2010年01月31日

天目

天目に 春の心は 現なし

写真は、北鎌倉東慶寺山門入り口の喫茶店です。

東慶寺の静かな雰囲気の中で、いただくコーヒーは
きっと、喧噪な心からはなれて 穏かで長閑な心になるでしょうね・・・
そんな気持ちで書きました。

*天目 ・・ 抹茶茶碗などに使われる言葉ですが、茶碗の総称 としても使用します
*春の心 ・・ 春の長閑な人心 を、意味します。
*現なし ・・ たわいも無い・正体の無い ・・から転じて 夢心地 として使用します

古都の春 青きカクテル 夢見かな  KENさん、とてもうれしいです。

天目に春の心は現なし
ガラス越しに 聞こゆる笑い  ryoutettuannさん、とてもうれしいです。

現無しの 君の言葉に 溢るるは
 長閑なり 春の一日     ryoutettuannさん、二首うれしいです。

天目に春の心は現なし
満ち足りしとき 緩く流れり  まんぽさん、とてもうれしいです。

結ぶにも 切るにも春まで 枝折の戸  よしさん、とてもうれしいです。

ひと時の 抹茶の泡に 風光る  才蔵さん、とてもうれしいです。

2010年01月30日

あいさつの 声もとびはね 畦青む

もう少し、里シリーズにお付き合いをお願い致します。
ここには、池あり 田んぼあり 古民家あり 畑あり ・・・ と、
日本の自然を味あわせてくれる物が残っています。

蛙とぶ いっきに季(とき)の 畦こえて  KENさん、とてもうれしいです。

田芹摘む 母の後ろを 歩きをり  才蔵さん、とてもうれしいです。

あいさつの声もとびはね畦青む
今年の米は 何作る     ryoutettuannさん、とてもうれしいです。

飛び跳ねる 活きの好い声 飛び跳ねる
 跳ねる身体に 合わす俺  ryoutettuannさん、二首うれしいです。

2010年01月29日

こげら

トトトコト こげらさわぎて 山笑ふ

昨日と同じ里です、 静けさの中で トト~と、枝をつっつく音・・・
こげらの家族が朝の食事中でした。

鳥きたり タ行でつつく 冬の芯  KENさん、とてもうれしいです。

江戸の冬 来たくなかった 北の猿  よしさん、とてもうれしいです。

ドラミング 小啄木鳥ゲラゲラ 山笑ふ  才蔵さん、とてもうれしいです。

トトトコトこげらさわぎて山笑ふ
つつく樹肌に 霜光る   ryoutettuannさん、とてもうれしいです。

騒ぎ立て 笑い転げし 君なるに
 ふと見せたるは まことの君か  ryoutettuannさん、二首うれしいです。

2010年01月28日

猛者連

並びたる 猛者連の先 春動く

車で10分くらいの所にある、自然をそのままの形で残している
里です、 今頃からは、野鳥がたくさん飛来してきますので、
写真のようにカメラマンさんたちで賑わいます。この日もご覧の
ように賑やかでした。

*猛者 ・・ もさ 勇ましい とか 強い人 の意味です。

無事の冬 それだけで良し 救急車  よしさん、とてもうれしいです。

慣れし冬 手先ひびわれ 風なじむ  KENさん、とてもうれしいです。

並びたる猛者連の先春動く
レンズの向こうに 見えるか君が  ryoutettuannさん、とてもうれしいです。

並びたる 鳥撮る人を 撮る人の
 レンズの向こうに 春来る      ryoutettuannさん、二首うれしいです。

鳥を射る カメラ砲列 春隣    才蔵さん、とてもうれしいです。


 

2010年01月27日

当て言

一献と 返す杯 ぬくもりに うれしはずかし 当て言ありや

* おひとつ~と、勧めた杯を「おまえもどうだ・・」と、返すあなた~
   いただく杯のぬくもりが、遠まわしにそれとなく思いを語っているようで、
    心を波立たせる~~~。
参加させていただいたオフ会で書いた物を、少し手直ししました。
    (最後の七文字だけ、古語を使ってみました)

