2010年08月15日
湘:終戦日のカンナ
カンナ燃ゆ青春のなき人々に
昨日の夕刊に根府川のカンナが茨木のり子さんの詩と
一緒に紹介されていました。
戦争と青春時代が重なった人たちにとって
失った青春でした。
戦争の末期の悲劇は忘れてはいけませんが
そもそも何のための戦争だったのでしょうか。
犠牲者だけでなく失ったものは限りなく大きいです。
「根府川の海」 茨木のり子
根府川
東海道線の小駅
赤いカンナの咲いている駅
・・・
中尉との恋の話をきかされながら
友と二人ここを通ったことがあった
あふれるような青春を
リュックにつめこみ
動員令をポケットに
ゆられていったこともある
・・・
詩集『対話』(不知火社)、『永遠の詩集(2)』(小学館)
