2008年10月31日

虫鳴かず語る人なき夜なりき

★ 交心俳句17902

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虫鳴かず語る人なき夜なりき

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あれほど切なく、 
 あれほど狂おしく、
 鳴き通した虫さんたちも、
 ぱったり、鳴きやんでしまいました。

 あの思いは、
 あの熱っぽさは、
 あの恋は、
 達成したのでしょうか・・・

 成った虫さんも、
 落ち零れた虫さんも、
 冬を越すことはないのでしょうか・・・

 かくも短き季節の、
 かくも真摯な愛を、
 成就する命の営みに、

 今更ながら、
 感動します。

 そして、後悔は後から、
 やっぱり、やってくるんですね。

 わたしは、どうして、
 投げやりに生きてしまったんだろう。

 一途に、
 切なく、
 一瞬を、
 生きなかったのだろう。

 生き存えて、
 虫さんの半分も、
 ほんとうを生きていないわたしを、

 けれど、もう、
 大目に見てあげましょう。

 それでも、すこし、
 まだ、希望はあるんだよと、
 わたしに、
 言い聞かせているのでした。

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★ 。・。・゜♪゜・。・。★ いろは俳句 ★ 。・。・゜♪゜・。・。★

★ いろはにほへと俳句を遊ぶ 01101

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稲雀肥前小積みに小躍りす

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 花呼さん、刈り入れの後は、今では機械で切って、袋詰めにしますけれど、
 ところどころ、藁を残すところがあるんですよ。畳や筵の素材ですからね。だんだん少なくなりますけれど。
 昔は、ほとんど使っていたから、藁塚のように大きく積んだのでしょうけれど、
 今では、少量だから、塚にもならず、
 乾燥させるために写真のように小さく立てるんです。
 やっぱり藁塚というんでしょうね。藁こずみと、筑後ではいいますけれど。

 今日、三瀬へ、水を汲みに行ったのですけれど、
 真呼が、珍しいものを見つけました。
 肥前こずみ、です。
 稲の穂が着いたまま、小積みにしているんです。
 三列に並んでいました。

 もう、天日に乾燥させるところは少なくなりましたけれど、
 まだやっているところもあるんですね。

 あとで、アップしますね。

 稲雀肥前小積みに小躍りす

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★ いろはにほへと俳句を遊ぶ 01102

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刈田風肥前小積みの揺るがざる

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 花呼さん、やっぱり珍しかったですか。
 仁も、滅多に見ないのですよ。今日はラッキーでした。

 肥前小積みというのはね、肥前の国、今の佐賀県は貧しい藩だったそうな。農家は、刈った稲を納める小屋を持てないんです。それで、天日に干したままできるような藁塚を考え出しました。肥前独特の知恵です。だから肥前小積みといいました。
 すこし貧しさに対する差別意識もあるのでしょうね。

 花呼さんに、いい句が詠めますように。

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★ いろはにほへと俳句を遊ぶ 01103

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藁塚や隠れて疚し少年時

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 花呼さん、なかなか興味が尽きませんね。
 すごい観察眼。
 俳句をやっていると、ここまで微細になっていくのでしょうね。

 ちっごのよ~ら仁には、ちょっと、真似のできない芸当ですけれど。
 でも、言葉は面白いですね。
 やっぱり、生き物です。

 にお、藁にお、藁ぐろ、藁こづみ、みんなひっくるめて「藁塚」と使っているようですよ。
 江戸時代は、稲におが中心だったらしいけれど、また、季寄せにも「藁塚」は載っていないそうです。
 「藁塚」が俳人にもてはやされるようになったのは、近来だと、歳時記にありました。

 山国の藁塚木菟(にほ づく)に似て脚もてる   松本たかし

 「藁塚」を「にほ」と読ませています。

 肥前小積みは、脱穀前の稲束を積んでいますよ。
 稲架に架けないで、積むんです。昔は筑後でもやっていましたけれどね。

 稲棒と書いて、「ぼっち」ですから、「にほ」のことでしょうね。
 
 また地方によって色々呼び名も変わるから、藁塚を総称として使えばいいのだと思いますけれどね。
 地方の固有の特性や風土色を詠み込もうとすれば、その微少な違いを強調してもいいのでしょうけれど。
 つくづく日本語はニュアンスがさまざまですね。

 藁塚や隠れて疚し少年時

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2008年10月31日

実石榴の一粒一粒愛語かな

★ 交心俳句17802

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実石榴の一粒一粒愛語かな

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 この愛語、誰に伝えん。
 この愛語、誰か受けるや。

 言葉にすれば、
 面映ゆく、
 言葉にせねば、
 伝わらず。

 道端に、
 もう、ほとけのざ咲き初めて、
 屈みこみ、
 心預ける。

 山路行けば、
 ゆるやかに風。
 声出せば、
 木霊返り来る。

 この心、
 誰に、渡さん。
 この心、
 誰か、拾うや。

 一呼吸一呼吸毎愛してる

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★ いろはにほへと俳句を遊ぶ 01001

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色鳥も去りし広場の涸れ噴水

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 > 丁寧に ビロード作りの キンモクセイ

 花呼さん、コメントありがとうございます。
 金木犀も、消えてしまって、また来年。
 また、来年が在ればいいのですけれどね・・・。

 金木犀何に留めんこの香り

 花呼さんのいなくなったコミュニティは、金木犀の香りが消えた公園のように、人気がなくなりました。花呼さんが人と交わってくれたから、人も俳句を交心してくれていたことに、今頃気づきました。
 花呼さんの明るさと柔らかさに、蜂のように、人も寄ってきたのですね。
 人が寄るほどの器量持ちさんがいなくなって、閑古鳥鳴く枯れ野ですよ。

 また戻ってきて、色鳥の囀る花野になればいいのですけれど・・・

 色鳥も去りし広場の涸れ噴水

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2008年10月29日

明日香風受けてさを鹿鳴きをるや

★ 交心俳句17702

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明日香風受けてさを鹿鳴きをるや

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★ いろはにほへと俳句を遊ぶ 00713

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歳時記を友と遊びぬ冬となり

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 花人さん、交心俳句への参加ありがとうございます。

 初心のままで、
 575を楽しみましょうの
 語り合い広場です。

 いっぱい花人さんの俳句のトピック立ててくださいね。

 よろしくお願いします。

 歳時記を友と遊びぬ冬となり

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2008年10月28日

秋の雲微かに流れ変わりゆく

★ 交心俳句17602

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秋の雲微かに流れ変わりゆく

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icon25 ★★★ 『 散る紅葉独り逝く道愛浄土 』 ★ 交心俳句17601 へどうぞ!!! ♪♪♪ icon25
 

 

★ 。・。・゜♪゜・。・。★ いろは俳句 ★ 。・。・゜♪゜・。・。★

★ いろはにほへと俳句を遊ぶ 00709

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行く秋に今しばらくは恋ぐるい

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 花呼さん、ただ今帰りましたよ。
 大丈夫でしたよ。今日は動脈硬化の定期検診。数値も上がらず、まだまだ、OKのようですね。あい風ありがとうございます。

 行く秋に今しばらくは恋ぐるい

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★ いろはにほへと俳句を遊ぶ 00710

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豊饒の谷に雀よ来て遊べ

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 > ふっくらと 涙の谷も 実る秋

 豊饒の谷に雀よ来て遊べ

 吾も雀実りの谷に遊びけり

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★ いろはにほへと俳句を遊ぶ 00712

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紅葉狩り近づくだけで踊る心

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 花人さん、交心俳句の仁です、はじめまして。
 コミュへの参加ありがとうございます。

