2010年03月14日

苗札を忘れて双葉何の芽ぞ


★。・。・゜♪゜・。・。★ 交心俳句 ★。・。・゜♪゜・。・。★




★ 交心俳句10x031401


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苗札を忘れて双葉何の芽ぞ


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 おはよう、雪割草さん。
 昨日は雪で、まだ寒いんですね。筑後はずいぶん温くなりましたよ。今朝は小糠雨でしっとりでしたけれど、午後は晴れました。午前中ごてづくりができないので、買い物に行って、生姜の種根を買ってきました。プランター菜園でいいと耳にしたんで、初挑戦です。
 ブロッコリーも徒長しはじめましたので、防虫ネットをはずし、新芽を全部摘んでしまいました。ポタージュ用です。菜花も花が咲きはじめたので、明日は抜いてしまうことにします。菜花の漬け物何度もいただきましたよ。
 彼岸になれば四畳半菜園も苗植えで賑やかになりそうです。



 苗札を忘れて双葉何の芽ぞ   仁



 ポットの苗床に時無し大根と青紫蘇と播いたのですけれど、どれも双葉で区別がつきません。もう少し大きくなったら、見分けもつくのでしょうけれど・・・苗札忘れないようにしないと素人目には、区別尽きませんね。すこしずつ要領も覚えていかなければ・・・



 三羽がらすとニャンさんたちのかけ合いがはじまりましたか。烏の方がおもしろがっているのでしょうね。越後も烏の荒らし被害はありますか。筑後はだいぶ広がってきているようです。家の近所はまだ被害出ていませんけれど・・・知恵が多い上に、雑食だから、怖い存在になっていきそうですね。
 菜園も果樹も防虫ネットで防衛するようになるのかもしれません・・・



 閑烏跳ねて仔猫をからかいぬ   仁



 這いながら烏に迫るきららさんの素振りが楽しいですね。けれど、これで野性が磨かれていくのかもしれません。烏との知恵比べも見物ですね。
  こはくさんがおっとり屋さんだから、きららさん、外で遊び相手見つけるしかありませんね。



 春眠の親猫小悪魔仔猫かな   仁



 0837 ひめもすによもすがらなす法の道浮世の民に回して向かはむ   良寛


  ※ この歌は寺泊町照明寺の過去帳に書かれていた。



 昼は昼中、夜は夜中、わたしは修業しているよ。
 私の行は常不軽菩薩さんの道を生きることなんだよ。
  みんなといっしょに、亡くなった人たちの供養をちゃんとして、
 みんなでいっしょに、分かち合い、支え合って、幸せになるように生きていこうね。
 人の苦しみは自分の苦しみ、人の喜びは自分の喜びなんだよ。



  一人ひとりの人を大切にし、慈しむ心がにじみ出ていますね。
 良寛さんの心はいつも村の人たちの心と一緒にあるんです。お年寄りも若い人も、子どももみんな同じ人として尊重していくんです。命として慈しむんです。蚊さえも殺せない人だったのですね。
 そんな良寛さんの真似を生きようとしている凡愚仁が、よくよく考えれば、愧ずかしくなりますよ。
 でも凡愚仁だから、厚顔無恥。真似できる所を真似できるとHappyになれるんです。
 一つでも愛語が伝わると無上にHappyになれるんです。



 あるがまま愧じることなし野の菫   仁



  落ち零れの朴念仁で、それでいて好奇心旺盛だから、厚顔無恥が不作法になって、咎められたり、愛想尽かされたり、人格まで否定されることもしばしばですけれど、どれもこれもあるがままの凡愚仁ですから、ごめんなさい、ごめんなさいと、生きていきます。
 知足をはみ出して、つい、浮かれてしまうんでしょうね。・・・



  春塵や拒まれて知る詮なき身   仁

★。・。・゜♪゜・。・。★ そのまんま575で交心 ★。・。・゜♪゜・。・。★



★★★  『 無所有の命の睦む花と蝶 』 ★ 遊行俳句で交心10x031001 へどうぞ!!! ★★★



★★★  『 青き踏む畦の匂いや少年時 』 ★ 交心俳句10x031202 へどうぞ!!! ★★★



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2010年03月13日

残る身はいつも平穏春麗ら


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★ 交心俳句10x031301


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残る身はいつも平穏春麗ら


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 おはよう、雪割草さん。
 バタバタ母の大お世話。ほんとうにお世話様です。かわいいお兄ぃの卒業旅行。母なればこその万端準備。いいですね。



