2009年12月22日

過ぎし日の口づけくらら遠花火   遊子







遠花火夢の数だけ上がりけり  湘次


薬喰ひ憚りながら生きてゆく  玉宗


ありがとうございました。





2009年10月27日

遊; プロポーズなくて

プロポーズなくてくちづけ秋没日  遊子 







秋没日 闇に消えてく 二人連れ… Nong-Khai


止めどなき象の泪や冬銀河  憧舟


プロポーズなくてくちづけ秋没日  遊子
  恋は有耶無耶兎にも角にも  玉宗


くちびるを奪ひし夜の花薔薇  湘次


鈍(にび)色も許すと云える紅葉かな    よし


ありがとうございました。



2009年10月23日

遊;椰子ひとつ

秋潮や流れついたる椰子ひとつ   遊子 



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一葉の秋坂丸山福山町    よし



流木に遠き異国を思ふ秋  湘次


一人来てひとりし帰る秋渚  玉宗


秋潮に乗つて南のもの数多 幢舟


ありがとうございました。



2009年10月12日

遊;舫ひかかり

ゆらゆらと舫ひかかりの秋の湖  遊子







ゆらゆらと舫ひかかりの秋の湖   遊子
      纜跨ぐ覚束なさよ   玉宗


舟唄の安らぎに揺れ秋うらら  湘次


懐はぴぃとも鳴かぬ秋出舟    よし


良き事も半分残る露しとど   よし


ハーバーの釣瓶落しへ帰船かな 幢舟  


ありがとうございました。



2009年09月25日

遊;海ひらけたる

忽然と海ひらけたる花野道   遊子








雀蛤と云うべきほどのくしゃみかな   よし


ててなしのごとく花野に目覚めけり   玉宗


ありがとうございました。


2009年09月17日

遊;この秋の鳥と童

この秋の鳥と童に寄する波 遊子








そこかしこ物語ある秋の闇   よし


いずこより海に帰れと呼ぶ声のしきりに誘う秋の夜半かな   よし


追へば舞ふ秋の鴎とたはむれて  湘次


寄する波帰す波にも歴史あり。  愛媛子


ありがとうございました。


2009年08月18日

遊;秋日の欠片

一湾の秋日の欠片鎭もれる   遊子







新豆腐鰹削りも気合入れ   よし


静けさを映して湾の秋の夕  湘次


放蕩の果ての静謐秋入日   流星


一湾に秋日の欠片鎮もれる (添削句)市堀玉宗


落日に 燃える水面や 秋静か  Nong-Khai


ありがとうございました。



2009年08月15日

遊;紅さして

紅さして満月雲に隠れけり 遊子







頬染めた 月の姿の 艶やかさ  Nong-Khai (-o-)


紅さして満月雲に隠れけり  遊子
  人魚と思ふ波の音して 玉宗


秋の夜の昔話に引き込まれ  湘次


ありがとうございました。




2009年08月03日

遊;夏の天

水の面に朱の輝くや夏の天    遊子







夏の夕故郷の空を思ひをり  湘次


水面には夏の天かや見てをりぬ  遊子
  神なかりせば誰が仕業ぞ   玉宗


半分はまだ陽を残す瓜畑    よし


夏川の天を褥に眠りけり    幢舟
魚になった夢を見てをり     遊子


ありがとうございました。

2009年07月07日

さびたの花

砂山やさびたの花の青春譜  遊子







紫陽花は顎のあれども吾はなし  楽子


砂の山米ならよかろ老燃譜  旅人


砂山やさびたの花の青春譜  遊子
   海は青なり空も青なり  ヒコ


砂山の錆びたナイフに晩夏光  湘次


砂山やさびたの花の青春譜   遊子
悩みは尽きず思ひ出す故郷  玉宗


砂山やさびたの花の青春譜  遊子
  きみの水着の境界線を  漫歩


ジンロックあては手抜きの胡瓜揉み    よし




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