2009年02月16日
2009年02月15日
桜湯
桜湯に 永久の幸ひ 写し汲む

とある結婚式でのことです。 わかいお二人に幸いあれ・・・
汲む -- くむ と、読みまして 意味は お茶やお酒を 飲む 事です。
桜湯に 永久の幸ひ 写し汲む
写し映され 40年 ryoutettuanさん、とてもうれしいです。
桜湯を 汲みし祖母に 笑みこぼれ ryoutettuanさん、2句目うれしいです。
永久の 幸ひ汲み取る 華の宴 ryoutettuanさん、3句目うれしいです。
角の店早仕舞いなり花李 よしさん、とてもうれしいです。
桜湯に 永久の幸ひ 写し汲む
夫(つま)微笑みて じっと吾(あ)を見し 漫歩さん、とてもうれしいです。
2009年02月14日
春一番
春一番 立ち木いたぶり 参上す

春一番 闇夜にほえて 肝ちぢみ
春一番が、吹き荒れています。 外を吹き荒れる音を聞きながら書いてみました。
写真は、 春一番・・・と言うことで、一昨日小田原近郊で撮りました 河津さくら を、
入れてみました。 (夫ちゃん撮影です)
いたぶり -- 激しくゆする 事です。
吹き荒れし 風も愛きもの 横浜の 麗人の香を 運びきたれり 漫歩さん、とてもうれしいです。
春一番 立ち木いたぶり 参上す
御免なすって 失礼いたしやした ryoutettuanさん、とてもうれしいです。
春一番 我いたぶれらり 嫁の小言 ryoutettuanさん、2句目うれしいです。
参上す 吹く風一番 春連れて ryoutettuanさん、3句目うれしいです。
2009年02月13日
さがなし
夕陽の 焚き付け去るは さがなしと 主恋ふ心 誰が消すやら

まほろばさんの綺麗な夕陽に、書きたいなあ・・と、思い書かせていただきました。
そこへ・・・わが夫ちゃん登場ーー 鎌倉海岸の夕陽の写真を載せてくれました。
夕陽ーー せきよう と読みます。 意味は文字の通りです。
さがなしーー いじわるな の事です。
真っ赤な夕陽は、恋心を燃え立たせるような・・・その様な気にすらなりますね。
落日に 急かるるわれの 恋心 疾く知り給へ 明日は旅立つ 漫歩さん、とてもうれしいです。
夕陽の 炊き付け去りし 恋心
明ければ冷めん 乙女心よ 鎌ちゃんさん、とてもうれしいです。
さがなしな われ恋う君の いじらしさ 術なく待つ身に 愛おしさ募る ryoutettuanさん、とてもうれしいです。
誰が消す この恋心 この夕陽 さがなしな 主恨みます ryoutettuanさん、重ね重ねうれしいです。
2009年02月12日
さらば
鍵かけて ふりむきもせず いざさらば 春一番の 肩をたたいて

風・・を、擬人化してみました。
ーー 町から、少し外れた所に 四部屋だけのアパートが一軒あったとさ・・・
住人は、春 夏 秋 冬 の、風たちでしたとさ・・・
ある日、冬の部屋が 騒がしくなり・・ 他の皆が 「おい、引越しかよ」
「どこへ行くの?」 「さみしくなるねえ」 声を掛けてくれました。
冬は、ちょっと寂しそうに・・・でも、すぐ元気な声で「ちょっくら旅に行ってくるよ」
そして、 春さんの肩をポンと、叩いて 「後は まかせたよ」
旅立ちました.。 とさ ---
鍵あけて 春一番の 吹き通り 清らな部屋に 君招きたし 漫歩さん、とてもうれしいです。
鍵掛けて 振り向きもせず いざさらば 捨て行く君の 肩叩く (強気) ryoutettuanさん、とてもうれしいです。
鍵外し 振り向く君に すがりつく 此処一番の 大芝居 (弱気) ryoutettuanさん、重ね重ねうれしいです。
2009年02月10日
逢いたい
霧雨の 天を見上げて あやにくし 主の生業 雨衣販ぐ

久しぶりに おぼたさん登場です。
おぼたさんの恋しいお方は、なぜか晴れの日だけにそっと逢いに来てくれます。
それが、おぼたさんにはさみしいのです・・・雨の日は天を見上げて、かなしそうーーー
なぜかって・・・ 恋しいお方は 雨合羽売りが生業なんですよ、
だから、雨の日は書入れ時ですものーー。
そうそう・・雨の日におぼたさんの家の軒先には、てるてる坊主が揺れていますよ。
写真は、昨日出かけた三渓園です。 雨ではありませんが使いました。
販ぐ -- ひさぐ と読み 売る の事です。
恨めしや わが生業の 雨衣 心はやりし 晴れて濡るるを 漫歩さん、とてもうれしいです。
恨めしや 我が生業の 自動車産業 埋蔵金よこせよ トヨタ・ホンダさん ryoutettuanさん、とてもうれしいです、がんばってください。
春雨も 「晴る雨」となり 梅暦 若さん、とてもうれしいです。
2009年02月08日
孤悲
万葉の 心細しや 孤悲の花 数多年経て 諸恋の実に

