2009年05月16日
桐の花
田舎では女の子が生まれると必ず桐の木を植える。なので5月下旬頃、あちこちで桐の花をみる。
以前桐の花には、特別の思いがあると紹介させていただいたが、6月1日は父の忌日。
小高い山の中腹に飯山市の斎場がある。父を荼毘に付す煙が天へ登る傍らに桐の花が満開だった。
私は桐の花の句が多いが年代順に全部紹介して、桐の花シリーズは終わりとする。
水色の空の寂しさ桐の花
(みずいろのそらのさみしさきりのはな) 季語:桐の花(夏、植物)
桐咲いて父の忌日を重ねけり
峡五戸の桐咲き父の忌日なり
桐咲いて空やはらかし峡の村
親不孝身に沁む桐の花咲いて
川音の眼下に桐の花咲けり
桐咲きて郷愁抑へがたきかな
たそがれの空こそよけれ桐の花







