きょろきょろと恋に憂き身か寒の鵙
季語;寒の鵙(冬)
行く年や机の上の綿埃
季語;行く年(冬)わが部屋の煤払いをしないまま今日の日を迎えてしまいました。今から掃除をします。
世界不況を引きずった停滞の年も今日で終わり・・・新しい年の好転を期待したいものです。何かと大変お世話になりました。どうぞ良い年をお迎えください。
何事もなくて過ぎ行く小晦日
季語;小晦日(こつごもり)(冬)
わが文をひそと託さむ都鳥
季語;都鳥(冬)写真は百合鴎(ユリカモメ)。俳句で「都鳥」というのはこのユリカモメをさすと言う。伊勢物語の「・・・いざ事とはむ都鳥わが思ふ人はありやなしやと」、と謳われたのもこのユリカモメと言うのが定説らしい。
寒雀鬼の来ぬ間の馳走かな
季語;寒雀(冬)残り少ない柿の実を狙ってヒヨドリ・ムクドリ・オナガ・カラスなど次々にやってくる。雀が食べれるのはほんの一時・・・
鳶の輪や年の湊のロシア船
季語:年の湊(冬)・・・「年の暮」の傍題「鳶の輪」とは鳶が大きく輪を描くようにして飛ぶ様をいう。
山里に残る廃屋実南天
季語;実南天(冬)写真上は10日ほど前、下は直近のもの・・・
雪女逢へるはずなきひとなれど
季語;雪女(冬)
COP15波せめぎ合ふ冬の海
季語;冬の海(冬)写真は12月19日の日本海、この日も気嵐が立っていた・・・
名の寺をふらりと訪ひぬ冬うらら
季語;冬うらら(冬)曹洞宗の古刹立山寺(創建1370年)の栂並木。樹齢400年を超える巨木が整然と並ぶ参道が約100m続く。上杉謙信の放った兵火で立山寺が消失した後、能登から苗木を取り寄せて植えたのが起源と言う。写真は一週間前に撮ったもの、その頃はこんな陽気だったが今は積雪50cmの雪の中・・・