2009年01月31日

あい

ひのもとに 鎮座まします 姫の愛 仰ぐもよしと 侍るもよしと

三部目は、富士山に登場していただきました。
以前にも、書かせていただきましたが・・富士山は女性の神様ですので、
姫・・と、呼ばせていただきました。

侍る -- はべる と読み、本来の意味を私はもう少し大きく考えまして
                  富士山の傍へ行く・・・の意味も含めました。

かしずきぬかずきはべらせたまえひめゆえに  凡比さん、とてもうれしいです。
文明の 恩恵受けつ 怠惰なる 暮らしを抜けて 富士仰ぐ旅 漫歩さん、とてもうれしいです。
冬の富士 静かにしてこそ 美しき  さむさん、とてもうれしいです。

2009年01月30日

淡海

淡海は 凍りて波も 睡眠す

山中湖です、 全面ではなく一部分が凍り わかさぎ釣りの小舟がでていました。

淡海 -- たんかい で、湖の事です。
睡眠 -- 現代語は すいみん ですが、古語ですと、 すいめん となります。

淡海は 凍りて波も 睡眠す  ぼたん
写す鏡が 欲しや富士さん  ひだまりさん、とてもうれしいです。 

吊り上げし 公魚富士に 跳ね上がり  漫歩さん、とてもうれしいです。

2009年01月29日

静寂

本宮の 静寂破る 寒鴉

先日、富士山浅間神社北口本宮 へ、出かけてきました。
五湖の内 三湖・・河口・山中・西湖を回り、写真は西湖近くの野鳥の森公園の
樹氷まつりの氷のオブジェです。

本宮・・浅間神社北口本宮の事です。

本宮の 静寂破る 寒鴉  阿国(ぼたん)
富士の威容に 一声で去る  漫歩さん、とてもうれしいです。

締め殺せ 主と朝寝に 野暮烏  よしさん、とてもうれしいです。

本宮の 静寂破る 寒鴉  ぼたん
群れを外れし ゆくあてもなく  眞琴さん、とてもうれしいです。

寄り添いし 肌擦り付け合う 寒がらす 雪吹きすさぶ 送電線
 ryoutettuanさん、とてもうれしいです。

2009年01月28日

北風

出で立ちて 雲の澪行く 北風の人

北風 (きた と読んで下さい) さんを、擬人化しました。
雲の澪 -- 雲の流れるみちすじ の事です。

もうじき春です、そろそろ北風(きた)さんも、旅立ちの時では・・・。

出で立ちて 雲の澪行く 北風の人  ぼたん
小林 旭の 口笛の音や   鎌ちゃんさん、とてもうれしいです。

北風の人 いざ帰りなん 雲の澪  若さん、とてもうれしいです。

出で立ちて 猪(しし)の跡行く 鉄砲撃ち(猟師)  ryoutettuanさん、とてもうれしいです。

北風に なびくテープの 船出かな  さむさん、とてもうれしいです。
 

2009年01月27日

水仙

そそやきて 世語り花やか ここかしこ

水仙の花を、井戸端会議中の女性に見立てました。

そそやきて -- こそこそ話す 事です。

ここかしこ あたり一面 雪だらけ 今日何するかと 妻とそそやく 
 ryoutettuanさん、とてもうれしいです。

そそやきて 世語り花やか ここかしこ  阿国(ぼたん)
生娘たちの 聞き耳を立て  漫歩さん、とてもうれしいです。

2009年01月26日

浅黄裏

浅黄裏 ちょいと隠して 吉原へ 散茶梅茶に 天にも昇る

ここは相模の国、田畑を銭に替えて一生に一度の夢を・・と、ぼた衛門さんーー
やってきたのが、花のお江戸の吉原・・・ まあーきらびやかな事、と言ったら
極楽か・・竜宮城か・・・ 目を白黒のぼた衛門さん、果たしてうまくお大臣遊びが
出来ましたでしょうか?

