父さん、いい物を持ってきたわよ」と言って取り出したのがこの「すすきみみずく」でした。
これは!懐かしい
私が幼少を過ごした東京の界隈に、雑司が谷鬼子母神という古い神社があり、遊び場の一つでした。その神社の境内の一軒だけの茶店(今でも残っているそうです)にこれが売られていました。母親と買って帰ったことも覚えています。
後に知ったことですが、これは江戸時代からこの近辺だけで作り続けられ、この茶店にしか置かなかった物だそうです。
いまは講習会まで開かれて人気があるとか。
赤い葉っぱの耳と尻尾と紐に違和感があったので、そのことを言うと
男寡だから女の子にしたのだそうです。

みみずくに 童友達 なつかしむ   阿国さまより         ありがとうございました。

穂薄の 工芸品の 素朴さよ     ヒコさまより          ありがとうございました。

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