 素人俳句で、
 気ままに575で交心しましょう、がモットーです。

 旅のつれづれのお話しなど
 いっぱい語り合えればHappyです。
 よろしくお願いします。

 紅葉狩り近づくだけで踊る心

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2008年10月27日

ぬくぬくを抱いて温く温く分けてやる

★ 交心俳句17502

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ぬくぬくを抱いて温く温く分けてやる

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icon25 ★★★ 『 草の露そのひとときに添い満ちる 』 ★ 交心俳句17501 へどうぞ!!! ♪♪♪ icon25

 ※ 写真は雪割草さんよりお借りしています。

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★ いろはにほへと俳句を遊ぶ 00707

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鰯雲そのうち心晴らしてやるよ

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 > くよくよとさまよい歩く 鰯雲

 花人さん、おはようございます、仁です。
 そして俳句をご披露くださってありがとうございます。素人俳句を楽しんでいるだけの仁ですけれど、交心していただけるとHappyです。
 よろしくおつき合いくださいね。

 鰯雲そのうち心晴らしてやるよ

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★ いろはにほへと俳句を遊ぶ 00708

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気がつけば崖の上なる秋の雨

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 >  秋の雨 フェリーのりばにたどり着く

 秋の雨は、やはりどことなく気怠いですね。心もつい彷徨ってしまいます。気がつけば、体も彷徨っていたという・・・。

 『 俳句で交心しましょう 』のコミュニティに投句くださると、楽しくなりますけれど・・・
 

 覗いてみてくださいね。

 気がつけば崖の上なる秋の雨

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2008年10月26日

草紅葉道なき山路ただ歩く

★ 交心俳句17403

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草紅葉道なき山路ただ歩く

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 この道は、もう、誰も通らなくなった道。
 ただ、その昔、良寛さんが、一衣一鉢の無一物を貫いて歩いた道。
 そんな道を心に抱いたものの、
 安穏の暮らしを大事にして、
 もう何一つ危険も犯さず、
 安泰の居場所に、
 妄恋惚け三昧を、送るばかりです。

 ときどき、想い出したように、
 独り、遠くまで来て、
 山路を歩くけれど、
 戻る住まいのある身には、

 ただの野歩きに過ぎません。

 歩けば歩くほど、
 さびしくはなりますけれど、
 それはそれ、
 自在な妄詩の時空を遊泳して、
 愛呼と山野を駆け巡れば、
 心も細胞も和らいで、
 仄かに温もりを分かち合い、
 至福の時を、流れていることができるのです。

 このひとときの
 温もりと
 やわらかい漂いが
 時を忘れさせ、
 憂き世を忘れさせ、
 至福の時で包んでくれるのです。

 露の落ちる
 草紅葉の道なき道を、
 ただ、歩くだけです。

 ただ歩くだけの、
 至福の時もあるのです。

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★ いろはにほへと俳句を遊ぶ 00613

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あきのうれいせつなごころもおんぶする

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 はじめまして、仁といいます。
 ご訪問ありがとうございます。

 都々逸って、
 親しみがありますね。
 また寄せてくださいね。

 あきのうれいせつなごころもおんぶする

 いいとこどりのないものねだり

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★ いろはにほへと俳句を遊ぶ 00702

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蓮の実の飛んで育てよ君が胸

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★ いろはにほへと俳句を遊ぶ 00703

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万葉の蓮の小池に実の飛びぬ

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 > 早起きの胸に飛び込む蓮の実

 おはようございます、花呼さん。
 蓮の実が胸に飛び込んでくる早朝は心地いいですね。大気にも大地にも不思議と奇跡が潜んでいて、驚かしてくれますね。
 俳句を遊ぶ人に与えられる特権的な時空だといってもいいかもしれません。
 心に不思議を持てば、世界に不思議が現れる。
 世界は、自分の心なんですね。

 万葉の蓮の小池に実の飛びぬ

 万葉の里にある蓮池の蓮。もう破蓮になっているでしょうけれど、俳人たちはこの破れ姿にも詩心を托していったのですね。そんな心の旅も交心できるといいですね。

 蓮の露われの手もとれ貞心尼

 緒方拳さんもたくさんの人々に手をとられて逝かれたのでしょうね。
 千の風になって、いつでも、どこでも、降りそそいでくださいね。

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2008年10月25日

夢覚めし荒野に逢いぬ吾木香

★ 交心俳句17303

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夢覚めし荒野に逢いぬ吾木香

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icon25 ★★★ 『 蟷螂の鎌に穿たれ覚めし夢 』 ★ 交心俳句17301 へどうぞ!!! ♪♪♪ icon25

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★ いろはにほへと俳句を遊ぶ 00801

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間引き菜を間引くその日のまだ来ざり

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★ いろはにほへと俳句を遊ぶ 00802

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間引き菜に雨待つ心注ぎけり

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 花呼さん、おはようございます。

 「間引き菜の句合戦」おもしろそうですね。
 でも、合戦でしたら、勝たなければならないんですか?判者は?
 そうか、花呼さんが「間引き合戦」奉行をしてくれるんだ。

 > 菜を間引くその日のための雨二日

 間引き菜に雨待つ心注ぎけり

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★ いろはにほへと俳句を遊ぶ 00803

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しくじりを重ね間引きへこぎつきぬ

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 > 間引き菜のいのちを汁の朝餉かな

 花呼さん、もう春菊間引きましたか!
 75日の長生きですね。

 もっと、もっと、間引け。
 花呼さん、そうですよね。ゴールドラッシュみたいに密着です。

 夏のバジルの時も失敗しました。バジルジャングルになってしまって。それでも過当競争の中を生き延びるバジルさんたちがいて、最後にはけっこう食べることができましたよ。
 今は種採り用に、2本残していますけれど。

 しくじりを重ね間引きへこぎつきぬ

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 ※ 春菊の双葉です。
   間引きまでは、まだ、まだ・・・

2008年10月24日

今年木の小さきままに紅葉す

★ 交心俳句17202

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今年木の小さきままに紅葉す

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★ いろはにほへと俳句を遊ぶ 00613

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あきのうれいせつなごころもおんぶする

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 はじめまして、仁といいます。
 ご訪問ありがとうございます。

 都々逸って、
 親しみがありますね。
 また寄せてくださいね。

 あきのうれいせつなごころもおんぶする

 いいとこどりのないものねだり

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★ いろはにほへと俳句を遊ぶ 00702

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万葉の蓮の小池に実の飛びぬ

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 > 早起きの胸に飛び込む蓮の実

 おはようございます、花呼さん。
 蓮の実が胸に飛び込んでくる早朝は心地いいですね。大気にも大地にも不思議と奇跡が潜んでいて、驚かしてくれますね。
 俳句を遊ぶ人に与えられる特権的な時空だといってもいいかもしれません。
 心に不思議を持てば、世界に不思議が現れる。
 世界は、自分の心なんですね。