  *当て言 ・・ 遠まわしにそれとなく言う言葉 の意味です。
 
写真は、以前私が食事にうかがったお店ですので・・。


酒はすき とびかう言葉 句のままに  KENさん、とてもうれしいです。

冬虹や 生くる幸せ こんなもの  よしさん、とてもうれしいです。

春隣 差しつ差されつ 銀座の夜  楽子さん、とてもうれしいです。

熱燗や 風流びとの 紅の指  才蔵さん、とてもうれしです。


一献一献 もう一献 返す杯 当て言ありや ryoutettuannさん、とてもうれしいです。

当て言に 我恋しと 言う君に
 盃回し 覗き見る        ryoutettuannさん、二首うれしいです。


 

2010年01月26日

月変わり

うそぶいて さらばさらばと 見返へさず 形 涼やかに 太郎月往ぬ

写真は、横浜三渓園です。

今年こそは・・の、思いで始まった2010年もあと、6日あまりで
1月から2月へ変わります。が、始まってそうそうに大地震があったり、
人間の世界は、今年も色々あるのかなぁ、
でも、時は、人間の世界に何があろうと、 淡々と 躊躇なく 振り返りもなく・・・
静かに変わっていく・・・・。

ふっと、そんな事を考えて書きました。

*うそぶいて ・・ とぼけて の意味です。
*見返さず ・・ 後を振り向かず の意味です。
*形 ・・・・・・・ なり と読みまして、 かっこ の意味です。
*涼やか ・・・ すずやか で、清くすがすがしいさま の意味です。
*太郎月 ・・・ たろうつき で 1月の事です。
*往ぬ ・・・・・ いぬ で、去る の意味です。 

変り目に 落ちるおろかさ 情の冬  KENさん、とてもうれしいです。

冬耕の 農夫を追える 鳥の群れ  よしさん、とてもうれしいです。

初東風や 紅ちょうちんも 揺れてをり  才蔵さん、とてもうれしいです。

早婚で 銭の無いのが 身に沁みる
 目を転ずれば 君の笑顔    ryoutettuannさん、とてもうれしいです。

うそぶいてさらばさらばと見返さず
我涼やかに 往ぬる        ryoutettuannさん、二首うれしいです。

2010年01月25日

茶わん

漆黒の 暗さ寒さが 身にしみる 目を転ずれば 茶わん一個か

写真は、横浜の夜景です。

銭は無し 豚で誤魔化す 牡丹鍋  よしさん、とてもうれしいです。

窓ガラス 内なる闇か 冬港  KENさん、とてもうれしいです。

吹初や あんた百まで 生なはれ  才蔵さん、とてもうれしいです。

2010年01月24日

胡弓

胡弓の音 風も吹かぬに 風にゆれ 風も吹かぬに 風に舞い飛ぶ

胡弓の音色が好きで、家事をしながらCDを聞く事がありますが、
そんな時に、ふっと・・思って書きました。
写真は、三渓園の重要建築物です、胡弓の写真がありませんので
この日差しから胡弓の音色を想像していただけましたならうれしいです。