浅黄裏ーーあさぎうら と、言いまして、羽織の裏が浅葱木綿だった事から、地方からの武士を
       さす言葉、浅葱裏が転じて 浅黄裏 と、なりました。なお、色は青緑色です。

散茶 --さんちゃ と、言いまして、遊女の等級の上から3番目です。
       おとこさんを振らない・・と言う意味から、お茶を振り混ぜないでそっと溢れるお茶・・
       と言う言葉にかけて付けられました。

梅茶ーーうめちゃ と、言いまして、散茶の下格でまるで散茶を薄めたような・・から 埋め茶(梅茶)
      と、呼ばれました。

吉原の資料より。 追・・・等級のトップは、太夫で、 次は格子です。

散茶梅茶と 軽んずなかれ 明日は格子か 太夫とならむ  流星さん、とてもうれしいです。
三茶にも 良き店ありき 垂り雪  よしさん、とてもうれしいです。

2009年01月25日

侘しき

空薫きに 障子の内は 何方と

三渓園の中の一軒です。

昔・・どのようなお方が・・・と、思い物語りを書いてみました。

空薫 -- そらだき と読みまして、 人に知られないように香をたいてにおわす事 です。

・・ ふっと通りかかった公達は、何処からともなく香る香に この家の中におわす
   姫はいかなるお方なのだろうか? 思いを巡らせ・・・思いを膨らましていました。・・・

空薫きに 障子の内は 何方と  阿国(ぼたん)
わが好みなる 橘の香ぞ   漫歩さん、とてもうれしいいです。

空薫きに 障子の内は 何方と  ぼたん
世を儚みし 尼にて候   イワンさん、とてもうれしいです。

空薫きに 障子の内は 何方と  ぼたん
うき人待ちて 袖濡らす姫  流星さん、とてもうれしいです。

2009年01月24日

開港150年

ペリーさん ハローと声かけ いく星霜 黒船にぎわう ここは横浜

横浜は、今年開港150年を迎えます。 
京都や奈良や明日香・・・に比べたら、まだまだひよこの歴史ですがーーー。
今日のは、 箸休め・・ならぬ 目休め として、笑って下さい。

2009年01月23日

冬枯れ

天も地も 冬枯れいろに どんよりと

このところの曇天・・なんとなく気分が晴れません。これも冬かな??
運転中、信号待ちの時に空を見上げながら書きました。

写真は、後付です。

2009年01月22日

女心

きぬぎぬに 寒紅ひいて あはれなり

改めてよろしくお願い致します。

きぬぎぬ -- 寝屋を共にした男女が、朝 着物を着て別れていくこと として使います。

きぬぎぬに ゆめひとよを おもえども ゆきのふかきに とほきやまみし 凡比さん、とてもうれしいです。

きぬぎぬに 寒紅ひいて あはれなり  阿国(ぼたん)
うつろな胸を いかになだめん   漫歩さん、とてもうれしいです。

後朝に 寒紅ひいて あわれなり 何時こそ来るか 焦がれし人よ
  ryoutettuanさん、とてもうれしいです。

2009年01月21日

すみません

本日は 開店休業 とさせて頂きます。 次回からがんばります。

冬ざれの 庵に生けし 花一輪 萎れぬうちに 君きまほしや 漫歩さん、とてもうれしいです。

2009年01月21日 »

2009年01月20日

春風

もずに問う そろそろ春風 呼ぶ頃と

いつも出掛ける里山で撮りました。(夫ちゃんが)
春を待ちわびる物を、もう一つ追加します。

さ野つ鳥 春の童子は いずこにや     さ野つ鳥・・野鳥の事です。

さ野つ鳥 春の童子は いずこにや  
安房の里には 春風ぞ吹く   漫歩さん、とてもうれしいです。

2009年01月19日

おさな児

不安げに まんまるおめめ 涙ため なすすべなしに 輪をかく母よ

鎌倉市大船の、フラワーセンターでの事です。
花の写真を撮っていると、とんびが一羽地におりていました。 
どうやらまだ子供のようで、近くにいる我々人間にびっくりして動けなくなって
いるようでした。  ふと見上げると母とんびが、--飛びなさいーーと、
言っているように、泣きながら輪を描いていました。
そうそう・・・子供とんびは、暫くすると意を決したように母とんびの元へ帰りました。

如何にせむ まん丸頭 抱え込み 成す術無しの 我(われ)へたり込む ryoutettuanさん、とてもうれしいです、ガンバ・・

2009年01月18日

またね

もうかえろう 波が子供を 急き立てる グッバイ・ボーイと 浜も手を振る

鵠沼海岸です。 夕日がだんだん傾いて来て 砂浜に絵を描いている子供達に
波や砂や浜が・・・早くお帰り・・と、言っているようでした。

そうそう、ライフセーバーのイケメンさんも、遊んでいる子供達に声をかけていました。

なんだか、日本もまだまだ良い国じゃん・・(浜言葉) と、嬉しくなりました。

2009年01月17日

冬の海

冬の海 喧噪払い 波のもの

昨日の、神奈川県藤沢の鵠沼海岸です。
夏の、賑やかさも消え・・海は波だけのものになっていました。

二枚目の夕景に、小さく写っているのは、 サザン・オールスターズの
歌にも出てきます、 烏帽子岩です。 小さいですが・・見えますでしょうか?

