2008年08月31日

神妙

東雲の明けの賑はひ 天道が 宵の静けし 月夜栞るる

写真は、鎌倉 稲村ガ崎の夕景です。  2枚目の写真にある像は、明治34年この浜の

     沖にて遭難した 逗子開成中学生の ボート遭難慰霊碑 です。

神妙・・・神秘的で妙なる事 の、意味があります。

ーーーー 夜明けの賑わいは太陽によって 宵の静かさは月が道案内をする ---

東雲・・・ しののめ と、読んで 明ける にかかる枕詞です、

栞るる・・ しをるる と、読んで 道案内をする の意味です。

2008年08月30日

変面技

心中に変面技を 抱きつつ 浮き世の波を ひと掻きふた掻き

写真は、冬の 横浜中華街です。

変面技・・・とは、 中国四川に伝わる技で 振り返ったり・マントの様な物でさっと・・と

顔を覆たりの、ほんの1 ・・2・・秒で、次から次へと顔が様々な者に変化していく・・・・・と、

言う業です。  私もテレビで幾たびか 拝見しましたが、 どのように変わるのか?

未だにわかりません。  中国でもこの技は国宝級だと、伺いました。

人生・・・この技の様に 様々な者に変化するように、気持ちを柔軟にしつつ

      人生の波を泳いで行きたい・・・・です。 ただし 真はしっかり持って。

       そう思っています。

2008年08月29日

浮世風呂

浮世風呂 ゆげのむこうに 洗い髪 富士のお山を ながめごくらく

写真は、山中湖畔の休憩場です。   本来は歌の雰囲気から、日帰り温泉ですが・・・

あえて山中湖畔の 露天風呂風の休憩場で 後はご想像下さい。

2008年08月28日

鳴神

鳴神も をのこと知りて をかしげな 響む声にて 麗女何処と

写真は、夏に鳴った雷を撮りました。

雷神を擬人化してみました。    歌舞伎にもありますが、雷神を 鳴神とも呼びます。

鳴神が・・もしも男性だったら、 その様に思い書いてみました。

響む・・・ とよむ と、読み あたりに響くほどの大きな音 の意味があります。

麗女・・・ くはしめ と、読み 美女 や いい女 の意味があります。

2008年08月27日

秋梅雨入(あきついり)