恋は風 冬の街裏 飾りなし  KENさん、とてもうれしいです。

初相撲 はや十四日めの 跳ね太鼓  よしさん、とてもうれしいです。

風吹かず 衣擦れの音 流れ行く
 帯解く君の 静かなる顔      ryoutettuannさん、とてもうれしいです。

寒の夜 胡弓偲びし 李香蘭   才蔵さん、とてもうれしいです。

2010年01月23日

えをとこ

背の汗に 心意気だね もののふの ここは鎌倉 えをとこ揃う

海蔵寺さんでお会いした車夫さんです。
若いカップルさんをご案内していました・・その姿がハツラツとして
かっこよかったので写真を撮らせていただきました。

*ここは何々・・は以前にも使いましたが、リズムが良いので
   再度使用しました。
*えをとこ ・・ えをとこ は、好い男 の古語です。

冬霧の 如何にも近き 汽車の声  よしさん、とてもうれしいです。 

いい男 せなもいなせに 冬走り  KENさん、とてもうれしいです。

鎌倉の 時代を担ぐ 車引き  ひっつき虫さん、とてもうれしいです。

えをとこや 肩で風切る 冬の朝  才蔵さん、とてもうれしいです。

わが町の 我もなりたや えをとこに
 額に汗して あくせくするのみ  ryoutettuannさん、とてもうれしいです。    

2010年01月22日

語り部

古株に 常住坐臥の 御霊あり 清和源氏の 語り部なりと

鎌倉・海蔵寺です。
このお寺さんへ一歩・・足を踏み入れた時に、「源氏を語ろうかぁ~」
そんな風を感じるくらいに、静かな時が流れていました。

*常住坐臥 ・・ じょうじゅうざが で、絶えず・いつでも の意味です。

冬の月 丸ごと汲める 朝の井や  よしさん、とてもうれしいです。

冬の古都 いにしえ人に 愛かたり  KENさん、とてもうれしいです。

ここだけの 話し又聞く 囲炉裏端  玉宗さん、とてもうれしいです。

語り部や 梵鐘響く 冬古刹  才蔵さん、とてもうれしいです。

2010年01月21日

笹りんどう

冬木立 風に誘われ 縷縷語る 笹りんどうの 長き道のり

鎌倉・海蔵寺の十六井戸へ続く道です。
昨日、行ってまいりましたが・・ 海蔵寺に吹く風が木立をゆすり・・
切通しを通り・・ まるで、「源氏の物語を聞かせてあげたら~」と、
言っているように聞こえました。

*縷縷 ・・ るる と読みまして、 こまごまと語る の意味です。
*笹りんどう ・・ 源氏の紋所です。(今は鎌倉市のマークです)

冬木立 時の音さえ 風にのり  KENさん、とてもうれしいです。

どてら着し 父の股座 温きこと  よしさん、とてもうれしいです。

尼御前と 実朝眠る 浄智寺の
 やぐらに吹きし 大寒の風    漫歩さん、とてもうれしいです。

冬木立 鎌倉武士の 足跡や  才蔵さん、とてもうれしいです。

冬木立風に誘われ縷縷語る
我が恋の 長き道のり      ryoutettuannさん、とてもうれしいです。

長き道 冬あらば 春も来る
 この恋成就 祈るのみ    ryoutettuannさん、二首うれしいです。

2010年01月20日

感謝

如意輪に われを託した 母じゃ人 念彼観音 浮かびし命

鎌倉の西御門と言う地名の所に、来迎寺さん・・と言う
如意輪観音さまをご本尊とするお寺さんがあります。
その昔、私を授かった母は安産を祈願してまいってくれていました。
何十年かして、偶然に訪れた私は母の文字を見つけて
「ありがとう」の言葉を空に向かってかけました。

*念彼観音 ・・ ねんぴかんのん と云いまして、観音さまを念ずれば・・の意味。
*浮かびし ・・ 救われるの古語です、(仮死で生まれた私は大勢の方に
                             救われました)