 残る身はいつも平穏春麗ら   仁



 とはなかなかいかないかもしれませんね。
 きららさんが勢いパワーアップしそうですね。



☆☆☆ 『 木登りの黒猫きらら春近し 』 へどうぞ!!! ☆☆☆


 母パパ琥珀さん。
 ほんとうにそうですね。
 琥珀さん、母に近い心できららさん守ってくれています。
 肝心な時は、父の心で厳しく向きあってくれるんです。


 下で眺める母琥珀さん。
 手ほどきしてみせるパパ琥珀さん。
 人の親の道標になりますね。


 木の芽時母にもパパにもなれ心   仁



  那呼が土筆採りに戻って、今日はお昼に農家レストランで食事をして、今、駅まで送ってきました。ひとり戻ってくるだけで春の嵐のように賑わいますね。そしていつもの閑かで平穏な日常に戻ります。



 穏やかに遠く女(ぞ)山の春の雲   仁



  こののどけさのなかに浸っていると世間の風を忘れてしまうんでしょうね。
 間違って世間に出ると、冷ややかな眼差しに晒されてしまいます。
 老いぼれは老いぼれらしく、鄙仁は鄙仁らしく、平穏無事を呼吸するのがいちばんいいのでしょうね・・・



 
 青山前と後と 白雲西又東 縦(たと)ひ経過の客有るも 消息応(まさ)に通じ難し   良寛



 前も後ろも新緑の山に囲まれて、
 のどかな春の雲が西にも東にも浮かんでいるよ。
 たとえ通りがかりの人がいたとしても、
 この平穏で閑かな草の中でわたしが暮らしていることに気がつきもしないだろうね・・・
 独り暮らしはさびしいけれど、優遊自遊に満たされて幸せだよ。



 憧れず恨まれもせず長閑なり   仁



  月おぼろはかなきこともありぬべし   仁

★。・。・゜♪゜・。・。★ そのまんま575で交心 ★。・。・゜♪゜・。・。★


★★★  遊行俳句で交心10x031101★『 春の水自ずと自問海に入る 』 へどうぞ!!! ★★★


★★★ 『 青き踏む畦の匂いや少年時 』 ★ 交心俳句10x031202 へどうぞ!!! ★★★


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2010年03月13日

青き踏む畦の匂いや少年時


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★ 交心俳句10x031002


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青き踏む畦の匂いや少年時


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 おはよう、雪割草さん。
 いいお天気ですね。筑後もいいお天気になりそうです。
 それでも越後はまだ路面の水たまりは氷っているんですね。周りはまだ溶けない雪が積もっているんですね。土佐では桜の開花宣言があったようです。早いですね。
 今日は那呼が土筆を取りに帰ってきました。今から取りに行くようです。雨上がりですからどっと噴きだしているのでしょうね・・・



 青き踏む畦の匂いや少年時   仁



 青麦の田圃は少年時へ心は戻してくれるから好きなんですよ。
 明るい想い出とてそんなにない少年期ですけれど、その蒼ざめた時のたゆたいが今も蘇り、重なって、少年時を遊行できるんです。まだ何もはじまらないぼんやりして時の流れが、今では、とても心地いいんです。その当時は、きっとつらくて、さびしくて、くらい、たゆたいだったのでしょうけれど・・・


 そんな少年時に立ち戻って、そのマイナーな少年をハグしてやるんですよ。



 青麦や今もかわらず落ちこぼし   仁



 せっかくのいいお天気です。
 のんびりドライブ楽しんでください。夕方はお嬢を迎えに行くんでしょうから、いい口実ですよ。芽吹きのパワーをもらって、心も細胞もリフレッシュですよ。
 きららパワーに負けられませんからね。