秋梅雨入 身も内緒も ともどもに 漫ろ寒しと 背 震ひて

写真は、奥日光 湯の湖です。

少し昔の事を思い出して書きました。 

秋の長雨の頃は、身もブルッ・・と寒いが、懐も夏のツケでちと寒い・・・・・

そんな気持ちを書きました。

秋梅雨入・・秋の長雨   内緒(ないしょう)・・懐具合  漫ろ寒し・・薄ら寒い  の、意味です。

2008年08月26日

三文芝居

すがりつく 袖を振りきり 往ぬ晩夏 上手より出づ 菊月の人

写真は 鷺草です。

秋 三部作の二部目です。  私は三部作が好きなようです・・

今回は、過ぎていく夏 と 来る秋を擬人化して書いてみました。

菊月・・ 九月の別名でもあります。    往ぬ・・ いぬ と、読み 立ち去るの意味です。

2008年08月25日

オータム

日輪が 道をゆずりて招く先に 秋片設けて 中秋の風

写真は、自然保護の為に作られた、里山に 近くの小学生が作った案山子たちです。

招く・・・をく と、読みます。

秋片設けて・・・ あきかたまけて と、読み 秋になろうとする頃 の、意味です。

2008年08月24日

返り討ち

口に刺 心に刃 持つなかれ 返す刃で ウーンやられた

写真は、横浜 三渓園にいる野良猫ちゃんです。

じーーと見ていると、野良・・と言っても、観光客がたくさん来るので、人間になれていて

様々な格好を見せてくれます。  以前に載せた みなとの見える丘公園の野良ちゃんも

観光客になれていますがが、 野良・・と言ってもかわいらしいし、おもしろい猫たちです。

2008年08月23日

運上人

慕えども 運上人の君なれば 夢の中にて 語る幸せ

写真は、冬の富士山ですが、残暑の今 少しだけ涼しくなっていただければ・・・。

ミーハーの私ですので、 贔屓の演者の方を心に置いて・・・・ちょっと夢見ました。

2008年08月22日

ほろ酔い

夜長月 月映えの道 花道に 六歩ふみふみ 跳ね者が行く

写真は、横浜港の夜長に輝く月です。 2枚目のちょっと見える屋根は 赤レンガ倉庫です。

もう少し若い頃・・ 夜風に ほろ酔い気分で、 帰路に着いた事を思い出して書きました。

跳ね者ーーー おっちょこちょい  な、 わ・た・し。

2008年08月21日

無垢

無垢なるは 童なれこそ許される 年長し身に 無垢とは拙し

写真は 無垢をイメージして 白色の花にしました。(夫 撮影)

いつまでも無垢でいたいですが、そうもいかないものです。

2008年08月20日

そりゃそうだ

喜びも かなしみも又憎しみも 生きてりゃこその 情の数々

写真は、横浜港のみえる丘公園を根城としている 野良ちゃんです。

暑さの中、じーと眺めていると 人間にお構いなく様々なポーズを

とってくれて、しかもーーー あんた達人間も大変だねえ・・ あたいたちは自由なもんさ ---

そんな冷やかしとも・・ 励まし・・ とも聞こえる声が聞こえてきそうでした。

2時間くらい2匹に付き合って、人間の世界に戻りました。

追伸・・・ 今回の歌は 題名の そりゃそうだ、喜びも・・・・と、続けて書きましたので、
       続けて呼んでいただけると クッス・・となると思います。

2008年08月19日

鬼味噌

恥ずかしや 中途半端に生きる術 われとわが身を 鬼味噌と呼ぶ

写真は富士浅間神社北口本宮の参道  河口湖周辺を廻るルトロ調バス
    河口湖畔にあるオルゴール館 です。

鬼味噌とは・・・・・ 外見は強そうに見えて その実本当は弱い人 だそうです。
              
             私そのものです。

2008年08月18日

初心

物笑ひ 何方様も大うつけ 忘るる者と 引きて行く者

写真は、少し昔に横浜市内を走っていた横浜市電の博物館より・・

初心・・・・忘れがちですが、忘れてはいけない・・・ さりとて 初心をいつまでも

引きずって行くのも また如何なものかと・・・・

今日よりは明日 明日よりは明後日 と、人は動いている その為には 初心は 

心の奥に留めておいて置くものなのでは・・・・ 

女学生の頃、この市電に乗って学校へ通っていた私ですが、 市電や駅名を

久しぶりに見て この歌が 心に浮かびました。

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2008年08月17日

恋とは

酒機嫌 嬉 楽しも 一興で 醒めて現も 一興なりと

写真は、奈良の町です。

恋とは、まるでお酒に酔ったような気分の様なもの うれしくって・楽しくって 心が千鳥足に・・

でも、世の中は 会者定離・・・ 酔い醒めの現実に 思わず苦笑い・・・ それもまた

恋のなせる業なのでしょうね。

 

2008年08月16日

をとめ

並びたる をとめの先を我祈る 花の常盤の 行き先であれ

写真は、横浜ランドマークタワーの展望フロアーからです。

並んで下や外を眺めていた 乙女たち・・・ どうか彼女達の将来が 永久に花が咲いているような

将来でありますように・・・ 昔・昔・・乙女の私は、彼女達のかわいさに祈っていました。

  展望フロアーから、ベーブリッジを眺めました。

  フロアーには、熱帯魚が気持ち良さそうに泳いでいます。 水槽の水が太陽にあたって

  壁に虹が出来て 熱帯魚の夢の橋のようです。

2008年08月15日

あかいくつ

水平を 背伸びして見る あかいくつ 彼方の国に 夢と不安と

写真は、横浜山下公園です。
あかいくつの銅像が、はるか彼方を見つめています、  岸壁には、かつて太平洋で
活躍していた 氷川丸が、 引退後長い間岸壁で世の移り変わりを、眺めていましたが
今年4月にリニューアルされて、観光客を待っています。
公園の中央には、1960年に横浜の姉妹都市・・・サンディエゴから寄贈された
ーー 水の女神像 --が、優しくたって居ます。

