蒼空のままに暮れたる一葉忌(あおぞらのままにくれたるいちようき) 季語:一葉忌(冬、行事)
懇ろに願かけ達磨撫で小春(ねんごろにがんかけだるまなでこはる) 季語:小春(冬、時候)
冬晴れの駿河路富士の真向ひに(ふゆばれのするがじふじのまむかいに) 季語:冬晴れ(冬、天文)
11月22日23日と西伊豆は土肥温泉に泊まり、世界一の花時計、松崎のなまこ壁、堂ヶ島の洞くつ巡り、恋人岬、達磨寺、土肥金山、戸田港、、などなど回ってきた。
斜めより淡き冬日やなまこ壁(ななめよりあわきふゆひやなまこかべ) 季語:冬日(冬、天文)
小春日の駅出て銀座四丁目(こはるびのえきでてぎんざよんちょうめ) 季語:小春日(冬、時候)
風中の一村暮るる一茶の忌(かざなかのいっそんくるるいっさのき) 季語:一茶忌(冬、行事)
一人居の一汁一菜一茶の忌(ひとりいのいちじゅういっさいいっさのき) 季語:一茶忌(冬、行事)
山国の空より知らず柿熟るる(やまぐにのそらよりしらずかきうるる) 季語:柿(秋、植物)
父祖の地の荒るるにまかせ初時雨(ふそのちのあるるにまかせはつしぐれ) 季語:初時雨(冬、天文)
遠回りして山茶花の散歩道(とおまわりしてさざんかのさんぽみち) 季語:山茶花(冬、植物)
窓際に日の温もりや吊し柿(まどぎわにひのぬくもりやつるしがき) 季語:吊し柿(秋、生活)
11月2日に初雪が降ったと、野沢温泉の甥からメールと写真が届いた。これから又、長い冬が始まるのだ。
初雪の郷より届く便りかな(はつゆきのさとよりとどくたよりかな) 季語:初雪(冬、天文) 上野貴弘氏 撮影
念誦より始まる一日菊の前(ねんじゅよりはじまるひとひきくのまえ) 季語:菊(秋、植物) ”一日の始めの念誦菊の前” を推敲いたしました。
人形の遠き瞳をして暮の秋(にんぎょうのとおきめをしてくれのあき) 季語:暮の秋(秋、時候)