2010年02月28日

遊)おーい雲









苗代に種まき爺と鴉かな  鎌ちゃん


きこりこの歌響きけり班雪山  湘次


拘りと云う字忘れる春朧     よし


雪形に爺や白馬や嶺遥か  幢舟


ありがとうございました。



2010年02月27日

遊)雪解水









磯遊び子の遠くまで行きしこと    よし


一滴の涙を流す雪女  湘次


ありがとうございました。



2010年02月26日

遊)バイキー










六道の道まつしぐら●●  湘次(●●の部分は思案中)


お呼ばれでやっと多羅の芽二つほど      よし


ありがとうございました。



2010年02月25日

遊)ヘップバーン










陽炎のローマに出逢ふ女人かな  湘次


休日のベスパに王妃風光る  幢舟


ありがとうございました。



2010年02月23日

遊)ワイングラス










逝く夏を惜しみつ 北の五輪かな  鎌ちゃん


ありがとうございました。



2010年02月22日

遊)ともしび










火の酒よ春は優しきバラライカ    よし


明かり洩る見知らぬ町の春の雪  湘次


『寒そうな冬景色に、ポツンと灯りが~~ そこだけが妙に温かい・・・』ぼたん


限りある命よわれよ降る雪よ  真砂女(流星さんのお好きな句)


ありがとうございました。



2010年02月21日

遊)太鼓










汗光る太鼓打つ娘の項かな  漫歩


逝く夏や海に響かせ大太鼓  湘次


ありがとうございました。



2010年02月19日

遊)回覧板









背戸くぐる回覧板や春の雪   遊子
眩しききみの白いエプロン   漫歩


失せものや溜め息ばかり花李   よし


ありがとうございました




2010年02月17日

丁寧に些事のあれこれ雪の朝








哀しきは法事の屋根の朧月     よし


雪解や欠伸してゐる裏の山  玉宗


雪の朝厨に響く水の音   湘次


ありがとうございました。




2010年02月16日

古城はるかや残雪の峠道









「雲白く 遊子悲しむ・・・
 濁り酒濁れる飲みて
 草枕しばし慰む」   藤村  ひよどりさん選


それよりも人間失格春障子    よし


ありがとうございました。




2010年02月15日

冬野ゆく長良の汽車や吾ひとり













幾山河 越え去り行かば 寂しさの 果てなん国ぞ 今日も旅行く  若山牧水(漫歩さん選)


トンネルを抜けて冬野へひとり旅  湘次


ありがとうございました。




2010年02月14日

コーヒーはいつものバレンタインの日






この春はこおひぃがやや薄くなる     よし


コーヒーの向こうに冬の波がしら  玉宗


珈琲の 香りと共に チョコを喰み 新年快楽の メールを読みつつ  Nong-Khai



2010年02月13日

雪山のぎしぎしみしりきのふけふ






深雪を ズボリ踏み抜き あと哀れ   Nong-Khai


勤務明け余寒の酒の旨きこと   よし
  何につけても旨し旨しと   遊子


ありがとうございました。



2010年02月12日

故郷を捨つる夜汽車や寒昴




どこかに故郷の香りをのせて 
  入る列車のなつかしさ    鎌ちゃんご推薦歌より


雪を掻くために出家をしたやうな  玉宗


発車した列車が滑るようにホームを離れ、徐々にスピードをあげて
もう人家が見えなくなってしまったときに感傷は最高潮に達する。
列車は名残を惜しむように長い車列を山裾に引き、やがて山陰に
消えていった。
窓外から目を離して暫くの間、旅人は心に開いた穴をそのまま残して・・・・。  漫歩


春発つ日ペンキは厚き二番線      よし


過去からの 離別の合図か 闇汽笛  Nong-Khai


ありがとうございました。



2010年02月11日

雪原のトワイライトを列車過ぐ




夕闇を 切り裂く光 列車過ぐ   Nong-Khai


ありがとうございました。



2010年02月10日

枝枝に霜の花咲く富士の原




幼き日あのすかんぽが好きやった     よし


春の霜どの畦道を帰らうか  玉宗


ありがとうございました。



2010年02月09日

白鳥を御空に放ち富士真白




白鳥を御空に放ち富士真白   遊子
  山の女神の分身なれば   漫歩


ぎしぎしの天ぷらに添う野蒜味噌    よし


白鳥を裾に遊ばせ雪解富士  玉宗


白鳥の 乱舞と見紛う 雪の舞い   Nong-Khai

ありがとうございました。



2010年02月08日

潮花の生れては消ゆる荒磯かな




潮花を浴びて火消しの面構え  湘次


荒磯(ありそ)には風船のよな潮の花     よし


ありがとうございました。



2010年02月07日

鈍色の海を間近く野水仙




波音もまた子守唄野水仙  湘次


春障子母に置かれて行きし日も    よし


一人来てひとりし帰る春汀  玉宗


ありがとうございました。




2010年02月06日

風花や海を眼下の峠道




その角を曲がれば出逢ふ雪女  湘次


峠路に敗者のごとく残る雪  玉宗


残雪に目を奪われし峠道  楽子


ありがとうございました。

2010年02月05日

冬晴へすつくと郡上八幡城




佐保姫や郡上八幡袖しぼる   よし


天守閣今宵逢うのは雪女  湘次


ありがとうございます。



2010年02月04日

郡上へと旧街道を雪の声




旧街道馬上に揺るる雪見かな  湘次


青に朱戸板の上のひよこかな  よし


郡上八幡鯉も喜ぶ寒ざらし  玉宗


郡上の八幡 出ていく時は
  雨も降らぬに 袖しぼる   旅人


ありがとうございました。



2010年02月03日

ふとついと冷たき指を触れられし




雪女郎冷たき指を詫びてをり  湘次


触れし指 一期一会の冬の旅  鎌ちゃん


ふとついと冷たき指を触れられし  遊子
他生の縁といふも悔しき  玉宗


ありがとうございました。



2010年02月02日

冬の月来ぬやもしれぬ終のバス




冬の月来ぬやもしれぬ終のバス   遊子
ただひたすらに笑顔みたくて    ひらり


朧げに 日傘差したら 吹雪かな  Nong-Khai


猫バスの来るやも知れぬ冬の夜半   よし


ありがとうございました。