2009年09月27日
漫歩・ビルと庭園(終回)
(びるぐんのかこむしせきやあきのかぜ)
この池は「潮入りの池」といい、海水を引き入れて潮の干満によって池の趣を変える様式で、
海水魚が棲息しているそうです。
池の左隅の建物が「中島の御茶屋」で将軍の休息所でした。
ビル郡の囲む史跡や秋の風 (漫歩)
現の風に 大御所うかれ 阿国さま ありがとうございます。
2009年09月26日
漫歩・ビルと庭園(3)
(おいまつのしゃっけいはびるあきのくも)
この松は、300年前に六代将軍家宣が植えたのだそうです。
背後から写せばその矍鑠たる300歳を見ていただけたでしょうが、今回はビルも主役なので
こうなりました。 松を近くで鑑賞するのにビルは邪魔になりませんが、距離をおいて眺めると
やはり違和感がありました。 皆様はいかが思われますか。
2009年09月25日
漫歩・ビルと庭園(2)
(おほきびるたちならびたるはなのかな)
この頃はコスモスがまだ咲き始めでしたので、隣の花園の乱れ咲きにしました。
大きビル立ち並びたる花野かな (漫歩)
寝乱れ髪の如き花野よ 阿国さま ありがとうございます。
両手に余るコスモスの束 しじみさま ありがとうございます。
2009年09月24日
漫歩・ビルと庭園(1)
(てんたかしおちゃやみおろすついんびる)
東京の浜離宮恩賜公園は園内の何処に居てもビルが借景です。
君は誰 おぬしは誰か 秋の空 阿国さま ありがとうございます。
2009年09月14日
漫歩・筑波嶺
(まさかどのめでしつくばねあきざくら)
将門 : 平将門(たいらのまさかど) 平安期の関東の語族。
後に朝廷に反乱した事件で知られています。
筑波山の周辺を駆け巡って青年時代までを過したと伝えられています。
筑波嶺 : 筑波山の古称。
この山は、古来より農閑期の行事として大規模な歌垣が行われ、近隣から
多数の男女が集まって歌を交わし、舞い、踊り、乱交を楽しむ習慣があった
ようです。 このことは『万葉集』に高橋虫麻呂が次のように歌っています。
鷲の棲む 筑波の山の 裳羽服津(もはきつ)の その津の上に
率(あども)ひて 未通女(をとめ)壮士(をとこ)の 行き集ひ
かがふかがひに
人妻に 吾(あ)も交はらむ わが妻に 人も言問へ
この山を 領(うしは)く神の 昔より 禁(いさ)めぬわざぞ
今日のみは めぐしもな見そ 言(こと)も咎むな
将門の愛でし筑波嶺秋桜 (漫歩)
その花びらに思い託して 阿国さま ありがとうございます。
2009年09月10日
2009年09月08日
漫歩・綿の花
(わたのはなしょうねんよみしとむのこや)
つい先日、れいんさんが「綿吹く」という綿の実の弾けた写俳をUPされました。
丁度私が先月初めの公園で、終わりに近い綿の花を撮っていましたので、まだこの花を
ご覧になっていらっしゃらない方に見て戴こうと思いました。(季語は「夏」)
(句の中の「トムの小屋」とは、アメリカの古典小説「アンクル・トムの小屋」のことでして、
その童話版を読んだ記憶があります)
綿の花少年読みしトムの小屋 (漫歩)
いたずら坊主本に夢乗せ 阿国さま ありがとうございます。
わたのはなタラののうえんろうどうか 遊子さま ありがとうございます。