 路傍の花名を知らざれば愛おしき   仁


☆☆☆ 『 冴返る山も過ぎたる晴れうれし 』 へどうぞ!!! ☆☆☆



 空が美しいですね。



 春の嵐の後の空。
 嵐さえ懐かしくなりそうですね。



 もっともっといずこの声か霜の草   仁



 越後の朝はまだ霜が草を覆ってもいるんですね。
 筑後はもう土筆の春です。
 那呼が土筆を採りに戻ってきましたので、線路脇へ採りに行ってきました。
 木の芽雨で、土筆もわぁっと咲いたようですけれど、
 その後の寒の戻りで、せっかく伸びた土筆も寒焼けして、勢いを失っていました。
 でも、初物でしたから、とても美味しく食べましたよ。



 土筆採る線路は坊やの枕かな   仁



 衲衣 百余結 一鉢(いっぱつ) 知らず 幾戴なるやを   良寛



 継ぎ接ぎだらけのおんぼろ僧衣を着て、
 托鉢の鉢を一つ持って、人が一生懸命働いていても
 わたしは歌を詠み、路傍に昼寝をして過ごしてきたよ。
 そんな一人前にもならぬ生き方をつづけてもうどのくらいになるんだろうね・・・
  これでいいんだよ、これがわたしなんだからね。



【 資料 良寛詩 】
 。。。 
衲衣百余結、
一鉢知りぬ幾載ぞ、
錫に倚って清夜に吟じ、
席を舗ひて日裡に眠る、
誰か道ふ数に入らずと、
伊れ余が身即ち是れ。
 。。。

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★★★  遊行俳句で交心10x031101★『 春の水自ずと自問海に入る 』 へどうぞ!!! ★★★


★★★ 『 春は魔女野にも街にも現るる 』 ★ 交心俳句10x031102 へどうぞ!!! ★★★


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2010年03月11日

春は魔女野にも街にも現るる


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★ 交心俳句10x031102


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春は魔女野にも街にも現るる


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 おはよう、雪割草さん。
 そうなんだ。三と十で、さどと読んで、三月十日は「佐渡の日」になったんですね。
 その「佐渡の日」に朱鷺が死んでしまったんですか。・・・
 鎌倉の大銀杏は倒れるし・・・車は壁こすり・・・いいことなしでしたね。
 でも、いいことなしの後は、いいことあり、ですよ。
 いいこと楽しみましょうね。


 さ、どうかなぁ・・・ じゃなく、
 さ、どうも、どうも、で享受していきましょう。



 春は魔女野にも街にも現るる   仁



 春はあい風満ちあふれています。
 自分の中にも命力溢れる季節です。
 思わぬ自分が現れるものなんですよ。それを、人は、びっくりして、抑え込んだり、隠そうとしたりするんです。見慣れないものを受け入れる力がないんでしょうね。世間は、それを、「魔が憑いた」というんでしょうね。
 でもそれは人間の持つ自然な命力の現れなんです。無為自然の流れなんです。その無為自然を遊び、楽しめば、人は、魔女というんでしょうね・・・



 金石に非ず心を春に為せ   仁



☆☆☆ 『 春嵐様々な傷痛みけり 』  へどうぞ!!! ☆☆☆



 大銀杏の写真、記念になりますね。
 


 筑後の方でもニュースが流れました。
 これだけの年代物ですから、備えは十分だったのでしょうけれどね・・・
 なにしろ高齢だから。
 それにしても、根も相当深いのでしょうけれど、それでも倒壊するのですね。



 その時を想像すると、凄いですね。



 大銀杏春の嵐にあえなかり   仁



  人生 金石にあらず 物に随って 意おのづから移る   良寛



  人生は金物や石のように固いものではないんだよ。
 自然と同じなんだ。野山に花は咲き変わり、
 山も川も、一時も同じではなく、移り変わっているよ。
 人の心も、時により、場所により、変わっていくんだ。
 水のようにやわらかく、風のように自由に流れて、生きて生きたいものだね。



 【 資料 老子 第8章 】
 。。。
 上善は水の若し。水は善く万物を利して争わず、衆人の悪む所に居る、故に道に幾し。



  水のようにやわらかく生きた人といえば、やっぱりその筆頭に良寛さんがいますね。
 良寛さんは至福の愛の道標ですけれど、また、TAOの道標でもあるんです。
 良寛さん程<争わず>を貫いて生きた人もいないでしょう。不争の上に、常不軽菩薩道を貫いて歩きつづけました。
 和光同塵の道標でもあるんです。



