2008年12月30日

行く年来る年

乞願う 幾たび季節 変わろうと 安穏無事よ 常永久にあれ

今年六月から皆様の、お仲間に入れていただきましてありがとうございました。
皆様には、駄作にも関わらず、たくさんの暖かいお言葉を賜りまして
ありがとうございました。来年も駄作をがんばります。

皆様には、どうぞ良いお年をお迎え下さいませ。

本当にありがとうございました。    常永久に -- とことはに、と読みまして、いつまでも
                                   変わらなく の事です。

この年は 「気の向くままに」 流れども 踊る「漫歩」の 愉しかりけり 漫歩さん、とてもうれしいです。

2008年12月29日

模索

釈尊の 教義説いたる 言の葉は 模索の我に 今だ及ばず

写真は、京都善峯寺の秋です。
 
今年を振り返る文字が賑やかですが、 私はまだまだ お釈迦さまの教えさえ
解っていない、心はまだ若者のつもり・・・模索とは、若い証拠・・・・私流の考えですが、
もう少し 摸索の中でがんばります。

われつねに 摸索はすれど たどりつく 末はままよと わが道を行く  漫歩さん、とてもうれしいです。
釈尊に 申し訳なき 読誦かな 意味も分からず 繰り返すのみ イワンさん、とてもうれしいです。

2008年12月28日

たそがれ

同胞よ 君はあまりに 美しく 晩節の吾 ちと羨みて

写真のバラの名前が たそがれ と、書いてありました。
えっ・・あなたが たそがれ??どこが?? と、思わず話しかけそうになりました。

若さゆえ 君美しく ありしかも われも潜めし 花ぞひらかむ  漫歩さん、とてもうれしいです。

2008年12月27日

梅の子

梅の子が 冬のとばくち 佇みて 高し空見て 咲くを夢みる

鎌倉市大船にあるフラワーセンターで撮りました。(ぼたん撮影)

紅梅の蕾が、まだ寒い空に向かって、咲く日を夢みているだろうなあ・・・と、思いました。

とばくち -- 入り口 の事です。

2008年12月25日

不躾けな身

裸木と 呼ばれ頬をば ポッと染め 隠す葉もなく 不躾けな身で

裸木・・・句童さんのブログでおしえていただきました。 目にした時、この言葉で
書きたいなあ・・と、しかも裸木・・を、ちょっと桃色風にしてみたいと思い書いてみました。

無花果の 葉もなき冬野 えいッままよ  イワンさん、とてもうれしいです。
裸木の ためらい無きや 冬の晴れ  さむさん、とてもうれしいです。
小春風 君が柔肌 抱かんと  鎌ちゃんさん、とてもうれしいです。

2008年12月24日

お茶ひき花

見紛うな 冬枯れなれど あじさいは 春を待つ身の お茶ひき花よ

写真は、横浜山下公園前道路沿いのあじさいです。
お茶引き・・・・ 遊女や芸者などが客が無く暇な事。

追伸  恥じ入りて 無知の己を 知らずして 厚顔さらす あつかましさよ      勉強不足の私のブログに来てくださる方々に、申し訳ない思いです。
       

2008年12月23日

落ち葉舟

落ち葉舟 己が行く先 左右無しと 水の尾任す ゆたにたゆたに

里山の帰り道、散歩コースに流れる小川です。

昨日の、まだまだ人生これから・・・と、意気盛んな時が必要な事もありますが、

今日は、ピンピンに張っているだけでは、三味線の糸でも切れます、時には

水に流れる落ち葉の様に、流れのままに身を任せる時間も必要なのではないかと思い書きました。

意気盛んな時間と、流れのままにというゆったりとした時間とが、上手く使い分けられたら・・・

私の人生理想論です。果たして出来ているやらいないやら・・・・。

落ち葉舟 -- 水面に落ちて漂う葉っぱを舟に見立てています。
左右無し -- さうなし と、読み あれこれ考えない、という事です。
水の尾 --- 流れ の事です。
ゆたにたゆたに -- ゆったりと流れる様に です。

2008年12月22日

影絵

己が身の 小春日和の 影絵には 先行きうつり 心わさわさ

実は・・実は・・私自身です、 お恥ずかしい限りです。 どうぞ笑って下さい・・・
昨日、小春日和に誘われてよく行く里山へ・・・・ 我が影絵に、 なんと不細工な と、
思いつつ撮ってしまいました。

今日と明日の二回で、自分の二つの人生観を書いてみようかな・・と、思いました。
偉そうに言ってすみません。   今日は将来はまだまだ燃えているぞおーーーの、
意味で書きました。   心わさわさ・・心うきうきの事です。
君が身の 目に焼きつきし シルエット 男装なりし あの華やぎを 漫歩さん、とてもうれしいです。
己が影 惚れ惚れ見つむ 小春かな  イワンさん、とてもうれしいです。

