2008年08月22日
秋没日(あきいりひ)

秋没日 げんこで払う 目の雫
(あきいりひ げんこではらう めのしずく)
目の雫? 号泣みたいな 雨が降る 極楽とんぼ
一人観る ニャンとも言えぬ 黄昏ぞ 詩楽麿
げんこつで拭ふ泪や秋没日 道州
猫想う 夕日の果てに なにがあると yamaoji.
季語: 秋没日(あきいりひ)
2008年08月20日
120円の天ぷらそば
秋初めし 寡黙に落ちて 蕎麦すする
(あきそめし かもくにおちて そばすする)

撮影: チェンマイ/和食の「ご飯亭」にて。40バーツ(¥120)の天ぷらそば。
秋初めし うわさ話が 傍の蕎麦 遊子
蕎麦すすり 腹も悦び すすり泣き 詩楽麿
相場師が耳そばだてる蕎麦屋かな かつ
遅番で社員食堂お蕎麦のみ かつ
ボーリング終えて蕎麦屋の風通し 大丈夫
天蕎麦を ズズズと啜る 初秋かな Nong-Khai
江戸っ子は 酒の肴に 蕎麦すする yamaoji
2008年08月17日
U ターン
U ターン 夏のきらめき 壊れてく
(ゆうたーん なつのきらめき こわれてく)

旅の帰りって、どうしてこんなに疲れちゃうのかな。。
長旅は 厳しい試練と 同じ物 感動が有り 別れも有り Nong-Khai
壊れゆく夏のきらめき旅の果 道州
旅の果て 辿りし里に 癒されて 悠久の夏空 ジッと見つむる 詩楽麿
加齢だよ カレーを食べて ボケ防止 極楽とんぼ
撮影: 2007年7月 タイ・サムイ島から、帰りのフェリーにて。
チェンマイからサムイ島へ行く方法:↓
2008年08月15日
2008年08月13日
信長かな
信長の濁りなきかな文の月
(のふなかの にこりなきかな ふみのつき) または(のぶながの にごりなきかな ふみのつき)

夏古城 渡りし風は 涼しげに Nong-Khai
歌舞くなら 殺してしまえと 言うが如し yamaoji
濁音符嫌ふ信長文の月 道州
ことはつき 点て句【苦】にならぬ 俳句なり 詩楽麿
ことはつき(言葉尽き) とうくのなみた(同苦の涙) なかしけり(流しけり) 極楽とんぼ
季語:文月
撮影:チェンマイ/ 古い古いふるーい城壁
この俳句、いったい、なんのこっちゃ!
2008年08月06日
あわせ鏡
揚羽蝶 合わせ鏡の おおらかさ
(あげはちょう あわせかがみの おおらかさ)

夏空も 狭しとばかり 蝶が舞う 詩楽麿
身を削り 子を残さんがため 契りあい yamaoji
てふてふは 国に依っては 浮気者 Nong-Khai
海峡を越えゆく蝶のあまたかな 道州
いちおうこのカップルも、木陰に隠れているつもりだったのでしょうけど・・・
流星は見ていた(笑)
季語: 揚羽蝶 [夏]
撮影:ペナン島(マレーシア)/バタフライ・ファームにて。
この蝶はアサギマダラの仲間で、アゲハチョウ上科に属する蝶です。
詳しくは(wikpediaより抜粋)
2008年08月05日
ちぢれ毛
赤とんぼ 祈る幼なの ちぢれっ毛
(あかとんぼ いのる おさなの ちぢれっけ)

赤とんぼはどこ?と探さないで下さい(笑)
この女の子の、床に置いたピンクのサングラス
まわりに親らしき人もいず、ぽつねんとした風情
一心に仏さまに祈る後姿
そのハーフらしき巻き毛に、強く惹かれました。
私もクルクルの天然パーマが悩みの種です。
撮影: ドイプイのお寺にて。
らほつかと 見まごふ乙女の 巻き毛かな yamaoji.
神仏 加護に人種の 区別無し Nong-Khai
ただ無心 乙女の祈り 暑さ無し 詩楽麿
赤とんぼ追へば仏の御手の上 道州
2008年08月04日
17歳
風薫る 夢あふれくる 十七歳
(かぜかおる ゆめあふれくる じゅうななさい)

ナチュラルな乙女まぶしくサングラス かつ
微笑みをたやさぬ少女風薫る 道州
苦も出でず 緑の髪に 夏光り 詩楽麿
山肌を 駆ける涼風 夏娘 Nong-Khai
十七才 50年前の 話じゃが 極楽とんぼ
異国とて 箸が転べば 笑う年 yamaoji.
夏は逝く十七の地図見当たらず よし
季語: 風薫る(青葉を吹き渡る香り高い風) [夏]
撮影: チェンマイ/某和食店にて、アルバイトの女子高生(17歳)/7月30日
木陰のテーブル。まわりに水を配し涼しい風が吹きわたり、クーラーなしでも爽やかでした!
2008年08月02日
わからない

夏風邪や こんこん古事記 昏睡す
(なつかぜや こんこんこじき こんすいす)
皆様のご意見で、メインの句を↑に変更しました。
あと二つ詠んだ句は。
雨さやか 海月ただよふ 書くるる 流星
(あめさやか くらげただよう ふみくるる)
雨さやか 天地の書 くる夜涼 流星
(あめさやか あめつちのふみ くるやりょう
皆さま、ご意見をありがとうございました♪ m(__)m
こちらは雨期の真っ只中。とくに夕方から夜にかけて、雨がさめざめ降り続いています。
ちょっと風邪気味なので早く寝ようと、眠り薬がわりと日本語の勉強をかねて、
『田辺聖子の古事記』を読み始めました。
が、男神いざなきの命と、女神いざなみの命が淡島を産んだところで、寝てしまいました。
果たして読み終わるかどうか、わかりませーん。
古事記も俳句もむつかしい。。
季語:海月(くらげ) [夏]
海月ただよう書: 古事記のオープニングのくだり。
(国稚く浮かべる脂の如くして、くらげただよへる時、葦牙の萌え騰る物に因りて成れる神の名は)
天地(あめつち)の書(ふみ):同じく古事記の冒頭(天地の始の時)
撮影:チェンマイ。
花名:(英名)Butterfly pea/ (和名)チョウマメ / (タイ名)アンチャン
天地の書よりこぼれ海月生る 道州
(あめつちのふみよりこぼれくらげある)
雨さやか 古事記繰るいて 時忘る 大丈夫
朝顔も 夜雨に打たれ 涼しげに Nong-Khai
葉にしたり 雨の恵みは 蒼い華 yamaoji
昏睡す 睡眠薬だよ この本は~ 極楽とんぼ
2008年08月01日
ぢりぢり
こんなにも ぢりぢりぢりと 灼くてひた
(こんなにも ぢりぢりぢりと やけていた)

凝視する 眼の向こうに 夏陽炎 Nong-Khai
暑中でも 涼の眼差し 夏の猫 yamaoji
季語: 灼く [夏]
本日はコラボで。
写真は、稲葉稔さまからお借りしました♪
静かななかにもじりっと燃えるものを、この猫ちゃんの瞳に感じましたので、これだ!と。
(※ ちょっとだけ加工しました)
最初は、屋台で撮った
このアヒルと鶏の丸焼きの
画像だったのですが、
あまりに暑くるしいし、残酷ですよね。。












