2008年10月31日

馬洗橋

轡とる 鎌倉武士の いさぎよさ 形見は名のみ 跡形もなく

私は、鎌倉まで車で20分位の所に住んでいますが、鎌倉時代ーーいざ鎌倉という時の
為に道路は、鎌倉へ向けて数あったそうです。 我が家の近くにもそのうちの一本があります。

昔、鎌倉様は平家を破り 日ノ本の総大将になられたそうな・・人々は鎌倉へ集まり
たいそう賑わったそうな、 鎌倉へあと少し・・という所に小さな川が流れていて
人々は鎌倉へ入る前に、旅の埃を洗ってさっぱりして 意気揚々と鎌倉へ・・・・
もちろん、一緒に旅をしてきた 馬 も、この川でおめかしじゃ、 そこでこの川を
誰言うとなく 馬洗い川 そこにかかる橋を 馬洗橋 と、呼ぶようになったそうなーーーーー
おっと、そうじゃここから少し下った所に 弘明寺と、言うお寺さんがあり、尼将軍北条政子様も
参詣の途中にここへはよく立ち寄ったそうじゃ、その際 亡くした二人のお子の
供養にと、村の人々に色々な物を施したそうじゃ、村人は尼将軍さまにいつしか厚い信頼を
置くようになったそうなーーーーー  おしまい
 

2008年10月30日

気楽に

辛労も 浮き世の習い 腹を据え 風に舞う葉に なるも又良し

写真は、よく出かける里山にある民家(観光用)です。

今のご時世・・・ 辛い事も所詮浮世の常と、風にふわふわ舞っている
葉っぱのように気楽にいきるのも一つの手かな? その様な思いを書いてみました。
辛労 ・・ 辛苦 と、同じ意味です。
熱き身の 疎ましきかな 秋の夜  流星さん、ありがとうございます。
その一葉 何処に落とも 美しき  さくらひめさん、ありがとうございます。

2008年10月29日

ラブ

海を背に 心の丈の 相聞歌 恋の関の戸 をそどりの声

写真は、鎌倉由比ガ浜の海岸です。  たまたま鳩が・・・・この二羽は親子??
恋人同志??・・・ 私は 恋人同士と思い書きました。
夫ちゃん撮影です。
恋の関の戸 ・・・・ 恋の邪魔をする物 の、意味です。
をそどり   ・・・・・ カラスの呼び名です。

 ーー   折角、海をバックに愛を語っているのに、なんとカラスの声が邪魔をする --
淡き戀 淡々と消え 秋の暮  流星さん、ありがとうございます。

2008年10月28日

地鎮祭

地の神に いや栄えよと 願い上げ 抜け抜けしくも 黄金少々

今日は、落語などで言う オチ を、付けてみました。
抜け抜けしくも ・・ 図々しい と、言う意味です。
黄金少々 ・・ こがねせうせう と、読んでいただければうれしいです。意味はご覧に 
                      なられたとおりです。
神頼み 賽銭ちゃりん 秋の風  流星さん、ありがとうございます。
賽銭を けちって転んで 秋の風  鎌ちゃんさん、ありがとうございます。

2008年10月27日

ラブ・レター

恋文を 思えど筆は 動かずで あふれる情で 文字がかくれる

今回は、あえて題名をカタカナで、歌を純日本風で詠んでみました。

思い人に恋文を・・・と、筆を取ってみたものの心に溢れる恋しい・・・・その思いは
どのように書いたら伝わるのだろうか? その様に考えているだけで、
文字はいつまでたっても浮かばず、ただただ切ないーーー

こんな気持ちを表して詠んでみました。

文字に代ゑ 紅葉とどけぬ 忍ぶれば  流星さん、ありがとうございます。
その紅葉 鳥の子紙の 千代結び  さくらひめさん、ありがとうございます。

2008年10月26日

なぜ泣くの いとしい君に 愛の手を シャル・ウィ・ダンス そっと差し出す

写真は、過日行きました 箱根ガラスの森美術館内部です。
今夜 BS放送にて シャル・ウィ・ダンスの映画の放送がありました、
そこから この言葉たちが浮かびました。
ーー シャル・ウィ・ダンス? --    さあ、お手をーーーー
会いたかった 甘えて踊る 秋の宵  鎌ちゃんさん、ありがとうございます。
秋の灯や 君の瞼に くちづけを  流星さん、ありがとうございます。
残してね ラストダンスは 秋の宵  遊子さん、ありがとうございます。

