2009年01月31日
『 麦の芽や踏まれ強さが身の宝 』 作句日録081222

★ 作句日録081222
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麦の芽や踏まれ強さが身の宝
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2385 光堂岩の夜露に映りけり
2386 麦の芽や筑後に起伏なかりけり
2387 向日葵の残り香今も消えやらず交心の間の隅に漂う
2388 麦の芽や踏まれ強さが身の宝
2389 倒れても汚れてもよし冬の草
2390 狂おしく血を挙げ櫻の寒蕾
2391 コスモスのなびき祝福おくりけり
2392 屈み込み抱く路傍の冬の花

2009年01月31日
『 冬至の今時を違わず日の沈む 』 作句日録081221

★ 作句日録081221
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冬至の今時を違わず日の沈む
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2373 カボチャスープ飲んでたちまち昼下がり
2374 冬至の湯南瓜に愛語の夢架ける
2375 キャンドルの路上を飾る古都のイブ
2376 疵あればこその縁か寒の鯉
2377 桐一葉舞い昇りたる星明かり
2378 魂のごとく舞いけり桐一葉
2379 トカトントン大工の槌の音年の暮
2380 575の羽持ち足も持っている
2381 北風の港に今も赤い靴
2382 冬至の今時を違わず日の沈む
2383 消えていく今日を愛しむ去年今年
2384 病む吾をあなたと生きる冬青草
2009年01月26日
返り花愚仁は愛語親しみぬ

★ 作句日録081218
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返り花愚仁は愛語親しみぬ
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2348 返り花愚仁は愛語親しみぬ
2349 変なこと楽しむがいい返り花
2350 木枯らしや飄然と前歩く人
2351 振り返ればただ木枯らしの吹くばかり
2352 よどみつつ流れゆるやか冬の川
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観音の現れそうな朝の靄
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2353 降る雪や来し方行く末楽しまん
2354 妄恋に酔うて流るゝ冬の浪
2355 冬浪や初心を遊び初心を出でず
2356 惚恍と流るゝ情(こころ)草の霜
2357 観音の現れそうな朝の靄
2358 空っぽの心に冬の日はそそぐ
2359 生霊も心の映し寒の星
2360 過労働さぼれと木枯らし誘いけり
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めでたさは下でもめでたし去年今年
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2361 母の手の三人分や年用意
2362 北風や貧しき子なりしを喜びぬ
2363 水仙や時には無心に陶酔せん
2364 憂きことも冬の菫に遊んでもらう
2365 冬浪の初心を渚にうち戻す
2366 年用意肩の力をまだ抜けず
2367 無能者の無能の遊び年は行く
2368 めでたさは下でもめでたし去年今年
2369 深々と男体女体の眠りけり
2370 冬の海たしかにありぬきみの時
2371 たましいのともにゆらぎぬふゆあかね
2372 寒夕焼けひとつにふたつ重なりぬ
2009年01月17日
『初雪に男体女体の熱くなる』作句日録081215・16・17

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初雪に男体女体の熱くなる
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2320 霜の朝耐える力の大地かな
2321 不仁なれど調和が常よ冬山河
2322 納豆汁味わい深くなりにけり
2323 初雪に男体女体の熱くなる
2324 魅せられて女体の雪に迷いけり
2325 納豆の朝にはじまる雪待月
2326 湯豆腐と納豆昆布あれば足る
2327 ありがとうとアースジャンプの十二月
2328 寒星のごとゆるぎなき愛を持つ
2329 越前の沖に荒波起こるらし地球の鼓動震える魂
2330 歓喜する地球と共に吾も在る
2331 豊饒の大地に愛在り光在り
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一呼吸ごとに湧きくる恋心
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2332 冬の空鳥ゆく鳥の名も知らず

2334 一呼吸ごとに湧きくる恋心
2335 届かざる恋忍ぶのみ寒三日月
2336 冬銀河心に深き永遠の恋
2337 冬銀河一つ拾いて念送る
2338 在りし日の母想い出す日向ぼこ
2339 蝦夷の花恋うるばかりの加齢かな
2340 山笑う吾が細胞も笑わんか
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驀地雪の山路を越えて来る
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2341 霜恐怖猫の尻尾に溜まりゆく
2342 愚痴こぼす雀もありや霜の朝
2343 蜜柑山実りて落ちぬ根気かな
2344 活け花のごとく575冬日和
2345 驀地雪の山路を越えて来る
2346 冬靄の大地の命育める
2347 漱石の鬱を力に冬菫
2009年01月06日
『 寒の月母の懐深かりき 』作句日録081214