冬の山 イノシシ・熊 わし(猟師)の物  ryoutettuanさん、とてもうれしいです。

2009年01月16日

橋姫

思い合う 此方と彼処 道遠く 一肌脱いで 橋姫おでまし

横浜ベーブリッジです。ここは車の横を人が歩けるようになっています。
歩いている途中で、写真を撮りました。

橋は物流の通り道・・だけではなく、人と人との通り道でもありますので、
橋とそれを繋ぐものすべてを、擬人化しました。

ーー 思い合う、此方くんと彼処さんの恋心は、なかなか繋ぎ会えません・・そこで、
    橋姫さまが、一肌脱いで下さいました。きっと恋は成就したことでしょう --

橋姫 -- 橋を守る女神の事で、特に宇治橋の下に居ると、言う神様をさすそうです。(古語辞典より)

想い合い 愛し合う二人に 差す陽光 暑い暑いと 一肌脱ぐ ryoutettuanさん、とてもうれしいです。

2009年01月15日

そろりそろりと

冬日向 そろりそろりと 列を成し

いつも出かける里山で出合った コジュケイ君たち です。
私たちが見ているのに、気にせず悠々とゆっくり歩いていました。

チョットコイ と呼ばれて行けど 姿なし  若さん、とてもうれしいです。
積りたる 雪のそろりそろりと 落ち行かん  ryoutettuanさん、とてもうれしいです。

2009年01月14日

氷姫

氷姫 里のぬくもり 垣間見る

富士山裾野にある、野鳥の森公園のモニュメントです。

写真は昨年の二月ですが、今年もこのモニュメントはあるとおもいます。

木組みをした物に、シャワーのように水をかける事によって、寒さの為に氷の彫刻が

出来上がります。夜は明かりをあててとてもきれいです。

いだかれて 愛に溶けたし 雪女  流星さん、とてもうれしいです。
これもまた 命なりけり 樹氷界  よしさん、とてもうれしいです。
垣間見る 人の温もり 派遣村 捨てたモンじゃない この日本  ryoutettuanさん、とてもうれしいです。

2009年01月13日

元服

孟春に 前髪立てに 別れつげ

昨日の、鎌倉八幡宮の成人祭の様子です。

男性の成人祭の出で立ちが、鎌倉らしく 元服 として書いてみました。

世が世なら十五で一人前・・・ 。

前髪立て -- 元服前の男子の髪型です。

孟春 ---- 一月の別名です。

孟春に 前髪立てに 別れつげ  ぼたん
 青月代に 沁みる寒風    イワンさん、とてもうれしいです。
別れ告げ 切る前髪に 心の残る 残る心に 別れを告げり  ryoutettuanさん、とてもうれしいです。

2009年01月12日

酔って候

年始酒 竹馬の友と 語らいて 寒さ肴に 酔って候

昨日の、横浜ランドマークタワーの中です。

女学校時代の友人と、何年ぶりかで会い楽しい一日を過ごしました。

降り積もる 雪を横目に 酔って候
  ryoutettuanさん、とてもうれしいです。
 
一掬の 雪見酒にて 酔い候  イワンさん、とてもうれしいです。

同級の マフラー粋な 詰襟を 競いし話 酔って候 漫歩さん、とてもうれしいです。
青春は 霧の彼方に 霞めども 胸に残りし 甘き想いよ 漫歩さん、重ね重ねうれしいです。
寒の内 懐かしき顔 酔って候  ひだまりさん、とてもうれしいです。

2009年01月11日

えびす様

当代の 静の舞の 怪しきに 見ぬ世の人も 如何事よと

昨日の、鎌倉本覚寺の 鎌倉えびす より。

ーー 当代 (現代)の、静の舞は 怪しきに (不思議な事に) 見ぬ世の人 (昔の人) も、

如何事よと (事の意外に驚く) でしょうね。ーー

本覚寺の一月の行事として、鎌倉えびす が、あります。 
    
 

2009年01月10日

梅の精

梅の精 婀娜の色香に 並び無し

そろそろ、梅の便りが聞こえて来ます。 梅を花として・・と言うよりは、梅の精 としてみました。

婀娜 -- あだ と読みます、しとやかで美しい、の意味があります。

並び無し -- 肩を並べる物がない、 の意味があります。

梅の精 婀娜の色香に 並び無し 阿国(ぼたん)
寄添い愛でし 君の姿も  漫歩さん、とてもうれしいです。
梅の精 婀娜の色香に 並び無し  ぼたん
佐保姫さまの 艶な息吹で  イワンさん、とてもうれしいです。

2009年01月09日

目もあやに 花・花・花の とりどりに 紫の雲路 彷徨ふ如し

昨日の朝日新聞に、京都花街の豪華な新年の様子がありました。

私がもしも・・・旦那衆の一人だったら・・・・はてさてどうしたでしょう、

そんな思いを書いてみました。

目もあや -- きらきらとはなやかで正視出来ない の、意味です。

紫の雲路 -- 極楽の空 の、事です.