 万葉の蓮の小池に実の飛びぬ

 万葉の里にある蓮池の蓮。もう破蓮になっているでしょうけれど、俳人たちはこの破れ姿にも詩心を托していったのですね。そんな心の旅も交心できるといいですね。

 蓮の露われの手もとれ貞心尼

 緒方拳さんもたくさんの人々に手をとられて逝かれたのでしょうね。
 千の風になって、いつでも、どこでも、降りそそいでくださいね。

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2008年10月23日

もみぢ葉を咥えて待ちぬ夢観音

★ 交心俳句17004

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もみぢ葉を咥えて待ちぬ夢観音

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★ 妄恋10712

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玄牝の黒向日葵の門潜る

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 すごいですよ。
 花呼さんの情念もまたかく・・・。

 黒向日葵のゴッホ。

 玄牝の門黒向日葵より入る

 墨彩画向日葵玄の中の情

 玄牝の黒向日葵の門潜る

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2008年10月22日

花茗荷小さな心に灯がともる

★ 交心俳句16904

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花茗荷小さな心に灯がともる

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 花人さん、ありがとうございます。

 9月から、交心俳句で、交心したものを、日ごとにまとめていくことにしましたけれど、どうしてか、日が、追いつきません。暇仁なんですけれどね。鈍牛の歩みです。

 交心句でも、仁は、観念句が多いんです。
 写生よりも、妄詩の遊びが好きなものですから。

 4月より、仕事辞めまして、本当に暇仁で、家庭菜園はじめました。踏みつぶしていた狭い庭を起こして、茗荷、植え替えてみましたら、今頃になって、二三本づつ、茗荷のは名が出るんですよ。朝、挨拶するように、茗荷さんの所へ行くんです。花を出していると、ぱっと、心が躍るんです。もう、一日、Happyですよ。

 そんな小さな喜びを、詠んでいます。
 そんな小さな心の弾みを見つけてくださって、ありがとうございます。

 交心俳句のおかげです。

 花茗荷小さな心に灯がともる

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★ いろはにほへと俳句を遊ぶ 00612

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鵙の贄万歳岬を忘れざる

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 鵙の贄は、写真俳句にはむずかしいですね。
 昔は、よく、写真に収めていましたけれど、最近は、お目にかからない。それだけ、鵙の生から遠いところに生きているということなのでしょうね。
 畑作りの暮らしの中には、鵙の贄にもお会いになるでしょうね。

 写真は、ベニスの仮装舞踏会です。
 何とも哀しいセレブたちの倦怠なのでしょうか・・・仮面で現実を忘却して、刹那の解放を享楽するのです。エログロナンセンスの世紀末は、また、今の世の中の世相になりつつありますね。
 額に汗して暮らす暮らしの中に、庶民は、足るを知って、それでも幸せに生きていくものなのですけれど。鵙も必死に生きて、冬に備えるはずなのに、どこに置いたか忘れてしまう。それでも必死に生きていく。

 とんでもない連想ですけれど、
 百舌の一声が、ときどき、「叫び」にも聞こえるし、
 警鐘にも聞こえることがあるんですよ。

 セレブたちの三代、四代が政治も占有して、劇場化して遊んでいます。思い通りにならないと、はいさようなら。年収200万の庶民の暮らしのことは分かるはずもありません。年金生活者の暮らしが分からない人たちが、ゲームのように、年金を改ざんしている。

 百舌のような、百枚舌の政官財に、
 百舌の一声、
 覚醒を念じましょうね。

 ついつい、とんでもない、愚痴になってしまいましたけれど、
 もう、暮らしも命も、
 自分が守る生き方、力をつけていくほかありませんね。

 政治も戦争も、セレブたちの酒の肴にしちゃいけません。
 セレブたちの生け贄にならないように。

 鵙の贄万歳岬を忘れざる

 夜長のつれづれ、問わず語りに、胸の内、覗かせてしまいました。
 笑って通り過ぎてくださいね。

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2008年10月21日

形見なる愛語紡がん秋の暮

★ 交心俳句16902

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形見なる愛語紡がん秋の暮

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icon25 ★★★ 『 心わく紅葉はじまる便りかな 』 ★ 交心俳句16901 へどうぞ!!! ♪♪♪ icon25

★ 。・。・゜♪゜・。・。★ いろは俳句 ★ 。・。・゜♪゜・。・。★

★ いろはにほへと俳句を遊ぶ 00610

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手習いの夜が回春麦とろろ

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 交心は、あわせて、魂の交わりですからね。
 用心しないと、老仁から、魂抜き取られますよ。妖仁に、用仁、用仁。
 でも、現実家さんには、へいちゃらですよ、妄詩の時空の出来事ですから。

 仁は、明日定期検診です。久留米まで行ってきます。あと緑化センターで、花と遊んで、夜は、お習字教室。一を千回書いてきます。

 手習いの夜が回春麦とろろ

 おやすみなさい。

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★ いろはにほへと俳句を遊ぶ 00611

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深き淵脱ければ銀河の外の愛

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 > 忘れたいことも忘れられるでしょ?

 深き淵脱ければ銀河の外の愛

 おやすみをではではではのかみさまに。

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2008年10月20日

雁や愛呼の声なき声を聴く

★ 交心俳句16803

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雁や愛呼の声なき声を聴く

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★★★ 『 雁渡る憂き世も心はひとつなり 』 ★ 交心俳句16802 へどうぞ!!! ♪♪♪

★ 。・。・゜♪゜・。・。★ 妄恋賛歌俳句 ★ 。・。・゜♪゜・。・。★
★ 妄恋賛歌11401

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鶏頭の如き空即是色翼

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 花呼さん、おはようございます。
 といっても、もう、夕方になりました。つるべ落としの夕暮れどころか、
 無常迅速の人生です。こんなに時間が特急化すれば、西方愛浄土まであっという間でしょうね。まぁ、向こうも楽しそうだからいいですけれど・・・

 昨夜は花呼さんに甘えて、返信なし、又変身もなしに、眠りました。
 けれど、花呼さんの愛浄土は読ませていただきました。
 すてきですね。
 花人ちゃんがどうであろうと、好きを貫きましょうね。愛浄土は空即是色ですから、自分の好きな世界を、自分の好きな色で生きるんですよ。豊かな色で織り込んでいきましょうね。最上の楽しみですよ。
 寂聴さんも、まだ、追っかけやっていますからね。
 老仁は、十九歳の愛呼を追っかけています。

 西方愛浄土へ行ってしまえば、愛呼がそこへ来るまでには、まだ当分間がありすぎますから、早く来いよ、ともいえませんよね。
 だから、老仁の方が、もうすこし、生き存えて、追っかけを楽しむことにするんです。

 散るさくら残るさくらも散るさくら   良寛

 良寛さんは、貞心尼さんの追っかけを堪能して、
 もういいよ、という至福の時を迎えて、一足お先に、西方愛浄土へいってしまいましたけれど、残る貞心尼さんは、良寛愛浄土を楽しんで生きました。

 いい道しるべですね。

 足袋つぐやノラともならず教師妻   久女

 久女さんも、虚子愛浄土を生きたかったのでしょうけれど。
 教師妻も、愛浄土ではなかったのですよね。・・・

 空即是色の想像力の翼が、久女さんには、まだ、生えていなかったんです。
 貞心尼さんは、江戸の時代に、空即是色の想像力の翼を持っていたんですね。だから、良寛さんに受容され、愛されたのでしょう。

 鶏頭の如き空即是色翼
 

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2008年10月19日

草の花子らと道草くう夕べ

★ 交心俳句16703

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草の花子らと道草くう夕べ

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★ いろはにほへと俳句を遊ぶ 00606

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雪の嶺気高く孤高に老いし山羊

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 > その顔は 人面羊か 神様か

 羊じゃなく、アルプスアイベックスなんですよ。
 羊のいい写真がなくて、昨日見たアルプスの山岳山羊です。この角で闘ってオスは大変ですよ。見事な角が密漁の憂き目にあって、絶滅。20世紀初頭に、保護復活して、現在は1万5000頭もいるそうです。
 アルプスの高山で暮らしているので仙人のような面構えになるのでしょうね。

