2008年12月29日

冬木の芽

卓君 好美、本日は誠におめでとう!
記念に祝句を詠みました!
祝句
青き天膨らみきつて冬木の芽   保
句意
二人の結婚に、冬の凛と澄みきった青空の心境だ。
今まさに青空のもと、春に向かって冬木の芽もしっかりと膨らんでいる。
この青空、冬木の芽に、負けない様に二人も力を合わせ立派な家庭を築くことを願っている。

これは二年前の暮れに長女が結婚した時の句、家内が色紙に書いて、このメッセージとともにプレゼントしたもの。

青き天膨らみきつて冬木の芽
(あおきてんふくらみきつてふゆきのめ)              季語:冬木の芽(冬、植物)

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2008年12月27日

義士会

時に元禄15年12月14日、江戸の夜風を震わせて響くは山鹿流陣太鼓。
今から300年以上前の、赤穂浪士の討ち入りは今だに人気がある。
暮れになると必ずどこかのチャンネルで「忠臣蔵」を放映している。
義士会は、その浪士の快挙を讃え12月14日に偲ぶ会が催されてきた。
泉岳寺には何度か行ったが、いつも香煙が立ち昇っていた。

義士の日や白く残りし昼の月
(ぎしのひやしろくのこりしひるのつき)              義士の日(冬、行事)

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2008年12月25日

聖夜

昨夜はクリスマスイブ、子供の頃のように、クリスマスソングが賑やかではなくなったが、
変わりにイルミネーションが、不況の中にも華やかに彩られている。
どこか仮面の街をみているようだ。
”電飾の仮面の街の聖夜かな” 句童、、、こんなへそ曲がりの句も作ってみた、、没。

我が家の孫も、両親、双方のおじいちゃん、おばあちゃん、おばさん、ひおばあちゃん、から抱えきれないほどのプレゼントをもらった。
句は、暮れかかった街にほのぼのと聖樹がともる、暖かさを詠んでみたが、、。

暮れ初むる街の電飾聖夜かな
(くれそむるまちのでんしょくせいやかな)              季語:聖夜(冬、行事)

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2008年12月23日

裸木

裸木は枯木の傍題。
冬、まったく葉を落としつくしてしまって、枯れたようにに見える木を枯木という。
裸木、とは粋な季語である。

裸木の瘤に微かな温みかな
(はだかぎのこぶにかすかなぬくみかな)               季語:裸木(冬、植物)

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2008年12月21日

茶の花

茶はツバキ科の常緑低木。 金色の蕊をもつ白い五弁の小さな花をつける。
目立たないが、なかなか味わいのある花である。

句は、女より男のほうが涙もろいと思う、我が家系もそうだ。
男の涙は純粋、女の涙は裏がある、、は私の偏見。

茶の花や涙もろきは父譲り         
(ちゃのはなやなみだもろきはちちゆずり)                 季語:茶の花(冬、植物)

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2008年12月20日

冬満月

冬の月には磨ぎすまされたような、凛とした輝きがある。
一週間前になるが、冬満月が見事であった。
そして闇の中に群青の空が広がっていた。

写真はその時のものを少し加工、句がなかなか満足いかず、結局写生に徹し治定した。

冬満月群青の空残りをり
(ふゆまんげつぐんじょうのそらのこりおり)         季語:冬満月(冬、天文)

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2008年12月18日

葉牡丹

葉牡丹はヨーロッパ原産のアブラナ科の多年草で、キャベツの一種から、
観賞用に改良されたもの。
葉の色が紅紫色系と白色系があり、牡丹の花をも思わせるのでこの名がある。

葉牡丹の渦芯に雨の露ほども
(はぼたんのかしんにあめのつゆほども)       季語:葉牡丹(冬、植物)

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2008年12月16日

風花

風花は冬の青空に舞う雪のこと。
日本海側で雪が降ると、太平洋側は青空が広がり、風花が舞いやすくなる。
画像はソフト加工してあります

眼が澄んで淋しき時の風花す
(めがすんでさみしきときのかざはなす)             季語:風花(冬、天文)
                                         

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2008年12月14日

七色のオルゴール

オルゴールは1796年、スイスで発明とある。
写真は白樺湖畔のオルゴール館にて。

七色のオルゴール鳴る小春かな
(なないろのおるごーるなるこはるかな)          季語:小春(冬、時候)

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2008年12月13日

一茶道

冬ざれは、冬になって草木が荒れ蕭然としている様を言う。
一茶道は、特別あるわけではないが一茶が江戸と柏原を行き来した、
柏原の山道をイメージしていただければ。

冬ざれの風音が蹤く一茶道
(ふゆざれのかざおとがつくいっさみち)       季語:冬ざれ(冬、時候)

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2008年12月11日

無限の蒼さ

年々思うことだが、師走の活気が感じられない。
今年は特に、金融危機や不況で倒産件数が最高だの、解雇だのと暗いニュースばかり。
与野党は足の引っ張り合いで、有効な手段を打ち出せない。
そんな人間界のゴタゴタに関係なく、冬の空はあくまでも青い。

天空の無限の蒼さ街師走
(てんくうのむげんのあおさまちしわす)              季語:師走(冬、時候)

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2008年12月09日

雪の匂い

初雪の降る前は独特の気配がある、そして特有の匂いがある。
これは雪国のひとだけが持っている繊細な感覚である。
「雪来る」は初雪の頃を言う。 「雪降る」は冬の期間。

雪の傍題は、六花(むつのはな)、銀花、雪の花、雪明り、深雪、粉雪、、、等35以上はある。
句に合わせてどれを選択するかが勝負。

故郷の雪来る前の匂ひかな
(ふるさとのゆきくるまえのにおいかな)          季語:雪(冬、天文)

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2008年12月06日

冬構

冬構えは、特に雪国には絶対欠かせない。
私が生まれ育ったところは、2月頃になると4メートル以上もの積雪(最近は半分)があったので、
家の窓に羽目板をしたり、庭木を丸太で囲ったりしたものだ。

一村に古寺一つ冬構
(いっそんにふるでらひとつふゆがまえ)        季語:冬構(冬、生活)

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2008年12月04日

冬木

私は雑木林が好きだ。
春の芽吹きの頃もいいが、初冬の落葉の匂い、葉を落ちつくした裸木の凛とした姿がいい。
特に、夕暮れの静かな雑木山がいい。

地より闇湧き出で静かなる冬木
(ちよりやみわきいでしずかなるふゆき)          季語:冬木(冬、植物)

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2008年12月02日

冬の空

冬の空は日本海側と太平洋側では、その様相が二分される。
私は、長野から関東に移り、強く感じたことの一つに冬の青空がある。
関東の冬は真青な空の日が多い。
一方長野の空は灰色の雪雲に覆われることが多い。ただ、雪嶺に青空はかなしいほどに美しいが。

冬天の寂しきまでの蒼さかな
(とうてんのさみしきまでのあおさかな)            季語:冬天(冬、天文)

2008年12月02日 »