2008年08月13日

誕生日

本日は 年に一度の誕生日 さあさあさばを 何匹呼ぼう

写真は、河口湖畔の大石公園です。

本日 お誕生日の皆様・・ おめでとうございます。

ちなみに、私の誕生日は まだまだ先の先です、 この写真を見ていたら、あまりの賑やかさに

お誕生日を思い出しました。 そこでこんな文を書いてみました。

さば・・・は、 よく年令の事で さばを読む・・・と、言いますよね。 

そのさばは、魚のさば・・だそうです、そこで・・・何匹呼んだらうれしいかな??とも思い書きました。

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2008年08月13日

怠惰

ぬるく吹く 溜息の風たなびきて 流れるままに 怠惰な時を

写真は、河口湖半です。

朝起きた時から、寝るまで・・・・ 残暑 毎日怠惰な時を過ごしています。

2008年08月12日

一分

うっかりな 朝顔一輪散らずして 初秋の風に 一分通す

写真は、我が家に咲いた朝顔です。

朝顔にも 一分があったかもしれませんね。

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2008年08月11日

夜風

四方山な 音が夜風と ともに来る 一人の夜長 さみしかろうと

写真は、横浜シリーズです。

風の方向によっては、普段聞こえない電車の音や 雑多な音が聞こえます。

その様な夜は、ふっ・・と、別世界の様な錯覚になります。

ちょっと、話は飛びますが・・・ 横浜は港ですので、 除夜の鐘 と 港の船の汽笛が

聞こえます。 きっと、日本の港町は同じ音が聞こえるのでしょうね。

風に乗ってくる音・・・・ いいものです。

2008年08月10日

をのこ追う エレキテルなる魚たちは 影のみにての 実はいずこに

写真は、ランドマークタワー展望フロワーです。

天井に設置されたカメラから、床に映像が映りそれは川を流れる魚たちでした。

その映像の魚を、男の子が一生懸命に追いかけている姿が、純真でとてもほほえましかったです。

いつしか大人になると、そんな純真な心からーー 所詮映像じゃん ーーと言う

感激のない心になってしまっています。 たとえ大人になっても 心の中にほんの少しでもいいので、

純真 を、持っていたいです。

2008年08月09日

異国

幕末の 若き志士らも 夢に見た 異国の風情 如何なものかと

写真は横浜港内を廻る遊覧船です。

幕末に、異国を夢見た若き志士達・・・ 今の にっぽんこく を、見たらさぞかし

度肝を抜かすでしょうね。

2008年08月09日

総天然色

ははあん、と 人が作りし夕景は 総天然色 闇知らずして

写真は、横浜ランドマークタワーの展望フロアーから 見下ろしたみなとみらいです。

闇は暗いもの・・・ 現代では 闇は綺麗なもの・・・なんでしょうね。

私は、カラー ・・と 言う言葉よりも 総天然色 この言葉がこの景色にピッタリ・・・と、

感じました。

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2008年08月08日

合点

月日へて 晩節の今 合点する 片目閉じつつ 生きる幸せ

写真は、広島安芸の宮島です。

昔の言葉に、結婚前は相手を両の目を開けて見よ、 結婚後は片目を閉じて見よ・・・・

と、言うのがあるそうです。  私は人生も似たり寄ったり・・・なのでは、と感じました。

若い頃は、両の目をしっかり開けて人生を見て欲しい、  

晩節の候・・・・・ そろそろ片目を閉じて あるいは見えない仕草で それが出来る頃なのでは・・・

世の中の 酸いも甘いも・・・・ 解り始める頃だから出来る技なのでは、 とも感じます。

2008年08月08日

生き世