 よくよく見たら、おや、老仁の顔に見えてきましたよ。

 雪の嶺気高く孤高に老いし山羊

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★ いろはにほへと俳句を遊ぶ 00607

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花ぐるい花あれば愛あふれけり

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 いいえ、老いぼれ愚仁ですよ。
 ずっと落ち零れできましたので、真夏でも扇子を持たないで汗出しっぱなしというお話し。センスなんて、邪魔なだけ。心があれば十分ですよ。
 ただ夏は仙酔峡を散策するのが楽しみですけれど。

 花ぐるい花あれば愛あふれけり

 犬も歩けば棒に当たる。
 負け犬を貫いて、棒にも当たらず、藪の中に朽ちていく。それが理想なんですけれどね・・・
 アルプスアイベックスに生まれ変わりはしないでしょう。

 破蓮生まれ変われば野良の犬

 けれど、野犬狩りが厳しくなりましたね。ホームレス狩りまで始まった。管理社会の貫徹は、滅亡への近道ですけれどね。野良犬や野良猫が悠々と生きていける世の中に戻ればいいのですけれど・・・

 破芭蕉もはや妄語は届かざり

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2008年10月18日

草の露分け入り遼観露塗れ

★ 交心俳句16603

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草の露分け入り遼観露塗れ

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★ いろはにほへと俳句を遊ぶ 00604

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光受け群るヽ尾花の眩しけり

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 > 今日はまあ テツンコツンと 秋の風

 あらあらと過ぎゆく吾に秋の雲

 > 化粧して 我もいくかや 尾花園

 光受け群るヽ尾花の眩しけり

 敬老の心が喜びとなりますように。

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★ いろはにほへと俳句を遊ぶ 00605

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一匹の迷える羊崖の月

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 花呼さん、仁の物は花呼さんのものですよ。どうぞ自由に使ってくださいね。
 いいえ、つかってくれてありがとう、ですよ。
 いっぱい使えるような物創りだせるようになると楽しいですけれどね。

 羊さん、ありがとう。
 ゆっくりでいいですよ。
 いっぱい、いっぱい描いてくださいね。

 一匹の迷える羊崖の月

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2008年10月18日

有り明けの月やしばしらく憂き世なし

★ 交心俳句16502

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有り明けの月やしばしらく憂き世なし

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★ いろはにほへと俳句を遊ぶ 00601

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秋の薔薇遠くで眺むる羊なれ

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 たっぷりお元気印の羊さんにできましたね。
 ナポレオン羊さんなの?

 バラ園食い荒らしてしまいそう・・・

 秋の薔薇遠くで眺むる羊なれ

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★ いろはにほへと俳句を遊ぶ 00602

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コスモスの丘に蕭条秋の雨

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 > 秋雨が 残りコスモス 濡らしつつ
 静かに 静かに 散らし行く

 
 季が重なっても流れが自然だからいいと思いますよ。流れと「静かに」のリフレインがあるから、蕭条たる秋の雨の雰囲気がよく出ています。

 コスモスの丘に蕭条秋の雨

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2008年10月16日

いつの日か吾もなりたや残る月

★ 交心俳句16402

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いつの日か吾もなりたや残る月

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★ いろはにほへと俳句を遊ぶ 00517

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原始脳躍る地球の野分け前

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 アンチゴッホ黒向日葵の異時空も銀河にはじまり銀河に終わる

 > 野分け来る はしゃぐ童子の 幼い日

 原始脳躍る地球の野分け前

 銀河の外を一回り、
 してきた心の目覚めたる、
 裸の心
 躍動するよ。

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2008年10月16日

同じ心二夜の月にめぐり会う

★ 交心俳句16302

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同じ心二夜の月にめぐり会う

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★ 妄恋賛歌10701

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マグダラのマリアの情(こころ)女郎花

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 > 秋茄子日 ジンジン語り ジンを飲む

 ジンの夜を酔いつ酔われつ濃紫

 ジンはひとり飲みが似合いますけれどね。
 

 > 女郎花 呼ばれることの 名が哀し

 マグダラのマリアの情(こころ)女郎花

 イエスが愛するほどの女人は深い哀しみのわかる人なのでしょうね。
 哀しみは慈しみの心につながっていくのでしょう。

 > おちょぼ口 新米の飯 縦にして

 新米のやっと吉原の膳にのる

 
 花魁のおちょぼに新米食わるるよ

 > こむらさき しらぬ芙蓉の 恋あさし

 白のみの芙蓉にいつしか色のつく

 酔芙蓉おのれの色に酔いにけり

 > ジンさんの 種の茄子より 鈴が成る

 種茄子に種のなかりしものもある

 種茄子の空即是色食われけり

 秋茄子の食われはるかに紺残す

 花呼さん、やはり、折り込みの達人ですね。
 そして、博識。さすがエッセイストだ。
 色々教えてくださいね。

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★゜。・。・゜♪゜・。・。★・゜・。・゜・★ 。・。・゜♪゜。・。・゜★

2008年10月13日

秋色の空のスクリーン夢めくり

★ 交心俳句16103

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秋色の空のスクリーン夢めくり

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★ いろはにほへと俳句を遊ぶ 00514

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時期も過ぎ小さきも熟れるゴーヤかな

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 花人さん、伝言ありがとうございます。

 そうですか、ゴーヤの豊作いいですね。
 仁も作っていますが、毎年同じところで、ちょっと土が弱ったのでしょうか、小さいまんま熟れてしまう状態です。
 それでもけっこう食べました。

 色々教えてくださいね。

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★ いろはにほへと俳句を遊ぶ 00515

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夜半に観る黒き向日葵ビッグバン

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 > いつまでも 不吉な夜半の 稲光

 夜半に観る黒き向日葵ビッグバン

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★ いろはにほへと俳句を遊ぶ 00516

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羽衣の裾引く影を星に切る

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> 天の川 主を訪ねて 姫ひとり

 羽衣の裾引く影を星に切る

 師匠の天女も描いてくださいな。
 注文の多い弟子ですけれど。

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★゜。・。・゜♪゜・。・。★・゜・。・゜・★ 。・。・゜♪゜。・。・゜★

2008年10月12日

月明かり雲の間に見る龍の顔

★ 交心俳句16002

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月明かり雲の間に見る龍の顔

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icon25 ★★★ 『 十三夜妄詩の君と語り合う 』 ★ 交心俳句16001 へどうぞ!!! ♪♪♪ icon25

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★ いろはにほへと俳句を遊ぶ 00513

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土の香や娘のベランダの鉢菜園

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 いつも忘れんぼ、ごめんなさい。

 呆けはじめいつも娘に諭される

(川柳ですけれど・・・)

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★ 妄恋10601

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恋うほどに笑われ泣きぬ月明かり

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> 影浮かび 童話おもゆる 月ウサギ

 月の影映る心はいつも君

 恋うほどに笑われ泣きぬ月明かり

 花人さん、花呼さん、
 秋の夜長のひと思い、
 開いてくださってありがとうございます。

 つれずれわぶる心には
 熱い夜とはなりました。

 朝にはどの音で鳴こう泣き虫よ

 おやすみなさい

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★ 。・。・゜♪゜・。・。★ 妄恋俳句 ★ 。・。・゜♪゜・。・。★

2008年10月11日

ドクダミの根を追い蝉の虫に会う

★ 交心俳句15903

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ドクダミの根を追い蝉の虫に会う

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icon25 ★★★ 『 瓢箪に不思議の恋の宿りけり 』 ★ 交心俳句15901 へどうぞ!!! ♪♪♪ icon25

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★ いろはにほへと俳句を遊ぶ 00509

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七夕の願いを毎夜放とうよ

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 花人さん、ありがとうございます。
 交心できて、Happyです。