2008年10月25日

あはれなり 嵩取り者の 老いの波 捨て小舟さへ 後足を踏む

あはれなり かさどりものの おいのなみ すてをぶねさへ しりあしをふむ

嵩取り者 -- 思い上がり者
捨て小舟 -- 乗る人も無く置いてきぼりにされた舟
後足を踏む -- 尻込みをする
  捨て小舟でも良いので、拾ってもらえるような 末 を目指します。
   

2008年10月24日

もみじ葉も 庇の陰で 赤くなり 湯気の向こうに あふれる湯音

山中湖の近くにある、日帰り温泉です。
この日は残念ながら富士山は、顔を出してはくれませんでしたが
富士山が見えていたら最高の いい湯だな  に、なったと思います。
5つあった湯船を、順番に入ってしまい・・・あとは、デレーーっと
なってしまいました。 --入りすぎーー

柔肌に 紅葉のはらり 露天風呂   流星さん、ありがとうございます。
君の背に 貼り付くもみじ 野天風呂  漫歩さん、ありがとうございます。
宿の湯は 紅葉の客が 先にあり   よしさん、ありがとうございます。

2008年10月23日

風情良し

風情良し 水面の影に 鯉の野暮

この写真句は、このブログに入会する以前に作りました。
ただ・・写真は以前に載せた事のある池で撮りました、  この影の所に
赤い鯉が来るのを、じーーと待って・・・来たーーあ、で、撮りました。 ぼたん撮影です。
季語が無いのは、大目に見てくださると嬉しいです

物の怪の 浮かぶ水面の 鯉灯り   鎌ちゃんさん、ありがとうございます。
水温む 映りし枝に 登る鯉  流星さん、ありがとうございます。

2008年10月22日

背高泡立ち草

外っ国の 野に咲く花が 大和路を 終の住処と ゆるゆるゆれて

今回は、皆様が 背高泡立ち草 を、季語として句を詠んでいらしゃるのを知り、
私も詠んで見たいと思いました。

炒り卵 泡立ち草の 黄色かな   流星さん、ありがとうございます。  
泡立草故郷は忘じ難きもの  よしさん、ありがとうございます。

2008年10月21日

天下太平

天澄みて 秋穂たわわに 赤あきつ 枝を鳴らさず 大和の国よ

里山の秋の風景を書きました。
空は澄み、稲はたわわに実り 赤とんぼ飛び 本当に日本の国は 天下太平

枝を鳴らさず -- 天下太平を意味します。

幼日の 稲架の香りや 里恋し    鎌ちゃんさん ありがとうございます。
稔田を 横目に涙 減反の田   流星さん ありがとうございます。

2008年10月20日

未練

艶だちて 去んぬる君に 小百合花 後をたづぬる 女気あはれ

ーーえんだちて さんぬるきみに さゆりばな あとをたづぬる をんなぎあはれーー
ーー思わせぶりにふるまって、さっさと過ぎ去ってた貴方の後を尋ねる 女心のさみしさよーー

艶だちて -- 思わせぶりにふるまって との意味です。
小百合花 -- 後 に付く枕詞です。
女気 ---ー 女心 との意味です

     女って かわゆい者よ    ほめりゃのぼせて
                         しかりゃ すね
       それでも 女って かわゆい者よ
 

2008年10月19日

ヒストリー

歴史が 人を送り出す その時代 その時その場に 立つべき人を

写真は、横浜山下公園に観光用として、止まっている 氷川丸の先端です。

大河ドラマ・・篤姫、人気ドラマですが、あの時代日本を案じる様々な人がいました。
主義思潮はそれぞれでも 日本を守りたい・・この思いは同じだったのでは・・・と、
思いました。

2008年10月18日

いざ決戦

いざ決戦 引くに引かれぬ 男意気

写真は、お馴染みの三渓園の野良ちゃんです。撮影は ぼたんです。
眺めていると、なぜか険悪なムード・・・ 膝をついてなるべく野良ちゃんと目線を
同じにして撮ろうと思いました。

さて・・結果は、猫ちゃんのお好きな方ですと きっとお解かりだと思います。
上から目線で、威圧している野良ちゃんの勝利でした。

2008年10月17日

酒豪

蟒蛇と 上戸が比ぶる 秋の宵 月が行司で 囃し手虫よ

今回は、写真が現代・・・歌は昔・・・夫ちゃんのストックになかったのです、大目に見てください。

ぼたん大人昔話・・・ 八つあんとくまさんには、好いた女子おぼたがいた。
              そこで二人は、恋の鞘当・・・として、酒の飲み比べを
              考えた・・二人は皆が認める酒豪。
              結果はーーーご想像にお任せします、 が、おぼたは呆れ返って
              とうに家路についていました・・・・とさ。