生き世にて 来し方行く先振り分け荷 重き軽ろきも 肩に背負いて

写真は、広島安芸の宮島です。

人生は、過去・未来をまるで振り分け荷の様に 肩に背負って行くようだ・・・

楽しい・うれしい・幸せ・・・な、荷は軽いでしょうね。

辛い・苦しい・切ない・・・荷は重いかもしれません。  

あれもこれも人生・・・・ 歌の文句じゃあないですが・・・いろいろありますよね。

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2008年08月07日

猛暑

今日もまた おてんとさまも あつかろう のれんくぐって つべたいビール

暑い・・この言葉が、挨拶代わりですね。   暦の上では 秋近し ですのに。

つべたい・・・・ これは つめたい・・の事です、 私は子供の頃 つめたい が言えず

つべたい・・・・と、言っていたそうです。  えっ・・今は つめたい です。

2008年08月07日

安寧

大仰な 目印構え生きるより 三日さき見て 安寧願う

写真は 奈良の身代わり猿です。  軒先や店先に飾ってあるのを見かけたそうです。 (夫曰く)

大上段に構えて立ち向かうのも人生ですが・・・

   小さいと思われるでしょうが、 私は三日先きの穏か・・を願いたいです。

   

2008年08月06日

うなじ

恥ずかしや 抜いた襟元ほの白く 好男さえも ふと振り返り

写真は踊りの大会を撮りました。

襟元の開け方で 年令や職種が解った時代も 遠くなりにけり・・・でしょうか。

ちなみに  好男 は、えをとこ の事で、現代風に言うと、 イケメン と言った所です。

2008年08月05日

サイレン

小夜中に 白河夜船と決め込むに 睡魔の波に 分け入る不粋

暑い夏 要約睡魔がきたあーー なにの なぜに追いかけっこを 神奈川県警さん・・・

でも、暑い中ご苦労様です。

写真は お菓子に入っていた おまけです。

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2008年08月05日

移り気

恋風に 身を委ねたし思えども 朝に好いても 夕に背をむけ

写真は、横浜ランドマークタワーの展望フロアーです。 まるで空に向かっているように

高くって・・・ちょっと怖かったです。

夕刻迫る頃・・・ガラスに映る灯り、 それを見ながらメールしている若い彼女・・・・

ふっと、 女心と秋の空  男心と秋の空  そんな言葉が浮かびました。

彼女は誰にメールしているのかな?   彼かな???

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2008年08月04日

憂さ

あれやこれ この世の憂さを捨てたいに なぜか未練が 袖引きとめる

写真は、奈良の商家です。

未練・・・・人だけが持てる感情でしょうね・・・・きっと。

この商家のように、花一杯で賑やかでしたら 未練なんて・・・・・どこ吹く風・・・かな?

      

2008年08月03日

無償の愛

尽くすこと 与えることを いとわずに 慈悲の心で 帰りなき旅

写真は 奈良唐招提寺の中の土塀です。

無償の愛・・・これほど尊い物はないのでは・・・・

2008年08月02日

里の風 暫し佇み安寧を 明日は何処の 風に吹かれて

写真は、奈良の町屋です。 

ふと、故郷が恋しくなる・・・そんな時 数々の文人達は 停車場 ・山・川・・・などで故郷を

思い出し、心を癒し また元気に旅に出るのでしょう。   私もその様な気持ちの

仲間入りをしてみました。

2008年08月01日

盆踊り

盆踊り 照れる年ごろほほえまし そ知らぬ顔で 音頭とる指

あちらこちらの町で 盆踊りが盛んですが、 お年頃の 姫 や 若 たちは、

踊ってみたいけど・・恥ずかしい・・・ついつい 指だけが盆踊り・・・