 風光る瓦礫に花を靡かせて   仁

★。・。・゜♪゜・。・。★ そのまんま575で交心 ★。・。・゜♪゜・。・。★



★★★ 『 無所有の命の睦む花と蝶 』 ★ 遊行俳句で交心10x031001 へどうぞ!!! ★★★



★★★ 『 吹雪かずに青春祝せ春の雪 』 ★ 交心俳句10x031002 へどうぞ!!! ★★★



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2010年03月10日

吹雪かずに青春祝せ春の雪


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★ 交心俳句10x031002


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吹雪かずに青春祝せ春の雪


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 おはよう、雪割草さん。
 今日は、入試の日ですね。何処も雪で荒れているようですけれど、甥っ子さんにいい風が吹きますように。


 「気楽にやってこい」
 いいですね。



 あい風に背中押されて入試かな   仁



 今朝は、歯科に行って、その後かすみ草と都忘れを植えました。植え終わった頃から、雪になり、お昼頃は吹雪くほどになりましたよ。



 吹雪かずに青春祝せ春の雪   仁



  柳川には珍しい雪の寒戻りです。
 三瀬の水汲み月曜日に早めていて正解でした。


 西天の達磨は東岫(とうしゅう)の画 上に空地有り 良寛の賛を待つに似たり   良寛



 このインドの達磨さんの絵は東岫さんの作だね。
 水墨は心を空っぽにしてくれるから好きだよ。
 空っぽの心に風流が湧いてくる。
 この絵の上の方には空白があって、
 わたしが賛を書くのを待ってくれているよ。



  良寛さんは遊びの達人ですね。
 身近なものを何でも遊びにして、楽しめるんです。常識も作法も逸脱することが多いようですね。天衣無縫!?あるいは、無為自然。
 無心の為せる天使の戯れ、とでもいうのでしょうか。
 その良寛さんの遊びを、驚きながらも、人は認め、価値あるものとして宝物にしていくんです。良寛さんの人徳と書画、詩歌がそれほど値打ちある物として流通しはじめていたのですね。


  越後はとりわけ文芸の風潮が広がって大衆化していたようです。
 佐渡の金山や廻船問屋の繁栄と流人の歴史が、都の文化を受容して、越後文化と気風を形成したのでしょうか。庄屋の跡取り少年は塾通いでそんな越後文化の作風の中で育ったのでした。



 母の島流人の島や冬怒濤   仁

★。・。・゜♪゜・。・。★ そのまんま575で交心 ★。・。・゜♪゜・。・。★


★★★ 『 朧夜や念大なれば大の鐘 』 ★ 遊行俳句で交心10x030908 へどうぞ!!! ★★★


★★★ 『 束の間の泥の塗れや寒戻る 』 ★ 交心俳句10x030901 へどうぞ!!! ★★★


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2010年03月09日

束の間の泥の塗れや寒戻る


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★ 交心俳句10x030901


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束の間の泥の塗れや寒戻る


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 おはよう、雪割草さん。
 きららさんたちもお外遊びができるようになって嬉しいでしょうね。
 それでもまだ厚い雪。こはくさんは重みでずぶずぶ沈んでしまいそうでしょう。気がかりですね。きららさんが助っ人だから抜け出せるでしょうけれど・・・


 残雪の表面が凍ることもあるんでしょうね。
 今夜も寒の戻りが厳しくなりそうです。柳川も寒くなりました。ストーブ燃やしていますよ。



 束の間の泥の塗れや寒戻る   仁



 寒返るたましいいよよ冴えにけり   仁



 寒戻りくれぐれもご自愛ください。
 ニャンたちに振り回されてお外で冷え込みませんように。



  いささか病中の心やりに
 0809 年月のさそひて去なば如何ばかりうれしからましその老いらくを   良寛



 0810 わが宿を箱根の関と思へばや年月は往く老いらくは来る   良寛



 わたしが住んでいるこの草庵を
 箱根の関と思っているからだろうね。
 ここは歳月の関所のように、月日は光陰のように通り去り、
 老いらくは確かな歩みでやってくるよ。
 そのうちこの草庵にもいなくなるんだよね・・・