蟒蛇ーーうわばみ と、読みまして大酒飲みの事です。
上戸ーーこれまた、大酒のみの事です。

ぼたんの 与太話しにお付き合い頂きありがとうございました。

2008年10月16日

染まぬ色

まっ白にて いづれも様にも 染まぬ色 百年吹くや 吾が恋風よ

白い花には、純粋・潔白・・・などのイメージがあります。
私は、一人の人を恋い慕う恋心を、風に変えて書いてみました。
百年・・ ももとせ と、詠んで頂ければうれしいです。

2008年10月15日

朝ですよ

敷妙の 枕並べる こちの人 吾が忍音に 打ち驚きて

朝、隣に寝ている旦那様に そっと耳打ち・・・朝よ。

打ち驚きて  -- 目が覚める 事です。

2008年10月14日

霜風

霜風に 瑠璃のボンボン わなわなと

写真は、過日行きました、箱根にある 箱根ガラスの森美術館 です。
この日は、風が強く寒い日でした。 そこで きっとガラスのボンボンも
寒さに震えているだろう・・・そう思って書きました。

霜風が、季語として正しいのかわかりません。間違っていたらごめんなさい。

2008年10月14日 »

2008年10月14日

実りの秋

鎌持つ手 国の米蔵 まかせたぞ

おらはやる 男だもんね おらはやる 両の足にて 大地踏み締め

写真は、いつも行く里山の実りの秋です。 ここは小学校や子供会などが社会科の勉強の
為に、水田を作り 田植え・稲刈り・・などを経験出来る場所です。
この日は、子供会が賑やかに 稲刈りを楽しんでいました。
撮影は、夫ちゃんです。

2008年10月13日

紫苑

茜さす 紫花が 心なら 手折ることなく そっとふれます

写真は、鎌倉海蔵寺です。
紫苑、と言う名前の花を、好きなあのお方の心に見立た・・そんな物語を書きました。
茜さすーー 紫の枕詞です。

2008年10月12日

勇男二羽

勇男二羽 気を張り合って 馬手弓手

これは、今年の早春 まだこのブログにお邪魔する前に、写真を撮って句らしき物を
書いていました。  いつも行く里山で、偶然野生の 白鷺 と カラスが微妙な距離で
立っていました。 そこを撮りました。ぼたん撮影です。

勇男 -- いさお で、ますらおの事です。
馬手・弓手 -- めて ・ ゆんで と、読み 右 ・ 左 の事です。

2008年10月11日

別れ

賑はしも 片去りし今 うら寂し

写真は、横浜伊勢佐木町の松坂屋さんです。   ここは男性二人のデュオ ゆず が、
路上ライブを始めた場所です。  現在では大活躍のお二人も原点は、このデパートの
前でした。   しかし・・・ このたび 閉店 することなり、ぼたんも久々に行って来ました。

片去りし -- 消えてなくなる の、事です。
今 ---- むま と、読みます。 意味は 今 の事です。
うら寂し -- うら は、心の事です。 寂し は、 さびし と読み、意味は 心さみしい の事です。

2008年10月10日

お見事

言の葉を 絡繰る吾は 細れにて 天文絡繰る 日天見事

写真は、先日行きました 鎌倉八幡宮の段葛(だんかつら)の鳥居と大きな狛犬です。
お天気が良かったので、綺麗に撮れました。・・・・と、夫ちゃんの弁です。

ちょっと、五・七・五を、お休みし 七・七を加えました。
俳句は難しいですね。  皆様は本当に凄いなあーーと、感服いたしております。
只今 勉強中 ---の、ぼたんです。

ーー言葉を操る私は、小さい・小さい、 春夏秋冬・昼・夜を操る 太陽は流石にお見事ーーー
 
晴天を見上げて、ふっ・・と、感じたことを書きました。

秋晴れに 狛犬の鼻 太かりき   よしさん、より頂きました、ありがとうございます。
狛犬の 頭に集ふ 秋の雲      流星さん、より頂きました、ありがとうございます。