+写真のバックは私の若い頃の帯で作りました。

冬の日に 母より出でて いつかまた  KENさん、とてもうれしいです。

大寒に 思いにふける 形見かな  才蔵さん、とてもうれしいです。

後託し 逝きし父母の 浄土より
 吾子(あこ)何せしむかと覗き見る  ryoutettuannさん、とてもうれしいです。

2010年01月19日

さっぱり~

寒天よ 青に打ち解け 惚れ心

* いったい いつまで未練を引き摺っているのかしら・・あたしって、
   いっそ 寒空の青よ・・ その青さに 未練な惚れ心を解かしておくれ~~~

+ 打ち解け ・・ 解ける の古語です。

写真は昨日に続いて 三渓園 です。

寒天に 割れるこころの 模様みて  KENさん、とてもうれしいです。

寒天よ青に打ち解け惚れ心
蒼きがゆえに 未練いや増し   まんぽさん、とてもうれしいです。

大寒や 給料前の 震えかな  よしさん、とてもうれしいです。

寒天よ青に打ち解け惚れ心
融かす涙で 水色に     ryoutettuannさん、とてもうれしいです。

寒天の 青に染めたし この想い
 ブルーは嫌と 君の言う  ryoutettuannさん、二首うれしいです。

密めくや 月蒼褪めて 宵の年  才蔵さん、とてもうれしいです。

2010年01月18日

幾年~

指折りて 幾年梅見 過ぎるやら

昨日の続き・・と見て下さい。
*あのお方は、便り一通くれないままに いったい何回梅見を
  過ぎたやら~~

+過ぎる ・・ よぎる と、読んで下さい、意味は現代語と同じです。

梅東風に 届かぬ便り 待ちてをり  湘次さん、とてもうれしいです。

梅の道 コートで探す 貴方かな  KENさん、とてもうれしいです。

故郷に 梅の便りの 届きけり  ひっつき虫さん、とてもうれしいです。

待ちわびる きみを思えば 急かるるも
 ままにならぬは 足の運びよ   漫歩さん、とてもうれしいです。

指折りて幾年梅見過ぎるやら
手折りて一輪 寂しかりける   ryoutettuannさん、とてもうれしいです。

一人見る 白梅悲しき 霜の朝
 吐く息白く 吐息の混じる   ryoutettuannさん、いつも二首うれしいです。

梅想い 蕾の心 届けしや  才蔵さん、とてもうれしいです。

2010年01月17日

便り~

寒空に 春の便りの あると云ふ なぜに其文字は 筆も持たずに

~ この寒空の下でさえ、 花々は寒さにめげず 春の用意を始めて居ると言うのに
    貴方は、どうして私に便りの一通も下さらないの ~

*其文字 ・・ そもじ と、読みまして、 あなた・そなた の意味があります。

 写真は、昨日の横浜三渓園です。 白梅が咲き始めていました。

十能の 炭も凍えて 哀れなる  よしさん、とてもうれしいです。

冬空が 書く一文字は 永久の愛  KENさん、とてもうれしいです。

少しだけ 遅れて咲くや 日影梅  ひっつき虫さん、とてもうれしいです。

わがこころ 文に託すは もどかしく
 なればこれから 旅の支度を   漫歩さん、とてもうれしいです。

彼の君は 何処にいらっしゃる この寒空に
 我書き綴る この胸の内    ryoutettuannさん、とてもうれしいです。

寒梅の 香おこせる 藍の色  才蔵さん、とてもうれしいです。 

2010年01月16日

冬かもめ

冬かもめ 夕ぐれ色に 羽を染め

昨日と同じ場所からです、(横浜ベーブリッジ・スカイウォークから撮影)
遠くに、富士山・・ ランドマーク・・うっすらとマリンタワーも・・・見えます。
(ベーブリッジは、歩けますので、柵の隣をコンテナ車などが
 ビュン・ビュン走っています)
写真には、かもめ君たちが入っていませんが、夕景を見ていた私の眼には
かもめ君たちが、鳴きながら帰っていくのが見えました。

夕焼けて 出る船入る舟 冬港  よしさん、とてもうれしいです。

冬かもめ 港の空は 公園と  KENさん、とてもうれしいです。

冬かもめ夕ぐれ色に羽を染め
明日来るときは 朝おぼろ明け  漫歩さん、とてもうれしいです。

冬かもめ夕ぐれ色に羽を染め
染めし色は 貴女色        ryoutettuannさん、とてもうれしいです。 

冬かもめ 夕凪待つや サンデッキ  才蔵さん、とてもうれしいです。

2010年01月15日

難し~

雲燃える 別れ難しと 沈む陽に 思い引き摺り 涙溢れる

昨日の、横浜港の夕刻です。
この通りの燃えるような夕陽でした、 女心の未練~~ 男心の未練~~
沈む夕陽に未練~~ いろいろな未練・・を思い浮かべて書きました。

美しき 冬夕焼けと 接吻す  湘次さん、とてもうれしいです。

早々と 去りしつれなさ 冬夕焼け  鎌ちゃんさん、とてもうれしいです。

雲燃やす 火傷しそうな 冬未練  KENさん、とてもうれしいです。

寒暮なる 柴又帝釈 草団子  よしさん、とてもうれしいです。

唇に こぼれしなみだ 拭き給え
 喜びの日の 来るをおもひて  漫歩さん、とてもうれしいです。

劇的な ドラマのごとし 冬夕焼け  ムッシュの写真俳句さん、
                         とてもうれしいです。

寒茜 涙の乾く 時をくれ  才蔵さん、とてもうれしいです。

六十路越え 今も高鳴る この胸を
 割いて見せよか 彼の地のひとに ryoutettuannさん、とてもうれしいです。

身の燃える 別れ難しと 泣き崩れ
 落つる涙で 好きと書く       ryoutettuannさん、二首うれしいです。

2010年01月14日

寒行

寒行の 団扇太鼓よ そのむかし

私が子供の頃、寒に入ると夜の街を団扇太鼓を
打ちながら行をする人々がいました。
子供でしたので、何も解らず太鼓の音色・・を、口真似などしていたことを
思い出します。