  御歳暮として酒一樽にんじん牛蒡油揚うやうやしく納め候
 0811 年月はいきかもするに老いらくの来ればいかずに何つもるらむ   良寛


  ※ 定珍宛師走二八日付の手紙に、前掲の二首と共に記させてある。



  良寛さんは病気なんですね。
 定珍さんが心配って御歳暮にいろいろ食料品やお酒など送ってくれています。少しでも温かくいいお正月も迎えてくださいねとの願いです。その心遣いが良寛さんは嬉しくて人恋の心にかられるのでしょう。病気の不安も迫り来る老いの寂しさもやっぱり呟いてみたくもなるのでしょうね。性根はしっかり据わって、何があっても、平常心を崩すことはありませんけれど、また同じように愚痴をこぼしても不安を訴えても、平常心を少しも失わない良寛さんの凄さもあるんですね。



 すごしすごし病のままに年迎え   仁



 苦あれば苦を死来たれば死を人は花   仁

★。・。・゜♪゜・。・。★ そのまんま575で交心 ★。・。・゜♪゜・。・。★



★★★ 『 朧夜や念大なれば大の鐘 』 ★ 遊行俳句で交心10x030908 へどうぞ!!! ★★★



★★★ 『 いとおしみあとはひたすら北帰行 』 ★ ネット吟行10x030501 へどうぞ!!! ★★★



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2010年03月08日

咲けみやこわすれよわれの狭庭にも


★。・。・゜♪゜・。・。★ 交心俳句 ★。・。・゜♪゜・。・。★




★ 交心俳句10x030801


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咲けみやこわすれよわれの狭庭にも


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 おはよう、雪割草さん。
 今朝はいいお天気、三瀬まで水汲みに行ってきました。山は冷え込んで、明日は雪になりそうな感じでした。
 えええっ、ですよ。雪さんが雪割りするの!!!
 驚き。
 魔女変身、自在だから、何でもこなせるんだ。
 母は、強し。
 もちろん、有段のお兄ぃが一働きしてくれたでしょうね。
 越後も明日は雪でしょうね。ご自愛ください。


 クリスマスローズ、家も花芽が立ちました。去年植えた苗ですけれど、健気に花咲かせてくれるんですよ。
 今日は三瀬から都忘れとラナンキュラスと買ってきました。
 不思議なことですけれど、都忘れが一度も根づいたことがないんです。植え方が悪いのか、土壌に馴染まないのか・・・
 交心して、あい風いっぱい送っているんです蹴れどね・・・



 咲けみやこわすれよわれの狭庭にも   仁



☆☆☆ 『 雪囲ひ中で花芽の伸びてをり 』 へどうぞ!!! ☆☆☆



 クリスマスローズさんが、雪の真っ直中で、健気に、蕾を膨らませていたんですね。
 雪割りをしなければならない程の積雪の中で、椿の雪囲いの下は雪も積もらないのでしょうか・・・それともすくない・・・
 人が寒い寒いと凍えている時も、草木はちゃんと、しっかり、息づいているんですね。
 命の営みの凄さに感激します。
 ありがとう。



 蕾ひとつ雪解のなかに現るゝ   仁



 吾と筆硯と 何の縁か有る 一回書き了わりて 又一回   良寛



 わたしとこの筆や硯とどんな縁があるんだろうね。
 わたしは書が大好きだからいつでも筆と硯は持ち歩いているよ。
 人が何か書いてくれと頼むと嬉しくなって書いてやるんだ。
 けれど、こんなに次から次へ書いてくれと頼まれると
 さすがの良寛坊も閉口してしまうよ。



 羨ましいような良寛さんの戸惑いぶりですね。
 でもそうでしょうね。子どもたちのように無心で、心のままに欲しがるのならいいのですけれど、もう大人の打算や欲得が見え見えの無心になりますから、良寛さんの一番嫌いなおねだり、執着なんですよね。追いかけられて、よく逃げ出したり、姿くらましたりもしたようです。