2008年12月21日

托鉢

わらじばき 辻辻巡る 仏法が ほぉーと自問し ほぉーと答える

写真は鎌倉海蔵寺です。   京都知恩院の托鉢の話を見ました、 托鉢僧は

仏法の 法 を唱えながら辻辻を托鉢するそうです。 その声を聞いていると

ほぉーーーーと、伸ばし最後は母音の おーーーだけが聞こえるそうです。
しわぶきの音ひとつ無し寒の寺  よしさん、とてもうれしいです。

2008年12月20日

折衷の風

船着き場 唐船大いに 泊まり来て 大和の国に 折衷の風

良い天気に誘われて 赤レンガ倉庫 へ行って来ました。 予想通りクリスマス・・・
大桟橋には 飛鳥Ⅱが停泊中でした。  海の風に吹かれてしみじみ思いました・・・・・・・・・・・
ここは横浜港町、日本と西洋が違和感なく結びついているんだなあーーーと。

唐船ーー 外国の船と言う意味です。   なお、飛鳥Ⅱは、日本の船です。

浜の風厳しかれども明日へ吹く  よしさん、とてもうれしいです。
飛鳥Ⅱ 石見の国に 泊まり来て 銀の国をぞ 見に行かん rvoutettuanさん、とてもうれしいです。

2008年12月19日

太鼓橋

太鼓橋 危ふげなれど ゑみ顔に 上りに転て 下りに倒れ

鎌倉八幡宮の太鼓橋です。 昔は上る事が出来ましたが、やはり転ぶ人が多くて
危ないからだと思いますが、現在では見るだけになりました。
私も子供の頃に、遊びに行き上っては転び・・・でした。

そこで・・ 太鼓橋って危なっかしいけれど、笑顔になっちゃうね、上ってはこけて・・・・
      下っては倒れて ・・・・ と、言う意味で書きました。
危ふげなれど -- 危なっかしい の事です。

2008年12月18日

あまやどり

冬時雨 軒下の君 濡れねずみ 酒と情とで お入りなんせ

冬の寒さ・・・ 師走の忙しさ ・・・これらをせめて綺麗なぼたんで 一時和んでいただけましたらうれしいです。
お入りなんせ・・・と、誘っているのは おぼたさんですので、それも兼ねてぼたんの花に
登場してもらいました。

木莬の誰かを呼ぶが寂しかる  よしさん、とてもうれしいです。
軒下の君を震わす冬時雨  rvoutettuanさん、とてもうれしいです。
軒下の君に恋せし冬時雨  遊子さん、とてもうれしいです。
差しかくる情けの色香夕時雨  漫歩さん、とてもうれしいです。

2008年12月17日

梵鐘

その音は 歴史ひきつれ 厳めしく 丹田奥に 鎮座坐します

鎌倉の三大梵鐘 (常楽寺・建長寺・円覚寺・・・または 常楽寺・建長寺・長谷寺) 
この二種類があるそうです。 

なお、写真は 京都清水寺の梵鐘です。  日本の鐘は 何時聞いても心の奥に響きます。

丹田は臍の下・・の事です。

枯れ落ち葉一枚連れて寺の鐘 
 よしさん、とてもうれしいです。
わが鐘は 都の東 上総なる 庵に在りて 錆び付きにけり  漫歩さん、とてもうれしいです。

2008年12月16日

とほしろし

見よ眼下 みごとの中に 引き込まれ 一切衆生 細か細かよ

今日の晴天にに誘われて、買い物の足を伸ばして鎌倉へ・・・・
写真は、長谷寺境内の見晴台より 鎌倉の海を眺めてみました。

見てごらん、なんて雄大な景色なんだろう・・見事と、言う他無いこの景色を
眺めていると、人間なんて小さい・小さい・・・・者よ。

題名の とほしろし は、雄大である の事です。

2008年12月15日

素掘りのトンネル

刀置き ザンギリ頭 なでつつも もののふ心 ここに残れり

写真は、北鎌倉近くの 素堀りのトンネルです。

実は、この何の変哲もない山を繰り抜いたトンネルが、とある雑誌に載っていました。
写真を見た時、私はドキッ・・・・母の実家の近くで、私自身も子供の頃に
通っていました。  雑誌の説明によるとーー   明治期に掘られたもので、現代に残る
トンネルとしては、非常に珍しい物だ ーー  と、書かれていました。
現在も人々の通り道として、活躍中です。
雑誌の写真も、同じアングルでした。これは夫ちゃんが撮りました。