 交心から銀河遊泳がはじまるんですよ。

 幼稚なイメージの幼稚な妄詩世界ですけれど、
 楽しめます。

 これからも、いっぱい、いっぱい、詩ってくださいね。

 心が、やわらかく、ゆるやかに、あったかくなっていけるといいですね。

 七夕の願いを毎夜放とうよ

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★ いろはにほへと俳句を遊ぶ 00510

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秋の蝶ふりかえれば空また歩む

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★ いろはにほへと俳句を遊ぶ 00511

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銀河では星の数ほど貌映る

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 たくさんの新しい自分を写してくださいね

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★ いろはにほへと俳句を遊ぶ 00512

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ひまわりや銀河もわれをまわりけり

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 うん、よくなってきた。
 うん、こころがだんだん開かれていく。
 うん、こころがだんだん軽くなっていく。
 うん、そんな自分をほめてやろう。

 うん、銀河のあい風、もらえるようになってきた。

 ひまわりや銀河もわれをまわりけり

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★゜。・。・゜♪゜・。・。★・゜・。・゜・★ 。・。・゜♪゜。・。・゜★

2008年10月10日

秋風の丘に立ちけり肯いぬ

★ 交心俳句15801

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秋風の丘に立ちけり肯いぬ

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 雪割草さんより 『 穏やかに心は深く吾亦紅 』 に良寛さんの句を寄せてもらいました。
 雪割草さん、いつもあい風ありがとうございます。

 魔頂(まちょう)して ひとり立ちけり 秋の風   良寛

 「魔頂」という言葉、辞書にも載っていません。
 禅の用語なのでしょうね。「魔頂は頭上をなでること。本来は師と弟子との間で行われるものだが、ここでは良寛が自分の頭をなでながら、秋風の中ひとりで立っている。」新潟日報の解説にはこう書いてあります。

 > 春風や闘志抱きて丘に立つ   虚子

 虚子さんは俳句の世界で、
 良寛さんは、仏道の世界で、
 古い世界に屹立して、
 新しい世界を樹立しようとしています。

 良寛さんは、やわらかい心で、
 虚子さんは、敢然とした心で。

 わが道はよ~らの道よ秋野行く

 ひとり来ぬ丘は秋風吹くばかり

 。。。 ≪ 雪割草さん、おはようございます。
 上弦の月がきれいですね。
 娘さんとお酒をいっしょに飲まれて、心地好い気分で、いっしょに空を見上げる。
 絵になりますね。

 星時雨肩寄り添うて母娘かな

 魔頂(まちょう)して ひとり立ちけり 秋の風   良寛

 単独者良寛さんの自画像なのでしょうね。
 それでいいんだよ、それで。
 子どもの頭を撫でるように、自分の頭を、仁も、ときどき撫でてやるんですよ。
 すると、気分がすーっと晴れて、肩の荷が下りるんです。
 「魔頂」というんですね。
 そんな深いところは知るよしもありませんけれど、この自分の頭を撫でてやるというのは、自分が自分に送るあい風だと思っています。

 秋風の丘に立ちけり肯いぬ ≫ 。。。

★★★ 俳句日録080930『 穏やかに心は深く吾亦紅 』 へどうぞ!!! ♪♪♪

2008年10月09日

足る今日をただ喜びぬ稲雀

★ 交心俳句15701

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足る今日をただ喜びぬ稲雀

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 雪割草さんより、 『 花木槿一瞬一生在るが儘 』 に良寛さんの句を寄せてもらいました。
 雪割草さん、いつもあい風ありがとうございます。

 焚くほどは 風がもてくる 落ち葉かな   良寛

 すこし枯葉が落ちる季節になってきましたね。
 家は狭いのに、チュウリップの木があるのですよ。実生の苗から植えて、今じゃ大木になりました。これがすっかり葉を落としてしまうんです。掃除が大変。
 昔は、枯葉焚いて、ゆっくりゆるゆる、煙を眺める風情がありましたけれど、もう、焚き火もできなくなりましたね。文明も産業も止めどなく二酸化炭素排出しているのに、暮らしの風情も制限されていく不自然な世の中になってしまいました。
 雪割草さんの所は、庭が広くて、樹木が多いから、落ち葉の処理大変でしょうね。

 落ち葉焚くこともかなわぬ憂き世かな

 叶わざること多けれど草の花

 足る今日をただ喜びぬ稲雀

 。。。 ≪ 雪割草さん、おはようございます。
 今朝も爽やかな秋空です。昨日は上弦の月がきれいでした。
 何にもないけれど、これだけで、生きていてよかったと感じます。心地良いですね。

 焚くほどは 風がもてくる 落ち葉かな   良寛

 足を知る、
 命在れば、それがうれしい。
 あぁ、今日も生きている、と喜びを分かち合えるようになれればHappyですね。

 昨日植えしコスモスにおはよう声もらう

 もうコスモスも終わりなのでしょうけれど、矮星のコスモスの花が緑化センターにあったので買いました。ちょぼっとした小さなコスモスもいいですよ。種が落ちて、来年も咲くそうです。来年もお会いできますように。 ≫ 。。。

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2008年10月08日

いわし雲しなやかに猫すりぬける

★ 交心俳句15601

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いわし雲しなやかに猫すりぬける

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 雪割草さんより、 『 花木槿今日一日の眩しさよ 』 に良寛さんの詩を寄せてもらいました。
 雪割草さん、いつもあい風ありがとうございます。

 人の殴ぐるに任せ 人の笑(わろ)うに任す 更に一物の 心地に当る無し   良寛

 全受容良寛、ここに在り。
 けれど、非暴力、不服従。
 単独者の生のスタンスです。

 花木槿一瞬一生在るが儘

 猫のごと子も振り回す秋の暮れ

 。。。 ≪ 雪割草さん、おはようございます。
越後は今日も曇りですか。筑後は爽やかな秋晴れですよ。

 秋の雨猫の振る舞いに舞わされる

 いわし雲しなやかに猫すりぬける

 美猫さんたちは相変わらず元気で、悪さですね。朝一に雪割草さんを手こずらせてくれるんですね。けれど、猫さんたちに元気もらえる。良寛さんの無心の境に至れるかもしれません。

 
 人の殴ぐるに任せ 人の笑(わろ)うに任す 更に一物の 心地に当る無し   良寛

 このスタンスを良寛さんは貫いてきたんですね。
 ダルマさんは壁と睨めっこしましたけれど、良寛さんは笑われても、笑われても、人の中を、歩きつづけました。貫くことの計りがたい世界があるのでしょうね。
 ちっごのよ~ら仁は、古新聞紙のように風に吹かれ、飛び回っています。

 今日もまた秋風に舞う古新聞

 秋風に舞う新聞に光射す

 秋深むそのうち朽ちて地に戻る ≫ 。。。

 ※ 良寛さんの三角達磨の絵の賛

任人投兮任人笑,更無一物當心地。
寄語人生若似君,能遊世間有何事。

icon25 ★★★ 俳句日録080928『 花木槿今日一日の眩しさよ 』 へどうぞ!!! ♪♪♪ icon25

2008年10月07日

枯れ芒野に出て風と語るもよし

★ 交心俳句15501

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枯れ芒野に出て風と語るもよし

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 雪割草さんより、 『 ほどほどに食べて遊べや稲雀 』 に良寛さんの文を寄せてもらいました。
 雪割草さん、いつもあい風ありがとうございます。

 「ことばのおほき はなしのながき 老人のくどき じまんばなし」   良寛

 あのやさしい愛語の良寛さんが、
 あのやわらかな全受容の良寛さんが、
 もう一方では、厳しい戒語のスタンスで人を見ていたんですね。
 基本的には愛語に反することは、みな、戒語の対象になっているのですけれど、
 あらためていわれると、良寛さんに怒られるところで生きていることばかりのようですね。