 老仁そのまんま575で交心広場やっていますけれど、ほとんど交心求めてくれる人いないんです。換金の値打ちはもちろんないし、読んで楽しんだり、癒されたりする内容もない、春の塵のような575ですから、目障り、耳障りにさえなるのでしょうね。・・・



 交心を追い求めらる春の夢    仁



  深く深く深呼吸して青を踏む   仁

★。・。・゜♪゜・。・。★ そのまんま575で交心 ★。・。・゜♪゜・。・。★



★★★ 『 いとおしみあとはひたすら北帰行 』 ★ ネット吟行10x030501 へどうぞ!!! ★★★



★★★  『 勢いの日毎高まる雪解川 』 ★ 交心俳句10x030603 へどうぞ!!! ★★★



★。・。・゜♪゜・。・。★ リンク ★。・。・゜♪゜・。・。★


2010年03月08日

いとおしみあとはひたすら北帰行

★ 。・。・゜♪゜・。・。★ ネット吟行 ★ 。・。・゜♪゜・。・。★



 花呼さんの 『 暁の空に道あり鳥帰る 』 をネット吟行してきました。
 鳥さんたちの渡りの生態はいつまでたっても老仁には不思議ばかりです。はじめは適地に棲息していたのでしょうけれど、気候の変動で少しずつ避難がはじまり、いい季節だけの故郷暮らしになっていったのでしょうか・・・
 何日もかかって海を越えるあのパッションは不思議だし、魅惑でもあるんですよね。
 恋のパッションにも似ているような気もしますけれど・・・



☆☆☆ 『 暁の空に道あり鳥帰る 』 へどうぞ!!! ☆☆☆



★ ネット吟行10x030501


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いとおしみあとはひたすら北帰行


――♪♪♪♪―――――――――――――♪♪♪♪――



 朝焼けの水面にはじまる命の不思議なロマン。
 すばらしい光景を見せてもらいました。 
 ありがとうございます。



 いとおしみあとはひたすら北帰行   仁

★。・。・゜♪゜・。・。★ そのまんま575で交心 ★。・。・゜♪゜・。・。★



★★★  『 勢いの日毎高まる雪解川 』 ★ 交心俳句10x030603 へどうぞ!!! ★★★



★★★ 『 したもえのごとくゆぎょうのあいもえよ 』 ★ 遊行俳句で交心10y022803  へどうぞ!!! ★★★



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2010年03月07日

勢いの日毎高まる雪解川


★。・。・゜♪゜・。・。★ 交心俳句 ★。・。・゜♪゜・。・。★



★ 交心俳句10x030603


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勢いの日毎高まる雪解川


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 おはよう、雪割草さん。
 越後は雨ですか。筑後は降りそうで降りません。夜くらいから降るのでしょうか。
  火曜日よりは福岡も雪印が着いています。



 春着買う心も春着纏うかな   仁



 そうですね。雪さんも平日がいいさんになりましたか。
 雑踏よりも閑静がいい。
 華美よりも清楚がいい。
 でも、時には、お洒落して、サロンにも顔出してくださいね。人づきあいが億劫になっていくと、心の張りも消えていくようですから・・・老仁などもうすっかり四畳半菜園仁になってくすぶってしまいました。



  一日でもんぺ洗わす春の泥   仁



 ここしばらく雨続きで、野菜さんたちがどっと芽を吹き出しました。泥もいかにもやわらかくほこほこと野菜の根を包んでいます。草もあっという間に蔓延りますね。
 大地が命力に溢れているんですね。



☆☆☆ 『 雨水の雪融け水と混じり合い荒ぶる川に春はもうすぐ 』 へどうぞ!!! ☆☆☆



 勢いの日毎高まる雪解川   仁



 雪解けの川が勢いを増して竜の如く踊っていますね。野も低きを川にして水が溢れるのですね。



 水も風も光も踊る春野かな   仁



  上をうやまひ 下をあはれみしゃうあるもの とりけだものにいたるまで なさけをかくべき事   良寛



  木村元右衛門の娘に宛てた良寛の戒語です。
 嫁の心得。特別のことをいうわけではありません。普通のことを普通に諭すんですね。聞く方は良寛さんの心として受け止めるとその深い慈悲の心が湧いてくるのを感じるのでしょう。言葉は愛語ですから、戒語も、やさしさの籠もった愛の言葉になるのでしょう。