2008年12月14日

ベンチ

世の無情 行き交う人の 素っ気なさ せめてせめてと 銀杏の情け

三渓園シリーズこれにて今回は終了です。 ありがとうございました。

ベンチよ、銀杏が寄ってくれてよかったね。 私もうれしいです。

世の無常せめての情け枯葉の掛かる  rvoutettuanさん、とてもうれしいです。
無聊なるベンチなぐさむ散り銀杏  イワンさん、とてもうれしいです。

2008年12月13日

ちらりほらり

旅人に 思わせぶりで 袖をひく 娘がちらり もも色ほらり

三渓園の中の茶店です。 何軒かあり 甘酒・お団子・おうどん・・ちょっと小腹が空いた時
景色を見ながらの ひと休み。

息ひとつ木の葉時雨の旅の茶屋  よしさん、とてもうれしいいです。

2008年12月12日

恥らひ

若後家が 忍び言にて 徒事を 庭の紅葉も 恥らひ頻りに

三渓園の中にあります、横笛庵です。 
横笛とは、高倉天皇の中宮建礼門院に使えた女官で、 清盛の従者斉藤時頼との悲恋に
泣いた女性です。  この庵の名前は中に 横笛の像が安置されていた所から名前が
付いたそうですが、戦争で失われたそうです。

悲恋の横笛さまではなく、 美しい若後家さんが旦那さまを忍んで、幸せだった時の寝屋言を
庭の紅葉に聞かせていましたが、あまりの色香に紅葉は紅く染まってしまいました。

冬ざれや番の鳥が鳴き交わす  よしさん、とてもうれしいです。

2008年12月11日

広重さん

広重さん 見栄えはよいか 三の谷 富士のお山の ご機嫌いかが

お天気が良かったので、三渓園へ出掛けました。
写真は、唯一 浮世絵師安藤広重が描いてくれた 三渓園の大きな崖です。
江戸時代からこの形だったようです。  広重さんの絵には富士山も描かれていました。
きっと江戸時代には、ビルもないので富士山が綺麗に見えていたのかもせれません。
私が子供の頃は 崖の下から海で三渓園へくると泳いだものです。
現在は、海は埋め立てられて 産業道路が走り港へ向かって大きな車が
行き交っています。
三の谷ーーここの地名で 一の谷 二の谷 三の谷 とあります。

短日やまずとりあえず一の谷  よしさん、とてもうれしいです。

2008年12月10日

敦煌

何もない 氏素性すら されどある 気高き御霊 莫高窟に

見晴るかす 風が平沙を 過ぎり往ぬ タクラマカンは 今 在り経なり

buenさんの写真を拝見し、喜多郎さんの音楽を聞き 私なりの 敦煌 莫高窟 そして
タクラマカン砂漠 をイメージしてみました。
写真は、申し訳ないのですが 日本です、 蓼科です。

見晴るかす -- 遠く広く見る と、言う事です。
平沙 ーーーーー 砂の平原 です。
在り経なり ーーー ありふなり と読み、生きている と、言う事です。

buenさん、勝手にお名前を載せたご無礼をお許し下さい。

蒼狼の 蹲るかな 蝋八会  よしさん、とてもうれしいです。
高原の 果てなむ雲の 清らなる 政治喜劇の コメディアンたち  漫歩さん、とてもうれしいです。
 
  

2008年12月09日

色化粧

切なさに 赤 青 黄の 色化粧 飛ばした恋の 行方を探す

昨日の続きのメールが届きました。

 わざとつれなくしたのに・・・あいつったら背中向けちゃって・・・
 私の恋は どこいっちゃたのかなあーー

 だから、言ったでしょ、恋の駆け引きは チョー難しいよ・・って。バカだなあ・・・

去った恋は、夜風の中に飛び去ったようです。

吾が恋の 直球哀し 花海芋  遊子さん、とてもうれしいです。
翔びたちて さ迷う恋の 止まり木は 紅いネオンの 路地の酒場よ イワンさん、とてもうれしいです。 
 
 

2008年12月08日

無骨者

無骨者 女心は 九十九折 惚れてりゃこその つっけんどんよ

友人のぼたちゃんから、 ねえーーちょっと聞いてよ と、メールが入りました。

あの人って、何にもわかってないんだから・・・ 女って複雑怪奇なのよ・・・
ほら、よく言うでしょ  いやよ いやよも好きの内  と、 わざとつれなくしたらさ・・・
あの人って・・・・・・ グスン・グスン・・・

どうしたの??

