2008年10月27日

littlemore bccks[写真公募展]に応募しました

00969.jpg緑陰に散つて香れるしやほんかな

 
[写真集公募展]
 
 以前にも[こんな感じ]で記事に書きましたが( ゚Д゚) 写真公募展に「写真俳句集」を作って応募してきました。前の時は61句ということでしたが、そこからさらに削って51句になりました。相変わらず1句はみ出してるのは、裏表紙にも写真俳句を載せているからですな。そのはみ出し句が、掲出の写真です。こちらでは未発表ですね。なぜ発表していないのかといえば、さっき作ったからです。←場当たり的
 
 
 ( ゚Д゚) 作品はこんな具合です。
 
http://littlemore.bccks.jp/bcck/info/19881
 
 表示されるページに、ちっこい表紙画像がありますので、それをクリックするとさらに別窓でフォトブックが開きます。
別窓が開きますが、本来のサイトからは、見開きページ分のサイズで窓が表示されるようにプログラムされています( ゚Д゚) こうして単純にリンクすると、本来想定されている見た目にはならないのですがご勘弁を。※正しいリンクページに張り替えました。
 つーてもごらんになられるような奇特な方がいらっしゃるかどうかも分かりませんが。
 
 
 今回は、一年分の「物語」を、俳句と写真でつづっていくというコンセプトでやりましたので、「秀句集」のような意味合いは持っておりません。「物語」に見合うものだけを選び、並べていきました。そのため、純粋に句集としての出来は考えるまでもなく低いのですが( ゚Д゚) しかし、自分としては「物語」を語る方が重要でしたし狙いですので、それはもうしょうがないこととして納得しています。
 
 そんな作りですから、実はこの応募作は、コンペティションで受賞を目指すというのではなく、ただひたすらに「作品を作り上げる」ということを目的としたものであります。
 久しぶりにその感覚を味わってみて、ほんの少しだけ、自分が「蘇った」気がしました。
 
 
 
 
 去年今年一年なりのうなじかな           錘蓮
 

2008年10月13日

Web句会の選句をしてきました

 気に入った句は11句ほど( ´∀`) 一割ですな。そこからさらに吟味を重ねて三作に点を投じてきました。
 どちらかといえば、自分なりに「句として評価できるもの」ものを選んだ、という具合でしょうか。

 で、他人の句に評価を下すというのは、自分自身の俳句観を再確認するという過程でもあるわけで、これはこれで、自分の上達のためにもなるのだなぁと改めて思いました。句会という俳句結社のシステムはよく出来ています。
 ま、それが単に自分の披瀝に堕してしまっては元も子もないわけですが(´-`)その辺は常に自覚せんといかんですな。
 

2008年10月04日

自選61句

 えー( ゚Д゚) 先だっての「雑記」にて申し上げましたように、「Webブック」による写真集コンテストに参加しようと思い、写真と句を選んでいます。あきらかに写真のコンテストなのに写真俳句でチャレンジしようとしている俺無謀。
 
 さておき、これまでの自句からあれこれ選んでみました。すべての句が、このブログで発表してきたもの、というわけではありません。写真がどうも折り合わずにオクラになったものや、句が先に浮かんで写真をこれから撮ってみようと考えているものなど多数。また、公表済みでも今回に合わせて微修正したりもしています。
 さらには、全体の構成を考えて選んでるので、自分ではもっと出来が良いのに、と思えるものでも外したりしていますが、こんな感じになりそうです。

秋:1
(1)四方の音かほそくなりぬ星月夜
(2)豪雨過ぐ残りし蝉の声高し
(3)目閉ざせば棺桶の中虫の声
(4)秋涼や鞄に一重しのばせて
(5)秋雨や傘で梢を鳴らし行く
(6)蜻蛉や果てたがごとき物思ひ
(7)なにもかも無惨なりけり曼珠沙華
(8)忘るるべき今日を灼いたり秋夕焼
(9)颱風過傘は轢かれて骨五本
(10)高きこと月も釣るらむ人の業
(11)結び籤一葉代わって枯れにけり
(12)秋深し台場の碇ほろほろと