万葉文字・・・NHKの万葉集の番組で勉強しました。
この言葉は現在では、使われていないそうですが・・ 心に残りましたので、
その言葉を使わせて頂きました。
孤悲 -- こひ (恋・・しかも悲しい恋) を、言うそうです。
ーー万葉の時にもの寂しく咲いた恋の花が、数多くの年月を経て 相思相愛の実を結びました。ーー
そんな、思いで書きました。 諸恋 -- もろごひ で、相思相愛の事です。
* 写真の 数多年・・の 数 の字が 敏 になっています。 間違えました。
松が枝に 結びし筈の 恋なれど よしさん、とてもうれしいです。
2009年02月06日
時雨っ日
時雨っ日 降りそで降らぬ 名残り雨

今日は、良いお天気ですが・・・昨日までは 降りそうで降らない・・そんな日が
ありました。 そこで、 無 の句を作りたい・・と考えました。
確かに、言葉は書いてありますが・・私の中では 無 なのです。
名残り雨・・・・の、続きを もし拙宅へお越しくださる方が 御出ででしたらその方の
お好きな様に続けていただけたら・・・お一人お一人がお好きなお気持ちで続きを
詠んでいただけたら・・・・ そんな思いで書いてみました。
時雨っ日 降りそで降らぬ 名残り雨
乱れ衣の 大振袖よ よしさん、とてもうれしいです。
時雨っ日 降りそで降らぬ 名残り雨
ふるもふらぬも 身はこがれつつ 凡比さん、とてもうれしいです。
時雨っ日 降りそで降らぬ 名残り雨
来ると言いつつ 来ぬ彼の君よ 鎌ちゃんさん、とてもうれしいです。
時雨っ日 降りそで降らぬ 名残り雨
あたかも君の イエスとノーや 遊子さん、とてもうれしいです。
時雨っ日 降りそで降らぬ 名残り雨
しっぽり濡れし あの夜のこと 漫歩さん、とてもうれしいです。
時雨っ日 降りそで降らぬ 名残り雨
わかる振りして わからぬ想い ryoutettuanさん、とてもうれしいです。
時雨っ日 降りそで降らぬ 名残り雨
かさねし肌の みじろぎもせで 流星さん、とてもうれしいです。
時雨っ日 降りそで降らぬ 名残り雨
待ってくれるや 身を冷やしつつ ひだまりさん、とてもうれしいです。
2009年02月05日
三行半
戯れに やってみようか ほくそえむ 啖呵とともに 三行半を

お遊びですので・・写真もお賑やかに・・のつもりです。
江戸の頃、三行半はほとんどが女房が夫に書かせたそうです。
ーーねえ、ちょっと あたしいい男が出来たのよ、書いてよーーと、言った感じで・・・
だそうです。
私は、鎌倉にもありますが、駆け込み寺(東慶寺)に、駆け込むのは弱い立場の
おかみさん・・・だと思っていましたが、江戸の頃はどうやら逆のようでした。
やっぱり・・・・昔から女性は強かったのでしょうか???
杉浦さんの江戸塾に教えていただきました。
待ってたぜ! 亭主ほくほく 墨を摺り イワンさん、とてもうれしいです。
聞き及び ではあたしもと 女房どの 亭主勇んで 印押しにゆき 漫歩さん、とてもうれしいです。
2009年02月04日
尻目
なわのれん 上戸下戸よと おにぎやか 助六もどきに 尻目むけつつ

隅田川・・季節先取りですみません。 2年前の春です。
お江戸の頃の居酒屋へは、おかみさん連中も足しげく通ったとか。
飲める人・・甘い物派の人・・なかなか賑やかだったようで、おかみさん連中の
お気にいりのタイプは、歌舞伎の助六のような男性だったとか・・・・・
そんなイケメンが、来ると流し目を送ったとか・・・・江戸の街のおかみさんたちは
なかなか積極的だったようです。
尻目ーーしりめ と、読み 流し目 の事です。
豆踏みて 転びそうなは 他所の家 よしさん、とてもうれしいです。
縄のれん 潜りて直ぐに げっこげほ 上戸に連れられ 武者修行 ryoutettuanさん、とてもうれしいです。
にぎわいを 尻目に墨田の 川あそび 若さん、とてもうれしいです。
隅田川 上行き下行き 春立ちぬ 鎌ちゃんさん、とてもうれしいです、そしてごめんなさい。
気に入らないなんて・・・とんでもない、ごめんなさい。
2009年02月02日
猪牙舟
ことさらに 恋しと逸るは 野暮天よ 猪牙の波音 つれなし作る

江戸の旦那衆が色町へ出掛ける際に、くり出すのが・・・ 猪牙舟( ちょきぶね )、
歌にもあります。 猪牙でええーーえ、さっさーーえ 行くうのわあ・・---と、
そこで、吉原へ通う旦那衆を書いてみました。
いよっ、旦那さん・・いくら吉原へ通うからって・・ことさらに、恋しい・・恋しい・・と、逸る心を
むき出しは、ちょいとーー 野暮ってもんですぜ。
見なせえ・・・猪牙の波音でさえ 平気なふりをしてますぜーーー。
つれなし作る -- 作る を づくる と、読みまして、 平気なふりをする の事です。
野暮天は 江戸っ子の恥 猪牙など乗らず 歩いて行きねぇ 漫歩さん、とてもうれしいです。