011 こころにもなきことを言う
044 人の器量のあるなし
051 差し出口
052 講釈の長き
075 親切気にもの言う
080 あの人に言いてよきことをこの人に言う
089 人の隠することをあからさまに言う
117 人の気色を見ずしてもの言う
122 よく物の講釈をしたがる
141 よく知らぬことを憚りなく言う
147 憂いある人のかたわらに歌うたう
149 人のことわりを聞き取らずして己がことを言い通す
156 風雅臭き話
168 あゝ致しました,こう致しました,ましたましたのあまり重なる

 老仁が、聞いて、自分自身への戒めにしたいものいくつかを取り上げてみました。
 どれもこれもですけれど、
 これほど戒め持ったら、もう、外歩けませんし、IN遊泳できませんので、
 ほどほどに反省して、
 楽しくやっていくつもりですけれど・・・

 戒めを小脇に秋の空を翔ぶ

 。。。 ≪  雪割草さん、おはようございます。
 越後もどんより日和ですか。筑後もどんよりです。なんだか気怠い感じですね。
 そして緒方拳さんの訃報です。
 先日テレビに出ていらっしゃったとき、とても痩せていらっしゃったので、気になっていました。けれど・・・。最後まで、世界中飛び回ってこられたんですね。

 秋の風尽きるまで命躍動す

 今日は、仁も、定期検診日です。
 心に、いつも明日を抱いて、細胞を躍動させて、一瞬一生を全うできるようになりたいと思います。
 良寛さんの愛語が命の栄養になりますように。

 「ことばのおほき はなしのながき 老人のくどき じまんばなし」   良寛

 良寛さんの戒語、痛いですね。
 老仁も、最近、おしゃべりに過ぎるようになっているようです。話し始めると、止めどもないほど。きっと、くどく、同じこと繰り返しているのでしょうね。自分では気づかず、人を不愉快にさせているのでしょうね。
 でも、おしゃべりも、細胞を躍動させる歓喜と心の解放の力もっていますから、楽しいおしゃべりは大事にしたいですね。愚痴や嫌みは心に不快を与えますから、いいもの取りで、愛語を土台にしていければいいですね。

 枯れ芒野に出て風と語るもよし ≫ 。。。

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2008年10月06日

石榴いま割れて己の時始まる

★ 交心俳句15401

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石榴いま割れて己の時始まる

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 雪割草さんより、 『 彼岸花枯れて青々葉を吹きぬ 』 に良寛さんの歌を寄せてもらいました。
 雪割草さん、いつもあい風ありがとうございます。

 紅の 七の宝を もろ手もて おしいただきぬ 人のたまもの   良寛

 文政13年、良寛さん73歳の10月13日。
 新津の桂家の「とき」さんが由之さん経由で柘榴を良寛さんに贈っています。由之さんは旅の途中だったので、一ヶ月経って、帰ってから良寛さんに届けています。だから、もう腐った石榴もあったようです。

 もう体力も弱って、あんまり人にも合いたがらないと貞心尼さんは書いています。
 庵に籠もりっきりになり、内から鍵をかけたという話しもあります。自分では疫痢じゃないかとさえ思っていたようです。そんな風だから、石榴も食べることはできなかったのではないでしょうか。

 それでも良寛さんは両手で押し戴いたと詠んでいます。
 人の親切な心が良寛さんには嬉しいのでしょうね。
 石榴のお礼の歌を三首も詠んでいるそうです。

 天保2年1月6日に 良寛さんは示寂。享年74歳です。
 10月に天保に改元していますから、石榴をもらってから二ヶ月くらいのことでした。

 貞心尼さんに対する絶対的な愛と信頼の中で、死と向き合っている良寛さんがいます。
 あるがままの良寛さんなのでしょうね。
 生き仏を拒んで、生き存えて、そして生き仏さんのように死と向き合っているのでしょうね。

 糸瓜咲いて痰のつまりし仏かな  正岡 子規

 いついつと 待ちにし人は 来たりけり 今は相見て 何か思はむ   良寛

 貞心尼さんが傍に添っていてくれる至福を詠んでいます。
 幸せそのものの良寛さんです。

 至福なる時吾にも来よ吾木香

 。。。 ≪  雪割草さん、おはようございます。
 越後は今日は雨ですか。筑後は雨も上がったようです。冬野菜用に、すこし、また、畑を耕してきます。菜大根の芽が大きくなりはじめました。

 あい風を送り送られ冬野菜
 

表に石榴植えていましたけれど、去年、枯らしました。
 虫でしょうか・・・去年は、石榴、林檎、一昨年、利休梅、えご、黒椿と枯らしました。
 水涸らしかもしれませんけれど・・・
 今年はブルベリー、年を越させようと念じています。

 紅の 七の宝を もろ手もて おしいただきぬ 人のたまもの   良寛

 「おしいただきぬ」に良寛さんの嬉しさとお人柄が素直に表現されていますね。ほんとうに飾り気のない人です。もろに裸の心を晒せるのでしょうね。
 石榴大好きです。
 なぜでしょうね。ほかの果物と違って、思い入れで食べるようなところがありますね。
 眺めても、ふしぎに、なつかしい思いが湧いてきます。

 自ずから割れて実さらす石榴かな

 石榴いま割れて己の時始まる ≫ 。。。

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2008年10月05日

子らよ来て毬つけ案山子とも遊べ

★ 交心俳句15301

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子らよ来て毬つけ案山子とも遊べ

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 雪割草さんより、 『 彼岸花生きる希望と喜びを 』 に良寛さんの歌を寄せてもらいました。
 雪割草さん、いつもあい風ありがとうございます。

 雲出でし 空は霽(は)れけり 托鉢の 心のままに 天の与へを   良寛

 ・・・  江戸後期の禅僧、良寛さんには托鉢(たくはつ)のときに「半兵衛の家」と聞くや、いつもそっと立ち去ったとの逸話が残されている。素性も徳行も知られていない頃(ころ)、半兵衛という名前の人にいじめられ、心身ともに傷ついたことで、条件反射のように半兵衛の家を避けたのだという(松本市壽著『良寛さん一〇〇話』国書刊行会)・・・   東京新聞のコラムにこんな記事が載っていました。

 良寛さんの修行時代のエピソードなのでしょうね。訳の分からぬ変な乞食坊主を貫いて生きてきたのですから、諸国を歩いているときは、色々ないじめや差別にあってきたのでしょうね。いじめられて、いじめられて、それでも、いじめられるままの自分を生きてきました。けっして人に勝とうとしなかったようです。
 出家の理由のひとつに、庄屋の家を継ぐ仕事のひとつに、処刑場の立ち会いがあったようです。その酷さに耐えられない青年良寛さんがいました。世間並みに生きるということは、優しい心根を踏みにじって生きることだったのでしょう。
 それでも、「生まれてきてすみません」とはいわなかった。
 それでも、弱い心のまま生きていく道を探しつづけた。

 そして、到達したところに、子どもたちと無心に遊ぶ良寛さんがいたように思います。

 霞立つ長き春日を子供らと手まりつきつつこの日暮らしつ   良寛

 道のべのすみれつみつつ鉢の子を忘れてぞ来しその鉢の子を   良寛

 子どもたちと無心に遊ぶ良寛さん、
 道草に路傍の菫を摘んで時を忘れる良寛さん。
 切ない、切ない、良寛さん。

 そして、この良寛さんは、禅門では、屈指の学問と悟りを得た人です。
 不思議な人ですね・・・

 秋雨の午後もまもなく過ぎ去りぬ

 。。。 ≪  雪割草さん、おはようございます。
 筑後は今朝は雨です。
 前耕後読はなくて、終日読です。これは体に毒ですよね。

 雲出でし 空は霽(は)れけり 托鉢の 心のままに 天の与へを   良寛

 けれど、これも、天の恵み。心のままに天の与えをもらって、ネット吟行三昧したいと思います。良寛さんは、身も心も自在ですけれど、愚仁は、妄詩の中だけ、自在です。だから、もう、妄詩中毒。妄詩惚け。心のままに、楽しいからいいとしましょう。