(1)冬の坂影法師との自問自答
(2)昨日見し花をみかけぬ冬日かな
(3)百八の鐘もろびとを葬送す
(4)人死にて電車遅るる十二月
(5)寒さとはひたすら肩の凝りしこと
(6)墨提や冬の日暮れて燃ゆるまで
(7)おちていた右の手袋はめてみる
(8)向かひ風鴎の時は止まりけり
(9)ため息は届けずにおけゆりかもめ
(10)冬薔薇やひとりは侘びしことなれば
(11)人の手で植えて折りたる冬の花
(12)朽ちゆきし銀杏いずこへ還るべし


(1)生きる痛み死ぬる痛みや早春賦
(2)家なしの鋭きまなこ花曇り
(3)敗烏いのちすこしし日は永し
(4)灯篭の苔むすかばね陸士梅
(5)立ち居れば雪崩るごとき桜花
(6)山桜誰も見上ぐる者あらじ
(7)種散らし茎倒るるまで蒲公英
(8)強東風や二胡の調の泣きそむる
(9)腰据えて躑躅と睨み合うてみる
(10)行先を何処と問わず落椿
(11)雪残る朝に背筋を正しけり
(12)行く道をさだかに見せて春終わる


(1)葉陰よりひよいと真夏が覗きけり
(2)夏旺ん遊び疲れて靴ねむる
(3)あれこれのこゑとけあひて夕焼けり
(4)青葉風虹をまるめて飛ばそうか
(5)雨音の去りにし街に夏灯
(6)山あえぎ蝉が時雨るるばかりなり
(7)落蝉を生まれた土に置きにけり
(8)全身にマーガレットよ何乞ふや
(9)張りつめて夏草なにものにも負けぬ
(10)若楓天使の羽の緑なる
(11)薫風や寝息のごとくそっと吐く
(12)我が町の背丈伸びけり夏の果
(13)ふりきれぬ未練はありや梅雨の雲

秋:2
(1)あくせくと歳時記を繰る夜に月
(2)朝顔の大輪撮って寝に帰る
(3)秋涼や鞄に一重しのばせて
(4)秋雨や傘で梢を鳴らし行く
(5)秋風やほつれし髪を指に巻く
(6)新しき眼鏡で星を数うる秋
(7)ゆうらりと踊櫓の吹き流し
(8)雨予報はづれて蝉は残りけり
(9)人知れず氷雨に潜みシロヒガン
(10)一群の一糸乱れぬ鳥渡る
(11)亀の子もせいいつはいの秋思かな
(12)羽あらばいずこへ飛ばん九月尽
 
 
 で、これから順序とかを考えます( ゚Д゚) 今ある数字は単に数えてるだけなもんで、実際のページレイアウトはこれから考えるんでヤンス。あと写真も選ばなきゃ……
 

2007年08月31日

路上の祝祭~音楽の四者四様

夏夢夜天使が天使を呼びにけり

祭りごとたぎりし楽の音や響け

唄ひ手のたとへば息吹く炎かな

神なるや夏の川辺のハーモニカ

 
 
 

2007年07月14日

『5+12作句法』とでもいうか

 またカテゴリをひとつ作ってしまった。俳句に関わる話題や思索を入れる【俳句周遊】カテゴリです。

 さて本題。
 他に持っているブログやら、ソーシャルブックマークのカスタマイズをやっていて、俳句関係のWebページを集めるうちに目に付いたブログ記事がこれ。


さて、俳句の話である。俳句の世界においても、「十二音技法」と名づけて差し支えない手法が、とりわけ初心者指導の現場において、まことしやかに流通している。ひとことでいうと、「五七五のうち十二音だけ考えてあとは適当に季語をあしらう」という作り方である。

例えば、まず十二音分だけ考えて「象の名前のカレー店」というフレーズが思い浮かんだら、それに季語「降る雪や」をあしらうことによって「降る雪や象の名前のカレー店」という一句にするようなやり方である。先に得た十二音と季語は一見関係ないものがよしとされる。また、先にできた十二音のリズムによっては、下五に季語を置く場合もある。「私は最初の異性」というフレーズができたなら、下五に季語「梅の花」をあしらうことにより、「私は最初の異性梅の花」という一句ができる。こんなふうに、まず十二音を作り、それができたら歳時記をぱらぱらめくり適当な季語をくっつけて一句をものにするというのが、今話題にしたい俳句における「十二音技法」である。

[週刊俳句 Weekly Haiku: 「十二音技法」が俳句を滅ぼす 遠藤治]

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