寒行の ドラムたたいて 骨いたむ  KENさん、とてもうれしいです。

寒行の団扇太鼓よそのむかし
炬燵に入りて 口真似をせし   漫歩さん、とてもうれしいです。

寒行の 褌一つ 滝打たれ
 邪念払いし 新しき恋   ryoutettuannさん、とてもうれしいです。

2010年01月13日

雲の帯

雲の帯 たなびき流れ 桃源郷 世離る郷に 帯待つ君よ

富士山にまるで帯のようにかかる雲・・・ この写真から この雲の帯を恋心と
想像し、流れる先には~~~~

* 雲がまるで恋帯のように流れて行く、 その流れる先には
  世間を離れて密かに、静かに 恋帯・・を待つ愛しい人が~~~。

( くものおび たなびきながれ とうげんきょう
     よばなるさとに おびまつきみよ )

+雲の帯 ・・ 山などにかかる横雲を帯に見立てた物 です。
+桃源郷 ・・ 陶潜の「桃花源記」から、世間を離れた別天地、理想郷の事です。
+世離る ・・ よばなる と、読み 俗世間を遠く離れる 事です。

冬の帯 地味に抑えて 赤みおび  KENさん、とてもうれしいです。

酒二級 寒波は特急 影氷る  よしさん、とてもうれしいです。

咲耶姫 雲間に隠れ 淑気かな  才蔵さん、とてもうれしいです。

我が帯を 流す向うは 桃源郷
 帯待つ君に 届けよ想い   ryoutettuannさん、とてもうれしいです。

雲流る 流るる雲に 流す帯
 付いて行きたし 流るる涙  ryoutettuannさん、二首うれしいです。

2010年01月12日

鏡開き

しるこ喰う 餅鏡で 福何処

今日は、北半球は最高の寒気団がきているとか・・
日本もほとんど全土で雪状態だそうです、 ごく一部は
降っていませんが・・普段降らないところまで雪の予報だそうです。
どうかくれぐれもご用心なさってください。