入れ揚げて 奈落に落ちし われなれど どうか閻魔よ 一目見させて
 漫歩さん、とてもうれしいです。

2009年01月08日

勉学

良き歌を 詠まんと勉学 勤しめど ますます遠く 霞の向こう

今日は、写真と歌とが合わない事をご勘弁下さい。

ブログの皆さんが、俳句・和歌・・について勉強されている事に、

なにもせずにいる自分が恥ずかしい限りです。 教科書として

購入した本で、遅まきながら始めてみました。

2009年01月07日

船出

めでたやな 小春日うけて 船出の地

写真は、今日の横浜大桟橋です。

結婚式のお二人が、日差しを受けて英語で書かれた、お互いの場所に立ち、

記念写真を写していましたので、上から私も幸せのおすそ分け・・を、

頂きました。 私が撮りました・

小春日を 受けて旅立つ 船出かな  rvoutettuanさん、とてもうれしいいです。

2009年01月06日

来るといふ

来るといふ 通はせ文を 掻き抱き 雪降り乱る 彼方見遣らむ

写真は、数年前の雪の日の我が家です。 鎌ちゃんさんの写真句を拝見して
言葉が浮かびました。

雪が盛んに降っているけれど・・あなたは逢いに着てくれると、手紙をくれたじゃないの、
私は手紙を胸にしっかりと抱いて、雪の降る向こうを きっと来る と、思いながら
見つめています。

そんな女心を書いてみました。
降り乱る -- 盛んに降る・物凄く降る の、事です。
彼方 --- あなた と読み、意味は かなたと同じです。
見遣る -- みやる と、読み 遠くを見る の、事です。

編笠の 裏に差したる 花一輪 深雪掻き分け こころ急げば
 漫歩さん、とてもうれしいです。
わが胸に 落ちて崩れよ 寒椿  漫歩さん、重ね重ねうれしいです。
文滲む うれし涙か しずり雪  イワンさん、とてもうれしいです。

2009年01月05日

うしろ影

行く君の 涙でかすむ うしろ影 追うは叶はず 心狂ほし

写真は、よく行く里山の朝の風景です。

朝もやがかかり幻想的でした・・そこで、  思い人の、ただ去って行くのを見送るだけの

悲しさを書いてみました。    去って行った思い人は、御想像にお任せいたします。

振り向けば 未練が募る 愁い顔 胸にしまいて 歩を速むわれ  漫歩さん、とてもうれしいです。
切なくて もう恋なんか したくない  イワンさん、とてもうれしいです。

2009年01月04日

駅伝

北下し 露払いとし 襷飛ぶ

東洋大学の往復総合優勝・・おめでとうございます。

写真は、今回初参加の 上武大学・青山学院大学の二校です。

2009年01月03日

出ぞめ

梯子のり 粋で鯔背な うちの人 木遣り崩しに 二度三度惚れ

写真は、京浜急行のとある駅で昨日行われた 梯子のり での物です。

なお、写真の粋なお兄さんは、我が夫ちゃんではありませんので。

ただ・・・ 物語として登場していただきました。

鯔背 -- いなせ と、読みます。

男惚れ 女とろける 木遣りかな  漫歩さん、とてもうれしいです。

2009年01月02日

三人吉三

皆の衆 三人吉三 名セリフ こいつぁ春から なぁ黙阿弥さん

写真は、昨年の三渓園の梅です。
 
三人吉三 とは、歌舞伎の演目で 河竹黙阿弥作 和尚吉三 お坊吉三 お嬢吉三の三人の
盗賊を主人公にした白波物です。
三人揃い踏みの場面で、 初春にピッタリの名台詞を言う所から、ちょっと登場してもらいました。

2009年01月01日

元旦

めでたいな あゝめでたいな めでたいな 初春むかえ お日柄もよく

あけましておめでとうございます
本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

めでたいな 正月早々 めでたいな やっぱりお山は 富士の山  rvoutettuanさん、とてもうれしいです。