2009年05月30日
漫歩・クルス
(じゅうやくのましろきくるすあめみっか)
十薬、即ちどくだみは、
特有の臭気があるのと、いかにも下卑た名なので敬遠されていますね。
私は、くさやの干物が好物な人間なので、臭いは厭いませんが、余りにも侵略性が
強いので辟易しています。放っておくとどくだみの狭庭になってしまいます。
それでもこの雨に洗われて、美しく輝いています。
(参考)
草の臭気は、何かの毒が入っているためではないかと思われて、ドクダメ「毒溜め」と
呼ばれるようになり、これからドクダミになったと言われています
草に特有の臭気があるために、なにかの毒が入っているのではと、ドクダメ(毒溜め)と
呼ばれるようになり、これからドクダミになったといわれています。
2009年05月29日
漫歩・夢幻
(まひうたひむげんにめっすなつのくさ)

(安土城天守閣跡の一部)
人間五十年、 下天の内をくらぶれば、 夢幻のごとくなり。
一度生を得て 滅せぬ者はあるべきか。
織田信長が好んで舞ひ謡った幸若舞の謡曲『敦盛』の一節です。
天主閣に洋風の様式を取り入れて、時代を超えたと言われる豪壮な城郭も本人と共に
消え去りました。
去る年、復元された天守閣と発掘された本丸跡を見て回ったのですが、
いまこの記事を書きながら、そのときと同じ感慨に浸っています。
舞ひ謡ひ夢幻に滅す夏の草 (漫歩)
上総介の敦盛流る 阿国さま ありがとうございます。
2009年05月21日
漫歩・勧誘員
(まあかわいい!しらんをほめしかんゆうめ)
シランは大概のお宅では数株纏めて植えられていますから、花がそれぞれ咲き上がって
くると緑の葉に映えて綺麗ですね。
拙宅はご覧の通り一株で、これが最後の花でした。 お世辞にも褒められる姿ではない。
それを、保険勧誘の女性は「まあ可愛い」と言いました。
マニュアル通りなら恐らく「あら綺麗ですね」と言ったでしょう。
頭の回転の速さには流石だと感心しました。
まあ可愛い!柴蘭を褒めし勧誘女 (漫歩)
箱入り娘一層咲いて 阿国さま ありがとうございます。
しゃこうじれいもうれしきものよ 遊子さま ありがとうございます。
2009年05月14日
漫歩・心療内科
(かはとんぼしんりょうないかのじょがくせい)
友人を国立病院に見舞った。
外来の各診察室前の長椅子は何処も満席だったが。そんな中で 待っている人たちの
雰囲気や年代が明らかに違っていたのが心療内科だった。
他の科は老人が多かったが、ここは成人前の女性が殆どで、三十台の男性が2・3人。
女性は母親らしき人と同伴で、皆異常に痩せ青白い顔をしていた。
男性はこの年頃の持つ覇気が感じられず目が沈んでいた。
壁に貼られたお知らせには、
「拒食症・うつ病の治療にはご家族のご協力が何より大切です!
ご家族のためのカウンセリングをおこなっておりますので是非ご参加ください」
2009年05月11日
2009年05月09日
漫歩・喝!
(かつ!かつ!かつ・!ずじょうにきこゆなつのてら)
先月鎌倉へ行った目的の一つは、建長寺の鴉天狗に会うことだった。
無事再会を果たし、彼らが思い思いに立っている崖の上の展望台で握り飯を頬張りながら
海を眺めた。
ところが、肝心の句が出来ずに半月近く経ってしまった。
此の儘では出し遅れの証文になってしまう。
「下手な考え休むに似たり」鴉天狗に煽られて漸く一句吐き出した。
かつ!かつ!かつ・!ずじょうにきこゆなつのてら (漫歩)
せすじのばしてあほぎみるなり 遊子さま ありがとうございます。
御身の喝で我が目も覚める 阿国さま ありがとうございます。