*餅鏡 ・・ もちひかがみ と、読みまして現代語の鏡餅・・と同じです。

鏡餅 焼きてせんべい 左党ゆえ  KENさん、とてもうれしいです。

どんと焼き どんと背に浴び 汁粉喰う  才蔵さん、とてもうれしいです。

しるこ喰う餅鏡で福何処
行く当て無き 七福神   ryouteyyuannさん、とてもうれしいです。

君何処 三面鏡で 見るばかり 
 真の君は 如何に在り  ryoutettuannさん、二首うれしいです。

2010年01月11日

鬼か蛇か~

この先に 何が待つやら 鬼か蛇か はたまたにょしょう 甘き香りか

竹やぶの向こう・・・ 何かいるのかな? そんな想像力を
くすぐるものがあります、 子供でしたら 雀のお宿 かもしれません・・

*にょうしょう ・・ 漢字で書きますと 女性 の文字になるので
            あえてひらがなで書きました。

竹林の 奥に眠るは 冬の宝石(いし)  KENさん、とてもうれしいです。

竹薮に 響く囀り 寒雀  ひっつき虫さん、とてもうれしいです。

何よりも 翁の舞の 初鼓  よしさん、とてもうれしいです。

竹林に 寒念仏の 声届き  才蔵さん、とてもうれしいです。

この恋の 行く着く先に 待つは何
 鬼に食われ 蛇に巻かれたし  ryoutettuannさん、とてもうれしいです。

2010年01月10日

一人寝

一人寝の 吐く息白く たなびきて 目で追うさまに 苦り笑ひて

泣くだけ泣いたら・・ 後は 富士のように清清しい風を・・
そう決めたらおなごは強いもの~~
でも、でも こんなに閨が広いと感じるなんて~~~。

冬の富士 涙も息も もやの中  KENさん、とてもうれしいです。

一人寝は 嫌じゃ嫌じゃと 泣きじゃくる
 君懐に 抱き寝る           ryoutettuannさん、とてもうれしいです。

添い寝せし 息吐く君の なまめかし
 青息吐息の 我何をせむ      ryoutettuannさん、二首うれしいです。

霜柱 せつなき丈と なりにけり  湘次さん、とてもうれしいです。                 

2010年01月09日

袖の露

心尽く 袖の露さへ 枯れ枯れに 置き去りし身の 褥あはれよ

こころつく そでのつゆさへ かれがれに
 おきざりしみの しとねあはれよ

*後も振り返らずに出て行かれたあのお方・・
 置いていかれた私は哀しみで何もする気が起きない・・
 涙さえ枯れていき一人残された褥の何と哀れなことよ~~

+心尽く ・・ 哀しみで気力も消えうせる の、意味です。
+袖の露 ・・ 涙 の意味です。
+枯れ枯れ ・・ 枯れている様 を、言います。
+置き去り ・・ おいてきぼり の、意味です。
+褥 ・・・・・・ 布団 の意味です。

昨日去っていったお方・・温もりもわずかに残る褥・・ その温もりも
やがて冷え切ってしまうだろう・・ はて、その先に待つものは・・ 明日へ~~

大旦那 出でし後には 間夫の閨  sakurahimeさん、とてもうれしいです。

一人寝の 膝を抱えて 冬を切る  KENさん、とてもうれしいです。

気の晴れて 山近く見ゆ 冬菜籠  よしさん、とてもうれしいです。

蒲団干す ほんとに怖ひ 夢だった  玉宗さん、とてもうれしいです。

心尽き 流るる涙 枯れ枯れに 
 君追う我の 哀れさ辛さ    ryoutettuannさん、とてもうれしいです。

枯れ枯れに 山の木々の 哀れさに
 似たりし友の 頂き哀れ   ryoutettuannさん、二首うれしいです。

2010年01月08日

閨を抜け そっとかんぬき 開けて出づ 朝もやの中 振りかえらずに

昨日とは、がっら・・と変えて、
おいてきぼり三部作 を書いてみました。

*閨 ・・ ねや で、寝室です。
*出づ ・・ いづ で、現代語と一緒です。

そっと発つ 冬の朝もや 白きかな  KENさん、とてもうれしいです。

冬めくや 紅の温もり 醒めぬまに  才蔵さん、とてもうれしいです。

里山を 覆い隠して 初霞  楽子さん、とてもうれしいです。

冬障子 くらいは閉めて 行きたまえ  玉宗(合掌)、とてもうれしいです。

裏木戸を そっと引く手に 月明かり
 君待つ閨へと 道しるべ      ryoutettuannさん、とてもうれしいです。

2010年01月07日

問う

君に問う 難行苦行 たれのため 経読む声は たれに届けと

衛星放送で、中国・チベットの修行僧の話を見ました。
彼らの日々を漠然と見ていましたが、 ふっ・・と 修行とは・・と、
素朴な疑問が湧きました。

* たれ・・ 誰 では無く、 あえて たれ と、古語の呼び方にしました。

仏心や 艱難辛苦 寒の行  才蔵さん、とてもうれしいです。

囁きは 冬包みつつ 君くるむ  KENさん、とてもうれしいです。

初護摩や 火の色にある 今を生く  よしさん、とてもうれしいです。

友からの 祝いの言葉 風邪籠
 幸せ溢る 誕生日かな    楽子さん、とてもうれしいです。

仏の言う 難行苦行 己が為
 経読む声は 世界に届けと  ryoutettuannさん、とてもうれしいです。

2010年01月06日

今と昔~

湯気の中 今と昔の 好い女 天を見上げて ゆらりまったり

もう一日 露天風呂にお付き合い下さい。
*好いは、私は好ましい~~ と、 色っぽい~~を含めて
  この文字にしました。

あるがまま 無手勝流の 野水仙  よしさん、とてもうれしいです。

窓は冬 湯気でなお増す いい女  KENさん、とてもうれしいです。

湯気の中 男と女が 向かい合い
 天を見上げて ゆらりまったり  ryoutettuannさん、とてもうれしいです。

露天風呂 水を入れろと 松葉蟹  才蔵さん、とてもうれしいです。

白味噌に 溶けて色香の 牡丹鍋  ひっつき虫さん、とてもうれしいです。

湯気のなか 今も昔も いいおんな
 ご覧よ湯玉 滑り落つ肌    漫歩さん、とてもうれしいです。

2010年01月05日

見たぁ?