 心のままに飛んで遊べよ秋の雨

 秋の雨しづかに午前をはりけり   日野草城

 彼岸花枯れて青々葉を吹きぬ

 それでも傘さして、狭い庭を見回りました。
 大葉春菊もぞっくりです。ずっと後に蒔いた大根が、芽吹いて、春菊よりも双葉が大きくなっています。驚きですよ。
 垣根の下の彼岸花が萎れて、その下に、葉が芽吹きはじめました。一冬を青々と過ごすんですね。彼岸花の命力の大きさにも驚きます。

 良寛さんは、そんな野の草花さんたちを友だちにして命力と愛力をもらっていたのでしょうね。鉢の子を持って歩く良寛さんには、天地のあらゆる物が恵になっているのでしょう。天地自然の恵みが良寛さんの命と幸せの源なんですね。
 天地自然の恵みは、欲張って所有するものではない。
 鉢の子ひとつ持って、歩ければ、それで十分足る。
 遊びたいときは、いつでも子どもたちに遊んでもらえる。子どもたちも天の恵みなんです。だから、子どもたちに、喜びと希望を与えたい。厳しい人生を、強かに生き抜いてほしい。それが、良寛さんの、子どもたちと無心に遊ぶ慈心のようです。

 子らよ来て毬つけ案山子とも遊べ ≫ 。。。

★★★ 俳句日録080923『 彼岸花生きる希望と喜びを 』 ♪♪♪

2008年10月04日

彼岸花萎えし夕べの野辺の道

★ 交心俳句15201

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彼岸花萎えし夕べの野辺の道

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 雪割草さんより、 『 月影や良寛にも香忍び寄る 』 に良寛さんの歌を寄せてもらいました。
 雪割草さん、いつもあい風ありがとうございます。

 浮き草の 覆ふ水際に 月影の ありとはここに 誰か知るらむ   良寛

 さびしい良寛さんだから発見できる癒しの世界でしょうね。
 蕭々たる自然の中に心を映し、自分の寄る辺なさをはかなみながらも、漂うようにある生に、愛おしみを覚え、そこに開き直って、生の在りようと美意識さえも創りだしていくのでしょう。

 よく見ればなずな花咲く垣根かな   芭蕉

 仁が俳句を身近に感じた芭蕉さんとの出会いでした。
 落ちこぼれを通して生きてきた仁は、この句で、開き直って、落ちこぼれのままでいいんだと、納得していくのでした。

 自らを落ち零し来ぬ星しぐれ

 水草繁茂する沼の水際に、よく見ると、月影が映っているよ。
 こんな寂しいところの、こんな水草の沼を、誰も覗きもしないだろう。近寄ろうともしないだろう。
 月を愛でて歩いていると、わたしも思わぬ所まで来ていることがよくあるよ。
 今夜もこんな所まで来てしまっていたんだね。
 けれど、うれしくなったよ。
 こんな美しい月影に巡り会うことができたんだ。
 この美しい月影が、きっと、わたしをここまで誘いこんでくれたんだね。
 ありがとう、わたしのお月さん。
 どんなときでも、どこへ行っても、
 あなたはわたしの傍に添っていてくれるんだね。
 恋しく恋えば、いつでもわたしに現れて、わたしの心を温めてくれるね。
 ありがとう、わたしのお月さん。
 あなただけは、わたしの変わらぬ恋人だよ。

 月影のこの世の果ても包みけり

 星しずく恋うれば君のふりそそぐ

 観音の眼差しの中星明かり

 。。。 ≪  雪割草さん、おはようございます。
 今朝は秋晴れのさわやかな空です。雀さんたちがチュンチュン囀っています。雀さんたちにも実りの秋は一番いい季節なのでしょうね。

 彼岸も、きっとこんなすばらしい世界だろうと思います。
 浄土を想像できるようになればいいですね。誰もが伝統的に西方浄土への旅を願いながら、そこは悲しみに満ちているものになっています。悲しみに満ちているのは残された者の心なのではないかと思うことが、最近多くなりました。
 良寛さんの死に向き合っていると、ちっとも死は悲しいものじゃなくなっていくんですよ。むしろ、一足先に行っているよ、あなたもゆっくりこの世を楽しんで、あわてずにわたいのところへまた遊びにいらっしゃいね、と待ってくれているんです。

 散るさくら残るさくらも散るさくら   良寛

 くるに似て かへるに似たり おきつ波   貞心尼

 あきらかりける 君の言の葉   良寛

 くるに似て かへるに似たり おきつ波立居は風のふくにまかせて   貞心尼

 風の吹くに任せて、おまいりくださいね。
 千の風が雪割草さんに吹きわたっています。

 浮き草の 覆ふ水際に 月影の ありとはここに 誰か知るらむ   良寛

 月を見て、心がすこしずつ清らかになっていくように、良寛さんの心を学んでいけるといいですね。老仁でも、すこしは心がやわらかく、丸くなっていくように思います。良寛さんの心は、きっと、伝わりやすいのかもしれません。
 道しるべにしたいと念っています。

 彼岸花萎えし夕べの野辺の道 ≫ 。。。

icon25 ★★★ 『 月影や良寛にも香忍び寄る 』 ★ 交心俳句15103 へどうぞ!!! ♪♪♪ icon25

2008年10月03日

月のみの友にありせど月の君

★ 交心俳句 15101

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月のみの友にありせど月の君

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 雪割草さんより、 『 萩の夜の萩の匂いを吹き寄せよ 』 に良寛さんの歌を寄せてもらいました。
 雪割草さん、いつもあい風ありがとうございます。

 月よみの 光を待ちて 帰りませ 君が家路は 遠からなくに   良寛

 久しぶりに遊びに来た定珍さんを帰そうとしない良寛さんがいます。
 定珍さんは、良寛さんより20才くらい若いようです。けれど、詩歌を詠む風雅の友人です。歌集も出しています。心に溜まりに溜まった詩歌の思いを語り明かしたいのでしょうね。一番深く、長くつき合った人なのでしょうか。

 何より、定珍さんは酒屋だったから、良寛さんは定珍さんの所によって、酒をよく馳走になっていたようです。貞心さんが遊びに来るときはお酒を下げてくる。良寛さんはお酒好きだったんですね。

 酔った心地よさが、いっそう良寛さんを甘えん坊にするのでしょうね。

 さすたけの君が勧むるうま酒に我酔いにけりそのうま酒に   良寛

 かきつばた 我れこの亭に 酔ひにけり   良寛

 葷酒山門を入るを許さず、で修業した良寛さんでしたけれど、
 すぱっと、一切の戒律から脱落してしまうんですね。
 酒も飲み、肉魚も食べ、煙草も吸う。
 女ばかりは、エピソードが残っていないようです。常識を逸脱した良寛さんですから、恋しないはずはないのでしょうけれどね・・・

 月あかり心のままに生きめやも

 月影や良寛にも香忍び寄る

 。。。 ≪ 雪割草さん、おはようございます。
 いい季候になりましたね。
 月明かりの美しい夜になります。
 良寛さんは、本当に月が大好きなんですね。月が友だち、いいえ、恋人なのでしょう。
 独り草庵住まいですから、語りかけるものは、風か、お月さんですよね。