 ご飯食べる時も愛語の心でいただきます。命さんたちのお蔭で今日も恙なく生きることができました。ありがとうございます。
 <生あるものに情けをかけよ>
 いいですね。情けをかけるということは、心のエネルギーを注ぎ込むということでしょう。向きあうものと一体化するということでしょう。いいもわるいも分かち合うということでしょう。それが愛なんだと思います。
 慈しみ、愛おしむ心に溢れるものが愛語なのでしょう。
 良寛さんの戒語は、小さなことをとても厳しくいっているようですけれど、どれも同じ事が通底しています。それは、<愛語を生きよ>、だと老仁は読みとるんですよ。



  月に心花に情けを只管に   仁

★。・。・゜♪゜・。・。★ そのまんま575で交心 ★。・。・゜♪゜・。・。★



★★★  TAO交心10y021007★『 春風にのりませ愛は風使い 』 へどうぞ!!! ★★★



★★★  『 回春を旅にてもらえ木の芽時 』 ★ 交心俳句10x030502 へどうぞ!!! ★★★



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2010年03月05日

回春を旅にてもらえ木の芽時


★。・。・゜♪゜・。・。★ 交心俳句 ★。・。・゜♪゜・。・。★




★ 交心俳句10x030502


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回春を旅にてもらえ木の芽時


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 おはよう、雪割草さん。
 雪解けで、朝は霞むんですね。枯淡の春景色なんて風流喜んでおれませんね。
 そうですか、甥御さんの入試ですか。わがことのように気忙しくなるのでしょうね・・・
 お爺ちゃんはひとまず安心で何よりです。
 安心お祝いに、ひと旅、どうですか・・・
 芽柳の柳川もいいですよ。川下りしかありませんけれど・・・お爺ちゃん、旅、好きですか・・・



 回春を旅にてもらえ木の芽時   仁



  春の野に 行きてし来れば 草枕 誰か貸さなむ 我睦むつましみ   良寛



  春の野を歩いて、ゆったりゆるゆる、来し方行く末思いもして、お爺ちゃんと今を愛おしむ時が流れればいいですね・・・



  春の野に爺にかしたる膝枕   仁



☆☆☆ 『 春寒し小石に一字無と書ひて 』 へどうぞ!!! ☆☆☆



 > 春寒し小石に一字無と書ひて   雪割草さん



 掌に無と書き呑みぬ春の雨   仁



 小地蔵さんの笑みが春の心になりますように。



  鎌倉の長谷寺で、 ≪ 本堂の中に般若心経をひと文字墨で小石に書くところがあり、
私のカードは「無」でした ≫ なのだそうです。
 小石に書くというのがおもしろいし、趣もありますね。書いた石は、十一面観音さんの前に供えてくるのでしょうね・・・



 無にはじまり、無におわる。
 日々の中にも、一瞬一生、無に帰り、命を愛おしみ、喜びを分かち合えるといいですね。
 一切から解き放たれて、命を悠々游泳できる旅ができればどんなに幸せでしょう。



 春の野やネアンの旅の草枕   仁



 0131 春の野に行きてし来ればくさまくら誰か貸さなむわれむつまじみ   良寛



  思わずも春の野に来てしまったよ。
 やっぱり心も喜び、和みもして、幸せになれるね。
 心も無になって、無為自然、命のままにたゆたうよ。
 この至福のひとときにしばらくひたっていたいものだね。
 だれかここで旅の仮寝ができるように枕を貸してくれる人はいないだろうかなぁ・・・



  きみが膝かしてよ旅の春の野辺   仁

★。・。・゜♪゜・。・。★ そのまんま575で交心 ★。・。・゜♪゜・。・。★



★★★  TAO交心10y021007★『 春風にのりませ愛は風使い 』 へどうぞ!!! ★★★



★★★  『 緩やかに鳥も浮かべり春の川 』 ★ 交心俳句10x030403 へどうぞ!!! ★★★



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