日天は 雲を呼び寄せ 隙間から 垣間見つつの 見て見ぬ振りを

中央高速道、河口湖インターにある 富士急ハイランド隣にある
日帰り温泉・・ ふじやま温泉です。
お日様は雲の中を出たり入ったり~~ 露天風呂から、見上げていると
なんだか、お日様が照れているように思えました。 ( 醜い物をごめんなさい )

初春に さわさわお湯は 燐洗う  KENさん、とてもうれしいです。

雲を呼び 姿隠して 隙間から
 垣間見つつの 君にうっとり  ryoutettuannさん、とてもうれしいです。

人が皆 初心に帰る 初山河  よしさん、とてもうれしいです。

雪の中 鹿に覗かれ 露天風呂  才蔵さん、とてもうれしいです。

2010年01月04日

初夢

古来より 富士 鷹 茄子 揃いぶみ 枕に願う わが夢如何に

鎌倉八幡宮です。

昔から、初夢に見るのが縁起が良い・・とされていたのが
1 富士 2 鷹 3 茄子 ですが、果たしてそんな素晴らしい初夢が
見れるでしょうか?

初夢に 託す思いや 宝くじ  才さま、とてもうれしいです。

初夢で 飛んでみたいな サンゴ焦  KENさん、とてもうれしいです。

初笑 己に似たる 福笑  よしさん、とてもうれしいです。

初夢で 枕に願う 我が恋を
 叶えて下され 弁天さま~~ ryoutettuannさん、とてもうれしいです。

初夢は うつらうつらで 忘れけり  お楽ちゃん、とてもうれしいです。

2010年01月03日

七福神

弁天の 琵琶に浮かれて 酒盛りを 七福神の 豪気なことよ

神奈川県の江ノ島です。
お正月~~ 七福神さま達も ちょいと羽目を外してみませんか?

七福神 大きな福を 引っさげて
 日本国中 ばら撒いて      ryoutettuannさん、とてもうれしいです。

恋う人の 琵琶に浮かれて 酒盛りを
 酔った勢い 告ちゃった     ryoutettuannさん、二首もうれしいです。

江ノ島で サザン歌うよ 新年も  KENさん、とてもうれしいです。

2010年01月02日

年賀状

年賀状 今年の景気 音で知る

年賀状も減りつつあるとか・・ 年賀状がポストに入れられた時の
ボトン~~と、いう音が、大きいか 微かか ・・・ なんだか 景気を
占っているような・・・ そんな気持ちになって書きました。
写真は、我が家に頂戴した年賀状の一部を写しました。

壁にある 睦月暦の 新しき  ひっつき虫さん、とてもうれしいです。

喜びの 音がポストに 賀状来る  湘次さん、とてもうれしいです。

年賀状 言葉の背中 顔浮かび  KENさん、とてもうれしいです。

年賀状 焦がれる人の 返信や  才蔵さん、とてもうれしいです。

2010年01月01日

謹賀新年

寿ぎの 大戸を開けて 初東風を

明けまして おめでとうございます
 
 本年も 駄作ぼたんをよろしくお願い申し上げます

* お目出度い風が 大きな戸を開けて 日本へ~皆様の許へ~
     吹いてきます。

寿ぎの大戸を開けて初東風を
奥へ奥へと お通しするなり   楽子さん、とてもうれしいです。

寿ぎの大戸を開けて初東風を
三河に受ける 元朝なりき   さくらひめさん、とてもうれしいです。

東風吹かば 思いおこせよ 花の園  才蔵さん、とてもうれしいです。

寿ぎの 大戸を開けて 初東風を
 不景気飛ばす 団扇となさん  ryoutettuannさん、とてもうれしいです。

初東風に 載せて届けよ この想い
 吹く風降る雪 分かるかい   ryoutettuannさん、二首うれしいです。