2010年02月10日
渺茫/ The way we were

The way we were たどればなみだはるのよい
「追憶」1973年の公開以来、何度も観ていますが、
先日BSで放映したのを観始めたらのっけからもうダメ。
どこかの感傷のツボにはまっちゃったのか、涙がボロボロ・・・
最初に観た時も泣きましたが、今のは理由が違うかも。
いい映画ってそうやって何度も観るたびに、その年代だからこそ響いてくるものがあるのでしょう。
輝くような若さがまぶしかったロバート・レッドフォードも今ではすっかりおじいさん。
人生ってほんとにあっというまに過ぎてゆく。
その大切な人生をただ浪費しているのではないかしら、
と自問してみる春の宵。

2010年01月21日
茜さす・・ ヘップバーン忌
昨日の大寒は暖かい一日でしたね。
そして20日はオードリー・ヘップバーンの命日。
亡くなってもう17年ですが色褪せぬ魅力は
今でも好きな女優さんの上位に必ずランクされますね。
(画像はYahooより)
冬ぬくしヘップバーンの細き首 あかね
2009年12月09日
渺茫/ 漱石忌

がらすどのうち ねこといるそうせきき
「硝子戸の中」は漱石の随筆。
むか~し読んだけれど全然覚えてない・・というのは何もそれだけではなく、
「三四郎」も「心」も「それから」も完全忘却。
漱石といえばやっぱり「吾輩は猫である」&「坊ちゃん」だよねっ、
と中学生並みのわたくしです。
「吾輩は猫である」は市川崑監督が映画化していますがこれが素晴らしく面白かった。
ビデオにはなったけどDVDは無し。
市川監督は亡くなられたことだし、ぜひぜひDVD化してほしいです。
公開は1975年
苦沙弥先生を仲代達矢、 その妻に波乃久里子
美学者迷亭を伊丹十三、 理学者寒月に岡本信人
他に岡田茉莉子 三波伸介 篠田三郎 篠ヒロコ 島田陽子 緑魔子など
いずれもクセのある人物を好演してその可笑しさといったらないです。
和洋ブレンドのダンディな明治のファッション(男性のですよ)も見ものですよ♪
主演の「吾輩」は「汚い猫」がどころか、どう見てもロシアン・ブルーなんですが(笑)
あ、武蔵、モデル代にあとで煮干あげるからね~。

2009年11月20日
渺茫/ 冷ゆ
モディリアーニの女の眼をして冷ゆ

モディリアーニのおんなのめをしてひゆ


モディリアニを描いた映画。
「モンパルナスの灯」(1958)では恋人のジャンヌをアヌーク・エーメが演じていました。
新しい方は2006年公開。
2009年11月19日
渺茫/ 冬の波
冬の波男も女もレアを食ふ

桜姫さんのステーキにつられて書いたのですが、
ネタ切れなので映画ネタ句としてこちらにも使っちゃお♪
私の一番好きな映画「男と女」
クロード・ルルーシュ監督、公開は1966年。
主演はアヌーク・エーメ、ジャン・ルイ・トランティニアン。
私の観たのはしばらく後でしたが、”大人の恋愛”に憧れたものです。
もっと経つと二人の気持ちがよくわかるようになり・・
いまでは「可愛いわね~このふたり」って感じかな。
この映画が好きなあまり、舞台となった北フランスのドーヴィルまで行ってきました。
季節も同じ冬で、映画と同じ荒れた海辺を歩き、
このシーンで使われたホテル・ノルマンディにも泊まりました。
素敵なホテルでしたが、ひとりで・・っていうのが思いっきりマヌケでしたね。(T_T)
英語の字幕が出ていますが、フランス語ではレアはSaignant(セニャン)
これはこの映画で覚えましたよ♪

アヌーク・エーメ、憧れの女優さんでした。
2009年11月02日
渺茫/ 林檎
笠智衆剥いてる林檎の色想ふ

りゅうちしゅう むいてるりんごのいろおもう
小津安二郎監督、「晩春」のラストシーン。
娘の結婚式の夜、誰もいない家に帰りついた父親が、
所在なさげにそばにあったりんごを剥き始める。
不器用なその剥き方が、娘を失った寂しさを滲ませる、
印象的なシーンです。
「晩春」は昭和24年の作品ですが、この父親は56歳の設定で、
当時笠はまだ44歳。
若い時ってあったのかしら?とつい思ってしまう、不思議な人ですね。
2009年10月11日
渺茫/ 秋日和

あきびより よこすかせんがいまもすき
数年前、何故かNHKの「俳句王国」に入選した句。 選者は辻桃子先生でした。
入選すると色紙を額に入れて送ってくれるので、良い記念になりました。
この句は小津安二郎監督の映画「秋日和」から思いつきました。
小津監督の映画の舞台は鎌倉が多く、横須賀線もよく出てきますので。
もっとも「秋日和」の舞台は東京で、鎌倉は出てきません。
初期の映画では娘役だった原節子が母親役を務める、昭和35年の作品です。
今日の当地は快晴で、まさに秋日和♪
2009年06月08日
渺茫/ 麦秋
鎌倉に佳人いまなほ麦の秋

かまくらに かじんいまなおむぎのあき
小津安二郎監督の「麦秋」
一番好きな映画のひとつです。
あのようにゆったりと時間の流れる世界が、
昔は確かにあったんですよね。
懐かしい光景に酔い、杉村晴子と佐野周二のやりとりは何度見ても笑ってしまう。
原節子はほんとにきれい。
今はどうしていらっしゃるやら。
北鎌倉の駅は、当時とあまり変わっていないのが嬉しいです。
2008年09月21日
りんどう






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