2008年10月09日

時雨どき

時雨どき 差し掛け傘に 夢の夢

写真は、奥日光の湯の湖です。 夢の夢・・と言う事で、幻想的な雰囲気の写真にしました。

差し掛け傘 -- 吉原などで、おいらんの後ろで柄の長い傘を 差し掛けていますが、
            その傘の事です。

夢の夢 ---- 夢の中の夢・・ 今回は、もしも自分が男で
            おいらんと差し掛け傘で、おいらん道中したら ・・そんな事考えて
             書きましたので、 夢の夢・・・を、本来のはかない事 よりももっと
            はかない事・・・と、とらえました。 

時雨どき 差し掛け傘に 夢の夢   ぼたん
       現の契り さても儚し    流星さんよりの下の句 ありがとうございます。

時雨どき 差し掛け傘に 夢の夢   阿国
      醒めたる我は 夫と相傘  漫歩さんよりの下の句ありがとうございます。

時雨どき 差し掛け傘に 夢の夢   ぼたん
       主と二人は 正夢なるを 遊子さんよりの下の句ありがとうございます。

        
 

2008年10月08日

寒露

小夜嵐 寒露従者とし 冴え渡る

俳句にチャレンジです。  約束事などがわからないぼたんですので、

きっと、皆さんには  なんじゃこりゃーー と、思われるのでは。

がんばります。   写真は相変わらずのベーブリッジです。

従者 ・・・ ずさ と、読んで下さい、意味は文字の通りです。

小夜嵐 寒露従者とし 冴え渡る    阿国

独り包まる せんべい布団  漫歩さんより下の句をいただきました。ありがとうございます。

2008年10月07日

千鳥足

ほろ酔いで 晩秋の宵 一人行く 右に左に 十文字に踏みて

写真は、いつもの三渓園の夜景です。  ほろ酔いの人は居ませんが

せめて宵の雰囲気だけでも、感じて頂けたら幸いです。

 十文字に踏みて -- ともじにふみて と、読みます。意味は 千鳥足 の事です。

2008年10月06日

ねえ、あんた

ねえ、あんた いとしい声が 風にのり 耳をくすぐり 心ふるわす

写真は、いつもの三渓園です。 夫ちゃん撮影です。

江戸の感じが出ているとうれしいのですが・・。

2008年10月05日

緩々と

雪隠の 小窓見上げて 緩々と わずかなすき間 秋が流れる

下種下種しい歌で申し訳ございません。 今朝、ぼーーと、感じて書いてしまいました。

お恥ずかしい・・・

写真は、我が家ではなく 里山にある」観光用の民家です。

2008年10月04日

御新造

秋半ば 返す暑さに 御新造も 頬匂はしつ 裾引きはこゆ

写真は、昨年の11月吉日に、三渓園で幸せなお二人に会いました。  ぼたん撮影です。

ーー 秋も半ばだと言うのに、暑い日が・・若奥様も暑さの為に 頬ほんのり赤くしながら
    裾をたくし上げちゃって ---

そんな光景を勝手に想像しながら書きました。 写真の花嫁さんは、楚々・・とされていると
思います。  ぼたんならーーーたくし上げるでしょう。

2008年10月03日

先ぶれ

木枯らしが 冬の先ぶれ 露払い そろそろ山に 色注す頃と

写真は、昨年の11月の西湖野鳥の森公園です。  ちなみに ぼたんが撮りました。

木枯らしには、まだ少し早いですが 先取り・・で書きました。
私、大きな木を下から 空に向かって真っ直ぐ撮るのが なぜかすきなので
今回もその写真を使いました。

2008年10月02日

連理の枝

契りとは 連理の枝と 覚えたり 二世にわたりて 塞くかたもなし

写真は、信州八千穂高原・駒出池です。

連理とは・・・一つの木の枝が相互に連なり木理(又は木目)が一つになること。
      ・・・夫婦 又は 男女の契りの深いこと。
この二つの意味があります。

連理の枝・・・ 夫婦仲のきわめてむつまじい事。 又は 連理になった枝。

 -- 塞くかたもなし ・・せくかたもなし 意味は さまたげる事情もない です。
 -- 二世 ・・・・・・・・・・この世と来世の事です。
   
     

2008年10月01日

切なし

去りし人 再びまみゆ 夢にみて 重ねたぬくもり 抱き待つ身よ

   おぼたの、心の叫びです、 私 そっと願います 必ず逢えます様に・・・と。

    写真は、夫ちゃんです。