★ 作句日録081214
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寒の月母の懐深かりき
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2313 返り花心に伸びをさせにけり
2314 一粒の露に至福の恋をする
2315 雪の舞い星の舞うごと語り舞う
2316 木枯らしや水晶にひとつ恋ありぬ
2317 木枯らしを恋の火ものともせざりけり
2318 ただ歩く遊行同行冬の星
2319 寒の月母の懐深かりき
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寒の月母の懐深かりき
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> 寒々し 離れる我の 母思う 花人さん
故郷は遠きにありて思うものとはいいますけれど、
お母さんを故郷においての思いというのは深いでしょうね。
仁は、生まれも育ちも柳川です。故郷を出て暮らしたこともありません。若い頃4年ほど、家を出て暮らしましたけれど、同じ県内ですから、週一で帰りました。
寒さが厳しくなりますね。
花人さんの思いが伝わって、お母さんが元気に暮らせますように。
寒の月母の懐深かりき
2009年01月05日
『 裸木や零に還りてまた一歩 』作句日録081213
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冬の海吾が魂も沈ませる
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2296 捨てるもの捨てる楽しみ冬木立
2297 草原の木立に冬の日は溢る
2298 冬草をもぐ手に叫び声走る
2299 冬の虫殺し共生を口にジャンプ
2300 冬の海吾が魂も沈ませる
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★ 作句日録081213
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裸木や零に還りてまた一歩
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2301 独りゐのきみ眠れるや冬の星
2302 冬オリオン山の彼方も引き寄する
2303 寒星よこの掌に載りたまえ
2304 木枯らしや帰らぬ恋を死ぬるまで
2305 逝きし樹の年輪照らす冬銀河
2306 裸木や零に還りてまた一歩
2307 白銀の嶺を悠々遊泳す
2308 ゆるやかに飛ばすわた毛のまたひとつ
2309 わた毛飛ぶ瓦礫も沼も選らばざり
2310 物故者に懐かしく会うクラス会
2311 クラス会今より子どもを生き直す
2312 暖にも寒にも底にも天にも死は在りぬ
2008年12月26日
『 花を手に吾は平和の防人よ 』作句日録081211

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2284 ジャンプする心つながれ霜の道
2285 冬日和過ぎし月日をジャンプする
2286 花を手に吾は平和の防人よ
2287 弱り目が狙い所とインフルエンザ
2288 ジャンプする時へ収斂冬木の芽
2289 575冬日の小石とジャンプする
2290 吾が恋は凍る水面に映らざり
2291 届かぬ恋を追いし谷間よ
2292 春を待つ谷間に溶けて眠りたや
2293 政治屋の銭の筋金枯葉舞う
2294 落葉焚く坊ちゃん政治に漢字は不要
2295 冬の日の路傍の石と遊びけり
魂の交わる時空在りにけり
愛呼今変貌前に寛ぎぬ
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575の羽持ち足も持っている
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花人さん、コメントありがとうございます。
仁は素人、わがまま俳句を楽しんでいますので、深く、季語のこと考えたり、議論したりしたことないんですよ。
ただ、『歳時記』はおもしろいものだと、楽しんでいます。いろんな人の見方感じ方表現の仕方、そしてそれにまつわる様々なお話が組み込まれているので、無知仁には、おもしろい読み物です。
季語はおもしろいですけれど、無季も短詩も、流れ次第、風次第で、楽しんでいきたいと思っています。
花人さんの季語論など、ここでご披露いただけると、
また楽しみが広がっていきます。
まだ、仁は、ひよこですので、貪欲に食べたがっているんですよ。
よろしくお願いします。
575の羽持ち足も持っている
2008年12月26日
田のかんさ冬日の田んぼに寝てござる

