2009年10月17日

遊;犬の目

犬の目に吾の映るや濁り酒  遊子







秋刀魚喰う 脇の眼は 我欲しや  Nong-Khai


残ん菊風も哀れと寄るならば   よし


犬の目の澄みたる中に吾の秋思  湘次


ありがとうございました。




2009年10月02日

遊;金目にちらり

黒猫の金目にちらり秋半ば  遊子






お供えの無ければ月も来ぬほどに    よし


ありがとうございました。





2009年09月27日

遊;何処へと

何処へと落ちゆく鳩や秋の風  遊子






秋風に吹かれて何を思ひ出そ  玉宗


父母を探す長旅秋の風  湘次


重き影ひきずり歩く秋の暮 幢舟


ありがとうございました。



2009年09月20日

遊;秋遍路

雲流れまつさらになる秋遍路  遊子(推敲)








草の中まつさらになる遍路かな    遊子
   仏に会ふも露まみれなる  玉宗


草の中まっさらになる遍路かな  遊子
  菜の花道に埋もれつつ行く  ヒコ


蜘蛛の糸 細きながらも 力強き  Nong-Khai


生きしものみな愛ほしき遍路かな  湘次


寝たふりの若者ばかり敬老日   よし
  持参の杖で叩いてもみん   遊子


ありがとうございました。

2009年09月18日

遊;秋蝶

秋蝶のすがる今生花紅し   遊子(推敲句)








秋蝶の狂おしければ風に乗り  玉宗


秋蝶のすがる今生花紅し  遊子
花あるかぎりいくとせ生きん 漫歩


翅破(や)るもなお高く指す秋の蝶  よし


秋空を 舞う蝶姿 逞しき  Nong-Khai


秋蝶の舞台衣装に日の当り  湘次


ありがとうございました。



2009年09月08日

遊;争う性

小鳥来て争う性の見え隠れ   遊子





小鳥来る幸も不幸もそれぞれに  よし


塾の子はみんなライバル小鳥来る  湘次


かかる世の汚れやすさよ小鳥来る  玉宗


ありがとうございました。



2009年09月01日

遊;野分後

野分後清けし朝の鳥の声  遊子




 
野分後清けし朝の鳥の声  遊子
夢の続きを鳴くばかりなり  玉宗


鼻歌で地に一滴の温め酒   よし


野分後の青空」になく一羽かな  湘次


さやけしや濁世に嵐吹きぬけて 幢舟


ありがとうございました。

  





     


2009年08月25日

遊;素秋に座す

端然と素秋に座するクッカバラ  遊子









雨上がり鼻歌混じりの根分かな   よし


止まり木に止まる一羽の秋思かな  湘次


翡翠の張り詰めゐたる琴線ぞ  玉宗


ありがとうございました。



2009年08月21日

遊;まどろみの午後

まどろみを分け合うてゐる素秋かな 遊子









語り合ふ老犬のゐて暮の秋  湘次


晴れたるも秋蚕の歯音かそこそと    よし


秋風に吹かれて何を思ひ出そ  玉宗


ありがとうございました。

2009年08月19日

遊;一筋の秋風

一筋の秋風走る子犬かな 遊子







猫の仔の一目散やすぐ止まる  玉宗


貰われてゆきたる子犬秋の風  湘次


空高く一寸法師の椀の船   よし


ありがとうございました。

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