 月よみの 光を待ちて 帰りませ 君が家路は 遠からなくに   良寛

 そんな時、珍しく詩歌を語れる友だちが遊びに来たら、もう、嬉しくて、嬉しくて、帰そうともしないんでしょうね。
 ここにも無邪気な良寛さんがいますね。
 そして。やっぱり、寂しい良寛さんですね。

 とてもとてもやさしい心配りですけれど、
 もっと語ろうよ、あなたが帰ると、どっと寂しさに襲われるよ。あなたのお家は、すぐそこなんだから、帰るには、まだ、早すぎますよ。月明かりがあなたの足元を照らしてくれるほど高く昇ってからお帰りなさいな。
 それまで、月を眺めて、詩歌を詠んで、語りましょう。

 月のみの友にありせど月の君 ≫ 。。。

icon25 ★★★ 『 萩の夜の萩の匂いを吹き寄せよ 』 ★ 交心俳句 15002 へどうぞ!!! ♪♪♪ icon25

2008年10月02日

萩折りて心交わる至福かな

★ 交心俳句 15001

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萩折りて心交わる至福かな

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 雪割草さんより、 『 自ずから散るときに散る紅葉かな 』 に良寛さんの歌を寄せてもらいました。
 雪割草さん、いつもあい風ありがとうございます。

 31
 秋萩の 花咲く頃は 来て見ませ 命またくば 共にかざさむ   良寛

 32 されど其ほどもまたず又とひ奉りて  貞
 秋萩の 花咲くころを 待ちとほみ 夏草わけて またも来にけり   貞心尼

 33 御かへし  師
 秋萩の 咲くを遠みと 夏草の 露をわけわけ 訪ひし君はも   良寛

 

 貞心尼さんとの交心も、もう、ずいぶん進んで、
 貞心尼さんも、学びの心が高ぶるほどになっています。

 けれど、ここで、瘋癲老仁が登場してもいいでしょうか・・・
 瘋癲の老仁には、妄詩の世界が見えてくるんです。妄詩の中で、良寛さんと貞心尼さんは、変貌して、遼観と定芯となって動きはじめます。

 もう遼観は歳をとってしまったよ。
 けれど花ぐるい、恋ぐるいを生きてきたから、死ぬまで貫きたいね。これは、人の世では通用しない遼観のひとり遊びの妄詩の世界だったけれど、まぁミラクルのように、定芯、あなたが現れて、遼観の人生の終わりを、妄詩と現実を重ね合わせた時空を創りだすことができたよ。妄詩の世界が、妄詩のまま、現実にも起こっているというミラクルを遼観は歓喜して迎えている。
 妄詩の世界では、歳をとればとるほど魂は若々しく、瑞々しくなっていって、創造のエナジーが満ちてくるものだけれど、現実となると、まぁ、悲惨なものだね。妄詩を裏切って、ほとんど何もできなくなってしまう。
 もう、明日にお迎えが来ても一向におかしくないんだよね。

 けれど、定芯、あなたがこんな遼観にでも会いたいと思うなら、いつでも会いにおいで。この間のように時を忘れて愛し合い、語り明かしたいものだよ。この間は、月の清澄さに、つい、道を外れた遼観を知って、恥じ入りもしたけれど、よくよく思ってみれば、あれは道を外れたんじゃないんだ。あれこそ法の道なんだ。法にいることの喜びなんだ。あれが法悦だったんだと、やっと体感できたよ。
 だから、もう、自在になった。

 涼しくなって、秋の萩の咲く頃に、定芯、遊びにおいで。夏の盛りは、峠道を一日がかりでやってくるのは、それだけでも大変なことだからね。
 爽やかな空気を吸い、秋日和のすばらしい景色も楽しみながら、詩心も豊かにして、遊びにおいで。その豊かな心でたっぷりこの遼観を堪能させておくれ。その熱い心でゆるやかに遼観を溶解しておくれ。
 そんな定芯を想像するだけで、もう、身も心も定芯に略奪されてしまうよ。

 萩の夜の萩の匂いを吹き寄せよ

 。。。 ≪ 雪割草さん、おはようございます。

 そうですね、今日の歌もさびしいですね。
 「命またくば」ですものね。
 良寛さんも、もう、先が長くないことを実感しています。けれど、良寛さんは幸せの絶頂に向かっているんですよ。おそらく誰も体験したことのないような至福の時を迎えているんです。

 秋萩の 花咲く頃は 来て見ませ 命またくば 共にかざさむ   良寛

 でも、夢に溢れていますね。
 「共にかざさむ」なんですよ。
 70才を過ぎて、愛する女性にこんな歌を詠める人は、いませんよね。一休さんは詠んだでしょうけれど。けれど、良寛さんの場合、70才を過ぎ、愛する女性は30才というミラクルがあります。その良寛さんは、無一物なんです。
 チャップリンさんは、大芸術家で、大富豪ですからね。そんなこと普通にできたのでしょうけれど。

 今度は、秋に萩が咲く頃、また遊びにいらっしゃい。わたしがまだ命存えているならば、いっしょに萩を手折って、髪にかざしてあそびましょう。そして仏道のこと、詩歌のこと、夜を徹して語り明かしましょうね。その日が来るのを心ふるわせて待っていますよ。

 萩折りて心交わる至福かな ≫ 。。。

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2008年10月01日

遙かなる良寛の里秋深む

★ 交心俳句 14901

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遙かなる良寛の里秋深む

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 雪割草さんより、 『 自ずから散るときに散る紅葉かな 』 に良寛さんの歌を寄せてもらいました。
 雪割草さん、いつもあい風ありがとうございます。

 あしひきの 国上の山の 松かげに あらはれいづる 月のさやけさ   良寛

来て見れば 山ばかりなり 五合庵   良寛

 国上山は山ばかりらしいけれど、五合庵に行くところに、「よろみの木」という榎木のような大木があって、人々を憩わせていたそうです。良寛さんも村で夕食のおにぎりを貰い、帰宅する途中で、ここで憩い、おにぎり食べたり、物思いに耽ったりして、そして、万元和尚の墓にお参りをし、草取りなどしたそうです。五合庵の開祖の万元和尚を尊敬していたのですね。その尊敬の念が五合庵に12年物長い間住まわせたのかもしれません。

五合庵に行く参道の手前を月見坂と呼んで、そこに「平八茶屋」というのがあるそうですね。
 雪割草さん、ここ、お寄りになりましたか。面白いエピソードが残されているようです。

 「月見坂」と呼ばれるくらい、当時から、ここは月見の名所だったんですね。
 ここで月見をしたら、良寛さんの思いが伝わってくるかもしれません。

 月見坂良寛忍ぶ月見たし

 。。。 ≪ 雪割草さん、おはようございます。

 あしひきの 国上の山の 松かげに あらはれいづる 月のさやけさ   良寛

 良寛さんは、国上山の五合庵に20年くらい住んでいますね。よほどお気に入りで、体が弱らなかったら、まだずっと居たかったのでしょうね。体が弱っても、町までは下らず、国上山の麓の草庵に住んでいます。良寛さんの理想の故郷だったのでしょう。
 それくらい良寛さんにとって忘れることのできない思い入れもあったのでしょうね。
 その思い入れがなんだったのか、探していこうと思っています。

 国上山、松影、月・・・良寛さんの心象風景そのもののように感じます。
 澄みきった心とノスタルジー。
 山水画になりますね。

 雪割草さん、国上山、行けるときに行ってくださいね。
 そして国上山の四季の移り変わりを教えてください。とてもHappyです。

 遙かなる良寛の里秋深む ≫ 。。。

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