★ 作句日録081210
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田のかんさ冬日の田んぼに寝てござる
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2271 良寛と石榴と共にジャンプする
2272 身辺りに冬も光は溢るるよ
2273 冬草やいづくにいても惑う心よ
2274 弱り目が狙い所とインフルエンザ
2275 ジャンプする時へ収斂冬木の芽
2276 575冬日の小石とジャンプする
2277 吾が恋は凍る水面に映らざり
2278 春を待つ谷間に溶けて眠りたや
2279 政治屋の銭の筋金枯葉舞う
2280 落葉焚く坊ちゃん政治に漢字は不要
2281 冬の日の路傍の石と遊びけり
2282 田のかんさ冬日の田んぼに寝てござる
2283 草の露いつしか遊ぶ玄の郷
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冬の日の路傍の石と遊びけり
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花呼さん、句会の厳しい研鑽おつかれさまです。
句会の模様さえ想像できませんけれど、
言葉が研ぎ澄まされて、
輝いているのでしょうね。
その上、磨きがかけられて、宝石のような句が生みだされていくのでしょうか・・・
朴念仁には敷居も跨げない怖いところのようです。
冬の日の路傍の石と遊びけり
2008年12月25日
喜んで娘の持ち帰る冬菜かな ★ 作句日録081209

★ 作句日録081209
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喜んで娘の持ち帰る冬菜かな
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2261 熱燗にうち揃いたる家族かな
2262 白鳥の凍れる湖や開戦忌
2263 花を手に吾は平和の防人よ
2264 陸奥の雪の化身となりて翔べ
2265 月一に娘帰り来冬菜摘む
2266 喜んで娘の持ち帰る冬菜かな
2267 電線に曝されてをり凧の骨
2268 真間川を光りつ冬菜流れをる
2269 裂き鯣しゃぶり熱燗眺めをる
2270 紅葉狩り迷い込みたる玄の郷

※ 上は、大根葉
下は、春菊です。
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喜んで娘の持ち帰る冬菜かな
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花呼さん、こまりましたよ。
花呼さんがわからないもの、仁にはわかりません。
花呼さんも、冬菜干す?
>己が手をしばらく叩き冬菜干す 長谷川双魚
うちは、ばあちゃんが干しますけれどね。先日、大根葉を採って、洗って、天日に干していました。一夜漬けです。手を叩いたかどうか、・・・筑後は、まだ手がかじかむほどじゃないのです。
冬菜は、厳しい寒さの中の、大切な野菜ですよね。漬け物にして保存するのでしょうけれど、昔はその寒さと大切さが、冬菜に込められていたのでしょう。今は、温床物の色々な野菜がふんだんにありますから、冬菜の季語感覚なくなっているかもしれませんね。
仁は、ただ、冬菜を干す姿がそのまま詠まれているなぁと思い、引用したのでしたけれど、普通に老婆の感謝と祈りの日常をしか見ていません。
たぶん双魚さんが冬菜を干しているのじゃないでしょう。冬日和の、ある意味、長閑な農村の一光景と思ってもいいような気もしますけれどね。
わからないというのは、「この句のどこがいいの?」というのでしたら、評価は、一層仁には難しいですよ。
ごめんなさいね。
喜んで娘の持ち帰る冬菜かな
狭い畑に作った大根葉を、喜んでもらって帰りました。
今度来る時は、春菊もらって帰ると予約していましたよ。
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2008年12月22日
『 水仙や聞きし血の顔忘れまじ 』作句日録081208

★ 作句日録081208
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水仙や聞きし血の顔忘れまじ
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2249 パンジー植ゆつららの便りもらいけり
2250 ほどほどの暮らしに足りし花八つ手
2251 9条が守り創りしこの平和二度と開戦なき世を覚悟
2252 冬木立独りのアースジャンプかな
2253 水仙や聞きし血の顔忘れまじ
2254 枯葉舞うごとき愚仁の軽さかな
2255 紅葉散るごとく逃げたる君なりき
2256 もみじ葉に出会えば別れも散る紅葉
2257 もみじ葉のひと夜の思い尽きるなし
2258 浮き世擦れ政治ズレたる濡れ落ち葉
2259 王様の耳に枯れ葉の大合唱
2260 墓無しの枯葉原とは失楽園
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★ 平和の砦コミュニティ00203
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水仙や聞きし血の顔忘れまじ
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花呼さん、花人さん、
原爆の記憶をお分けくださってありがとうございます。
その傷みと祈りを少しずつ分けていただいて、
すこしでも仁も共有できるようになりたいと願います。
またその記憶と祈りを、
人と分かち合えるようになっていきたいと願います。
ときどき、語りつないでいってくださいね。
水仙や聞きし血の顔忘れまじ
★★★ 『 今日の出来事、雑談、交流広場 12月08日 』 より【転載】 ♪♪♪
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