続きは明日メールするね。

これは、私の夢物語です。  聞き流して下さい。
そもそもが 冬に一人で 生まれけむ  よしさん、とてもうれしいです。
にょにんとは 赤き布振る 闘牛士 角使えずに おのこふらふら  漫歩さん、とてもうれしいです.
女心は 深山の清水 水面綺麗で 底知れぬ  イワンさん、とてもうれしいです。

2008年12月07日

ワルツ

木枯らしに ステップふんで 円舞曲

横浜山下公園前の通りです。 (嵐の前でしたので、銀杏も付いていました)
ホテルの窓と銀杏が、ヨーロッパの街の様でしたので・・・。
私が撮りました。

2008年12月06日

一人柿

一人柿 遠慮の塊 誰のもの

我が家の柿です。 葉は残っているのに柿の方が、無くなって行きます。
ただ・・この写真のあとの、昨夜の嵐で皆飛びました。

お菓子でも、果物でも・・・ 一個残ると、このように言っていました。
はて、誰の物でしょうか?

柿ひとつ 茲だ悲しき 東歌  明日の夕日さん、とてもうれしいです。
柿絶えて ひとしお侘びし 夕暮るる  よしさん、とてもうれしいです。
赤けれど 捥ぐ人の無き 仕舞い柿 老女小町は 旅に出にけり  漫歩さん、とてもうれしいです。
いく度の 風雨過ごせし 木守柿  句童さん、とてもうれしいです。

2008年12月05日

麗しき 美し清し 爽やかと 大呂の姫は 諍ふものなし

今月二日の、山中湖畔から見た富士山です。 私が撮りました。

あまりの美しさに、その美しさをどのように表現しようか・・・考えた結果
四種類の 美しい を探しました。

麗しき -- 端麗なうつくしさ です。
美し  -- うるわしいうつくしさ です。
清し  -- 清らかでうつくしい です。
爽やか - 鮮やかなきれいさ  です。

大呂 -- 陰暦十二月です。
諍うものなし -- 反論するものなし の事です。

姫神 富士山は 足引きの・・・・と言う枕詞が、みごとに当てはまる山だと、この綺麗さに
思いました。

2008年12月04日

宵闇

宵闇を 恐気だつ程 懐かしむ 今 宵闇は 密か抱きて

写真は、宵闇ではないのですが、横浜みなとみらいにある
赤レンガ倉庫の宵です。 夫ちゃんが撮りました。

ーー 宵闇を恐がっていた頃が懐かしいですねえ・・ 今の宵闇は
    秘め事を抱いています、 どのような秘め事? --

恐気だつ -- こはげだつ と読みます、 恐くてたまらない の意味です。
程 ----- ほど よ読み、 頃 の事です。
懐かしむ -- 懐かしいと思う の事です。

2008年12月03日

まあ、一杯

三日月に ちょっかい出そうと 木・金が 酒と肴で 夜にまぎれて

すみません、ちょっと見えにくいかもしれませんが、一日の夜空です。
昨日(二日)の朝日新聞朝刊にも載っていました。新聞は東京で撮影され、三重奏 と、言う題が
付いていました。

横浜の大桟橋で夫ちゃんが撮りました、それを私は 木星と金星が三日月を尋ね
人間のように 忘年会 でもやろう・・・と、誘っている・・・と、擬人化してみました。
ちなみに、三日月の右上が木星で、隣が金星です。 小さいですが・・・立派な星です。

yoshiyoshiさんより、教えて頂きました。
 明るいのが 金星。   その隣が木星です。     ありがとうございます。
踊るには まだ呑み足りぬ 神楽月  よしさん重ね重ねありがとうございます。
夜空には 笑顔が浮かぶ 最終月  samさん、ありがとうございます。

2008年12月02日

海境の国

入り日入る 海境の国 いずこなり 八重の潮風 小気味よしかな

長々と、鎌倉を書きました、開いて下さった皆様、ありがとうございました。

写真は、鎌倉からの帰り夕日が沈む直前の 腰越漁港です。

ーー 夕日の沈む、海の果には一体どのような国があるのだろう。
    はるか遠くの潮路を吹いてくる風は、心地よいものだ -----

海境 -- うなさか と、詠みます。 意味は 海のはて です。
八重の潮風 -- はるか遠くの潮路を吹いて来る風 の意味です。

2008年12月01日

三代実朝

源の 久遠願ひつ 念ずれど 大銀杏知る 御世の最果て

写真にある、階段の脇の大銀杏に隠れていた、甥の公暁によって
三代実朝は、命を落としました。  これにより 源の世は終りを告げ
その後は、北条による 鎌倉幕府 と、なりました。

隣合う 母子のやぐら 実朝忌  漫歩さん、ありがとうございました。
蝋八や 悟りし猫は 仮寝かな  よしさん、ありがとうございました。
山銀杏 移りやすきは 心なりけり  明日の夕日さん、ありがとうございます。順不同になり、すみません。