束の間の火祭りすぎて しめやかに
夏の夜の いとど短きまさやけし いとど= ますます まさやけし= 明るくて清清しい
夕立が堕ちて涼しき 鈴の音
貧しさに うなぎわけあう夕げかな
江戸前の宵も楽しや 梅雨アナゴ
過ぎ去りし日々を数えて 雨寺の門
雨音に ため息ひとつ夏祭り
山鳩が 霧のあばら家訪ねけり
行きつけのいつもの酒で 五月明け
雨上がりあの夏遠く 想い揺れ (季語は写真の青柳です)